携帯通信会社のソフトバンクが提供するペット保険があることはご存知ですか?会社としては知名度がありますが、ペット保険の評判はどうなのでしょうか。気になるソフトバンクのペット保険のメリットとデメリットをまとめました!

ソフトバンクのペット保険はおすすめ?

携帯通信会社の大手であるソフトバンクが、実はペット保険を提供していることはご存知でしょうか?さまざまなペット保険がある中で、特にソフトバンクの携帯電話を使っている人なら気になるペット保険ですよね。
そこでソフトバンクのペット保険を保険料や補償内容、口コミなど様々な観点からメリット・デメリットを検討しました。
比較の結果、結論としてはソフトバンクのペット保険はあまりおすすめできないということが分かりました。評価の決め手となったメリット・デメリットは下記の通りです。

補償内容はアニコムと同じだが保険料はアニコムより安い
窓口精算可・アニコムと同じサポートが受けられる
× ソフトバンクユーザーしか加入できない
× 保険対象となるペットは犬と猫のみ
× 携帯ショップでの契約やサポートはできない
× 賠償責任特約やソフトバンクならではの割引がない
× 保険料の支払いは年払いのクレジットカードのみ
× アニコムより保険料は安いが他社と比べると高く、補償内容は普通

それでは、各項目に関して、以下で詳しく見てみましょう!

ソフトバンクのペット保険の特徴は?補償内容はアニコムと同じ!

ソフトバンクのペット保険はどんな特徴があるのでしょうか?
まず大きな特徴として知っておいてもらいたいのが、ソフトバンクのペット保険は「アニコムの包括契約の保険である」ということです。

包括契約とは?

保険の包括契約とは、複数人の保険を代表者がまとめて契約することをいいます。
今回の場合でいうと、ソフトバンクのペット保険への加入者全員分の保険契約をソフトバンクが代表してまとめ、アニコムのプランに加入するということです。
一般的に、包括契約では多数の契約をまとめて加入するので、個別で契約するより保険料が少し安くなるというメリットがあるようです。

ソフトバンクはアニコムの包括契約の保険なので、補償内容や保険金の精算方法などはアニコムと同じです。また、保険について問い合わせるときは引受保険会社であるアニコムになります。
ソフトバンクを通してアニコムのペット保険に加入している、と認識しておく方がいいでしょう。

(参考)アニコムのペット保険の商品解説!特徴や評判・口コミは?メリットやデメリットを徹底解説!

ソフトバンクのペット保険のプランは「50%プラン」「70%プラン」の2種類です。
それぞれアニコムの「ふぁみりぃ50%プラン」「ふぁみりぃ70%プラン」と同じ補償内容となっています。

各プランの補償内容と保険料を一覧にしましたので、ご覧ください。

商品名補償割合通院入院手術年間補償上限額保険料(小型犬・15歳まで)保険料(中型犬・15歳まで)保険料(大型犬・15歳まで)保険料(猫・15歳まで)
50%プラン50%10,000円/日
年間20日まで
10,000円/日
年間20日まで
100,000円/回
年間2回まで
60万円678,500 円678,500 円925,860 円512,730 円
70%プラン70%14,000円/日
年間20日まで
14,000円/日
年間20日まで
140,000円/回
年間2回まで
84万円935,830 円935,830 円1,282,370 円703,450 円

