「ペットが高額なCT、MRIを受けることになったらどうしよう…」と悩んでいる飼い主さん、その費用はペット保険でカバーしてもらえます!
CT、MRIの費用は十数万円ほどと高額です。経済的な負担を軽くするには、早めにペット保険に加入することが大事!でも、事前に確認しておきたい3つの注意点も。
「検査して異常がなければ補償されない」「補償対象外の病気ならCT、MRIの費用は補償されない」「保険限度額が低ければわずかしか補償されない」など、気になる点を解説します!

高額なCT・MRI…やっぱり受けるべき?

ペットの医療もますます進化する現代。
ペットにもCTやMRIの検査が必要な場合があるって知っていましたか?

もし突然CTやMRIを進められたら、
「うちの子がCTやMRI!?」「一体検査代はいくらかかるの…?」
と戸惑ってしまいますよね。

確かにCTやMRIの費用は高額になりがちですが、もし獣医さんにCT、MRIの検査をすすめられたらなるべく受けるべきです!

獣医さんからCTやMRIをすすめられるということは、それだけ重大な病気を抱えている可能性があるということ。早急に診断して治療を開始しなければなりません。
CT・MRIを受けることで、重大な病気を早期発見でき、それだけ早く治療開始できる可能性が高くなるんです。

ただし、費用はとても高額になります。
ここは飼い主さんがもっとも気にしている点ではないでしょうか?
「検査だけで十数万円も…」とためらう気持ちもわかります。

そこでペット保険の出番です!
じつはほとんどのペット保険でCT、MRIの費用をカバーできるんです。

ただし以下の3点には注意してください。

  • 検査で疾患が見つからなければ補償されない
  • ペット保険が補償対象外にしている病気は補償されない
  • ペット保険の限度額以上は自己負担

ペット保険の注意点について先に知りたい人は「CT・MRIをペット保険でカバーするために!知っておきたい3つの注意点」をご覧ください。

CT・MRIにかかる費用は十数万円!ペット保険で負担を軽減しよう

高額と言われるCTやMRIですが、実際にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
まずは、CTや MRIの平均的な費用を知っておきましょう。

一般的に言われているのは、こちらの金額です。

  • CT:25,000円~50,000円
  • MRI:50,000円~70,000円
  • ※これはあくまで相場で、ペットの体重や病院によって変わってきます。

    CTだけでも高くて5万円、MRIは7万円もかかります。しかもこの費用は、CT・MRI単体の費用です。
    CT・MRIは、手術と同様に全身麻酔をして行うので、診察代や術前の検査代、全身麻酔代等が追加されます。
    最終的な費用は10万円をはるかに超えると思っていた方がいいでしょう。
    予想通り、CT、MRIの費用はとても高いんです。

    「いきなりそんな高額な費用がかかるなんて…」
    という声が聞こえてきそうですね。

    CT、MRIを受けるべきか迷っている方の中には、費用面で頭を抱えている方も多いと思います。

    ですが、この経済的負担は、ある程度ペット保険でカバーできるんです!
    CT、MRIの費用を補償してくれるペット保険をご紹介します。

    CT・MRIはほとんどのペット保険会社で補償される!各社対応一覧

    多くの方が直面するのが、CT、MRIの費用の高さです。

    「重大な病気が見つかるかもしれない」
    「早期発見して、早く適切な処置をしないと」
    という気持ちはあっても、やはり高額な検査代を前にすると、尻込みしてしまいますよね。

    そんな時に、負担を軽くしてくれるのがペット保険です。

    CT、MRIの費用を補償してくれるペット保険に加入しておけば、飼い主さんの費用負担は軽くなります!
    では、どのペット保険ならCT、MRIの費用が補償されるのでしょうか?

    じつは、CT・MRIはほとんどのペット保険でカバーしてもらえます
    こちらの一覧を見てみてください。

    保険会社名MRICT
    アイペット△ライトで別日はNG△ライトで別日はNG
    アクサダイレクト
    アニコム△ぷちで別日はNG△ぷちで別日はNG
    イーペット
    日本アニマル倶楽部
    日本ペットプラス(ガーデン)
    ペッツベスト
    ペット&ファミリー
    楽天少短(あんしんペット)
    au損保
    FPC
    PS保険
    SBIいきいき少短

    ○:補償対象 △:一部補償対象外 ×:補償対象外

    このように、ほとんどのペット保険が、CT、MRIにかかる費用を補償してくれます!

