ペット保険には積み立てできる貯蓄型はなく、すべて掛け捨て型です。
「掛け捨てだと保険料がもったいないし加入はやめておこう」と思った方、じつはペット保険は貯蓄型の方がむしろ損をする可能性があるんです!
「掛け捨てだともったいないかな?」そう思っている飼い主さんはぜひご覧ください。

ペット保険に貯蓄型はない!掛け捨ての保険はもったいない?

今ペット保険を検討中の飼い主さんの中には、「積み立てができる貯蓄型のペット保険があればいいのにな~」と思っている方もいるかもしれません。

すでに色々なペット保険を見たことのある方はお気づきかもしれませんが、ペット保険ってなぜか掛け捨て型ばかりですよね。

「貯蓄型のペット保険も探せばあるんじゃない?」
と思いたいところですが、じつは今のところ、ペット保険は掛け捨て型しかありません。

現在ペット保険会社は15社あるのですが、そのすべてが掛け捨てのプランしか扱っていないんです。15社もあるのに、残念ながら貯蓄型のペット保険はないんですね。

せっかく毎月保険料を払うなら「積み立てられて、もし保険を使わなくてもお金が戻ってくる方がいいなぁ」と思ってしまいますよね。

掛け捨ての保険はもったいない…」と思う気持ちもよくわかります。
保険料を払い続けていても最終的に保険を使わなかったら、その保険料が無駄になる気がしますよね。
なんだか損した気分になるのも無理ありません。

ですが、掛け捨て型プランはデメリットばかりではありません。
もちろんそれは、貯蓄型プランも同じ。
「掛け捨て型」と「貯蓄型」は、どちらにもメリットとデメリットがあるんです。

まずはそれぞれのメリット・デメリットを確認していきましょう。

掛け捨て型VS貯蓄型 それぞれのメリット・デメリットは?

「掛け捨ての保険はもったいない!」

そういう風に思ってしまう気持ちもすごくよくわかります。
支払った保険料が戻ってくる貯蓄型の方が、なんとなくお得な気がしますよね。

このように「掛け捨て型」「貯蓄型」を比べるときに、「なんとなく」というイメージで話をしてしまうことが多いのですが、じつはそれぞれにメリットとデメリットがあるんです。

掛け捨て型・貯蓄型それぞれの特徴とメリット・デメリットをしっかり理解した上で、どちらが本当に良いのか比較しましょう!

掛け捨て型保険の特徴とメリット・デメリット

掛け捨て型とは、中途解約時や満期時になってもお金が戻ってこない保険の仕組みです。

メリットは、貯蓄型に比べて圧倒的に保険料が安いこと。
デメリットは、掛け捨て型という名前の通り、たとえ病気やケガにならなかったとしても保険料が戻ってくることはないことです。

貯蓄型の保険の特徴とメリット・デメリット

貯蓄型とは、中途解約時や満期時、あるいは保険会社が定めたタイミングで返戻金を受け取れる保険の仕組みです。

メリットは、中途解約時や満期時に支払った保険料の一部が戻ってくること。
デメリット は、掛け捨て型に比べて圧倒的に保険料が高いことです。

「多少保険料が高くても、貯蓄型ならいざという時の保険金もおりるし、もし保険を使わなくてもお金が返ってくるんでしょ?やっぱり掛け捨て型はもったいない!」
多くの人はこのように考えがち。ですが、本当にそうでしょうか?

このように掛け捨て型がもったいないと思っている人は、「貯蓄型」の罠にハマっているかもしれません。
じつはペット保険で本当にお得なのは、掛け捨て型を選んで必要な補償の分だけ保険料を支払うことだからです。

「え?どうして?掛け捨て型の方が絶対損でしょ!」
と思う方は、ぜひ続きをチェックしてみてください。

「掛け捨て型がもったいない」は単なるイメージ!

保険には、大きくわけて「掛け捨て型」「貯蓄型」の2つがあります。
掛け捨て型だと保険を使わなければお金は一切戻ってきませんが、貯蓄型なら保険を使わなくてもお金が戻ってくるし貯金にもなってお得だと感じますよね?

