サイベリアンフォレストキャットの性格と基本的な飼い方について徹底解説!よくある病気や怪我を把握して、いつでも頼れる飼い主さんを目指しましょう!

ざっくり言うと
  • ロシアの歴代の大統領から愛された猫、サイベリアンフォレストキャット!
  • その運動量は驚くべきもの!たくさん運動出来る環境を与えてあげよう♪
  • 様々な病気の窓口である肥満にならないようにしっかりと体重管理はするように!

サイベリアンフォレストキャットの性格・飼い方

サイベリアンフォレストキャットの性格

サイベリアンフォレストキャットは、別名シベリア猫とも呼ばれている猫であり、ロシアの歴代の大統領から親しまれた猫です。また、サイベリアンフォレストキャットといえば、猫アレルギーが出ない猫種と言われており、猫が好きだけどアレルギーが出て飼えないという方にもオススメできる猫として有名です。
ある意味で、「どんな人でも飼える猫」と言っても良いでしょう。
 
一見、クールで人になつかない猫種のように思えますが、では、実際のサイベリアンフォレストキャットの性格はどういうものでしょうか。性格もまた同じように「どんな人でも飼える猫」のようなのでしょうか。
 
サイベリアンフォレストキャットは、意外や意外、家族に対して愛情深い一面を見せ、唯一家族に対して甘えん坊な姿を見せてくれる犬のように忠実な猫種です。
ハンティング能力が非常に長けている為、動くものに対して俊敏な動きを見せます。
目の前で猫じゃらしを振ったりボールを投げてみたりすると、サイベリアンフォレストキャットは面白いほど反応を示してくれます。
 
賢く、忠実な姿を見る限り、サイベリアンフォレストキャットは非常に飼いやすい猫と言えます。
ですが、縄張り意識が強く家族に対しての愛情が深い事もあってか、突然の来客に対して警戒心をむき出しにする事もありますので、その点に関しては注意しましょう。

サイベリアンフォレストキャットの飼い方

サイベリアンフォレストキャットは、まず、かなりの運動量を要求されます。身体が大きい猫は、小さい猫と比べて俊敏性、活発性が劣る為、サイベリアンフォレストキャットも同じように運動量があまり要求されないように思われますが、実際は、まったくの逆と言っても良いでしょう。
 
寒い広大な土地で生まれ、ハンティング能力に長けているサイベリアンフォレストキャットは、日常的に辺りを走っておりました。その為、飼育環境も同じように運動が出来る環境がなければなりません。
 
キャットタワーはもちろんの事、サイベリアンフォレストキャットの活動スペースはなるべく広く用意してあげましょう。身体が大きく、足腰がしっかりしたサイベリアンフォレストキャットは、跳躍力も優れている為、高く跳びます。
充分な運動量を得る為に、キャットタワーはなるべく背の高いものを用意しましょう。
 
また、体格が立派な事から、栄養価の高い食事を多く与えがちです。そうなると肥満になりやすくなってしまうので注意しましょう。健康的な体格を維持する為には、適度な量の栄養価の高い食事、そして充分な運動です。
これらは特にサイベリアンフォレストキャットのような猫に言える事でしょう。

サイベリアンフォレストキャットがかかりやすい病気・ケガ

毛球症

しっかりとした毛が多く密集している為、サイベリアンフォレストキャットはこの病気にかかりやすいと言われております。この毛球症という病気は、まずサイベリアンフォレストキャットのように毛が多く長い猫種によく見られます。
 
毛づくろいの際に飲み込んだ毛を上手く排出する事が出来ず、体内に塊となって残ってしまう事による消化不良を起こしてしまう為、発症すると、便秘や吐きたいのに吐けないといった明らか元気がない様子が見られるので、発覚次第すぐに病院へ行きましょう。
 
たかが体内で毛がかたまっているだけと思うかもしれませんが、そのままの状態にしておくと腸閉塞を起こします。腸閉塞になると緊急を要しますので、絶対に放置してはいけません。
 