※表は横にスクロールできます
※小型犬はトイプードル、中型犬は柴犬、大型犬はゴールデンレトリバーにかかる保険料で算出しています

アニコムの特徴と同様で、補償内容は一般的なものですが保険料は他のペット保険と比較すると高めの設定となっています。

続いて、ソフトバンクのペット保険のメリット・デメリットについて詳細を確認していきましょう。

ソフトバンクのペット保険のメリットとデメリットを知ろう

ペット保険に加入する際、メリットとデメリットを知っておくことも大切です。ソフトバンクのペット保険にはどんなものがあるのか確認してみましょう。

メリット

補償内容はアニコムと同じだが保険料はアニコムより安い

アニコムとソフトバンクの保険料を比べると、補償内容が同じでもソフトバンクの方が3%ほど安くなります。

同じ補償内容のプラン同士で、ソフトバンクとアニコムの0~15歳までにかかる保険料(生涯保険料)を比較し表にしました。

会社名商品名補償割合保険料(小型犬・15歳まで)保険料(中型犬・15歳まで)保険料(大型犬・15歳まで)保険料(猫・15歳まで)
ソフトバンク50%プラン50%678,500 円678,500 円925,860 円512,730 円
アニコムふぁみりぃ50%プラン50%699,140 円699,140 円954,490 円528,590 円

※表は横にスクロールできます
※小型犬はトイプードル、中型犬は柴犬、大型犬はゴールデンレトリバーにかかる保険料で算出しています

会社名商品名補償割合保険料(小型犬・15歳まで)保険料(中型犬・15歳まで)保険料(大型犬・15歳まで)保険料(猫・15歳まで)
ソフトバンク70%プラン70%935,830 円935,830 円1,282,370 円703,450 円
アニコムふぁみりぃ70%プラン70%964,770 円964,770 円1,322,010 円725,190 円

※表は横にスクロールできます
※小型犬はトイプードル、中型犬は柴犬、大型犬はゴールデンレトリバーにかかる保険料で算出しています

上の表を見ると、まったく同じ補償内容でもソフトバンクの方が少し保険料の設定が安くなっているということがわかります。

窓口精算可・アニコムと同じサポートが受けられる

アニコムと同じサービスを受けられることもメリットの1つです。
50%と70%のプランは、どちらもアニコムの対応動物病院であれば、病院の窓口で保険証を提示するだけで保険金の精算ができます。対応動物病院数は全国6,000件を超え、ペット保険業界一の件数を誇ります。
もし、対応動物病院で受診した場合は、LINEで簡単に保険金を請求できるのも魅力です。
さらに、アニコムが用意している割引や優待サービスを受けることもできます。
多頭割引や健康割増引でさらに保険料が安くなる制度や、獣医師やアニコムカウンセラーの電話・webでのしつけや健康相談、ペットが迷子になったときに相談できる迷子捜索サポート、アニコムと提携しているホテルなどの優待・割引サービスを受けられるなどを利用できるのもうれしい点です。

デメリット

ソフトバンクユーザーのみしか加入できない

ソフトバンクのペット保険に加入できるのはソフトバンクユーザーのみになります。「ソフトバンク指定の携帯端末で回線契約を締結したお客様及びかかる回線の利用者様」を対象としています。
もし、ペット保険の契約途中でソフトバンクユーザーでなくなった場合は、満期までソフトバンクのペット保険を利用できますが2年目以降はアニコムに契約が引き継がれます。
ソフトバンクユーザーに限られているものなので、かなり限定され利用しにくいペット保険と言えるでしょう。

保険対象となるペットは犬と猫のみ

アニコムでは本来、犬と猫のほかに鳥やうさぎ、フェレットといった小動物もペット保険に加入することができます。しかし、ソフトバンクのペット保険で加入できるペットは犬と猫のみです。ソフトバンクユーザーでも鳥やうさぎなどの飼い主は他のペット保険を探す必要があります。必ずしも「すべてがアニコムと一緒」ということではないようです。

携帯ショップでの契約やサポートはできない

ソフトバンクのペット保険というくらいなので、全国のソフトバンクショップで加入できると思ってしまいがちですが、それはできません。
保険を販売するためには保険の募集人資格が必要になるので、ソフトバンクショップでの申し込み手続きはできず、インターネットの専用サイトからのみ申し込みすることができます。
また、何かペット保険のことで質問があった場合は電話でのサポートもしているようですが、ソフトバンクショップでのサポートは基本的には無いと考えた方がいいでしょう。

賠償責任特約・ソフトバンクならではの割引がない

アニコムではオプションとして用意してあるペット賠償責任特約はソフトバンクでは用意されていません。
ペット賠償責任特約をつけていると、ペットが吠えたり咬みついたりして、ケガや持ち物を壊してしまった場合、その治療費や修繕費などを補償してくれます。
ソフトバンクのペット保険には、このペット賠償責任特約がないので、心配な方は他のペット保険を探す方がいいでしょう。

(参考)ペット保険の特約って必要?

