「ペティーナ」は、知名度は低いものの、どの犬種も同じ保険料、年齢とともに保険料が値上がりしないなど珍しい特徴のあるペット保険です。ペティーナのメリットとデメリットをまとめました!

ペティーナのペット保険はおすすめ?

保険料が年齢とともに値上がりせず、多彩な割引があるペティーナのペット保険。知名度こそ低いものの、ペット保険初心者には加入しやすい保険だと感じられるのではないでしょうか。
そこでペティーナのペット保険を保険料や補償内容など様々な観点からメリット・デメリットを検討しました。
比較の結果、結論としてはペティーナのペット保険はあまりおすすめできないということが分かりました。評価の決め手となったメリット・デメリットは下記の通りです。

犬種による保険料の差がなく、保険料が年齢とともに値上がりしない
割引制度が多彩
年間の利用回数の制限がなく1回10万円まで請求可能
× 年間補償限度額が低すぎて補償が手薄
× 治療が長引く病気は補償の制限が付く可能性があり更新ができない場合もある
× 専門機関への外部依頼検査費用や、涙やけ・誤飲が対象外
× 加入時インターネットでの申込はできず、満8歳以上の場合は健康診断書が必要
× 病気治療中・先天性疾患のある犬・猫は加入できない

それでは、各項目に関して、以下で詳しく見てみましょう!

ペティーナのペット保険の特徴は?

ペティーナのペット保険の運営は、「ペット共済」により行われています。
これは、損害保険や少額短期保険のような一般的なペット保険とは、厳密には異なります。

大きな違いは、ペット共済は保険業法に基づいて運営されていない、つまり国の認可がないことです。

通常のペット保険会社は、法規制に基づいて運営されているため、保険会社として健全な運営を行っていないと行政処分の対象となります。

一方、ペット共済にはそのような縛りがありません。
万が一破綻しても、何の救済措置もありません。そのようなリスクも理解した上で加入する必要があります。

また、細かい部分ですが、保険契約で使用される用語にもいくつか違いがあります。
保険料は掛金、保険金は共済金、契約者は加入者といったように、保険と共済では使用される用語も異なります。
このページでは、わかりやすいように通常の保険の用語を使用して解説します。

各プランの補償内容と保険料を一覧にしましたので、ご覧ください。

商品名補償割合通院・入院・手術免責金額年間補償限度額保険料(小型犬・15歳まで)保険料(中型犬・15歳まで)保険料(大型犬・15歳まで)保険料(猫・15歳まで)
まとめてプラン50%100,000円/請求なし20万円451,000 円451,000 円451,000 円380,600 円
ゆとりプラン70%100,000円/請求なし30万円591,800 円591,800 円591,800 円497,200 円

※表は横にスクロールできます

ペティーナは、補償割合が50%のまとめてプランと、70%のゆとりプランの2種類から選べるという特徴があります。

また、加入時の保険料が、ペットの年齢とともに増額しないことが他の保険にない特長といえます。

他社にはない特長として、ほかにも、ユニークな割引サービスが設けられていることがあげられます。
予防接種済みのペットに適用される「予防割引」や、加入期間一年間に一度も保険金請求がなかった場合に適用される「健康割引」などがあります。

さらに、混合ワクチンの接種費用を負担する「混合ワクチン接種特約」というものがあり、年間犬6,000円、猫4,800円の保険料で、犬7,000円、猫5,500円を上限に混合ワクチンの費用が補償されます。

続いて、ペティーナのペット保険のメリット・デメリットについて詳細を確認していきましょう。

ペティーナのペット保険のメリットを知ろう

まずは、ペティーナのペット保険にはどんなメリットがあるのか確認してみましょう。

犬種による保険料の差がなく、保険料が年齢とともに値上がりしない

通常ペットの年齢とともに保険料が値上がりするペット保険が大半の中、ペティーナのペット保険は加入時点の保険料のまま継続できるという特徴があります。

加入時のペットの年齢と、犬か猫かによって保険料が決まり、その保険料が加入期間中ずっと変わりません。

また、大型犬、中型犬、小型犬など犬の大きさや、犬種によって保険料に差が出るペット保険が多い中、ペティーナはいずれの犬種も同じ金額で加入できます。

通常、大型犬や中型犬は小型犬に比べると高額になるため、大型犬の飼い主にとっては他社と比べて安くなるかもしれません。

<まとめてプラン(50%補償)>

加入時の年齢月払い保険料
2ヶ月~2歳2,200円
3~5歳2,400円
6~9歳2,600円
10~11歳2,800円
2ヶ月~2歳1,800円
3~5歳2,000円
6~9歳2,200円
10~11歳2,400円

<ゆとりプラン(70%補償)>

加入時の年齢月払い保険料
2ヶ月~2歳2,900円
3~5歳3,100円
6~8歳3,400円
2ヶ月~2歳2,400円
3~5歳2,600円
6~8歳2,900円