    補償されないのは、手術・入院のみに補償をしぼったアイペット「うちの子ライト」とアニコム「ぷち」です。
    CT、MRI検査の当日に手術をすることは稀なので、ほとんどの場合通院として扱われます。手術・入院のみのプランでは補償されないと思っていた方がよさそうです。

    「よかった!どのペット保険でも加入しておけば補償してもらえて安心なんだ!」
    と思いますよね。

    ですが、3つだけ注意したい点があるんです!
    「思ったより保険金が少なかった…」とがっかりしないように、事前に確認しておきましょう。

    CT・MRIをペット保険でカバーするために!知っておきたい3つの注意点

    CT、MRIの費用はほとんどのペット保険でカバーしてもらえます!
    ですが、注意すべきポイントも…。それがこちらの3点。

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

    病気が見つからなければ検査費用は補償されない

    獣医さんからCT、MRIをすすめられる時は、重大な病気を発症している可能性があるということです。
    ですが、あくまでも可能性なので「検査したけどなんの異常も見つからなかった」ということもあり得ます。

    この場合、ペット保険ではCT、MRIにかかった費用は補償されません
    その費用は全額、飼い主さんが自己負担することになります。

    「そんな!費用が発生しているのに保険金がもらえないなんて!」
    と驚く方もいるかもしれませんね。
    ですが、ペット保険は、あくまでもペットの病気やケガの治療費を補償するもの。健康体の場合は補償されないんですね。

    CT、MRI費用を必ず補償してもらえるわけではないことは、あらかじめ知っておきましょう。

    ペット保険が補償対象外にしている病気は補償されない

    2つ目のポイントは、「補償対象外の病気」についてです。

    もしも、あなたのペットがCT、MRIの検査を受けて見つかった病気が、そもそもペット保険が補償対象外にしている病気だったら、その費用は補償してもらえません。

    ペット保険に加入すれば、「すべての病気を補償してもらえる!」と思っている方も多いかもしれませんが、じつは、ペット保険によってはあらかじめ「この病気は補償しません」と決めている場合があるんです。
    先天性の病気や遺伝性の病気、慢性疾患などを補償対象外にしているペット保険も多いので要注意です。

    その場合、検査にかかった費用も補償対象外。保険金は支払われません。

    こちらの表で補償対象外の傷病をまとめました。

    補償対象外項目があるペット保険一覧

    保険会社名補償対象外項目
    アクサダイレクト先天性・遺伝性の可能性が高い病気
    (ウォブラー症候群、肘関節形成不全、肘関節の尺骨離脱、肘関節の橈骨離脱、前肢橈骨の湾曲症、股関節形成不全、レッグペルテス病、膝蓋骨脱臼、眼窩の形成不全、眼瞼外反、眼瞼内反、進行性網膜萎縮、下顎骨の炎症性疾患、歯および顎の形成不全など)
    日本アニマル倶楽部膝蓋骨脱臼、股関節形成不全、レッグペルテス、てんかん、チェリーアイ、気管虚脱、涙やけなど
    日本ペットプラス(ガーデン)膝蓋骨脱臼、股関節形成不全、レッグペルテス、てんかん、チェリーアイ、気管虚脱、涙やけ など
    ペット&ファミリー猫エイズ、股関節脱臼、膝関節脱臼、膝骸骨脱臼など
    楽天少短(あんしんペット)膝蓋骨脱臼、涙やけ、股関節形成不全、レッグペルテス、てんかん、チェリーアイ、気管虚脱など
    au損保歯科治療、FIV(猫エイズ)
    SBIいきいき少短膝蓋骨脱臼(パテラ)や、椎間板ヘルニアなど

    自分のペットが発症しやすい病気が「補償対象外項目」に含まれていないかどうか、事前によく確認しておきましょう。

    迷ったら、できるだけ補償対象外が少ないペット保険を選ぶことが大事です!

    ペット保険の限度額以上は自己負担に!?

