ペットが病気やケガをしてしまったとき、治療費はどれくらいかかると思いますか?初めてペットを飼う方は特にどれくらいなのか想像できないですよね。ここでは管理人が調査した治療費や動物診療の実態を紹介します!

犬猫の治療費や動物診療の実態を調査

こんにちは!ペット保険比較研究所の管理人です!
ペット保険はペットにかかる治療費に備えるものですが、実際にどれくらい治療費がかかるのか知ってますか?

ペット保険を検討している方の中には「あまりペット保険を使わないなら入らなくてもいいかな」と思われている方も多いと思います。
今回はペットの中でも代表的な犬と猫にかかる治療費について独自に調査した結果を、それぞれの視点から紹介します。

犬と猫の治療費や診療の実態は、一体どのようになっているのでしょうか?

調査結果を発表!

過去に一番かかった治療費はいくら?

今までにかかった最大の治療費

上記は「今までにかかった最大の治療費はいくらですか?」というアンケート結果です。

最も多いのが1万~3万円未満で22%となっています。
でも、5万円以上の治療費がかかった割合を見てみてください。5万円以上の治療費がかかった割合を全て足すと44%と、全体の約半分の方が高額な治療費を経験しています。

高額な費用がかかる治療をする可能性も十分あるので、そのときに備えておかないと大変なことになってしまいます。

通院、入院、手術の1回(日)あたりの平均金額は?

1日にかかる平均治療費
通院8,000 円
入院12,000 円
手術100,000 円

続いて、インターネットで「1日にかかった治療費」を募集し算出した、1日にかかる平均治療費を見てみましょう。

こう見ると、1日にかかる平均治療費は意外にも高いと思いませんか?
もちろん診察や処置のみなどの診察内容だと数千円と少額になる場合もあります。一方で、平均治療費以上の金額がかかる可能性があることも考えないといけません。

私もペットを飼っていますが、皮膚炎で通院したところ、診察料や検査費、処置代などがどんどん加算されて、気が付くと治療費が1万円以上になっていた経験があります。
ペット仲間の中には骨折の手術で40万円、椎間板ヘルニアでは50万円もかかったケースもあったそうで、このように平均治療費以上の金額がかかることも少なくありません。

また、慢性腸炎などの慢性疾患を発症した場合は何度も通院をするようになります。
例えば一度の通院が平均金額の8,000円でも、50回通院すると上記で紹介した骨折と同じ40万円の治療費が必要になってくるので侮れません。

通院、入院、手術の治療費の割合は?

通院・入院・手術の中で、生涯で支払う金額が一番高いものは何だと思いますか?
やはり一度の費用が高くかかってしまう、入院と手術なのでしょうか。

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※アニコム調べ

1年間で通院・入院・手術のそれぞれにどれくらい治療費がかかったかアンケートをとったところ、動物病院でかかる治療費の割合はこのようになりました。

先ほど紹介した1日にかかる平均治療費を見ると一見、入院と手術が高くなると思えますが、動物病院でかかる治療費の割合を見ると通院での請求が9割を占めています。
これは、1度の受診にかかる治療費は少額ですが、通院での利用頻度が多いのが原因です。
そう考えると、ペット保険に加入するなら通院をしっかり補償してくれる商品がおすすめと言えるでしょう。

年齢別の動物病院の利用頻度

年齢別利用頻度

動物病院の利用頻度を犬・猫の年齢別でアンケートを取りました。
犬と猫ともに動物病院を週に1回程度利用することは少ないですが、月に1回程度から年に1回未満程度までは利用頻度が多くなっています。

このグラフから分かることは、犬も猫も13歳以上になると高い頻度で動物病院を利用しているということです。犬は年間で平均10回、猫は9回受診するという結果も出ています。

どうして高齢になると頻度が増えるのだと思いますか?
それは、高齢になると免疫力や体力が低くなり、ウイルスなどに抵抗できなくなってしまうからです。ある程度の年齢ならそれほどひどくならない病気でも、高齢になると抵抗力が弱まるため重症化し、完治せずそのまま亡くなってしまうこともあります。

年齢が若いときは元気でも、高齢になると動物病院を利用することが増えるということを考えて備える必要がありますね。

かかりやすい病気、ケガの割合や年間の件数

動物病院の利用頻度を紹介してきましたが、どういった症状で受診していると思いますか?
アンケートで動物病院を受診した理由を質問したところ、犬や猫がかかりやすい傷病が何なのか見えてきました。

傷病全体に占める割合

動物病院に受診した症状の上位10種をまとめてみました。
このグラフを見る限り、「皮膚炎」が一番多く割合を占めています。

「皮膚炎」は慢性疾患にもなってしまう可能性があり、一度かかってしまうと治りづらい病気です。ある保険会社では8件に1件の割合で「皮膚炎」の請求があるそうで、なるべくかからないようにしたい病気の一つと言えるでしょう。

また、事故件数で多いケガがグラフにも入っている「異物誤飲」です。
最近ではペットを室内で飼うことが多く、机に置いていたチョコレートやゴミを間違って食べてしまったという話をよく聞きます。
実際、私のペットもティッシュを誤って食べてしまい、動物病院で催吐処置をしてもらったことがあります。
事故と聞いてイメージするのは骨折などですが、異物誤飲は月に2000件以上起こっているデータもあり最も多い事故です。
胃の洗浄や内視鏡のほか、場合によっては手術が必要になる場合があり、高額な治療費がかかってしまうことがあります。誤飲したままにしておくと腸閉塞を引き起こしてしまったり、重度になると亡くなってしまうこともあるので気を付けてください。

死亡原因ランキング

考えたくはないですが、いつか訪れる大切なペットとの別れ。最後に犬と猫の死亡原因のトップ5を紹介します。

順位
1位ガン(54%)ガン(38%)
2位心臓病(17%)腎不全(22%)
3位腎不全(7%)猫伝染性腹膜炎(10%)
4位てんかん発作(5%)心臓病(7%)
5位肝臓疾患(5%)肝臓病(6%)

日本アニマル倶楽部の調査によると、犬と猫どちらも「ガン」が死亡原因のトップとなるようです。特に犬の場合は割合が半数以上も占めています。

ガンを発症する原因の一つは肥満やストレスです。室内で飼う機会が増えたことで、運動不足やおやつの与えすぎなどが要因になり肥満になってしまいます。
日ごろから食事内容や適度な運動を気を付けることで、ガンのほかに心臓病や腎不全などのそのほかの病気になりづらい体にすることもペットを飼ううえで大切です。

また、肥満やストレスなどの生活習慣病は長期間治療することが多いので、結果的に治療費が高額になってしまいます。そういったとき、ペット保険に入っていると安心ですね。

まとめ

ここまで犬と猫にかかる治療費や動物病院の利用頻度など紹介してきました。
調査結果から意外にも治療費はかかることに驚かれたと思います。
以下のポイントを見ると、よりペット保険の必要性を実感しますよね。

  • 今までにかかった最大の治療費は5万円以上が全体の約半分を占める
  • 1日あたりの平均金額以上の治療費がかかる場合がある
  • 動物病院でかかる治療費の割合は通院が7割を占める
  • 犬も猫も13歳以上になると動物病院を利用する頻度が高くなる
  • 病気では「皮膚炎」、事故では「異物誤飲」が多い
  • 死亡原因のトップは「ガン」

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