検査代って意外と高額だけどペット保険で補償される?血液検査、X線、エコー、アレルギー検査は、すべてのペット保険で補償してもらえます。
検査費用はどのくらい?そのうち、ペット保険で補償されるのはいくら?具体例で解説します!
いつかは直面するペットの病気やケガ。治療には、多くの検査が必要で費用は高額になりがちです。ですが、ペット保険に加入しておけば、負担がグッと軽くなりますよ!

血液検査にレントゲン…検査代はペット保険で補償される?

動物病院に行くと様々な検査の名前を聞きますよね。
血液検査、レントゲン検査、エコー検査、アレルギー検査、CT、MRI…
最近ではペットの医療も進歩していて、人間と同じような検査をすることもよくあります。
あなたのペットも、将来これらの検査を受けることになるかもしれません。

実際に検査を受けた方はご存知だと思いますが、検査費用って、じつはかなり高額なんですよね。

ペットが体調不良になって動物病院を受診したとき、まず獣医さんがやることは「病名を正確に判断する」ことです。正しい診断をしなければ、効果的な治療もできません。
そのために必要なのが、レントゲンやエコーなどの検査です。
多くの場合、検査は1つだけでは終わらず、複数の検査を掛け合わせて診断を下します。
1つ1つはたいした金額じゃなくても、複数の検査の代金を合計すると負担が大きくなってしまいます

そこで、ペット保険の出番です!
ペット保険で検査費用をカバーできたら、負担はグッと軽くなりますよね。

検査代をペット保険で補償することはできるのでしょうか?

ここでは、一般的によく行われる

  • 血液検査
  • アレルギー検査
  • レントゲン検査
  • エコー検査

について調べてみました。
(※頻度は少ないものの、1回あたりの費用が高額になりがちなCT・MRI検査に関しては、こちらの記事で詳しく説明しているので参考にしてみてください。
ペット保険でCT・MRIを補償してもらえる?注意したい3つのポイント

この4つの検査は、ペット保険で補償してもらえるのでしょうか?

じつはほとんどのペット保険で検査代はカバーされるんです。

ただし以下の3点には注意してください。

  • 検査で疾患が見つからなければ補償されない
  • ペット保険が補償対象外にしている病気は補償されない
  • ペット保険の限度額以上は自己負担

ペット保険の注意点について、先に知りたい人は「検査代をペット保険でカバーするために!知っておきたい3つの注意点」をご覧ください。

少額でも積み重なると負担に!検査費用まとめ

ペットの検査費用は意外と高額になりがちです。
長期間治療が必要な慢性疾患になった場合、定期的に検査が必要になることも。

実際、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?
動物病院や行う検査の詳細によっても金額は変わりますが、参考となる費用がこちら。

  • 血液検査:5,000円〜10,000円
  • アレルギー検査:20,000円〜30,000円
  • レントゲン:2,000円〜7,500円
  • エコー:2,000円〜7,500円

 

※アレルギー検査に関しては、動物病院にはアレルギー検査キットがない場合がほとんどです。外部機関に依頼して検査をすることが多いため、特に費用は高額なりがちです。項目によっても費用がかなり変わるので注意が必要です。

どれも意外と高額ですよね。
「えぇ!?検査だけなのに、こんなにかかるの!?
と驚いた方もいるのではないでしょうか?

ですが、これらの検査代はある程度ペット保険でカバーできます。
続いて、検査費用を補償してくれるペット保険をご紹介します。

検査代を補償してくれるペット保険はココ!各社の対応一覧

「もし、定期的に検査を行う必要がある病気になってしまったら…」
1回あたりは少額でも、回数を重ねるに連れて徐々に負担が大きくなってしまいますよね。

そんなとき、検査費用も補償してくれるペット保険に加入しておけば、飼い主さんの費用負担は軽くなります!
では、どのペット保険が検査代を補償してくれるのでしょうか?

