ペット保険に入っていなくて後悔した

体験者
プロフィール
・ニックネーム
kazushiyさん
・プロフィール
50代 女性 主婦 広島県
・ペットの種類
ミニチュア・シュナウザー(10歳)
・ペット保険会社
未加入
・プラン名
未加入

ペット保険に加入していなくて後悔した経緯

我が家の愛犬コタローは現在10歳、オスのミニチュアシュナウザーです。小さいころからとても活発で病気知らず。小柄なこともあり、年齢よりも若く見えます。飼い始めた頃、ペットにも保険があるということを聞きました。しかしその頃は保険の詳細について、ろくすっぽ調べもせず(掛け捨ての割には保険料が高いらしいし、うちの子は若くて元気だから、検討するのはまだまだ先でいいわ。)と加入を検討することさえしませんでした。

今年のある春の日のことでした。あんなに元気だったコタローに異変が起きました。いつものように散歩から戻ったコタローが急にクンクンと落ち着かない様子で鳴きだし、部屋の中をウロウロと歩き回り始めたのです。座ったかと思えば立ち上がり、また座り込み・・・まったくもって所在なさげな様子です。そしてそのうち、立ったまま頭と尻尾を垂れ、少し左側に傾いた状態で動かなくなってしまいました。いわば、フリーズ状態です。「コタロー!どうしたの?ほらコタロー?」と呼んでも反応しません。まるで立ったまま寝ているようです。目の前でポンを手を鳴らすとようやく「はっ!」として正気に戻るのですが、またすぐにフリーズする。そんな奇妙な状態が小一時間ほど続きました。

そのうちやっと正気に戻り、あとはケロリとしています。さすがに(これはおかしい。)と思い、コタローを買ったペットショップのオーナーさんに電話をして様子を伝えました。すると「う~~ん・・・。もしかするとそれは何か脳に異常があるんじゃないでしょうか?やはり獣医さんにちゃんと診ていただいたほうがいいと思いますよ。確定診断にはMRIを使うことになるでしょう。ただ、一回の検査に保険なしだと10万円ほどかかりますよ。お母さん、ペット保険には加入しておられます?」それを聞いて、私は動揺してしまいました。コタローは、もしかしたら脳の深刻な病気かもしれない。しかしその検査費用だけで10万円もかかるなんて?!

我が家は今、長男の大学への進学準備で家計的にかなり大変な時期。毎月の塾代もバカになりません。検査費用の10万円も簡単に工面できる状況ではないのです。また、確定診断がついて次は治療ということになれば、さらにお金がかかるでしょう。コタローは私たちにとって大切な家族の一員です。しかしだからといって、治療するためのお金に糸目をつけない!と言えないところもまた正直なところなのです。この時ほど(ああ、もっと早い時期にペット保険に入っていれば!)と悔やんだことはありませんでした。

総評

以上が、我が家の経験談です。そして実は現在、遅ればせながらペット保険の加入を検討しているところです。

まず「若いうちは病気のリスが少ないし、ある程度年齢がいってからでいいか。」というのが加入を先延ばしにした理由ですが、ご近所で10歳にも満たないうちに病気で亡くなってしまったワンちゃんも何匹かいます。考えてみれば、年齢が若ければ病気や怪我をしないという保証などどこにもないのですね。

次に「ペット保険は掛け捨ての割に支払保険料が高い!」という先入観もありました。けれどもう一度ちゃんと調べてみたのです。その中にペット保険比較サイトがあり、加入可能年齢や、犬種による月額支払い保険料お簡単な見積もりもできました。ちなみに、ある保険会社の商品ですと、コタローのように10歳の中型犬では月額保険料が5000円弱です。これには少し驚きました。実は「もっともっと高いに違いない!」という先入観があったからなのです。もちろんもっと若いうちに入れば、月の保険料金は更に安く抑えらます。

それから、やはり面倒でも記載されてある内容については隅々まで目を通しておくことが大事だと思います。単に保険料の安さだけで決めるのではなく、適応となる病気や怪我にはどのようなものがあるのか?また、保障の対象外となるのはどういったケースなのか?また同じ会社の保険にもいくつか種類がありますので、それぞれのメリット、デメリットなども比較検討してみると良いと思います。

ちなみに我が家の場合、これから加入するつもりですが、例の症状については残念ながら、加入前から症状が出てしまったものであるために保険の適用外です。やはり早くから加入しておくべきでしが、それでもまだ加入のメリットはあります。

コタローも今年の秋には11歳。立派なシニア犬なので、これから加齢に伴っていろいろな病気にかかるリスクも高くなっていくでしょう。昔であればあきらめるより他なかった病気でも、今は医療技術の発達で治療が期待できる時代です。飼い主としては私も含め皆さん、治せるものであれば治療してやりたい!と思うことでしょう。そしてその時にネックとなるのが高額な医療費なのですから、やはり保険に入っておかれることをお勧めします!ちなみに、例えば骨折ですと治療に約27万円ほどかかるそうですが、ある保険商品では、そのうちの9割はカバーできるそうです。保険があるのとないのとでは、負担額が一桁違ってくるのですね。

飼い主として、最愛のペットが病気や怪我に見舞われたとき、「保険に入っていなかったばっかりに、治療費が出せなくて助けてあげることができない・・・。」と悔し涙にくれることだけはしたくないですものね。いつかお別れしなくてはならないその最期の瞬間まで、できうる限りの手を尽くしてやりたいものです。それが、私たちにたくさんの幸せと癒しをくれたペットたちへのせめてもの恩返しなのだとも思います。