治療は、体内に残った毛を全部排出させる為にも、まず薬で対処します。しかし、排出する様子が見られない場合は、開腹手術をして直接毛を取り除く方法となるでしょう。
 
毛球症の対策は、いたって単純なものです。原因の多くは、ブラッシング不足によるものと言われております。原因がはっきりとわかっているのならば、飼い主さんがその対策をとれば良いだけなのです。
 
毛づくろいして体内に入る毛がキャパオーバーしないように、飼い主さんはまず適切なブラッシングをしてあげましょう。
また、毛を排出しやすくする植物繊維が多く含まれた食事内容にする事でも充分効果を得られます。
飼い主さんがしっかりと管理しましょう。

肥満

肥満は立派な病気のうちの一つです。そもそも健康的な体重から逸脱している事自体からして、病気である事に違いありません。
ただのカロリーの過剰摂取、運動不足といって放置する事は健康を更に害する最悪な行動と言っても良いでしょう。
肥満にさせる事で、サイベリアンフォレストキャットを様々な病気にさせる事となります。
 
肥満が原因とされる病気は、心臓疾患、関節疾患、糖尿病が主であり、発症してしまえばどれも深刻な症状になりかねない病気ばかりです。また、あまりにも肥満体型の子は麻酔が効きにくい為、治療が困難になってしまう恐れもあるのです。
 
運動量が基本的に多いサイベリアンフォレストキャットは、本来なら運動不足になる事はありません。また、身体の大きいサイベリアンフォレストキャットは、食事量も多く、筋肉質である為、必然的に高たんぱくの食事内容になりがちです。
しかし、活動出来るスペースが少なかったり、上下運動出来る場所がなかったりという不適切な環境にいる事で、サイベリアンフォレストキャットはすぐに肥満になります。
 
消費カロリーと摂取カロリーのバランスがとれるように飼い主さんが徹底した食事と運動を管理しましょう。また、去勢、避妊手術をした子は、特に肥満になりやすいとされている為、特に気を付けなければなりません。
 
太っている事で、様々な病気にかかるリスクが普通の体型の猫よりも何倍も膨れ上がります。それは犬でも人でも言える事です。
 
近年、「ぽっちゃり猫」などと称してメディアなどで取り上げられる事が多いのですが、言い方を変えただけであり、肥満体型の猫である事は変わりません。健康面から考えると、危険な状態である事に違いないのです。
太っていても特に問題ないと思っていても、少しずつ身体全体に負荷がかかっている為、寿命が短くなる原因の一つと言われております。
 
肥満は優しい虐待です。いつまでも健康で長生きさせる為には、まず飼い主さんが徹底して管理する事が重要でしょう。

結膜炎

目がはっきりと大きいサイベリアンフォレストキャットですが、まず、猫の黒目がもともと大きい為、まぶたを押し広げない限りは、白目の様子など確認できません。その為、結膜炎の症状として一番わかりやすい眼の充血が確認できないのです。
 
結膜炎は白目が充血する他に、まばたき、流涙、前脚で目をかくなどの様子が見られます。この状態が悪化していくと、結膜が腫れあがっていき、腫れぼったい顔になります。
 
結膜炎の原因としてあげられるのは、アレルギーや感染症、異物、あるいは流涙症やドライアイなどのもともと眼病を持っていた事により、引き起こされる場合があります。
原因の見分け方として、両目に症状が現れている場合は感染症、またはアレルギーの可能性が高く、片目だけに見られる場合は、異物が眼球に入ってしまった可能性が高いでしょう。
サイベリアンフォレストキャットは非常に活発な猫である為、よく目の中にゴミなどが入ってしまいがちです。
 
結膜炎の治療法は、点眼薬で炎症を抑え、眼の周辺を清潔な状態にする為、洗浄します。治るまでの期間は個体差もあり、一週間で治る子もいれば長期間続いてしまう子もいます。
 
獣医師の指示に従い、エリザベスカラーをして患部をかかないようにし、用法用量をしっかりと守って点眼する事で、サイベリアンフォレストキャットにとって負担を少しでも減らせるようにしましょう。