スタンダード・プードルの性格と基本的な飼い方について徹底解説!よくある病気や怪我を把握して、いつでも頼れる飼い主さんを目指しましょう!

ざっくり言うと
  • ボーダー・コリーの次に頭が良い!?優秀なパートナーとして活躍♪
  • 落ち着きのある性格だけど本当は運動が大好きなスタンダード・プードル
  • 命を落としてしまう病気にかかりやすいからこそ病気について理解しておこう

スタンダード・プードルの性格・飼い方

スタンダード・プードルの性格

プードルと言えば、どんな方でもトイ・プードルを連想されるでしょう。ですが、近年トイ・プードルよりもはるかに大きい大型犬であるスタンダード・プードルにも注目されるようになりました。
 
落ち着きがあり、誰にでも友好的なスタンダード・プードルは、非常に知的レベルが高いとも言われております。
利口な犬種といえばボーダーコリーでしょうが、実は、ボーダーコリーに次いでスタンダード・プードルも知的レベルの高い、人間にとって優秀なパートナーとして親しまれており、その利口さと性格の良さから、海外ではスタンダード・プードルは盲導犬としても活躍しているようです。
 
従順で人が好きな愛情深いスタンダード・プードルは、家族の方だけでなく、知らない人に対しても知らない犬に対しても友好的である為、どこへ行っても愛されるでしょう。
欠点知らずの性格と言っても良いかもしれませんが、唯一欠点をあげるとしたら、好奇心が旺盛なところかもしれません。
 
その優雅な出で立ちからは想像も出来ないほどの好奇心旺盛、運動能力が高い為、一歩接し方を間違えてしまうと、室内でのいたずらや問題行動に悩まされる可能性があります。
接し方としつけを間違えなければ、もとは従順で利口な犬種である為、非常に優秀な家庭犬として傍にいてくれるでしょう。

スタンダード・プードルの飼い方

スタンダード・プードルはもともと猟犬として活躍していた為、運動要求量が非常に多いです。比較的落ち着きのある性格といえども、その運動量はやはり大型犬クラスの量です。
 
一日に一時間の散歩を最低二回するようにしましょう。ドッグランや広場などで思い切り走らせる事も必要です。また、泳ぐ事も好きな為、夏場はプールに連れていくのも良いでしょう。
運動不足が続いてしまいますと、室内でいたずらを起こしたり、吠えたり咬んだりという問題行動を生み出しかねません。
 
一度興奮するスイッチが入ってしまうと、プードル独特のぴょんぴょんと跳ねるような動きをします。
マンションなどの集合住宅に住まれている方は近隣の方とトラブルにならないよう注意しましょう。その為にも、日ごろから外での運動が重要となります。
 
スタンダード・プードルは、人と触れ合う事が好きな犬種である為、一人にする事は好ましくありません。
もちろん、運動したり散歩をしたりする事も重要な事ではありますが、それ以上に人との交流は重要なものと言えるのです。
 
遊ばせる際も、飼い主さんと一緒に遊べる遊び、少しレベルの高い訓練をする事で、より充実した生活を送る事が出来るでしょう。

スタンダード・プードルがかかりやすい病気・ケガ

アジソン病

アジソン病は、スタンダード・プードルに特に多いとされる病気の一つであり、別名、副腎皮質機能低下症とも言われております。
この病気は副腎という臓器から分泌される副腎皮質ホルモンが不足してしまう病気であり、食欲不振、震え、下痢、嘔吐、体重減少という症状が見られます。
ですが、この症状はずっと続くわけではなく、数日経過すると症状が改善されている事がある為、ただの体調不良と捉えてしまう飼い主さんも少なくはありません。
そうしますと、発見が遅れてしまい取り返しのつかない状態にまでなってしまう事があるのです。
 
急性のアジソン病の場合は命を落とす可能性が高い重篤な病気です。急性副腎不全ともいい、主に病気の発見が遅れた際に陥りやすいでしょう。
呼吸困難、意識障害などが見られ、早急に治療にかからなければなりません。
 
この病気の原因は明確にはわかっていませんが、スタンダード・プードルの好発疾患と言われております。薬物の副作用でも起こる可能性があり、はっきりとした予防策はありません。
病気が発覚したら、早急に投薬治療にとりかからなければならないのですが、完治する術が見つかっていない為、上手に付き合っていく必要があります。また、ストレスにも弱い為、異常なストレスがかかってしまうと急性副腎不全になる恐れもあるでしょう。
 
命にかかわる病気の為、早期発見が鍵となります。愛犬の為にも、少しでも異変を感じたら病院へ行くようにしましょう。

胃捻転

胃捻転は大型犬によく見られる病気であり、スタンダード・プードルもなりやすい病気とされております。胃捻転は突如発症し、発症すると数時間で命を落としてしまう非常に致死率の高い病気です。
 
名前の通り胃がねじれる事で周りの臓器を圧迫、壊死させ、臓器が正常に機能しなくなる他、血管もねじれてしまう為、血液も循環させる事が出来なくなります。
食後1時間~4時間ほどで腹部が膨らみはじめ、うろうろしたり、よだれをずっと垂らしていたり、嘔吐する姿勢をとるのに吐けない、などの症状が見られます。
するとチアノーゼ、ショック状態に陥り、そしてそのまま死に至るので早急に治療が必要となります。
 
また、早急に適切な治療を受けたとしても、再発率が高く、他の臓器がすでに壊死してしまっている為、数日後に命を落としてしまうパターンも少なくはないようです。
この病気は、まず発症させないようにする事がポイントです。
 
胃捻転は胃の中でガスと胃液が充満してしまっている事が原因である為、食後の運動、早食い、食事の際の水の過剰摂取を避ける事で発症確率を下げる事が出来ます。
また、ドッグフードはもともとガスを発生させやすい食べ物である為、普段の食事をドッグフード中心にしている場合は特に気を付けるようにしましょう。

てんかん

スタンダード・プードルのみならず、プードル種に多く見られる脳の病気であるてんかんは、まず完治する事が困難な病気です。
完治する事が出来ず、生涯、長期的な投薬治療が絶対とされている為、安楽死を選ぶ飼い主さんもいらっしゃるようです。
 
この病気は、神経細胞が異常に活発、全身けいれん、意識喪失といった発作を突然起こし、前触れがほとんど見られません。
発作が終わった後は何事もなく行動を再開し、発作の時間もわずか数分である為、初めて発作を見た方はどうすれば良いのかわからないかと思われます。
 
てんかんは、まず、発作を起こしてしまったら周りが冷静にならないといけない必要があります。慌ててしまうと今後の治療にも支障が出ますので、なるべく冷静になり、状態を確認しましょう。
 
最初に、名前を呼んで意識の確認(目が動いたら意識があります)をしましょう。発作中は、身体に触れないようにします。発作が終わってから、全身に触れてみてどこかぶつけていないか確認。
頭を打って大ケガをしている場合もあるので、頭はよくチェックしましょう。
 
この時の状況を細かくメモに取っておきましょう。このメモは今後の治療方針をかためていくのに非常に有力な情報です。
 
また、発作が10分以上続く、発作の間隔が短く頻繁に起こる場合は、非常に危険性の高いてんかんです。ここまで重症なてんかんは、脳壊死の危険性があるので早急に病院にて対処しなければなりませんので気を付けましょう。