イタリアン・グレーハウンドの性格と基本的な飼い方について徹底解説!よくある病気や怪我を把握して、いつでも頼れる飼い主さんを目指しましょう!

ざっくり言うと
  • クールで一見気難しそうな見た目だけど本当は家族大好きな甘えん坊さん!
  • 実はおっちょこちょいなところもあるそのギャップが魅力的♪
  • モデルみたいなスマート体型だからこそ寒さと骨折に気を付けよう!

イタリアン・グレーハウンドの性格・飼い方

イタリアン・グレーハウンドの性格

スマートでクール、一見気難しそうな印象を持たれるイタリアン・グレーハウンド。
実際は、その見た目からは想像がつかないほど愛情深く甘えん坊であり、見知らぬ人を見かけると細い身体をプルプルさせて逃げる事もしばしば。
よほど嫌がる事をしない限りは、攻撃的な一面を見せる事などまずありません。非常に落ち着いた性格である為、のんびりと過ごしたいというご家庭にはぴったりと言えるでしょう。
 
また、いたずらと運動が大好きな為、身体の細さも相まって、その機敏さが目立ちます。
そしてそのいたずら好きが高じてか、脱走を試みた際、失敗して飼い主さんに見つかるなどといった少し間抜けたエピソードもあるのがイタリアン・グレーハウンドです。
 
いたずら大好き、運動大好きな犬種ですが、基本的には大人しく、家族が大好きな犬種であるので、しっかりとしつけ訓練を行っていれば従順になってくれるでしょう。
 
クールな外見なのに、中身は可愛らしい為、初めてイタリアン・グレーハウンドを飼う方からすれば戸惑う事があるかもしれません。
他の犬種にはない魅力がたくさん詰まった犬種、それがイタリアン・グレーハウンドです。

イタリアン・グレーハウンドの飼い方

イタリアン・グレーハウンドを飼う上で必ず気を付けて欲しい事があります。
それは、寒さ対策です。
イタリアン・グレーハウンドは、被毛が短い事も加え、もともとエジプトの犬が祖先と言われている為、寒さに非常に弱い犬種です。冬はもちろん厚手の服を着させて防寒、春でも秋でもなるべくなら服を着させるべきだと言われております。
 
そして意外と問題なのが夏です。
クーラーの冷気や扇風機、クールマットすら嫌がる傾向がある為、西日が当たるような蒸し暑い部屋でもない限りは、窓を開けているだけでも充分なイタリアン・グレーハウンド。ですが、猛暑の日ともなると、クーラーをつけざるを得ない状況になるはずです。
クーラーをつける際は、イタリアン・グレーハウンドの為に部屋の隅に毛布を用意すると良いでしょう。
 
また、運動が好きな為、外で走り回らせる事が必然的に多くなるかと思われます。
天気が悪く気温が低いとても寒い日は外で運動させないようにしましょう。寒い日に長時間外にいると、体調不良を起こしかねません。
室内でボール遊びや引っ張りっこなど、一緒に遊んであげるだけでもイタリアン・グレーハウンドのストレス発散につながります。
上手に体調管理するようにしましょう。

イタリアン・グレーハウンドがかかりやすい病気・ケガ

骨折

イタリアン・グレーハウンドで最も気を付けて欲しい怪我が、骨折です。
見た通り、と言っても良いかもしれません。全体的に細長く華奢な体つきは、些細な刺激でも骨折する事があり、例えばフローリングの床で滑った、ソファから飛びおりただけで…という日常的な事がきっかけでもなってしまうのです。
 
一年の内に3個所も骨折してしまったという子もいるくらいの、イタリアン・グレーハウンドにとってとても身近な怪我。骨折をしないように日ごろから気を付けて生活をしなければなりません。
 
治療法は、ギプスで固定する方法と、手術で内側から固定するようにプレートを入れる方法があります。
普通、完治するまでの期間は、骨折した個所にもよりますが、3ヶ月ほどと言われております。
 
しかし、イタリアン・グレーハウンドは他犬種と比べて、骨が元通り形成されるのに長期間を要し、中には完治するのに1年以上かかる子、または治ってもすぐにまた再発するという子もいます。イタリアン・グレーハウンドにかかる負担はとてつもないものになります。
そうならない為にも、まずは骨折しないように、飼い主さんが生活に工夫を取り入れる必要があると言えるでしょう。

進行性網膜萎縮症

この病気は別名PRAとも言われている、イタリアン・グレーハウンドに多いとされる眼の病気です。
「進行性」という名がつく通り、一度発症してしまえばどんどん病状が進行していき、最終的には失明に至ります。
 
有効な治療法は見つかっておらず、主に進行を遅くする為に薬を服用する事が多いでしょう。また、遺伝性疾患である為、この病気の遺伝子を持っている子は早い子で1歳、遅い子ですと7歳頃から症状が現れます。発症しない子も中にはいますが、大抵が発症してしまうのがこの病気です。
 
初期症状は、夜に目が見えなくなるという「夜盲症」から始まります。歩くのを怖がる、何かにぶつかるといったなんらかの異常な行動が見られる為、大体はこの時点で気づくでしょう。
やがて昼でも見えづらくなってしまう為、日常的な生活が困難になってきます。
 
少しでも進行を遅くする為にも、まずは早期発見が望ましいでしょう。その為にも、イタリアン・グレーハウンドの行動に常に注目しなければなりません。
発症したら、飼い主さんに出来る事はまずは自宅の環境を整え、生活しやすい環境を作ってあげる事が重要です。

てんかん

てんかんは完治する事が困難な病気の一つと言われている脳の病気です。
基本的な治療法は、発作を抑える為の抗てんかん薬の投与。基本的な症状は、全身けいれん、意識喪失といったものであり、突然発作を起こします。
 
異常な動きである為、初めて発作を見た時はとても困惑するかと思われますが、この病気は、発作を起こしてしまったら周りが冷静に対処しなければならない必要があります。
まずは名前を呼んでみて意識があるかどうかの確認、それからいつどんな状態でどのような発作を起こしているのかメモを取りましょう。
こうしたメモは、病院での診察がスムーズに行われますし、今後の治療方針を固めていく為にも必要です。
 
また、発作が終わって落ち着いた後、脚などもよくチェックしましょう。
これは、その時の環境にもよるのですが、イタリアン・グレーハウンドのような骨が弱い子は、発作で倒れてしまった際に骨折してしまう可能性があるからです。
 
長期的に付き合っていかなければならない病気の為、イタリアン・グレーハウンドに負担をかけないように生活に工夫をし、上手に付き合っていくようにしましょう。