ブリュッセル・グリフォンの性格と基本的な飼い方について徹底解説!よくある病気や怪我を把握して、いつでも頼れる飼い主さんを目指しましょう!

ざっくり言うと
  • 小型犬の中でも珍しい犬種、ブリュッセル・グリフォン!
  • 気難しそうな犬に見えるけど本当はいたずら好きな陽気な子
  • 初心者向けじゃないからこそ社会化はしっかりと!

ブリュッセル・グリフォンの性格・飼い方

ブリュッセル・グリフォンの性格

ブリュッセル・グリフォンは小型犬の中でも珍しい犬種であり、国内でも飼育されている数は他の小型犬と比べてみると非常に少ないかと思われます。
 
認知度も低い為、犬に詳しくない方からすれば、初めて見るブリュッセル・グリフォンを見て「気難しそうな犬」と思うでしょう。
その口元の髭や、がっちりとした身体の印象からそう見えるかもしれませんが、実際は遊ぶ事やいたずらが大好きな陽気な犬種です。
 
喜怒哀楽を豊かに表現する為、その外見からは想像も出来ない動きで驚かされるかもしれません。走り回ったり、物をジャンプして避けたり、大きな声で吠えたりと、その大胆な行動をする事が多い為、大人しい犬種を希望する飼い主さんには向いていないでしょう。
 
警戒心が強い事から初めて会う犬に対して警戒心むき出しになる事もしばしば見られますが、一度仲良くなってしまえば友好的な態度を示し、自ら遊びに誘うなどの一面も見せるでしょう。
 
ブリュッセル・グリフォンは、多少プライドの高いところと気が強いところがあります。
社交的な子にする為には、仔犬の頃から愛情深く色々な犬や人と触れ合わせる事が必要になってくるでしょう。

ブリュッセル・グリフォンの飼い方

ブリュッセル・グリフォンは、比較的病気になりにくい犬種と言われている為、特に心配する要素はありません。
 
気を付けるべき点は、暑さに弱い犬種である為、熱中症対策を他犬種よりも徹底しなければならないというところです。
その短いマズルという身体の構成上、呼吸を上手く取り入れて体温調節が出来ない為だからと言われております。
 
運動を好む犬種である為、30分~1時間ほどの散歩や運動をしなければなりませんが、猛暑の日の外出、あるいは暑い時間帯は避け、日中は室内の温度をブリュッセル・グリフォンにとって適温にし、空調を整えなければなりません。
 
ですが、少しでも運動不足を感じると家具を噛んだり、飼い主さんの服や靴をボロボロにしたりといたずらに走ってしまう傾向がある為、室内で過ごすにも、ゲームをしたり、おもちゃを与えたりと工夫が必要です。
 
ブリュッセル・グリフォンは、その性格から決して初心者向けの犬とは言えませんが、仔犬の頃に社会化を重点的に行っていれば、元は遊び好きの陽気な性格ですので、社交的な子となるでしょう。

ブリュッセル・グリフォンがかかりやすい病気・ケガ

二重睫毛

睫毛は通常、瞼の外側に生えているものですが、まれに内側に生えてしまっている事があります。二重睫毛といい、ブリュッセル・グリフォンに多い病気と言われております。
内側に生えてしまった睫毛が眼球を直接傷つけてしまう為、角膜炎や結膜炎を引き起こしてしまいます。
 
睫毛が常に眼球に刺さった状態であり、涙をずっと流していたり、目をかいたりする事が多く見られます。
頻繁に見られるようでしたら、すぐに目元を確認してみましょう。
 
内側に睫毛が生えてしまっている為、ゴミが入ったとはわけが違い、病院で適切な処置をしなければなりません。内側に生えている睫毛を一本一本抜いていく治療を行う事で、症状は改善されます。
 
抜けばまた同じ個所に同じように生えてくる可能性もあります。その度に病院での治療が必要となりますが、放置してしまえば炎症を起こし、睫毛を抜くだけでは済まない治療になってしまい、ブリュッセル・グリフォンに負担をかけてしまいます。
 
一度、二重睫毛が発覚したら定期的に病院へ連れていき、また、常に目の周りのチェックをするようにしましょう。二重睫毛は、眼の炎症を起こさせない事が重要です。

膝蓋骨脱臼

比較的病気の少ない犬種ではありますが、膝のお皿がずれてしまう膝蓋骨脱臼は、運動が大好き、走り回る事が大好きなブリュッセル・グリフォンにとって宿敵です。
最初の段階はスキップや足をつっぱねるなどのただ単に歩行異常が見られるだけなのですが、最終的には立つ事すらままならない歩行困難な状態になります。
初期段階は内服薬などで抑える事が出来ますが、進行するにつれて外科手術が必要になります。
 
この病気はすべての小型犬が発症する可能性があると言われており、ブリュッセル・グリフォンも例外ではありません。遺伝で発症する事もあれば、後天的に発症する事もあります。発症させない、進行させない為にはまず日常生活を見直す必要があります。
 
例えば、フローリングで常に足元が滑るような環境であったり、急な角度の階段を上り下りさせたり、人にとって何てことのない日常が、ブリュッセル・グリフォンの足腰に負担をかけさせてしまうのです。
その積み重ねが、膝蓋骨脱臼となる要因になり、また、膝蓋骨脱臼を進行させてしまう要因となってしまうでしょう。
 
床に絨毯やマットを敷いたり、階段の昇降を辞めさせたり、無茶な運動はさせない、肥満にさせないなどの膝蓋骨脱臼の対策をとるようにする事が重要です。

鼻腔狭窄

ブリュッセル・グリフォンといえば短いマズル、つぶれた小さい鼻が特徴的です。独特な外見のブリュッセル・グリフォンは、この鼻腔狭窄である事が多いでしょう。
 
よく見ると鼻の穴がつぶれているように狭くなっており、いびきがうるさい・鼻水が飛ぶ・呼吸が荒いなどの症状が見られます。
また、重症な子ですと熱中症に非常にかかりやすく、チアノーゼも起こしやすいとも言われております。
熱中症とチアノーゼは、それが原因となって命を落とす事もありますので、重症なブリュッセル・グリフォンは早急に鼻の穴を広げる手術が必要でしょう。
 
軽症の場合は手術の必要はありませんが、生活する上で、飼い主さんが常にブリュッセル・グリフォンの事を意識しなければなりません。
常に呼吸を聞いて、乱れているようだったら休ませて負担をかけさせないようにしたり、寝ている時は息が詰まってしまわないように身体の位置を気にしたりしましょう。
 
この病気は、生まれつき鼻の穴が割と広いブリュッセル・グリフォンにも起こり得る可能性があります。なんらかの菌が鼻の中に入り、粘膜が炎症を起こしてしまった場合です。粘膜が炎症すると腫れてしまい、呼吸がしづらくなります。
炎症による鼻腔狭窄の場合は、病院にて薬を処方して治療するようにしましょう。