また、アニコムの用意している割引は受けることができますが、ソフトバンクならではの割引や特典は用意されていません。ソフトバンクユーザー限定のペット保険なので、保険に加入することで携帯代が割り引かれるといったサービスがあるように思えますが特にないのでその点も理解しておきましょう。

保険料の支払いは年払いのクレジットカードのみ

一般的に保険料の支払いは月払いと年払いが選べるものが多いのですが、ソフトバンクのペット保険の場合は年払いでクレジットカードのみの支払いに限られます。
年払いだと一度の出費が数万~十数万と高額になってしまうので、まとまった費用を用意しておかなければいけません。

アニコムより保険料は安いが他社と比べると高く、補償内容は普通

ソフトバンクのペット保険はアニコムより保険料が安いことが魅力ですが、他社のペット保険と比べるとむしろ高い方になります。
しかも、保険料が高い割には、補償内容は特に手厚いというわけではありません。
補償の手厚さを示す年間補償上限金額(年間で支払うことのできる保険金の限度額)で比較すると、ソフトバンクの「50%プラン」が60万円、最安クラスのペット保険FPCが85万円で、保険料の安いFPCの方が手厚い補償となっています。

このようにペット保険全体で見ると、他にも保険料や補償内容の良い保険はたくさんあります。ペット保険に加入する際にはよく比較・検討して加入しましょう。

(参考)安い保険料でも安心の保険はこれだ!最安クラスのペット保険を徹底比較!

現在アニコムに加入している人はソフトバンクに乗り換えた方がお得?

「補償内容やサービスはアニコムと同じで、アニコムより保険料が安い」と聞くと、現在アニコムの保険に加入している人はソフトバンクに乗り換えた方がお得なのでは…と疑問に思いませんか?

確かに、ソフトバンクの保険料はアニコムに比べて3%ほど安くなります。しかし、乗り換えには注意が必要なケースがあります。それは、現在すでに何らかの病気やケガを患っていたり過去に何らかの症状で病院にかかっていたりする場合です。
ソフトバンクのペット保険は新規加入のみしか受け入れていません。そのため、アニコムから乗り換える際にも新規扱いとなり、加入審査を受ける必要があります。既往歴がある場合には、この加入審査の結果によって、一部の傷病が対象外になったりそもそも加入ができなかったりという可能性があるので気を付けなければいけません。
アニコムよりも安いからと安易に乗り換えを決めずに、慎重に考えましょう。

(参考)ペット保険は病気でも入れる?既往症とペット保険について解説

また、ソフトバンクのペット保険は他社のペット保険と比較するとそれほどおすすめできない内容となっています。現在アニコムに加入していて乗り換えを考えている方は、他社のペット保険とも比較して選ぶことが大切です。

ソフトバンクと他社のペット保険を比較!本当におすすめのペット保険は?

これまでソフトバンクのペット保険のメリット・デメリットを見てきて、他社と比べると補償内容・保険料ともにあまりおすすめではないと説明してきましたが、実際に数字で比較するとどうなるのでしょうか?
それぞれのプランごとにランキング上位のペット保険と比較してみました。

ペット保険の比較をする際に、当サイトでは補償タイプと補償割合が同じペット保険同士で比較し、ランキングを付けています。
補償タイプは主に3つで、通院・入院・手術でかかった治療費を幅広く補償する「トータル補償型」、手術とそれに伴う入院を補償する「手術重視型」、通院とそれに伴う入院を補償する「通院重視型」に分類しています。

ソフトバンクのプランでいうと、50%プランは「トータル補償型の50%」、70%プランは「トータル補償型の70%」という分類になります。
それぞれの上位3位のペット保険とソフトバンクのペット保険を比べていきましょう。