じつは、ペットの検査代はほとんどのペット保険でカバーしてもらえます
こちらの一覧を見てみてください。

 保険会社名血液検査アレルギー検査レントゲンエコー
アイペット△通院無しプランで別日の検査はNG△通院無しプランで別日の検査はNG△通院無しプランで別日の検査はNG△通院無しプランで別日の検査はNG
アクサダイレクト
アニコム△通院無しプランで別日の検査はNG△通院無しプランで別日の検査はNG△通院無しプランで別日の検査はNG△通院無しプランで別日の検査はNG
イーペット
日本アニマル倶楽部
日本ペットプラス(ガーデン)△通院無しプランで別日の検査はNG△通院無しプランで別日の検査はNG△通院無しプランで別日の検査はNG△通院無しプランで別日の検査はNG
ペッツベスト
ペット&ファミリー
楽天少短(あんしんペット)
au損保△通院無しプランで別日の検査はNG△通院無しプランで別日の検査はNG△通院無しプランで別日の検査はNG△通院無しプランで別日の検査はNG
FPC
PS保険
SBIいきいき少短

○:補償対象△:一部補償対象外 ×:補償対象外

このように、ほとんどのペット保険が、検査にかかる費用を補償してくれます!

補償されないのは、手術・入院のみに補償をしぼったプランです。
通常、検査の当日に手術をすることは稀なので、ほとんどの場合通院として扱われます。手術・入院のみのプランでは補償されないと思っていた方がよさそうです。

「よかった!通院・入院・手術すべて補償されるペット保険なら、どれに入っても安心なんだ!」
と思いますよね。

ですが、3つだけ注意したい点があるんです!
「思ったより保険金が少なかった…」とがっかりしないように、事前に確認しておきましょう。

ペット保険加入前に知っておきたい!しっかり補償されるための3つの注意点

検査の費用はほとんどのペット保険でカバーしてもらえます!
ですが、注意すべきポイントも…。それがこちらの3点。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

検査を受けたのに!?健康であれば補償されないんです

ペットの様子がおかしくて動物病院につれていったとき、獣医さんは症状から病気やケガの原因を考えて必要な検査をします。
ですが、これはあくまでも症状から予想したものなので「検査したけどなんの異常も見つからなかった」ということもあり得ます。

この場合、ペット保険では基本的に検査にかかった費用は補償されません
その費用は全額、飼い主さんが自己負担することになります。

「そんな!費用が発生しているのに保険金がもらえないなんて!」
と驚く方もいるかもしれませんね。
ですが、ペット保険は、あくまでもペットの病気やケガの治療費を補償するもの。健康体の場合は補償されないんですね。

必ずしも検査代を補償してもらえるわけではないことは、あらかじめ知っておきましょう。

補償対象外の病気・ケガに注意!全額自己負担になるかも!?

もう一つ注意して欲しいのは、補償対象外の病気・ケガです。
もしも、検査の結果見つかった病気が、そもそもペット保険が補償対象外にしている病気だったら、その費用は補償してもらえません

「え?補償対象外の病気って?ペット保険はすべての病気を補償してくれるんじゃないの?」
と思う方も多いかもしれませんが、じつは、ペット保険によってはあらかじめ「この病気は補償しません」と決めている場合があるんです。
先天性の病気や遺伝性の病気、慢性疾患などを補償対象外にしているペット保険も多いので要注意です。

その場合、検査にかかった費用も補償対象外。保険金は支払われません。

こちらの表で補償対象外の傷病をまとめました。

補償対象外項目があるペット保険一覧

保険会社名補償対象外項目
アクサダイレクト先天性・遺伝性の可能性が高い病気
(ウォブラー症候群、肘関節形成不全、肘関節の尺骨離脱、肘関節の橈骨離脱、前肢橈骨の湾曲症、股関節形成不全、レッグペルテス病、膝蓋骨脱臼、眼窩の形成不全、眼瞼外反、眼瞼内反、進行性網膜萎縮、下顎骨の炎症性疾患、歯および顎の形成不全など)
日本アニマル倶楽部膝蓋骨脱臼、股関節形成不全、レッグペルテス、てんかん、チェリーアイ、気管虚脱、涙やけなど
日本ペットプラス(ガーデン)膝蓋骨脱臼、股関節形成不全、レッグペルテス、てんかん、チェリーアイ、気管虚脱、涙やけ など
ペット&ファミリー猫エイズ、股関節脱臼、膝関節脱臼、膝骸骨脱臼など
楽天少短(あんしんペット)膝蓋骨脱臼、涙やけ、股関節形成不全、レッグペルテス、てんかん、チェリーアイ、気管虚脱など
au損保歯科治療、FIV(猫エイズ)
SBIいきいき少短膝蓋骨脱臼(パテラ)や、椎間板ヘルニアなど

自分のペットが発症しやすい病気が「補償対象外項目」に含まれていないかどうか、事前によく確認しておきましょう。
迷ったら、できるだけ補償対象外が少ないペット保険を選ぶことが大事です

ペット保険の限度額以上は自己負担に!?