「加入するなら絶対貯蓄型!掛け捨てのペット保険はもったいない!」と思っている飼い主さん、じつはそれ、大きな間違いです。

実際に数字で比較してみると、本当にお得なのは、掛け捨て型プランに加入して必要な補償の分だけ保険料を支払うことなんです。

「え?貯蓄型だって、必要な補償の分だけ保険料を支払っているんじゃないの?」
と思う人もいるはずです。
ですが、じつは貯蓄型は補償に見合わない無駄な保険料を支払う仕組みになっているんです。

「掛け捨てのペット保険はもったいない!」というイメージが間違っている2つの理由をご紹介します。

①「もったいない」の根拠ってじつは曖昧…?数字で比べたら本当に損なのは「貯蓄型」

「掛け捨てのペット保険なんて、保険料が無駄になる!もったいない!」
そんな世間のイメージに反して、じつは本当にもったいないのは「貯蓄型」の方なんです!

「えー!?なんで!?どう見たって掛け捨ての方が損じゃない?」
こんな風に思う方が多いはず。

貯蓄型の方が損だという理由を、数字で検証していきましょう。

ただ、ペット保険は掛け捨て型しかないので、ここからは、「もしペット保険に貯蓄型があったら…」と想定して比較していきます!

貯蓄型の保険料は圧倒的に高い!この保険料、払い続けられますか?

ペット保険にもし貯蓄型のプランがあったら、保険料はどのくらいになるのでしょうか?

人間の生命保険の場合だと、以下の表のように、貯蓄型の保険料は掛け捨て型の6.5倍にもなります。

掛け捨て貯蓄

(参考サイト:生命保険の掛け捨て型と貯蓄型の4つのポイントと選択基準

ペット保険の保険料は、年齢や犬種によっても異なるものの、年間約1万円〜8万円です。
もし貯蓄型のプランがあったとしたら、この6.5倍。
つまり、年間6万5,000円〜52万円も支払うことになります。
いくら「将来お金が一部戻ってくる」とは言っても、あなたはここまでの高額な保険料を払えるでしょうか?

このように「保険料が高すぎること」が、貯蓄型の1つ目のデメリット。

ですが、デメリットはこれだけじゃありません!じつはもう1つ大きなデメリットがあるんです。
それが「貯蓄型のペット保険の方が結果的に保険会社に支払うお金が多くなる」ということです!

掛け捨て型より貯蓄型の方が保険会社に支払うお金が多くなる!?

貯蓄型は、解約時にお金が戻ってくることが魅力ですよね。
でも、じつは支払った保険料が100%戻ってくるわけではないんです!

こちらの表にもある通り、人間の生命保険でも加入期間が10~15年だと、戻ってくるお金は支払った保険料の70~75%くらいです。

掛け捨て貯蓄

(参考サイト:生命保険の掛け捨て型と貯蓄型の4つのポイントと選択基準

ペットの平均寿命が15年だとすると、0~15歳までペット保険に加入した場合の返戻率は約75%
返戻率が75%として、掛け捨て型と貯蓄型のどちらがお得になるのか比較してみましょう。

まずは掛け捨て型の保険料ですが、小型犬で最安クラスの保険だと、0〜15歳で支払う生涯保険料は40万円ほどです。
同じ内容で貯蓄型のペット保険をつくるとすると、保険料は6.5倍の260万円です。

返還率が75%とすると、解約時に戻ってくる金額は、なんと195万円!!

195万円も戻ってくるなんてお得!嬉しい!!
と思うのは、ちょっと待ってください。

掛け捨て型と貯蓄型で、保険会社に支払った金額をよく比較してみましょう。

掛け捨て型では、保険会社に支払った保険料は40万円でしたよね。
一方貯蓄型では、保険料は260万円で、返戻金として195万円が手元に戻ってきます。この時、保険会社に支払った保険料はいくらになるでしょうか?

(保険料260万円)ー(返戻金195万円)=65万円
つまり、貯蓄型では65万円も保険会社に支払っていることになるんです。

「あれ?貯蓄型の方が保険会社に支払う金額が多い?」
ってことに気づきましたか?
そうなんです、じつは掛け捨て型よりも貯蓄型の方が、保険会社に支払う金額が多くなるんです!

これが、貯蓄型のもう一つの大きなデメリットです!

