ペット保険関連コラム

PS保険(ペットメディカルサポート)の手術補償の落とし穴

オリコン顧客満足度ランキングでも総合1位を獲得するなど、保険加入者から支持されているペットメディカルサポートのPS保険ですが、手術の補償の考え方について"落とし穴"が存在します。今回はそのケースを掘り下げて説明を行います。PS保険への加入を検討されている方は事前に確認することをおすすめします。

ざっくり言うと

  • PS保険では同一原因による手術は、2回目以降は補償の対象外となる。

PS保険の補償内容って?

PS保険での補償内容は以下の通りで、補償割合は50%、70%、100%の3つのタイプがあります。

項目補償内容
通院1日あたり10,000円
年間最大20日まで
入院1日あたり20,000円
年間最大30日まで
手術1回あたり100,000円
年間最大2回まで

このように、手厚く補償してくれて保険料も比較的安いのが、PS保険の特徴です。

どこに注意するの?

この補償内容のうち、通院・入院においては、「PS保険(ペットメディカルサポート)の通院・入院補償の落とし穴」で慢性疾患などによる継続治療の扱いにクセがあることを紹介しましたが、手術に対する補償についても気を付けておく必要があります。
公式ページに掲載されている下図のように、「同じ原因によって行われた手術は、2回目以降は補償の対象外となる」という内容です。

上図のケースを例にすると、

  • 2年目の保険契約期間中にガンと診断され、3回の手術を行う。

の場合、2回目と3回目の手術は補償の対象外となります。

ちなみにこの例の場合は、同一契約年度内に3回の手術を行っていますが、契約年度がまたいだとしても、ケガ・病気が発症した年度に紐付いて判断されるため、契約年度が異なっていても2回目と3回目の手術は補償の対象外となります。

また、この例の場合はガンを取り上げていますが、ガンの場合は人間と同じように転移する恐れもあります。
その転移したがんについては「同一原因」と見なすのでしょうか?
この例のように、手術の関連性については、手術を行った動物病院の担当獣医が「関連性があるかどうか」を判断することになると思われますが、原因の究明がなかなか難しそうなので、補償の対象外になる可能性も感じます。

このあたりのルールや定義に関しても、ホームページや約款などでも分かりやすく明記がされていないため、PS保険を検討されている方は、事前にこの点を理解した上で(場合によっては、事前にPS保険側に確認した上で)、ペット保険の加入を検討するようにしましょう。