ペット保険の体験談

ペット保険に入っていなくて後悔したこと

シェットランドシープドッグが出血性胃腸炎で治療費8万円。少額で済んだからいいものの…。

体験者
プロフィール

・ニックネーム
青りんごさん
・プロフィール
20代 女性 会社員 北海道
・ペットの種類
シェットランド・シープドッグ(10歳)
・ペット保険会社
未加入
・プラン名
未加入

ペット保険に加入していなくて後悔した経緯

 愛犬を少しでも長生きさせたい。ワンちゃんを飼っている方なら、誰しも願うことだと思います。私もそうです。我が家で飼っているシェットランド・シープドッグを弟のように可愛がっております。

 ただ、この子も今年で10歳。人間でいえば60歳くらいでしょうか。見た目はまだまだ若いとはいえ、全盛期と比べると筋肉量も落ち、足腰も少しずつ弱くなってきました。そんな中で、より長生きさせたいと考え、ネットでいろいろ調べた結果、生食が良いという情報にたどり着きました。そのサイトでは、ドッグフードの有害性を取り挙げ、大型犬はドッグフードを食べる量が多いため長生きできないと紹介されていました。

その他にも、『犬は本来肉食であるので穀物の含まれているフードは良くない』や『ドライフードは火を通しているので犬が必要とする酵素が摂取できない』などとありました。特に安いフードについて、危険な材料が使用されている可能性が高く、我が家では愛犬が小さい頃からアメリカ産のドッグ―フードをあげていましたが、その情報を知ってからは少しずつご飯に生肉を混ぜるようになりました。

 そして、生肉をあげるようになって10日ほど経ったある日の事。愛犬が血便をしたのです。それもコールタール状の便だったので、食道や胃などからの出血が考えられました。前日は下痢をしていましたが、そこから突然このような便となったため、驚きました。原因は生肉だと思い、急いであげるのを止め、様子を見ることにしました。

 しかし翌日、今度は下血をしたのです。トマトジュースのような便を何度も繰り返し、その度にレバーのような強烈な血の臭いが部屋に充満しました。さらには嘔吐もするようになり、愛犬も見るからに弱っていました。これは異常だと思い、便や嘔吐物を持ち急いで夜間救急病院へ連れて行き、家族一同祈るような気持ちで診察の結果を待ちました。

 そして20分後、レントゲンや血液検査を終えた獣医師に診察室へ呼ばれ告げられたのは、「出血性胃腸炎」でした。原因はやはり生肉との事で、食中毒による炎症反応で脱水症状も引き起こしていると言われました。治療方法としては皮下点滴と薬物投与の処置となり、救急病院では整腸剤の投与と皮下点滴を行っていただきました。ただし、翌日も受診する必要があるため、改めて一般の動物病院へ行くよう言われました。その際、紹介状があった方が良いとの事で、家の近くの動物病院宛てに紹介状を書いていただき、ひとまずその日は帰宅する事となりました。

 しかし、帰ってからも愛犬の状態は良くならず、引き続き嘔吐と血便を繰り返し、だんだんと弱っていっているので、家族交代でしばらく様子を見ることにしました。そして翌朝、母と2人で動物病院へ連れて行き、レントゲンや血液検査の結果の入った紹介状を獣医師に渡し、診察を受けました。こちらでは、皮下点滴と4日分の薬をいただき、もし4~5日経っても良くならなければまた来院するよう言われました。加えて注意点として挙げられたのが、愛犬の嘔吐物や便、使用している食器などを触った際は必ず手を洗うというものでした。

 獣医師に言われた通り治療を続けること数日。嘔吐がなくなり、あれ程酷かった血便も少しずつ通常の便に戻っていき、愛犬も元気を取り戻していきました。2週間後にはすっかり元通りになり、食欲も旺盛で毎日良い便をするようになりました。ただし、獣医師によれば完全に元通りになるまでは2~3か月かかるとの事なので、油断せず様子を見ていこうと思います。 今回は、早くに病院へ連れて行って良かったです。

総評

 我が家では、ペット保険に加入しておりません。そのため、今回愛犬の治療にかかった費用は全部で8万円程度でした。内容としては、レントゲン代、薬代、血液検査代、診察代などが主になります。愛犬の命に関わる事なので8万円でも安い位ですが、それでも大きな出費だと言えます。

 そもそも、ペット保険に加入しなかったのは、将来愛犬が病気になるか分からないという点が大きな理由でした。しかし、毎年の予防接種や急なケガ、病気など、振り返ってみると想像していた以上に病院にかかっているのです。さらに、10年前と比べると動物の医療費は年々上がってきているように見受けられます。ペットも家族の一員として考えるならば、人間と同じように医療保険に加入するのは当然のことなのかもしれません。

 また、ペット先進国のヨーロッパでは、ペット保険に加入している方々が多く、その数は日本のおよそ10倍だと聞いたことがあります。ヨーロッパから見れば、日本の動物福祉はまだまだ遅れていると言われているのも無理のないことだと思います。私も今になって、保険に入っていればよかったと感じる機会が度々あり、10歳からでも加入できる保険を探してみましたが、本当にごくわずかしかありません。やはり、愛犬がまだ幼い頃からもっと情報を集め、たくさんあるペット保険の中から最適なものを選べたらよかったなと思います。

 また、お金が払えなくて愛犬を助けられなかったなどと悲しいことにならないためにも、万が一のために保険に入っておくのも重要な選択かもしれません。

(参考)ペットが健康なうちに入りたいおすすめのペット保険ランキング
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