ペット保険は、通院、入院、手術のいずれかの治療費を補償するものです。
検査費用は、多くの場合「通院費」に分類されるようです。

そこで、検査費用を十分に補償してもらうには、「通院費の補償上限」が重要になります。

この上限が低いと、どれだけ高額な費用がかかっても補償してもらえません。
上限額が高いプランなら、その分受け取れる保険金も多くなり、飼い主さんの負担が減ります。

アレルギー検査で3万円/日かかったケースを例に、2つのプランを見てみましょう。

通院1日の限度額が1万円のプランの場合

通院1日の限度額が1万円だった場合、検査にいくら費用がかかったとしても1万円までしか補償されません。

例えば、補償割合50%のプランに加入していたとしましょう。
このとき、アレルギー検査で3万円がかかったら、半分の15,000円が補償されると思いますが、上限金額が1万円に設定されているので、ペット保険会社から支払われる保険金は1万円となります。
残りの2万円は自己負担しなければなりません。

このように、限度額があることで受け取れる保険金は少なくなります。
通院1日の限度額はしっかりと把握しておきましょう。

通院の上限があるペット保険の中で50%補償プランを一覧にしてみました。

■通院制限があるペット保険各社一覧(50%補償プラン)

保険会社名プラン名通院制限
アイペットうちの子50%プラン12,000円/日
年間22日まで
アニコムふぁみりぃ50%プラン10,000円/日
年間20日まで
FPCフリーペットほけん50%補償プラン12,000円/日
年間30日まで
PS保険50%補償プラン10,000円/日
年間20日まで

通院の上限額が高いのは、アイペットとFPCの2つ。検査費用をしっかりカバーするためにも、上限額は少しでも高いものを選んだ方がいいでしょう。

通院の限度額が無制限のプランの場合通院の限度額が無制限のプランの場合

通院の日額・回数が無制限のペット保険もあります。
これなら、検査に高額な費用がかかっても、十分な額を補償してもらえそうですよね。

通院限度額が無制限の50%補償プランに加入し、アレルギー検査で3万円の費用が必要になったとします。
このとき、保険金として受け取れるのは15,000円。残りの15,000円は自己負担になります。
無制限のペット保険に加入したとしても、補償されるのは補償割合分のみなので、注意してください。

とはいえ、50%でも補償してもらえるのと負担がグッと軽くなりますよね。
ただし、日額・回数が「無制限」とはいっても、必ず年間補償限度額があることに注意しましょう。

これは、ペット保険会社が年間に支払う保険金の用言金額のことで、1年のうちに必要になった治療費が年間補償限度額を超えてしまうと、超えた分の治療費は補償されないのです。

日額制限なしの50%補償プランの年間補償限度額がこちらです。

■日額制限なしのペット保険各社一覧(50%補償)

保険会社名プラン名年間補償限度額
アクサダイレクトプラン5050万円
au損保通院ありタイプ50%コース50万円
イーペットe-ペット5060万円
日本ペットプラス(ガーデン)プラチナ50%プラン50万円
SBIいきいき少短プラン50スタンダード50万円
ペット&ファミリーげんきナンバーわんプラン5050万円

日額・回数が無制限のペット保険は、年間補償限度額が低めとなっています。
中でも少し高い設定なのが、イーペットです。

また、無制限のペット保険は、制限があるペット保険に比べて保険料が高くなりがちです。

保険料が安く、補償が手厚いバランスの良いペット保険が理想です。
ペット保険を総合的に数字で分析したランキングをこちらでご紹介しています。

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まとめ:検査費用はペット保険で賢くカバーしよう!

血液検査、レントゲン検査、エコー検査、アレルギー検査などの、検査費用はすべてペット保険で補償してもらえることがわかりました。
病気になると、色々な種類の検査を受けることになります。おのずと検査費用は高額になるでしょう。
ペット保険ではほとんどの検査費用を補償してもらえます。すこしでも負担が軽くなったら嬉しいですよね。

ただし注意すべき点もあります。事前に、保険の規約を確認しておきましょう。

以下で「ペット保険で検査代は補償されるか?」についてまとめました。

すべてのペット保険で検査代は補償される

健康な時の検査代は補償されない

保険適用外の病気の検査代は補償されない

検査費用は高額になりがち!ペット保険に加入しておこう

当サイトではいろいろな観点から、おすすめのペット保険についても紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。