実は保険料が一生定額のペット保険はたった一つだけ。ただし、高齢期の保険料が定額のペット保険はたくさんあります。一生定額のプラン、生涯で数回だけ値上がりするプラン、ある年齢までは値上がりしそれ以降定額のプランの3パターンにわけられます。
一生保険料が安いペット保険を見つけるには生涯で支払う保険料の合計を比較することが重要。ここでは、高齢期の保険料が定額で安心して加入できるおすすめのペット保険を紹介します。

定額のペット保険が知りたい!高齢期の保険料が定額のペット保険3パターン

「今年からペット保険の保険料が急に値上がりして、あまりに高すぎて解約しちゃった…」
という声も聞かれるくらい、保険料の値上がりは重要なポイント。

ほとんどのペット保険が、年齢を重ねるごとに保険料が値上がりしますが、中には高齢期に保険料がとんでもなく高額になるペット保険もあります。
一番ペット保険を使いたい高齢期に、保険料が高すぎて継続できない…なんてことにならないように、ずっと値上がりしない定額のペット保険があればいいな!と思いませんか?

すべてのペット保険を調査した結果、保険料の値上がりが一度もない保険は、じつはたった一つだけだったんです。

ですが、他にも探してみると、値上がりが数回のみでそれ以外は定額という保険や、ある年齢までは値上がりしてそれ以降定額という保険はありました。
この3つのパターンのどれかを選べば、高齢期に急に値上がりしてピンチ!ということがないので安心です。

それぞれのパターンに該当するペット保険がこちらです。

 保険会社名(プラン名)
①保険料の値上がりが一度もないペッツベスト(アクシデントプランのみ)
②保険料の値上がりが数回のみFPC、SBI、PS保険、日本アニマル倶楽部、ペット&ファミリー
③ある年齢以降は値上がりがないアクサ損保、楽天少短(あんしんペット)

①保険料の値上がりが一度もないペット保険

一生涯保険料が値上がりしないペット保険です。
このパターンに該当するペット保険は、ペッツベストのアクシデントプランのみです。

1_生涯保険料が一定

ペッツベスト(アクシデントプランのみ)

商品名補償対象補償割合通院・入院・手術年間補償限度額免責
アクシデントプランケガのみ80%250,000円/回50万円7,500円

「獣医師がつくった保険」がキャッチフレーズのペット保険です。
アクシデントプランは、補償をケガのみに絞ることで、高い補償割合のわりに比較的保険料が安い保険です。
でも、その安さの裏には大きなデメリットが隠されています。
まず、免責金額が設定されていて少額の治療費は補償されないこと。また、1つのケガに対しての補償上限があり治療が長引くと十分な補償が受けられないことです。
保険料は安いのですが、補償に関するデメリットが多いため、あまりオススメできない保険です。

(参考)ペッツベストの「1回事故(傷病)に対する支払限度額」の落とし穴

②保険料の値上がりが数回のみのペット保険

一生涯で値上がりが数回のみで、それ以外は定額のペット保険。
このパターンのプランは多く、FPC、SBI、PS保険、日本アニマル倶楽部、ペット&ファミリーが該当します。

FPCのフリーペットほけん

商品名補償対象補償割合通院入院手術年間補償限度額免責
50%補償プラン通院・入院・手術50%12,000円/日年間30日まで125,000円/入院年間3入院まで100,000円/回年間1回まで85万円
70%補償プラン通院・入院・手術70%2,000円/日年間30日まで125,000円/入院年間3入院まで100,000円/回年間1回まで85万円

業界最安クラスの保険料で、補償の手厚さも十分なペット保険です。
通院・入院・手術の中で最も利用頻度の高い通院を特に手厚く補償し、入院補償には日数制限がないので長期の入院をした場合には有利な保険です。
一方で、手術が年間1回までしか補償されない点はデメリットですが、年間2回以上手術を行うケースは稀なので、そこまで大きなデメリットにはならないでしょう。

SBIいきいき少短

SBIいきいき

商品名補償対象補償割合通院・入院・手術年間補償限度額免責
プラン50スタンダード通院・入院・手術50%制限なし50万円
プラン70スタンダード通院・入院・手術70%制限なし70万円
プラン50ライト通院・入院・手術50%制限なし50万円1日当たり5,000 円
プラン70ライト通院・入院・手術70%制限なし70万円1日当たり7,000 円