「貯蓄型はお金が戻ってくる!」
といえば聞こえはいいですが、実際は、多めに支払った保険料の一部が戻ってきているだけなんです。

保険料を多く支払っている分、保険会社が儲かる仕組みになっているんですね。

貯蓄型プランは、こんなカラクリになっていたんです。

保険会社に多めに払うくらいなら、掛け捨て型で必要な補償分の最小限の保険料に抑えたいと思いませんか?

この貯蓄型のデメリットを知らずに「貯金もできるし、お金も戻ってくるし、お得!♪」と安易に考えていると、損してしまうかもしれませんよ!

②もっとも身近な「掛け捨て型保険」に比べたらペットの保険料は安いもの

掛け捨て型よりも貯蓄型の方が、じつは損するかも!
ということがわかりましたよね。
「お金が戻ってくるからお得」と安易に考えていると、損をする可能性もあるんです!

それでも、やっぱり
掛け捨ての保険はもったいないから、ペット保険には入りたくないなぁ」
と思っている飼い主さんもいるかもしれません。

でも、その考えは本当に正しいのでしょうか?

じつは、「掛け捨てがもったいない」と考えているあなたも、すでに掛け捨て型の保険に加入しているんです!

日本での普及率100%の、掛け捨て型の保険といえば…
そう、国民健康保険と社会保険です!

自動車保険やガン保険など、掛け捨ての保険は様々ありますが、そんな中で、国民健康保険と社会保険は、私たちにとって一番身近な掛け捨て型の保険でしょう。

みなさんは国民健康保険や社会保険をもったいないと思ったことはありますか?
健康保険は、いざという時に私たちの医療費を負担してくれる最低限のセーフティネット
掛け捨てだからといって「保険料がもったいない!」と文句を言う方はあまりいませんよね。

ですが、ペットには、そういった人間の健康保険のようなものは存在しません。
最低限のセーフティネットすら無いのが現状です。
そんなペットに最低限の医療補償をかけてあげられるのが、ペット保険なんです。

しかも、ペット保険の保険料は、じつは国民健康保険の保険料の15〜25%くらいのものなんです。
こちらの2つの表は、国民健康保険とペット保険のアイペットの保険料を比較したものです。どちらも掛け捨て型・70%補償の保険ですね。

給与所得国民健康月額保険料
(掛け捨て・70%補償)
300万20,006円
400万26,734円
500万34,007円

ペット年齢アイペット月額保険料
(掛け捨て・70%補償)
0歳2,810円
5歳3,990円
10歳7,350円

アイペットの保険料はペット保険の中でも最高クラス。
ですが、人間の国民健康保険の保険料の方がはるかに高額ですよね。

そう考えると「なんて安いんだ!」と思いませんか?
ペット保険の保険料は、人間に比べると微々たるものなんです。

ペットはあなたにとっても、大事な家族の一員のはず。
自分たちが健康保険に加入するのと同様に、少額の保険料でペットの治療費をまかなえるのです。
このくらいの保険料であれば、もったいないなんて言わずに加入しておいた方がいいと思いませんか?

まとめ:わずかな保険料で安心感を買えるなら、「もったいない」なんてことはない!

「保険は貯蓄型の方がお得!」と思いがちですが、じつはそんなことはありません。
掛け捨て型の方が、必要最低限の保険料でペットの医療費をまかなうことができるんです。

しかも、人間の健康保険料に比べたら、ペット保険の保険料はわずかなもの。
月々のわずかな保険料で、最低限の安心を買うことができると考えれば、もう「もったいない」とは言えませんよね。

ぜひ、「掛け捨てだからもったいない」なんて言わずにペット保険の加入を検討してみてください。
以下で、ペット保険の掛け捨て型・貯蓄型についてまとめました。

ペット保険に貯蓄型はない!すべて掛け捨て型プラン

貯蓄型の場合、掛け捨て型よりも多くの金額をペット保険会社に支払うことになる

ペット保険の保険料は人間の健康保険の15%〜25%と微々たるもの

わずかな保険料で済む掛け捨て型で安心感を買おう!

当サイトではいろいろな観点から、おすすめのペット保険についても紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。

ペット保険総合比較ランキングバナー

ペット保険口コミランキングバナー