フレンチ・ブルドッグの性格と基本的な飼い方について徹底解説!よくある病気や怪我を把握して、いつでも頼れる飼い主さんを目指しましょう!

ざっくり言うと
  • 一度はまったらもう抜け出せない!魅力たっぷりフレンチ・ブルドッグ!
  • その性格の良さはピカイチ?誰でも飼いやすい犬なんです♪
  • 皮膚疾患が多いからこそ、お手入れはしっかりして対策しよう

フレンチ・ブルドッグの性格・飼い方

フレンチ・ブルドッグの性格

価格が他の犬種よりも高いにも関わらず、その人気は非常に高いフレンチ・ブルドッグ。一部の人々からは「フレンチ・ブルドッグ以外はもう飼えない」という声が上がるほどの根強い人気があるのです。
 
その魅力はいわゆる「ぶさかわ」な外見だからでしょうか。他の犬種には見られない独特なつぶれた容姿が人々を魅了しているのでしょうか。実はフレンチ・ブルドッグは、驚くほど性格の良い犬種と言われているのです。
 
温厚で甘えん坊な性格に、動きもゆっくりである為、ご年配の方にも飼いやすいと言われております。アクティブに活動するよりものんびり過ごしたいという方向けの犬種でしょう。また、吠える事も少ない為、集合住宅での飼育にも向いております。
 
非常に有効的なフレンチ・ブルドッグはすぐに誰とでも仲良くなる傾向があり、すぐにドッグランなどでもみんなと楽しく遊ぶ姿が見られるでしょう。
表情豊かでポジティブなフレンチ・ブルドッグは、どこへ行っても愛されます。
 
甘えたり、抱っこされたり、遊んだりする事が大好きなので、そのむっちりとした身体を寄せて甘えてくる姿はとてもかわいらしいものです。
 
性格の良いフレンチ・ブルドッグは、子供からご年配の方まで、非常に飼いやすい犬種の代表とも言えるでしょう。

フレンチ・ブルドッグの飼い方

フレンチ・ブルドッグは、被毛が非常に短い為、ブラッシングは簡単なもので充分です。とはいえ、ブラッシングを一切せずにいると抜け毛がひどくなります。短くしっかりした毛なので、抜け毛が絨毯や服に刺さると取りにくいですので、必ず定期的にブラッシングするようにしましょう。
抜け毛が少ないように思えるのですが、実際は抜け毛が多い犬種ですので要注意です。
 
よだれも多く、皺も多いフレンチ・ブルドッグは、顔周りを汚しやすい為、常に顔周りを濡れタオル、綿棒などで汚れを取り除いてあげる必要があります。不潔にしていると皮膚病になりやすくなるので、必ず顔周りは綺麗にしてあげましょう。
 
また、フレンチ・ブルドッグは気温の変化に弱い犬種です。暑さや寒さに弱い為、それぞれ気温に合わせて対策を取らなければなりません。特に暑さに弱く、少しでも適さない環境下に置かれるとすぐに熱中症を起こしてしまいます。熱中症は最悪の場合死に至るので、なんとしても避けなければなりません。
 
夏場の散歩はなるべく控え、行くときは気温の低い朝や夕方が望ましいです。それでも長時間外にいる事は適さないので、様子を見て散歩の時間を調整しましょう。
 
基本的には、フレンチ・ブルドッグはさほど運動量が必要な犬種ではありません。フレンチ・ブルドッグは激しい運動をすると身体に負担がかかってしまうので、ほどほどの運動と散歩で運動不足を解消してあげましょう。

フレンチ・ブルドッグがかかりやすい病気・ケガ

鼻腔狭窄症

フレンチ・ブルドッグの鼻は非常に特徴的であり、短く、鼻の穴もよく見えやすくなっております。実は鼻腔狭窄症は、フレンチ・ブルドッグのように鼻がつぶれているような犬種に多いと言われているのです。
 