    ペット保険は、通院、入院、手術のいずれかの治療費を補償するものです。
    CT、MRIの費用はどれに当てはまるかというと、多くの場合「通院費」に分類されるようです

    そこで、重要になってくるのが「通院費の補償上限」です。
    この上限が低いと、どれだけ高額な費用がかかっても補償してもらえません。

    MRIを行った場合の診療代が10万円/日だったケースを例に、2つのプランを見てみましょう。

    〈通院1日の限度額が1万円のプランの場合〉

    この場合、1日にいくらかかっても1万円までしか補償してもらえません
    MRI検査で10万円かかっても、もらえるのは1万円のみ。9万円が自己負担となります。
    ペット保険に加入しておけば満額補償されるわけではないんですね。

    今すでにペット保険に加入している人もこれから加入を考えている人も、通院1日の限度額がいくらなのかきちんと確認しておきましょう。

    ペット保険の中でも比較的保険料が安い50%補償プランで各社を比較してみましょう。

    ■通院制限があるペット保険各社一覧(50%補償プラン)

    保険会社名プラン名通院制限
    アイペットうちの子50%プラン12,000円/日
    年間22日まで
    アニコムふぁみりぃ50%プラン10,000円/日
    年間20日まで
    FPCフリーペットほけん50%補償プラン12,000円/日
    年間30日まで
    PS保険50%補償プラン10,000円/日
    年間20日まで

    日額制限のあるペット保険会社の場合は、CT・MRIの検査代は限度額を超えてしまう可能性が高いので、事前に納得した上で加入しましょう!

    〈通院の限度額が無制限のプランの場合〉

    1日あたりの利用上限がないペット保険の場合、年間の補償限度額までは自由に保険を使うことができます。

    通院限度額が無制限の50%補償プランの場合、MRI検査で10万円の費用が必要になったら、50%の5万円をペット保険会社が補償してくれます。

    つまり、この時飼い主さんの自己負担は5万円です。
    「半分カバーしてもらえる」と思えば、急にCT、MRIが必要になったとしても、経済的な安心感がありますよね。

    ただし、すでに受け取った保険金が年間補償限度額を超えてしまっている場合は、超えた分の医療費は補償されないので注意が必要です。

    年間補償限度額とは、ペット保険会社が1年間で支払う上限金額のことです。
    例えば、対象の1年間に手術や入院で、すでに50万円を補償されていたとしましょう。
    もし、年間補償限度額が50万円だった場合、それ以降に必要になった治療費はすべて飼い主さんの自己負担となってしまうんです。

    「無制限のペット保険なら、必要になった治療費はすべて補償してもらえる!」
    と思ってしまいそうですが、年間補償限度額という制限もあることは知っておきましょう。

    それでは、各ペット保険会社は、年間補償限度額をいくらで設定しているのでしょうか?
    日額制限なしの50%補償プランを一覧にしました。

    ■日額制限なしのペット保険各社一覧(50%補償)

    保険会社名プラン名年間補償限度額
    アクサダイレクトプラン5050万円
    au損保通院ありタイプ50%コース50万円
    イーペットe-ペット5060万円
    日本ペットプラス(ガーデン)プラチナ50%プラン50万円
    SBIいきいき少短プラン50スタンダード50万円
    ペット&ファミリーげんきナンバーわんプラン5050万円

    日額制限がないペット保険のプランはこれだけあります。無制限であれば、CT、MRIの検査費用もしっかりと補償してもらえますね!
    しかし、日額・回数制限なしのペット保険は、その分保険料も高くなることに注意が必要です。

    できることなら、保険料と補償の手厚さのバランスがいいペット保険を選びたいところ。
    そんな飼い主さんにとって嬉しいペット保険については、こちらでランキング形式でご紹介しています。
    【全18社を本気で比較】“忖度なし”のおすすめペット保険ランキング!

    まとめ:ペット保険に加入して経済的な負担を軽くしよう

    CT、MRIの検査を受けるには、高額な費用がかかります。
    さらに、全身麻酔が必要なので、ペットへの身体的負担も少なからずあります。
    「もしかしたら、一生治らない重い病気が見つかるかも…」と、精神的にも不安になるかもしれません。

    ですが、リスクがあったとしても、病気の早期発見のためにはCT、MRIは受けるべきです。
    ペットの身体的負担や精神的負担は避けられませんが、経済的な負担はペット保険で軽くすることができます。

    CT、MRIをペット保険でカバーするときの3つの注意点がこちら。

    • 検査で疾患が見つからなければ補償されない
    • ペット保険が補償対象外にしている病気は補償されない
    • ペット保険の限度額以上は自己負担

    万が一の場合に備えてペット保険に加入しておけば安心です!
    MRI・CTは高額になりがちですが、少しでも補償してもらえれば検査も受けやすいはず。
    万が一の時のためにペット保険に加入しておきましょう。

    当サイトではいろいろな観点から、おすすめのペット保険についても紹介しています。
    よろしければ以下のページも参考にしてみてください。