ペット保険業界では老舗の大手保険会社「アニコム損害保険」は、業界トップの保険加入件数です。窓口精算や幅広いサービスなど、利用しやすいところが人気です。
そのアニコムについて口コミや特徴を詳しく紹介します!

アニコム

アニコムの口コミ・評判まとめ

商品を知るうえで参考になるのが口コミです。アニコムのペット保険を実際に利用している方の口コミから評判をまとめてみました。

良いところ

  • 動物病院の窓口で保険金を簡単に精算できています(40代・男性・柴犬)
  • ペットの写真付きの保険証を発行してくれるのでうれしいです(20代・女性・チワワ)
  • 有名な保険会社なので安心して保険を利用しています(50歳・男性・トイプードル)
  • 迷子捜索サポートなどたくさんサービスがあって助かっています(30代・女性・ラブラドルレトリバー)
  • 終身で加入できるのでずっとこのまま加入しておくつもりです(30歳・女性・マンチカン)

改善してほしいところ

  • 保険料が高いので他のペット保険に乗り換えを考えています(30代・女性・スコティッシュフォールド)
  • 急激に保険料が値上がりするので解約しました(20代・女性・パピヨン)
  • サービスはいらないので保険料を安くしてほしいです(40代・男性・パグ)
  • アニコム指定の病院があり、指定外だと窓口精算ができません(40代・女性・チワワ)

口コミの総評としては、窓口精算ができることやサービスの充実が好評ですが、保険料の高さに対する不満も多くありました。

また、指定の病院でないと窓口精算ができないので、加入前にかかりつけの病院が指定されているのかどうか調べておく必要があります。

アニコムは知名度が高く老舗の保険会社なので安心感がありますが、「サービス」と「保険料」のどちらを重視するかがペット保険選びのポイントになってきそうです。

アニコムはこんな人向き!注目のポイントは?

サービスの質が高いアニコムですが、具体的にどういった方向けのペット保険なのでしょうか?気になるポイントをまとめてみました。

① 病院の窓口で精算したい
② 保険料が高くてもきちんと補償してほしい
③ 安心できる大手の保険会社がいい

① 病院の窓口で精算したい

ペット保険のほとんどは動物病院でかかった治療費を一旦病院で支払ったあと、後日保険金を精算するやり方になっています。
それだと保険金請求が手間になってしまいますよね。

でも、アニコムの場合は提携している動物病院に限りますが、治療を受けたその場で請求できます。(2017年9月7日現在、対応病院数は6126病院)
全国の動物病院と提携することで、治療費を支払うときに保険金分を引いた金額を支払うという仕組みです。

「とにかく楽に保険金を請求したい!」という方にはおすすめです。
(参考)保険金の支払いを受け取るまでの流れって?

② 保険料が高くてもきちんと補償してほしい

口コミからも分かるように、アニコムの保険料は他社のペット保険と比べて高めに設定してあります。
それは窓口精算に対応しているからだけが理由ではありません。

保険料が安いペット保険では、膝蓋骨脱臼など補償対象外項目が決められていたり、皮膚炎などの慢性疾患を発症してしまい前年度に請求が多かった傷病は免責事項に追加されたりと補償範囲が厳しく設定してあります。

アニコムは保険料が高い代わりに、補償範囲が広く、補償対象外になる判定が緩くきちんと補償してくれるので、補償の充実を求める方は向いているでしょう。

③ 安心できる大手の保険会社がいい

アニコムはペット保険業界で有名な老舗の大手保険会社です。動物病院やペットショップなど、アニコムと提携しているところも多く、加入件数は業界トップを誇っています。

大手だからこそできるサポートが充実しているので、大手の保険会社で安心できるところがいいという方にはおすすめできます。

アニコムの商品プランまとめ

商品名補償割合生涯保険料(小型犬)生涯保険料(中型犬)生涯保険料(大型犬)生涯保険料(猫)年間補償上限額通院入院手術
ふぁみりぃ50%プラン50%676,280 円756,670 円904,520 円520,510 円73万円10,000円/日
年間20日まで
10,000円/日
年間20日まで
100,000円/回
年間2回まで
ふぁみりぃ70%プラン70%921,100 円1,058,910 円1,243,210 円700,230 円73万円14,000円/日
年間20日まで
14,000円/日
年間20日まで
140,000円/回
年間2回まで