<トータル補償50%>

会社名商品名補償割合保険料(小型犬・15歳まで)保険料(中型犬・15歳まで)保険料(大型犬・15歳まで)保険料(猫・15歳まで)年間補償上限額通院入院手術
FPCフリーペットほけん50%392,250 円435,950 円455,400 円375,050 円85万円12,500円/日
年間30日まで
125,000円/入院
年間3入院まで
100,000円/回
年間1回まで
PS保険50%補償プラン50%435,950 円494,910 円537,190 円383,050 円100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
SBIいきいき少短プラン50スタンダード50%442,400 円521,450 円705,050 円341,750 円50万円制限なし制限なし制限なし
ガーデンプラチナ50%プラン50%455,150 円499,320 円575,010 円394,190 円50万円制限なし制限なし制限なし
ソフトバンク50%プラン50%678,500 円678,500 円925,860 円512,730 円72.8万円12,000円/日
年間22日まで
12,000円/日
年間22日まで
100,000円/回
年間2回まで

※表は横にスクロールできます

<トータル補償70%>

会社名商品名補償割合保険料(小型犬・15歳まで)保険料(中型犬・15歳まで)保険料(大型犬・15歳まで)保険料(猫・15歳まで)年間補償上限額通院入院手術
PS保険70%補償プラン70%555,250 円630,980 円685,890 円488,190 円100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
SBIいきいき少短プラン70スタンダード70%619,360 円730,030 円987,070 円478,450 円70万円制限なし制限なし制限なし
あんしんペットずっといっしょL70%635,260 円762,210 円840,910 円443,870 円70万円制限なし制限なし制限なし
ガーデンプラチナ70%プラン70%637,040 円698,890 円804,710 円552,020 円70万円制限なし制限なし制限なし
ソフトバンク70%プラン70%935,830 円935,830 円1,282,370 円703,450 円84万円14,000円/日
年間20日まで
14,000円/日
年間20日まで
140,000円/回
年間2回まで

※表は横にスクロールできます
※小型犬はトイプードル、中型犬は柴犬、大型犬はゴールデンレトリバーにかかる保険料で算出しています。

各プランを見てみると、まず保険料の違いに驚きませんか?
同じ補償タイプで比較しても、7歳までの保険料はソフトバンクの方が高い場合が多くなっています。例えば、トータル補償型の50%でFPCとソフトバンクを比較してみると、25万円以上も差があることがわかります。
補償の手厚さを示す「年間補償上限金額」でも他社と同等もしくは低い場合もあり、保険料が高いからといって補償が手厚いわけではないことがわかります。

一生涯加入し続けることを考えると、保険料が高く補償内容があまり良くないソフトバンクのペット保険はおすすめではありません。

おすすめはそれぞれのランキングで1位を獲得しているペット保険です。新規での加入・乗り換えを考えている方はこちらも検討してみてください。

トータル補償型50%:FPCのフリーペットほけん
(参考)【初心者のための徹底比較】トータル補償型のおすすめペット保険ランキング【補償割合50%】

トータル補償型70%:PS保険の70%補償プラン
(参考)【初心者のための徹底比較】トータル補償型のおすすめペット保険ランキング【補償割合70%】

まとめ

ソフトバンクのペット保険は、アニコムよりも少し安い保険料でアニコムと同じ補償・サービスが受けられるというメリットがあります。しかし、他社のペット保険と比べると、もっと良い内容の商品があるので、あまりおすすめはできません。
メリット・デメリットを確認したうえで慎重にペット保険を選びましょう。

補償内容はアニコムと同じだが保険料はアニコムより安い
窓口精算可・アニコムと同じサポートが受けられる
× ソフトバンクユーザーしか加入できない
× 携帯ショップでの契約やサポートはできない
× 賠償責任特約やソフトバンクならではの割引がない
× 保険料の支払いは年払いのクレジットカードのみ
× アニコムより保険料は安いが他社と比べると高く、補償内容は普通

当サイトではさまざまな視点でペット保険について紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。