柴犬の性格と基本的な飼い方について徹底解説!よくある病気や怪我を把握して、いつでも頼れる飼い主さんを目指しましょう!

ざっくり言うと
  • 日本の代表!天然記念物にも指定された世界中で大人気の柴犬
  • 主人に忠実で媚びない、最もオオカミに近い犬なんです!
  • 大きな病気知らずの犬種だけど、それでもかかりやすい病気があるんです

柴犬の性格・飼い方

柴犬の性格

柴犬は日本の代表的な犬種であり、天然記念物にも指定されております。日本古来より日本人のパートナーとして活躍しており、その誰にも媚びない主人に忠実な姿に、日本のみならず世界中多くの人が魅了されております。
 
柴犬の性格は、洋犬と違って少し不愛想な面があります。頑固で、常に自信に満ち溢れた姿は柴犬の特徴と言っても良いでしょう。ですが、飼い主さんに対しては素直であり、時に甘える姿も見せる事もあります。
 
もともと賢い犬種ではあるのですが、柴犬の性質上、仔犬の頃から信頼関係がしっかりと築けていないと成犬になった際に手がつけられなくなります。
柴犬は、オオカミに最も近いと言われ、犬としての本能が非常に強く出やすい犬種です。リーダーという存在がないと、自分の立場があやふやになってしまい、攻撃性を見せる恐れがあるのです。
 
柴犬の性格を理解し、厳格にしつけを出来る方でないと、飼う事は難しいとされております。初めて犬を飼うという方には、柴犬はオススメ出来ません。少しの甘えが、柴犬の忠実さを壊してしまい、柴犬の魅力を失わせてしまいます。
 
オオカミの遺伝子に近いと言われる柴犬、近年の愛玩犬と同じように扱う事は厳禁です。犬に対して友達のような感覚で接する事が多くなった現代人にとって、柴犬を飼う事は難しいとも言われているのです。

柴犬の飼い方

まず、当たり前ではありますが日本が原産国である柴犬は、日本の気候に適した犬種です。日本は他の国には見られない春夏秋冬があり、気温と天気の差が非常に激しいです。
寒い国に産まれた犬は寒さに強く、暑い国に産まれた犬は暑さに強く、ですがそれぞれ逆の気候に弱いとされています。
 
多く存在する犬種の中でも、柴犬は日本の厳しい気候に耐えられる数少ない犬種の一つです。その為、室内飼いでも外飼いでも、どちらでも飼育する事が可能な犬種である為、愛玩犬としても番犬としても活躍出来るでしょう。
 
また、これといった大きな病気はなく、身体は非常に健康的であり丈夫です。近年、豆柴という小さな柴犬が人気となって、乱繁殖が起き、様々な病気が見られるようになりましたが、基本的に柴犬は病気にかかりにくいでしょう。
 
飼いやすい犬種ではあるのですが、唯一の難点はそのしつけの難しさです。仔犬の頃からしつけをすれば、もともとの忠実な性格もあり、成犬になった際問題行動が起きにくい優秀な犬となるでしょう。ですが、一度しつけを失敗してしまったら、その問題行動を矯正するのは非常に困難です。
自分自身の手でのしつけに自信がない方は、早めに訓練所でのしつけ、または犬の幼稚園といった場でのしつけをするようにしましょう。

柴犬がかかりやすい病気・ケガ

白内障

白内障は柴犬に多く見られる病気であり、よく街中でも目が白く濁った子を見かけるかと思われます。身近に感じられる白内障は、加齢と共に発症する確率が高まり、早くて6歳から症状が出る子もいます。また、中には若年性白内障があり、こちらの場合は2歳くらいで発症するでしょう。
 
目の中心が白く濁るという見た目の変化だけでなく、行動にも変化が出てきます。初期状態ですと、夜の時しか行動に変化が現れない為、あまり気づく事はありません。
また、住み慣れた家の中では、感覚で物の位置を把握している為、目が見えづらくても行動に大きく変化が見られず、いつも通りの姿に見えるでしょう。こちらもよく注意してみないと気づきません。
 
進行するにつれて視力低下、走っていて物にぶつかる、階段から落ちるなどといった明らかな行動の変化が起きはじめ、見えづらいという恐怖から夜鳴きをするようになります。
 
白内障は点眼薬、内服薬で進行を抑える事が出来ますが、ほとんど視力がなくなっている場合は外科手術となります。ですが、手術をしても完治しない可能性、全身麻酔による負担から手術をしないという方がほとんどです。
 
見えづらいという事は、柴犬にとって大きなストレスです。そのストレスから、攻撃的になる子もいるくらいなのです。
白内障の治療は、点眼薬、内服薬はもちろんの事、飼い主さんが柴犬にとって過ごしやすい部屋にしてあげるといったケアが重要と言えるでしょう。

アトピー性皮膚炎

柴犬は、命にかかる病気になる事は比較的少ないのですが、皮膚病にかかりやすく、中には何年も治療しているという柴犬もいます。大きく皮膚病といっても色々な種類があるのですが、中でもアトピー性皮膚炎というものが柴犬に多く見られます。
 
カビ、ダニ、花粉、ほこりなどといった大気中に潜む目に見えない物を吸引、それに対してアレルギー反応を起こしてしまうのです。食べ物が原因でなるアレルギー性皮膚炎と違い、原因をはっきりと特定する事が難しいと言われております。
 
顔周りを中心にして全身に、脱毛、皮膚が赤黒くなるといった変化はもちろん、激しい痛みを伴う為、常に床や壁に身体をこすりつけるようになります。主に夏の時期に症状が現れるのですが、重症の子ですと一年中症状が出てしまうでしょう。
体質で起こる病気である為、完治が出来ず、長期間の投薬治療で症状を抑える事となりますが、ステロイド剤を処方される事が多い為、健康にはよくありません。
また、自宅でのケアとしてシャンプー療法というものがあるので、投薬治療と併用して対策していきましょう。

認知症

柴犬の代表的な病気と言ってもいいかもしれません。認知症は加齢と共に発症しやすくなり、他犬種と比べても圧倒的に柴犬は発症しやすいです。その原因は、体質上とも食生活の変化によるものとも言われております。
 
名前を呼んでも反応しない、夜鳴きが続く、出来ていた事が出来なくなる、狭いところに入りたがる、そして、最大の特徴として時計回りに同じ場所でずっとくるくる回り続けるという症状が見られます。
一度発症してしまえば完治も出来ず、病院での治療も望めません。生活を工夫し、最後まで柴犬と一緒にいる事となるでしょう。
 
すべての柴犬に認知症の可能性があるのですが、もちろん、すべての柴犬に認知症を予防する術があります。基本的に認知症になりやすい柴犬の特徴は、人との触れ合いが少ない、刺激が少ないとされる外飼いをしている柴犬に多いと言われております。
 
散歩に毎日行き、日ごろから触れ合う機会をたくさん作り、たまに遠出をするなどして刺激を与えるようにしましょう。DHAとEPAが多く含まれるイワシや、老化防止の効果があるカボチャなどを与えるとより効果も得られます。
そうした工夫を取り入れて、まずは認知症にならないようにしてみましょう。