アメリカン・ショートヘアの性格と基本的な飼い方について徹底解説!よくある病気や怪我を把握して、いつでも頼れる飼い主さんを目指しましょう!

ざっくり言うと
  • 猫界のトップスター!昔も今も変わらぬ人気のアメリカン・ショートヘア!
  • 自由奔放、ひたすらマイペースな性格、まさに猫の中の猫!
  • タフな猫だけど肥満にだけはなりやすい!しっかり対策をとろう!

アメリカン・ショートヘアの性格・飼い方

アメリカン・ショートヘアの性格

アメリカン・ショートヘアは昔から人気のある猫種であり、現在アメリカン・ショートヘアを置いていないペットショップはないのではないかと言われるほど、各地で流通しております。
 
猫の種類に詳しくない方でも知っている有名なアメリカン・ショートヘアは、どんな家庭でもうまく適応する事が出来る順応性の高い理想的なペットです。日本だけでなく、海外でも人気が高いだけあって、比較的飼いやすい猫種でしょう。

素直で、賢いアメリカン・ショートヘアは、人見知りをしない為どんな人でも仲良くなる事が出来ます。また、他の猫とも仲良くする事が出来る為、多頭飼いに向いた猫種です。
 
性格は、猫そのもの。自由奔放で自分の甘えたい時に近づく猫らしい猫と言って良いです。人にしつこくされたり、抱っこされたりする事をあまり好まない為、仔猫の頃から抱っこの練習をしてきていない限りは、ある程度の距離感で接するようにしましょう。
 
なつかないわけでも、人が嫌いなわけでもありません。ただ、マイペースに生きたい、それがアメリカン・ショートヘアなのです。

アメリカン・ショートヘアの飼い方

健康で丈夫である他、適度な距離感さえ守れば非常に飼いやすい猫です。ただ、もともとネズミ猟で活躍していたアメリカン・ショートヘアは、相当な運動量が必要である為、運動不足には気を付けなければなりません。
 
運動不足になってしまう事で、まず、ストレスによりいたずらが増え、凶暴性を示してしまう恐れがあります。それまで友好な関係性を築いてきたのに、運動不足によるストレスでお互いが嫌な思いは避けたいものです。
 
また、運動不足は摂取カロリーを充分に消費する事が出来ない為、肥満になりがちです。肥満になってしまうと、関節炎や糖尿病など、様々な病気のリスクが高まるでしょう。特に糖尿病は命を脅かす病気を併発する可能性もゼロではなく、完治する事が不可能であります。
 
運動不足に良い事は何一つありません。運動不足にならないよう、充分な高さのあるキャットタワーを設置して運動出来るようにしましょう。また、猫じゃらしなどで気分転換になるような遊びをしてあげると良いです。
そうする事で、アメリカン・ショートヘアにとって快適に過ごしやすくなるでしょう。

アメリカン・ショートヘアがかかりやすい病気・ケガ

糖尿病

健康で丈夫、病気知らずの猫ではありますが、アメリカン・ショートヘアは肥満になりやすい傾向がある為、この病気になりやすいと言われております。
糖尿病は人間にとって身近に感じる病気であり、それは猫にも言える事です。肥満になる事で様々な病気のリスクが高まりますが、特にこの糖尿病は非常に危険な病気と言われております。
 
糖尿病そのものも内臓に障害をきたす病気ではあるのですが、更に恐ろしいのは、腎不全、肝硬変、急性膵炎、糖尿病性ケトアシドーシスという命を脅かす重篤な病気を併発する可能性があるのです。
特に糖尿病性ケトアシドーシスは、発症してしまうと早いと数時間で命を落としてしまう恐ろしい病気です。
 
水を飲む量、食べる量が増える、体重減少、腹部が膨らむといった特徴が見られる為、少しでも異変を感じたら病院へ行きましょう。
糖尿病は、インスリンというホルモンが機能しなくなる事で身体のあちこちに不調が起きます。その為、治療の際は毎日インスリン投与と食事療法をする必要があります。
 
完治する事が出来ない糖尿病は、生涯付き合わなければならない病気であり、治療法はほとんど自宅で行うものばかりです。まず、この病気について充分理解して接してあげる事が重要でしょう。
 
糖尿病はもともと肥満が原因です。肥満にしなければ糖尿病のリスクはかなり減るでしょう。飼い主さんはアメリカン・ショートヘアを肥満にさせない為に、しっかりと仔猫の頃から体重管理をする事で糖尿病を予防する事が出来ます

腎臓病

猫は全体を通して基本的に腎臓病になりやすい動物であり、死因上位に入るほど罹患率が高いです。健康と言われているアメリカン・ショートヘアにも言える事であり、充分気を付けなければなりません。
 
腎臓病は身体にある老廃物を尿として排出させるネフロンという組織が徐々に機能しなくなっていく進行性の病です。重症化すると慢性腎不全になってしまい、老廃物を正常に排出する事が出来なくなる事でかかる尿毒症を引きおこし、最終的には死に至ります。
 
排尿の回数が異常に増え、その排出した水分を補う為に水の飲む量も同じようにして増えます。加えて元気がなくなる、食欲がなくなるなど病気が進行するにつれてアメリカン・ショートヘアの様子が明らかに変化していきます。
 
機能しなくなったネフロンを回復させて正常に戻す術はない為、長期的な投薬で症状の進行を遅らせていきます。その為、腎臓病は早い段階で見つけてあげなければなりません。
 
一番は、腎臓病にならないように減塩された食事内容を健康的に摂る事です。基本的に販売されているキャットフードで問題はないのですが、塩分の高い缶詰やおやつを頻繁にあげる事が多いという場合は注意が必要でしょう。
腎臓病にならないように、飼い主さんの徹底した管理が、この病気にならない為のポイントとなります。

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎は、酵母菌の一部であるマラセチアが突如変異して病原菌として異常に増え、身体のあちこちにダメージを与えてしまう病気です。別名、マラセチア皮膚炎とも言われております。
 
猫の脂漏性皮膚炎は、どの猫にも発症する可能性があり、その発症の原因も、アレルギー、感染、食生活の乱れ、ホルモン異常、内臓疾患などといった数多くのものがある為、ささいなきっかけで発症しやすいと言われております。
 
耳の中や顔、指に発症しやすく、フケ、悪臭、脱毛、べたつきなどが見られるようになります。病気が発覚したら早急に病院で治療を受けましょう。特に耳に発症する脂漏性皮膚炎は、外耳炎になる可能性があるので要注意です。
 
治療法はそれぞれの原因に合わせて治療していきます。主に投薬治療が基本となりますが、他に専用のシャンプーを用いてのシャンプー療法、食事内容を脂分の少ないものに変えるといった対策を取ります。
アメリカン・ショートヘアは、脂分の多い食生活をしている子が多い為、食事内容を変える事で充分な効果が得られます。とはいえ、一度病院へ行って薬を処方してもらう必要があるので、自己判断はしないようにしましょう。