ペット保険の体験談

ペット保険に入っていなくて後悔したこと

ペット保険を知らずに猫の治療で総額300万円を負担することに…。

体験者
プロフィール

・ニックネーム
あさこさん
・プロフィール
30代 女性 主婦 東京都
・ペットの種類
チンチラシルバー(15歳、13歳、13歳、12歳)
・ペット保険会社
未加入
・プラン名
未加入

ペット保険に加入していなくて後悔した経緯

 我が家には、全部で4匹になるチンチラシルバーがいました。
 大きな怪我や病気といえば、1匹が3歳の時、テレビの横に立ててあった1m20cm程の音響スピーカーに飛び乗った際、誤ってスピーカーごと転倒。運悪くそのスピーカーの下敷きなり、左前足を骨折する怪我を負ったことがあります。
 
 猫は4本足ですから、1本の足が使えなくなっただけでも歩くことが出来なくなってしまいますので、治療は大掛かりなものになってしまいました。
 人と同じく、手術でボルト固定することになり、まずはレントゲンに4000円。
 手術費用が6万円。薬代、入院費、ケア料金に診察料で15万円程かかりました。
 
 その後、1週間、2週間、1ヵ月後と通院があり、1回につき1万円程。
 ボルトを抜く手術で再入院し、こちらも10万円。
 その後はリハビリという手厚い加療もあり、完治するまでにおおよそ30万円支払ったことになります。
 
 それから、猫同士のケンカで大きな裂傷を負い、縫合手術を受けた子もいます。
 そちらも、入院、手術、診察料で8万円。
 予後が悪く、化膿したりして3ヶ月は病院に罹りっきりになりました。こちらも完治までは12万円ほどかかりました。
 
 これだけ高額になったのは、いきつけだった動物病院が目黒区の一等地にあったということも大きいかもしれません。
 それだけ、動物病院の診察は全くの自由診療であり、地域差や病院個々で雲泥の差があるものなのです。
 
 私達はこんなにも医療費がかかるものだとは知らず、青天の霹靂のごとく頭を打たれたのを覚えています。
 
 その後、大きな怪我はありませんでしたが、出産というイベントが2回あり、そのうちの1回が大変なことに。
 自宅出産をさせたのですが、母猫がうまく赤ちゃんを扱うことが出来ず、生まれたばかりの赤ちゃんのお腹を噛み切ってしまったのです。
 すぐさま病院へ飛び込み、縫合、蘇生手術。その後運良く元気に育ちましたが、その費用に約10万円。
 
 そうこうして、一番若い子が9歳で腎臓病を発症。
 ここからが私達家族の、長く苦しい闘病生活の始まりでした。とたんに元気がなくなり、おしっこの回数が減ったことで異変を感じて受診。
 そこで初めて腎臓病と診断され、完治のないこと、進行していく経緯を知らされたのです。
 
 医療としては、血液検査で腎臓の数値を調べ、それによって注射、点滴、透析と進んでいきます。
 最初は月に1回血液検査と注射をして1万円程。
 末期の腎不全となれば透析か、毎日皮下輸液の点滴をしに通うことになります。ほかに、腎臓でのろ過が出来なくなるため、炭で毒素を吸着するという薬を飲み続け、腎臓の負担を軽くするドライフードを推奨され、その費用がかかります。
 
 その子は3年という長い間頑張ってくれましたが、2年間は1ヶ月に1回程度の注射が続き、その後の1年間は入院を繰り返し、間際の半年はほぼ毎日点滴に通っていました。
 その間、実に200万という医療費がかかりました。
 
 そして、他の3匹も次々に同じ病に倒れていったのです。
 次の子は約半年間。次の子はたったの1ヵ月で。
 最後の子は3ヶ月程でした。
 
 皆、最後の1ヶ月は毎日点滴をしに通いました。医療費の総額はゆうに300万を超えていきました。
 
 私達の猫は純血種で、かなりの近親出産であるが故、病気のリスクが格段に高くなっていたことも当時は意識していませんでした。
 これは周知の事実であり、純血種を飼う時には必ず考慮すべき点です。
 
 最初の子が腎臓病と診断され、医療費がかさんでくる間に、初めてペット保険というものを知りました。それは、病院の待合室に張ってあった小さなたった1枚の広告でだったのです。
 誰から教えてもらうこともなく、当時はCMも放映されていませんでしたから、知る術がなかったのです。
 その後急いで調べましたが、時すでに遅く、既に発症していましたし、ほかの子達ももう10歳を超えていて加入できる保険はありませんでした。
 
 もっと早く知っていたら、どれだけ違ったでしょうか。

 多頭飼いになればなるほど、医療費は莫大になっていきます。愛するペット達に十分な医療を施してやりたい。
 出来るだけ長生きしてほしい。
 それでも、本当にぶち当たる恐ろしい程の医療費。
 
 あの時にペット保険に入っていれば、もっとしてやれたことがあるかもしれない。その気持ちは一生消えることのない深い深い後悔となっています。
 
 これまでの骨折や手術費用、闘病時にペット保険が使えていたら、どれだけ金銭的に助かったでしょうか。
 4匹いましたので、保険料も高額になるでしょう。
 
 しかし、多頭飼いならではの怪我のリスク、必ずやってくる老いという問題。寿命が延びれば伸びる程、病気のリスクも高くなっていくものです。
 今まで支払った医療費と保険料は、もはや比べるまでもありません。

総評

 ペットショップから猫を迎える場合、購入時に案内があることが多く、そこでペット保険というものを知る機会があります。
 純血種ならではの罹りやすい病気の説明もあるでしょう。
 
 しかし、我が家のように、知人や友人から譲り受ける場合は何も知らされないことが多く、何かのタイミングで病院を訪れて初めて知るケースもままあります。
 すでにその時には加入可能な年齢を超えていたり、すでに闘病が始まり、加入することが出来ないかもしれません。
 それではあまりに遅いのです。
 
 家猫の死因の1位はガン、2位が腎不全、以下は猫伝染性腹膜炎、心臓病、肝臓病と続きます。
 優良な飼い主が増え、猫も予防接種をしっかりとする時代になり、猫エイズや感染症で死んでしまうことはずいぶんと減ってきました。
 
 以前は13歳前後といわれていた寿命も、今では15年以上生きる子も少なくありません。
 こうして寿命が長くなると、病気に罹ることが多くなり、医療費がかさんでくるのが現実です。
 動物病院の診療基準は全くの自由診療であり、高額であることを忘れてはいけません。
 
 そうして考えられてきたのがペット保険です。
 是非、ペットを迎える際にはペット保険の必要性を検討すべきです。現在では、手厚い内容から月々の負担が軽いタイプ、年齢が高くても入れるものまで様々な商品が用意されており、
 備えておけば必ず役に立ち、助けとなってくれるでしょう。

(参考)ペットが健康なうちに入りたいおすすめのペット保険ランキング
(参考)ペット保険は病気でも入れる?既往症とペット保険について解説

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