※表は右にスクロールできます

アニコムが提供する商品をまとめてみました。
アニコムの商品は犬や猫だけでなく、鳥やうさぎ、フェレットの5種類が申し込みできます。

補償割合50%・70%で、通院・入院・手術の各補償内容や年間補償上限金額がそれぞれの補償割合で違うので間違わないようにしましょう。

それではここからは各補償割合の「ふぁみりぃプラン」の保険料と補償内容の詳細を見てみようと思います。

保険料を詳しく見てみる

保険料の特徴

  • 0~1歳まで保険料が下がり、3歳以降から急激に値上がりする
  • ほかのペット保険と比べて保険料は割高

アニコム

0~1歳まで保険料が下がり、3歳以降から急激に値上がりする

アニコムの保険料は1歳が一番安く、2歳以降から値上がりしていくという特徴があります。とくに3歳以降の値上がりは激しく、12歳程度で値上がりは落ち着きます。

急激な値上がりで家計の負担になって継続できなくなってしまわないように、加入時の保険料だけでなく一生涯かかる保険料も確認するようにしましょう。
(参考)ペット保険は一生涯にかかる保険料でチェックしよう

ほかのペット保険と比べて保険料は割高

口コミでも分かるように、アニコムの保険料はほかのペット保険と比べて割高です。
では実際にどれくらい違うのでしょうか?

小型犬にかかる会社別の生涯保険料

補償割合50%の小型犬にかかる生涯保険料を比べてみると、生涯保険料の違いに驚きますね。
一番保険料が安いFPCのフリーペットほけんと比較すると約30万円も違います。

保険料だけでみると少し高めに設定してあることを理解しておかないといけませんね。

補償内容を詳しく見てみる

補償内容の特徴

  • 標準的な補償内容
  • 補償割合は50%・70%

商品名補償割合年間補償上限額通院入院手術
ふぁみりぃ50%プラン50%60万円10,000円/日
年間20日まで
10,000円/日
年間20日まで
100,000円/回
年間2回まで
ふぁみりぃ70%プラン70%84万円14,000円/日
年間20日まで
14,000円/日
年間20日まで
140,000円/回
年間2回まで

※表は右にスクロールできます

標準的な補償内容

アニコムの補償内容は通院・入院・手術のどれかに特化しているというわけでなく、どれもまんべんなく補償してくれます。
それぞれの日額制限や回数制限、補償上限金額も十分な設定なので、よほどのことがない限りこの補償内容でカバーできます。

ただ、保険料の高さから見ると補償内容が特別充実しているというわけではないようです。
補償範囲は広いので補償対象外になるケースが少ないですが、補償内容自体は標準的と言えるでしょう。

補償割合は50%・70%

補償割合は50%と70%が用意してあります。加入時に保険料や補償内容を見比べて選ぶことができますが、継続時に限り補償割合の変更もできます。
保険期間の途中では変更できないので気を付けてください。

また、50%から70%に補償割合を引き上げる場合は、審査をしたのち変更となります。
審査の結果によっては補償割合を70%に変更できないこともあります。

特約・サービス内容

特約・サービスの特徴

  • 保険金は窓口精算
  • ペット賠償責任特約が付けられる
  • サービスが充実している

保険金は窓口精算

提携している動物病院に限りますが、保険金を窓口で精算できるのはメリットの一つです。(2017年9月7日現在、対応病院数は6126病院)

ペットの写真入りの保険証がもらえるのもうれしいですよね。窓口精算をする方法は、その保険証を窓口で見せることで、人間の健康保険と同じように補償分を差し引いて精算ができます。

その場ですぐ精算できるのはとても楽なサービスですね。
(参考)保険金の支払いを受けるまでの流れって?

