ペキニーズの性格と基本的な飼い方について徹底解説!よくある病気や怪我を把握して、いつでも頼れる飼い主さんを目指しましょう!

ざっくり言うと
  • 歩くもしゃもしゃモップみたい!?独特な見た目に誰もが釘付け!
  • 見た目通りのおっとりマイペース。猫のような自由奔放さが魅力的♪
  • 毛が多く密集しているからこそ色々な病気になりやすいんです!

ペキニーズの性格・飼い方

ペキニーズの性格

ペキニーズは一言でいえばかなりマイペースな性格です。見た目通りのおっとりとした性格であり、あまり活発に動き回る事は好みません。
好きな時に飼い主さんに遊びを要求し、気が乗らない時は意地でも誘いに乗らずにまったりしています。
 
猫のような自由奔放さは、ペキニーズならではと言えるでしょう。いつも一緒に楽しく遊び、愛嬌よく自分の側から離れないような愛玩犬を求める方にはオススメ出来ません。
マイペースで自由、頑固な性格と聞くと、あまり良い印象を持たれないかもしれませんが、ペキニーズは一人の人に忠実になります。
 
この人と決めた相手に、忠実に従い、心を許します。ペキニーズが誠実に信頼をしてくれたのならば、こちらもペキニーズのリーダーになるように、振り回されずに毅然とした態度で接しましょう。
 
また、その自由な性格から、しつこくされる事を極度に嫌います。遊ぶのも、しつけをするのもさらっと済ましましょう。あまりしつこくすると、関係性にヒビが入ってしまうかもしれません。
子供と遊ばせる時はよく見てあげましょう。子供はしつこく構おうとしてしまうので要注意です。

ペキニーズの飼い方

ペキニーズを飼う上で、必ず気を付けて欲しい事はしつけです。ペキニーズは非常にしつけが難しいと言われている犬種である為、仔犬の頃からしっかりしつけをする必要があります。
しつけの仕方も、曖昧な態度にならないように褒めるなら褒める、叱るなら叱るとはっきりとしたしつけをしなければ、ペキニーズの心に響きません。
 
マイペースな性格と言えども、仔犬の内は飼い主さんに対する関心が強いので、成犬の頃よりはしつけもしやすいです。
成犬になって問題行動に振りまわされないように、飼い主さんがリーダーシップをとれるようしましょう。 
 
また、ペキニーズは暑さと肥満が大敵です。高温多湿の環境に置かれると、すぐに熱中症に陥りやすいので、熱中症にならないよう室内の空調管理はペキニーズに合わせましょう。
もともと屋外で走り回るような遊びはそこまで好まない為、その点に関しては心配ないのですが、運動を好まないという事は肥満になりやすいという意味でもあります。
 
肥満は百害あって一利なしであり、色々な病気になりかねません。成犬になればなるほど、更に屋外での運動を嫌う為、ダイエットが難しくなります。
日ごろから、バランスの良い食事と適度な散歩をしてペキニーズの健康を意識するようにしましょう。

ペキニーズがかかりやすい病気・ケガ

膿皮症

膿皮症は顔に皺のある犬種、または毛が多く密集している犬種に多いと言われております。ペキニーズは、顔に皺があり、毛も多く密集している為、まさに膿皮症になりやすい犬種と言えるでしょう。
身体を触ってみるとわかるのですが、全身の被毛に多少の脂っぽさが感じられるのも特徴的であり、これは膿皮症を繰り返しやすいと言われております。
 
皮膚にもともとある菌が、ペキニーズの体調不良、不衛生な環境、皮膚が濡れたままの状態、などといった事が重なり、一部個所に急激に細菌が繁殖し、膿が出るようになります。
この病気の特徴は、進行が早いという事です。前日に皮膚の異常を見かけ、翌日に再確認したところ、膿が広がり、患部がぐじゅぐじゅの状態にまで一気に悪化するのです。
 
膿が出る他、脱毛や激しいかゆみも起こる為、早急に抗生剤による治療、または専用のシャンプーでの治療が必要になります。
 
膿皮症は充分予防できる病気です。ペキニーズの身体を常に清潔に保ち、湿気や汚れから遠ざける事が重要です。また、皺の間が一番膿皮症を起こしやすいと言われている為、濡れたコットンなどで汚れを取り、かわいた布で拭きとる一連の流れを習慣づけましょう。
 
一度なってしまったら何度もなりやすいと言われている膿皮症だからこそ、こうした対策が必要です。

椎間板ヘルニア

ペキニーズはその骨格上、椎間板ヘルニアになりやすいと言われております。
椎間板ヘルニアは、脊髄の中にある身体を支えるのに非常に重要な椎間板という個所が変形してしまう病気です。
 
最初は散歩を嫌がる、何度も立ち止まるといった行動を示し、最終的には神経麻痺が起こり、歩行困難、排泄困難、半身不随になってしまいます。
ペキニーズの性格上、散歩を嫌がる、立ち止まる、といった行動は、健康な子でも見せる事がある為、最初の段階で気づく事は難しいかもしれません。
いつも通りのわがままかと思って放置してしまうと、ヘルニアはどんどん進行していきます。
 
基本的には椎間板ヘルニアは骨の老化が原因で発症するのですが、ペキニーズの場合、早い子ですと1歳の子でも発症する事もあるのです。
また、肥満による足腰の負担から発症する事もあり、食事管理に気を付ける必要があります。ペキニーズは肥満になりやすい傾向がある為、飼い主さんが徹底してあげるようにしましょう。
 
初期症状ですと投薬治療で経過を見る事が多いのですが、進行していると外科手術という手段になります。ペキニーズは麻酔に敏感である為、なるべくなら手術は避けたいところです。
手遅れになる前に、早期発見が重要となるでしょう。

二重睫毛

二重睫毛そのものが大きな病気というわけではないのですが、二重睫毛が原因で様々な眼病を発症する危険性があります。
ペキニーズは、瞼周辺に皺によるたるみが出来てしまい、睫毛が正常な方向に生えずに乱立している事が多いです。
乱立して内側に生えている睫毛が、常に眼球を傷つけている状態になり、角膜炎などの炎症を引き起こすのです。
 
特にペキニーズは角膜が傷つきやすい犬種である為、二重睫毛が発覚したらただちに処置しなければなりません。
頻繁に涙を流す、掻くような仕草が見られたら、すぐに目元を確認してあげましょう。
 
病院で内側に生えてしまった睫毛を一本ずつ抜いていく事で治療します。それから二重睫毛による角膜炎などの炎症を起こしてしていないかどうか見てもらいます。
角膜炎は放置してしまうと視力低下にもつながりますので、再発させない為にも定期的に二重睫毛を抜きにいかなければなりません。
 
角膜が傷つきやすいペキニーズだからこそ、早めに気づいてあげましょう。