証券会社として有名なSBIグループのペット保険です。
最安クラスの保険料で、補償割合50%・70%、免責あり・なしの組み合わせで4つのプランがあります。
ライトは保険料が安いのですが、免責金額がある上に1日1万円を超えないと使えないというデメリットがあります。また、ライト・スタンダードどちらも、膝蓋骨脱臼や椎間板ヘルニアが補償対象外となっていて、デメリットが大きいので注意が必要です。

PS保険

商品名補償対象補償割合通院入院手術年間補償限度額免責
50%補償プラン通院・入院・手術50%10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
100万円
70%補償プラン通院・入院・手術70%10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
100万円
100%補償プラン通院・入院・手術100%10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
100万円

マイナーな保険ですが大手サイトの顧客満足度ランキングで上位をキープしているペット保険です。
保険料は安いのに年間補償限度額は100万円と補償が手厚く、一見お得に思えます。
ですが、PS保険は同じ傷病に対する補償の上限金額というデメリットがあります。同じ原因の病気やケガは、一生涯でもらえる保険金に上限があるので要注意です。

日本アニマル俱楽部

アニマル倶楽部

商品名補償対象補償割合通院入院手術年間補償限度額免責
オレンジプランⅡ通院・入院・手術100%5,000円/日
年間60日まで
10,000円/日
年間30日まで
30,000円/回、60,000円/回(ガン)
通算年間2回まで
81万円
プレミアムオレンジプランⅡ通院・入院・手術100%5,000円/日
年間60日まで
10,000円/日
年間30日まで
60,000円/回、90,000円/回(ガン)
通算年間2回まで
87万円
グリーンプランⅡ通院・入院・手術100%6,000円/日
年間60日まで
12,000円/日
年間60日まで
90,000円/回、150,000円/回(ガン)
通算年間2回まで
147万円
ホワイトプランⅡ入院・手術100%15,000円/日
年間30日まで
150,000円/回、200,000円/回(ガン)
通算年間2回まで
94万円
ブループランⅡ通院・入院100%5,000円/日
年間30日まで
8,000円/日
年間20日まで
39万円
シルバープランⅡ通院・入院・手術100%5,000円/日
年間20日まで
10,000円/日
年間30日まで
30,000円/回、60,000円/回(ガン)
通算年間2回まで
43万円
プラチナプランⅡ通院・入院・手術100%5,000円/日
年間20日まで
10,000円/日
年間30日まで
30,000円/回、60,000円/回(ガン)
通算年間2回まで
147万円

補償割合100%が特徴のペット保険です。
100%なので全額補償されると思いがちですが、補償上限がとても低く実際には自己負担が多く発生してしまいます。
小・中型犬は14歳、大型犬は11歳、猫は12歳まで保険料は一定ですが、それ以降はシニア専用更新プランの「シルバープランⅡ」または「プラチナプランⅡ」に切り替える必要があり、保険料が高くなります。
また、膝蓋骨脱臼や股関節形成不全、てんかんなど補償されない病気・ケガも多く、十分な補償を受けられないことがあります。

ペット&ファミリー

商品名補償対象補償割合通院・入院・手術年間補償限度額免責
げんきナンバーわんプラン50通院・入院・手術50%制限なし50万円
げんきナンバーわんプラン70通院・入院・手術70%制限なし70万円
げんきナンバーわんスリムプラン50通院・入院・手術50%制限なし50万円3,000円
げんきナンバーわんスリムプラン70通院・入院・手術70%制限なし70万円3,000 円

大手保険会社T&Dグループのペット保険です。
補償割合50%・70%、免責あり・なしの組み合わせで4つのプランがあります。
「げんきナンバーわん」は免責金額がないものの、保険料が高く補償は普通。補償対象外の病気・ケガも多い保険です。一方の「げんきナンバーわんスリム」は、保険料は安いものの免責金額があり少額の治療費は補償されません

