ペット保険関連コラム

ペッツベストの「1回の事故(傷病)に対する支払限度額」の落とし穴

「獣医師が作った信頼できるペット保険」として謳っているペッツベストのペット保険。楽天のペット保険人気商品ランキングでも毎年上位に位置する保険ですが、その補償内容について、"落とし穴"ともいえるべき内容があります。ここでは、その内容について掘り下げて説明します。

ざっくり言うと

  • ペッツベストでは、「1回の傷病」を、傷病が完治するまでと定義している。
  • 犬がかかりやすい傷病ランキングの上位に位置する皮膚炎や外耳炎など、継続性のある傷病に対しては、生涯25万円、または50万円が補償の上限となる。

ペッツベストの補償内容って?

ペッツベストの保険商品は、補償割合が80%で、それぞれ以下を補償します。

商品名保険期間あたりの支払限度額1回の事故(傷病)に対する支払限度額
ファーストプラン100万円50万円
ベーシックプラン50万円25万円
アクシデントプラン50万円25万円

※アクシデントプランはケガのみを対象にしており、病気は対象外

このように、高い補償割合(80%)で手厚く補償してくれるのが、ペッツベストの特徴です。

どこに注意するの?

 この補償内容のうち、「1回の事故(傷病)に対する支払限度額」に注意が必要です。
 これは、「ある傷病を患ってから完治するまでの支払限度額」を表しています。保険の契約期間(1年間)をまたいでも上限額は変わらず、同じ傷病として取り扱われることを意味します。

例えば、どう不便なの?

 同じ傷病(治療の連続性がある傷病)に対する治療で不便になるケースは、「継続的に治療を行う必要がある傷病」にかかった場合です。例えば、皮膚炎や外耳炎などの傷病です。
 
 慢性疾患など、生涯にわたって継続的に行っていく治療の場合は、「治療の連続性がある」と判断されるため、その疾病では最大でも一生涯25万円、または50万円までしか補償されないことになります。
 特に皮膚病や外耳炎は、犬がかかりやすい傷病ランキングの代表的なものなので、これは厄介なルールになります。

 なお、「治療の連続性がある」かどうかについては、ペッツベスト側が、治療した動物病院に連絡を取って確認するそうです。
 このルールや定義に関しては、ホームページや約款などにも分かりやすく明記がされていないため、注意が必要です。

ペッツベストを検討されている方は、事前にこの点に注意しましょう。