よく見ると鼻がつぶれていて、グーグーといった呼吸音、鼻水が飛ぶなどといった症状が見られ、また、鼻呼吸が出来ない為、非常に苦しそうに呼吸をし、ひどいと呼吸困難を起こしてしまう子もいます。
夏場は口で「ハアハア」呼吸をして体温調節をするパンチング呼吸もあり、夏場は常に呼吸負荷がかかってしまいます。うまく呼吸が出来ない為、夏場は熱中症になってしまう可能性が高いのです。
 
鼻腔狭窄は先天性の奇形である為、対策方法はありません。大抵の子は手術をしなくても大丈夫な軽症である事が多く、飼い主さんが暑い日に外に出さない、激しい運動をさせないといった生活をする保存療法でフレンチ・ブルドッグに負担がかからないようにしております。
 
ですが、常に息苦しそうで呼吸困難が見られるほどの重症の子には、外科手術が必要となります。鼻の穴を広げる手術をすれば呼吸もしやすく、いびきも減るので、フレンチ・ブルドッグにとって快適な生活になるでしょう。

膿皮症

その皺が多いという特徴的な顔の作り上、汚れが非常に溜まりやすいフレンチ・ブルドッグ。皺の間に食べカスなどが溜まると、自然とそこから菌が繁殖されます。この不潔な状態が続いてしまうと膿皮症という病気を起こします。
 
膿皮症は他の犬種にも起こりやすく、全身に発症する病気です。脚の付け根や胸元、あごの辺りによく発症するのですが、この個所は定期的にシャンプーをして清潔な状態を保っていれば問題はありません。
ですが、皺の間は手入れが行き届きにくく、風通しも悪く、常にこもった状態。脂が溜まりやすい事もあって膿皮症になりやすいのです。
 
発症すると、激しいかゆみを感じる為、ひたすらそこを掻こうとし、床に患部をこすりつけようとしたりします。
また、進行するスピードも早く、午前中に赤くなっていた個所を午後に確認すると、もうぐじゅぐじゅの膿が出ているという事があります。
 
抗生剤などの内服薬、または軟膏で治療がメインになります。早く治す為には常にしわの間が綺麗な状態になるよう、こまめに拭いてあげる事です。
 
皺の手入れはついおろそかにしがちですが、皺の手入れは必ずするようにしましょう。食後などに濡れたタオルで拭き、仕上げに乾いたタオルで拭く。この手入れを習慣づけましょう。普通に清潔な状態にしていればかかる事のない病気です。
飼い主さんの怠慢が反映される病気ですので、しっかりと手入れを心がけるようにしましょう。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼は小型犬に多く見られる病気なのですが、フレンチ・ブルドッグにもよく見られる病気です。膝蓋骨脱臼は、元気でよく走り回るような華奢な小型犬に多いのになぜ?
そう思うかもしれませんが、フレンチ・ブルドッグは、まず、肥満体型に非常になりやすい犬種です。
 
膝蓋骨脱臼は激しい運動や遺伝だけでなく、肥満による影響も大きいです。加えて、のんびりとした性格であるフレンチ・ブルドッグではありますが、スイッチが入ってしまうとその身体からは予想もつかない動きをして驚かせます。
あたりを駆け回り、ジャンプをしたり飛びついたりを繰り返せば、いくら他の犬種よりのんびりした動きでも足腰に負担はかかります。
 
症状はグレード1~4までの段階があり、グレード1はあまり歩行異常が見られません。病院でも内服薬や手術よりもサプリメントでの様子見となるでしょう。グレード2、3となるにつれ徐々に脚をずっと上げた状態になったり、元気がなくなったりと、明らかな変化が見られます。このあたりになると手術もすすめられるでしょう。
 
グレード4まで進行してしまうと、歩行困難、排泄が一人で出来ないという生活に大きな支障が出始めます。手術が必須となりますが、完治は困難とされており、長期的なリハビリが必要となるでしょう。
 
負担がかからないように、足腰に負担がかかる激しい運動はさせない・滑りやすい床には絨毯を敷く・階段の昇り降りを避ける・肥満にさせないといった、自宅でも出来る対策を取る事で、症状の進行を止める、または予防をする事が出来ます。
発症してしまったら上手に付き合っていかなければならない病気ですので、事前にこの病気について把握しておく事も重要です。