割引制度が多彩

ペティーナには「予防割引」や「健康割引」といった多彩な割引制度があることもメリットの一つです。

すべて適用されれば、保険料の15~20%引きにもなります。また、年一括払いを利用すれば、保険料の1か月分が値引きされます。

<割引制度>

割引制度割引率内容
予防割引5%混合ワクチン接種済みの場合割引適用
多頭割引5%または10%2~3頭加入で5%、4頭以上加入で10%割引
去勢、避妊割引5%避妊手術を証明する、動物病院発行の診療明細書、領収書等を提出
健康割引5%または10%一年間病気・ケガをしなかった場合、翌年5%引き、継続2年以降10%引き
年一括割引1か月分を割引

年間の利用回数の制限がなく1回10万円まで請求可能

他のペット保険では、年間で保険を利用できる回数が決まっているところもありますが、ペティーナは年間の利用回数の制限がありません。

しかも、1回につき10万円まで請求できるため、一度の請求額が多少高額になっても対応できるでしょう。

ペティーナのペット保険のデメリットを知ろう

ペット保険に加入する際、事前にデメリットを知っておくことも大切です。ペティーナのペット保険にはどんなものがあるのか確認してみましょう。

年間補償限度額が低すぎて補償が手薄

ペット保険の補償の手厚さを知るために、必ずチェックすべき項目が「年間補償限度額」です。
年間補償限度額とは、年間で支払われる保険金の上限金額のことで、基本的にこの金額が高いほど補償内容が充実しているといえます。

年間補償限度額は、通院・入院・手術補償の50%や70%の保険の場合は50~70万円に設定してあるのが一般的です。

しかし、ペティーナは、50%補償プランは20万円、70%補償プランは30万円と、かなり安く、すべてのペット保険の中でも最低クラスです。

年間補償限度額が低すぎると、万一の高額な手術や長期に渡る通院に対応できないため注意が必要です。

治療が長引く病気は補償の制限が付く可能性があり更新ができない場合もある

皮膚病や心臓病のように、治療期間が長期あるいは一生涯に渡るような慢性疾患にかかった場合、更新時にその病気については年間2回までしか補償されないという条件がつく可能性があります。

また、年間の保険金の支払い状況によっては、保険の更新自体を断られる可能性があることも明記されているのです。

費用負担が大きくなりがちな慢性疾患になったときに、補償の制限が追加されたり更新を断られたりしてしまっては、せっかくペット保険に加入した意味がなくなってしまいますね。

専門機関への外部依頼検査費用や、涙やけ・誤飲が対象外

ペット保険にはもともと補償されない病気(補償対象外項目)を約款で定めていることがあります。
もし、ペットがかかった病気がその補償対象外項目に指定されていると、受診しても保険金は一切補償されません。

ペティーナの場合は、涙やけと誤飲・誤食が補償対象外項目となっています。

涙やけは、涙がうまく循環しなくなる流涙症という病気の症状の一つです。
トイプードルやポメラニアン、パグ、ゴールデンレトリバーなど様々な犬種で起こり、繰り返し洗浄や投薬の処置が必要になったり、場合によっては外科手術が必要になったりするため、治療費の負担は大きくなる恐れがあります。
特にこの病気にかかる可能性の高い犬種を飼っている場合は注意が必要です。

また、誤飲・誤食は特に子犬や猫などに多く、重症になると開腹手術が必要な場合もあります。
手術・入院となると高額な医療費がかかる場合もありますので、補償対象外となっている点には注意が必要です。

また、血液検査や細胞検査などを外部の機関に依頼した場合、その費用は補償の対象外とされます。
専門機関への外部依頼検査は、アレルギー検査や腫瘍などの検査で一般的に行われ、場合によっては高額になることもあります。
この費用が全額自己負担になってしまうのは大きなデメリットといえます。

加入時インターネットでの申込はできず、満8歳以上の場合は健康診断書が必要

最近ではインターネットで加入手続きが完了するペット保険が多い中、ペティーナは電話で書類を請求し、必要事項を記載して返送しなければなりません。

また、8歳以上のペットを保険に加入させたい場合に規定の健康診断書が必要になります。
診断内容は、触診や、尿、血液検査など項目も多く、費用も飼い主の自己負担です。

多くのペット保険が、告知のみで加入審査ができる中、自費で健康診断を行い、加入審査を受ける必要があるというのは手間ですね。

病気治療中・先天性疾患のある犬・猫は加入できない

治療中の病気が補償対象外になるのはどのペット保険でも共通ですが、ペティーナは、そもそも病気にかかっているペットは加入できません。

また、先天性疾患があることが分かっているペットも加入できません。

他社に比べると、加入の条件がかなり厳しいペット保険であると言えるでしょう。

ペティーナと他社のペット保険を比較!本当におすすめのペット保険は?