ペット賠償責任特約が付けられる

アニコムはペット保険のオプションでペット賠償責任特約を付けることができます。
ペット賠償責任特約とは、ペットが他人に吠えたり咬みついたりして、ケガや持ち物を壊してしまった場合に備える特約です。

治療費や修繕費など経済的に責任を取る際、保険が適用され保険会社から保険金が支払われます。

<ペットによる損害賠償の具体例>

① ペットが他人、もしくは他人のペットにケガを負わせてしまったとき

  • 頭をなでようとした友人に驚き、咬みついてしまった
  • 散歩中に他人のペットとケンカになりケガを負わせてしまった

② 飼っているペットが物を壊してしまったとき

  • 友人の家にペットと遊びに行ったとき物を壊してしまった
  • 散歩中に公共の建物に傷をつけてしまった

アニコムのペット賠償責任特約では、1事故につき支払限度額1,000万円まで補償します。(ただし、1事故につき3,000円の自己負担額があります)
他社のペット賠償責任特約と比べて補償額が高めなのも魅力です。

サービスが充実している

ペット保険にはそれぞれ独自のサービスを展開しているところもあります。アニコムが提供しているサービスをまとめてみました。

<アニコムのサービス一覧>

しつけ健康相談窓口

しつけや健康についてペットの相談を電話やWebで獣医師やアニコムカウンセラーにできるサービスです。

迷子検索サービス

大切なペットが迷子になったとき、連絡を入れると迷子情報を配信してくれ、目撃情報などを受け取れます。

優待割引

どうぶつライフサポートサービスでは、アニコムが提携しているペットと泊まれるホテルやドッグカフェなどでペットの保険証を提示することで割引や特典が受け取れます。

このようにサービスが充実しているのもうれしいポイントです。こういったサービスがあることが、保険料が割高になっている理由の一つかもしれませんね。

気をつけておきたい落とし穴

ここまでアニコムの「ふぁみりぃプラン」の特徴を紹介しましたが、もちろんいいことばかりではありません。
ここでは気を付けておきたい落とし穴についてまとめました。

健康割増引制度で保険料が高くなることがある

アニコムには1年間で保険の利用回数に応じて保険料が割引・割増になる「健康割増引制度」があります。

通院・入院回数/手術回数割引・割増率
0回10%割引
1 ~ 5回5%割引
6 ~ 19回割引・割増なし
20 ~ 39回20%割増
40回 ~50%割増

利用回数が19回までなら特に問題はないですが、20回以降になると保険料が割増になってしまいます。
通院回数が増えてしまう慢性疾患になった場合はこの割増になる可能性があります。

保険料が割増になることを考えると、気軽に動物病院に行けなくなってしまいますね。
(参考)アニコムのペット保険の「健康割増引制度」の落とし穴

アニコムに対応していない病院は後日精算に

アニコムは窓口精算ができるのが魅力ですが、すべての動物病院でできるわけではありません。(2017年9月7日現在、対応病院数は6126病院)

窓口精算ができるのは、アニコムと提携している病院のみです。かかりつけや近くの病院がアニコムに対応しているかどうか、チェックする必要があります。

もし、未対応なら明細を保険会社に送って精算する後日精算になるので注意しましょう。

待機期間中に発症した病気は補償対象外

アニコムには初年度契約に限り、待機期間が設けられています。保険契約の開始日から30日間が待機期間で、この期間に発症した病気は補償の対象外になってしまいます。

また、ケガの場合は待機期間がないので補償は受けられますが、保険契約の開始日から30日間にケガで受診した場合は窓口精算ができないので気を付けてください。

まとめ

保険料は割高ですが、サービスが充実しているアニコムの「どうぶつ健保ふぁみりぃ」。何と言っても保険料を窓口で精算できるのが魅力です。

ペット保険選びで悩まれている方は以下のポイントを参考にして、納得のいくペット保険を選ぶようにしましょう。

メリット

  • 病院の窓口で精算できる
  • 補償範囲が広く、補償対象外になる判定が緩い
  • 大手の保険会社で安心
  • ペット賠償責任特約が付けられる
  • サービスが充実している

<デメリット>

  • 保険料が割高
  • 健康割増引制度で保険料が高くなることがある
  • アニコムに対応していない病院は後日精算になる
  • 待機期間中に発症した病気は補償対象外になる

当サイトではほかのペット保険についても紹介しています。
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