③ある年齢以降は値上がりがないペット保険

ある年齢までは値上がりしてそれ以降は定額のペット保険です。
アクサ損保、楽天少短(あんしんペット)の2社が該当します。

3_高齢期のみ定額

アクサ損保

商品名補償対象補償割合通院・入院・手術年間補償限度額免責
プラン50通院・入院・手術50%制限なし50万円
プラン70通院・入院・手術70%制限なし70万円

自動車保険で有名なアクサダイレクトのペット保険です。
他のペット保険と比べると保険料は高額で、しかも補償の手厚さは意外にも一般的です。
また、先天性の可能性が高い病気は、発症年度のみ補償し翌年からは保険が使えません。2年目以降の治療費は全額自己負担になるのでかなり大きなデメリットです。

(参考)アクサダイレクトの補償の落とし穴

楽天少短(あんしんペット)

楽天少短のあんしんペット保険

商品名補償対象補償割合通院入院手術年間補償限度額免責
S入院・手術80%手術に伴う入院500,000円/回
年間2回まで
100万円14,000 円
M通院・入院・手術70%制限なし制限なし制限なし70万円14,000 円
L通院・入院・手術70%制限なし制限なし制限なし70万円

最近運営会社が楽天少額短期保険にかわったペット保険です。プランについては、以前のあんしんペット保険と変更がありません。
SプランとMプランは、免責金額があり少額の治療費が補償されません。
それに加えて、すべてのプランで膝蓋骨脱臼や涙やけなどが補償されず、終身継続できないというデメリットが多い保険です。

値上がりに左右されずに保険料を比較する方法は?生涯保険料をチェック!

一生保険料が上がらないペット保険はほとんどないんですね。
でも、高齢期の保険料が定額のペット保険なら色々なプランが選べそう!ということがわかりました。

先ほど紹介した3パターンに当てはまるペット保険から選べば、高齢期に急に値上がりしてびっくりした!なんてこともなくて安心ですね。

その中でも、なるべく安い保険に入りたい!というのが本音だと思います。

では、どうやって保険料を比較すればいいのでしょうか?
保険料の値上がりだけを見ていても、本当に保険料が安いのかどうかわかりません。
定額とは言っても元々の保険料が高めに設定されているだけかもしれませんよね。

実は、値上がりに左右されずに保険料を比較する方法があります。
それが、「生涯保険料」で比較することです!

生涯保険料は、ペットの一生で支払う保険料を合計した金額です。
生涯に支払う保険料の合計で比較することで、年齢に伴う保険料の値上がりに左右されずに、加入時だけでなく高齢時にも保険料が安いペット保険を選ぶことができるんです。

当研究所では、0~15歳までの保険料合計を生涯保険料として比較しています。

高齢期の保険料が定額で安心のおすすめペット保険

では、高齢期の保険料が定額のペット保険の中で、おすすめはどれなのでしょうか?
一生涯加入することを考えると、ペット保険選びで避けるべきNGポイントはこの2つです。

  • 通院のみ・手術のみ・ケガのみというように補償範囲を制限しているもの
  • 免責金額があり少額の治療費が十分に補償されないもの

この2つのポイントをクリアしているペット保険を、補償割合別に比較し、オススメを紹介します!

50%補償

会社名商品名補償割合生涯保険料(小型犬・15歳まで)生涯保険料(中型犬・15歳まで)生涯保険料(大型犬・15歳まで)生涯保険料(猫・15歳まで)
FPCフリーペットほけん50%392,250 円435,950 円455,400 円375,050 円
PS保険50%補償プラン50%435,950 円494,910 円537,190 円383,050 円
SBIいきいき少短プラン50スタンダード50%442,400 円521,450 円705,050 円341,750 円
ペット&ファミリーげんきナンバーわんプラン5050%584,660 円626,350 円815,830 円490,180 円
アクサ損保プラン5050%619,260 円661,340 円675,160 円433,810 円

補償割合50%のオススメは…

FPCのフリーペットほけん 50%補償プラン

FPCは他のペット保険と比べると「保険料の安さ」、「補償限度額の高さ」、「デメリットの少なさ」が際立っています。
FPCのポイントをまとめたので、こちらも参考にしてみてください!