これまでペティーナのペット保険のメリット・デメリットを見てきて、他社と比べるとあまりおすすめではないと説明してきましたが、実際に数字で比較するとどうなるのでしょうか?
それぞれのプランごとにランキング上位のペット保険と比較してみました。

ペット保険の比較をする際に、当サイトでは補償タイプと補償割合が同じペット保険同士で比較し、ランキングを付けています。
補償タイプは主に3つで、通院・入院・手術すべてを補償するタイプ、手術とそれに伴う入院を補償するタイプ、通院とそれに伴う入院を補償するタイプに分類しています。

この中で、ペティーナは通院・入院・手術すべてを補償するタイプに該当するため、それぞれ補償割合50%、70%のペット保険ランキングの上位プランと比べてみましょう。

通院・入院・手術すべてを補償【50%補償】

会社名商品名補償割合保険料(小型犬・15歳まで)保険料(中型犬・15歳まで)保険料(大型犬・15歳まで)保険料(猫・15歳まで)年間補償限度額通院入院手術
FPCフリーペットほけん50%392,250 円435,950 円455,400 円375,050 円85万円12,500円/日
年間30日まで
125,000円/入院
年間3入院まで
100,000円/回
年間1回まで
PS保険50%補償プラン50%435,950 円494,910 円537,190 円383,050 円100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
SBIいきいき少短プラン50スタンダード50%442,400 円521,450 円705,050 円341,750 円50万円制限なし制限なし制限なし
日本ペットプラス(ガーデン)プラチナ50%プラン50%455,150 円499,320 円575,010 円394,190 円50万円制限なし制限なし制限なし
ペティーナまとめてプラン50%451,000 円451,000 円451,000 円380,600 円20万円100,000円/請求100,000円/請求100,000円/請求

※表は横にスクロールできます

通院・入院・手術すべてを補償【70%補償】

会社名商品名補償割合保険料(小型犬・15歳まで)保険料(中型犬・15歳まで)保険料(大型犬・15歳まで)保険料(猫・15歳まで)年間補償限度額通院入院手術
PS保険70%補償プラン70%555,250 円630,980 円685,890 円488,190 円100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
SBIいきいき少短プラン70スタンダード70%619,360 円730,030 円987,070 円478,450 円70万円制限なし制限なし制限なし
楽天少短あんしんペットL70%635,260 円762,210 円840,910 円443,870 円70万円制限なし制限なし制限なし
日本ペットプラス(ガーデン)プラチナ70%プラン70%637,040 円698,890 円804,710 円552,020 円70万円制限なし制限なし制限なし
ペティーナゆとりプラン70%591,800 円591,800 円591,800 円497,200 円30万円100,000円/請求100,000円/請求100,000円/請求

※表は横にスクロールできます

50%・70%補償のペティーナのプランと、他社のプランを比較してみると、安いとされているペティーナの保険料はさほど安くないことがわかります。

ペティーナの場合は、各種割引が豊富なので、すべて適用されればもう少し安くなります。
しかし、いくら安くなったとしても、他社と比べて年間補償限度額の低さが際立っています。

保険料は普通なのに、補償上限額が低いペティーナのペット保険はおすすめではありません。

おすすめはそれぞれのランキングで1位を獲得しているペット保険です。新規での加入・乗り換えを考えている方はこちらも検討してみてください。

通院・入院・手術すべてを補償【50%補償】:FPCのフリーペットほけん
(参考)通院・入院・手術すべてを補償するペット保険ランキング【50%補償】

通院・入院・手術すべてを補償【70%補償】:犬の場合…PS保険の70%補償プラン、猫の場合…楽天少短のあんしんペットL
(参考)通院・入院・手術すべてを補償するペット保険ランキング【70%補償】

まとめ

ペティーナのペット保険は、保険料が比較的安く、割引の種類が多いというメリットはありますが、補償の手厚さを表す補償上限額が低いことが大きなデメリットです。
メリットとデメリットの両面を慎重に確認したうえでペット保険を選びましょう。

犬種による保険料の差がなく、保険料が年齢とともに値上がりしない
割引制度が多彩
年間の利用回数の制限がなく1回10万円まで請求可能
× 年間補償限度額が低すぎて補償が手薄
× 治療が長引く病気は補償の制限が付く可能性があり更新ができない場合もある
× 専門機関への外部依頼検査費用や、涙やけ・誤飲が対象外
× 加入時インターネットでの申込はできず、満8歳以上の場合は健康診断書が必要
× 病気治療中・先天性疾患のある犬・猫は加入できない

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ペティーナの口コミ・評判一覧

みんなのクチコミ

投稿されたクチコミ件数:1

  • 星5つ 0
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  • 星2つ 0
  • 星1つ 1

わんこ好きさん

(30代/女性/会社員/シーズー・11歳)

プラン:ゆとり70 加入日:2007/04/01
契約継続期間:11年 利用頻度:半年に1回くらい使う

総合評価
1.0
保険料の安さ
4.0
補償内容の手厚さ
1.0
対応の良さ
1.0
● 総合評価

高齢になり、保険を使うようになると
使い過ぎているという理由で、更新をしてくれない保険です。
高齢でどこも入れない状況になってから放り出されるので、ここに入るのは大変リスクが高いです。

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