  • 保険料が高齢になっても上がりにくいので継続しやすい。
  • 生涯保険料が最も安い。
  • 手術補償は年間1度のみだが、頻度が多い通院を手厚く補償する。
  • 年間補償上限金額が85万円と高額に設定してある。
  • カスタマーサービスにも定評がある。

詳しい比較の詳細は、補償割合別のペット保険ランキングをご確認ください。
通院・入院・手術を補償するペット保険ランキング【50%補償】

70%補償

会社名商品名補償割合生涯保険料(小型犬・15歳まで)生涯保険料(中型犬・15歳まで)生涯保険料(大型犬・15歳まで)生涯保険料(猫・15歳まで)
FPCフリーペットほけん70%補償プラン70%490,700 円544,600 円568,900 円468,700 円
PS保険70%補償プラン70%555,250 円630,980 円685,890 円488,190 円
SBIいきいき少短プラン70スタンダード70%619,360 円730,030 円987,070 円478,450 円
楽天少短(あんしんペット)L70%635,260 円762,210 円840,910 円443,870 円
ペット&ファミリーげんきナンバーわんプラン7070%740,550 円819,590 円1,089,130 円584,210 円
アクサ損保プラン7070%815,770 円874,680 円894,050 円556,140 円

補償割合70%のオススメは…

FPCのフリーペットほけん 70%補償プラン

70%補償も、FPCは他社と比べると「保険料の安さ」、「補償限度額の高さ」、「デメリットの少なさ」が群を抜いています。
FPCのポイントをまとめたので、こちらも参考にしてみてください!

  • 保険料が高齢になっても上がりにくいので継続しやすい。
  • 生涯保険料が最も安い。
  • 手術補償は年間1度のみだが、頻度が多い通院を手厚く補償する。
  • 年間補償上限金額が85万円と高額に設定してある。
  • カスタマーサービスにも定評がある。

詳しい比較の詳細は、補償割合別のペット保険ランキングをご確認ください。
通院・入院・手術を補償するペット保険ランキング【70%補償】

80%補償以上

会社名商品名補償割合生涯保険料(小型犬・15歳まで)生涯保険料(中型犬・15歳まで)生涯保険料(大型犬・15歳まで)生涯保険料(猫・15歳まで)
アニマル倶楽部オレンジプランⅡ100%474,900 円605,550 円692,760 円343,330 円
アニマル倶楽部プレミアムオレンジプランⅡ100%520,950 円667,350 円766,320 円367,120 円
アニマル倶楽部グリーンプランⅡ100%600,300 円761,250 円917,640 円422,760 円
PS保険100%補償プラン100%732,240 円826,320 円895,000 円647,620 円

補償割合80%のオススメは…

PS保険の100%補償プラン

PS保険は他のペット保険と比べると生涯保険料は高いですが、「補償内容の充実さ」、「補償限度額の高さ」が魅力です。
PS保険のポイントをまとめたので、こちらも参考にしてみてください!

  • 手術を年2回まで補償するので安心。通院も補償するが少し控えめな設定。
  • 年間補償上限金額が100万円と業界トップクラス。
  • 同一原因による手術は、2回目以降は補償の対象外。
  • 生涯にわたって継続的に行っていく慢性疾患(心臓病、皮膚炎など)の治療の場合は、最大でも一生涯20日まで補償。

詳しい比較の詳細は、補償割合別のペット保険ランキングをご確認ください。
通院・入院・手術を補償するペット保険ランキング【80%補償】

まとめ

今回ご紹介した3パターンは、高齢期に保険料が上がり続けないペット保険です。
この中のどれかを選べば、高齢期に急に値上がりすることもなく安心です。

ですが、保険料以外の部分もしっかり比較しないと安かろう悪かろうのペット保険を選んでしまうかもしれません。
きちんとそれぞれの補償の手厚さやデメリット、以下のポイントも踏まえて納得のいくペット保険を選びましょう!

高齢期に保険料が上がり続けないペット保険は3パターンに分かれる

値上がりに左右されずお得な保険を選ぶためには生涯保険料をチェックする

高齢期の保険料が定額で安心のおすすめペット保険は「FPCのフリーペットほけん50%補償プラン、70%補償プラン」「PS保険の100%補償プラン」

当サイトではさまざまな視点でおすすめのペット保険を紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。