ペットが病気やケガをしてしまったとき、治療費はどれくらいかかると思いますか?
特に初めてペットを飼う方はどれくらいなのか想像できないですよね。このページではペットの治療費の平均や動物診療の調査結果を紹介します!

犬猫の治療費や動物診療の実態を調査

ペット保険はペットにかかる治療費に備えるものですが、実際にどれくらい治療費がかかるのかご存知でしょうか?

ペット保険を検討している方の中には「あまりペット保険を使わないなら入らなくてもいいかな」と思われている方も多いと思います。
今回はペットの中でも代表的な犬と猫にかかる治療費について独自に調査した結果を、それぞれの視点から紹介します。

犬と猫の治療費や診療の相場は、一体どのようになっているのでしょうか?
以下で調査結果を解説します!

過去に一番かかった治療費はいくら?

今までにかかった最大の治療費

上記は「今までにかかった最大の治療費はいくらですか?」というアンケート結果です。

意外にも5万円未満の方が半数となっています。

でも、逆に言えば、全体の約半分の方が5万円以上の高額な治療費を経験しているということです。

さらに、20万円以上の治療費を経験している方が約8%。
もし自分のペットが、こういった高額な治療をすることになったら・・・
そう考えると、不安になってしまいますね。

高額な費用がかかる治療をする可能性も十分あるので、万が一のときにしっかり治療ができるように備えは万端にしましょう。

通院、入院、手術の1回(日)あたりの平均金額は?

1日にかかる平均治療費
通院8,000 円
入院12,000 円
手術100,000 円

続いて、「1日にかかった治療費」のアンケートから算出した、1日にかかる平均治療費を見てみましょう。

1日にかかる平均治療費は高いと感じましたか?それとも意外と安いと感じましたか?
私は、人間の治療費の感覚があったので、意外と高いな…と思いました。

もちろんこの数字はあくまで平均なので、診察のみの場合など、これを下回る少額の治療費になることもあります。
一方で、平均治療費以上の金額がかかる可能性があることも考えないといけません。

私もペットの皮膚炎の治療で通院したところ、診察料や検査費、処置代、薬代などで、気が付くと治療費が1万円以上になっていた経験があります。
ペット仲間の中には骨折や椎間板ヘルニアの手術で40~50万円かかったという人もいます。

また、心臓病や腎臓病などの慢性疾患を発症した場合は何度も通院をするようになります。
例えば一度の通院が平均金額の8,000円でも、年間12回通院すると約10万円、それが数年続くと数十万円の治療費が必要になってくるので侮れません。

このように平均治療費以上の金額がかかることも少なくありません。

通院、入院、手術の治療費の割合は?

通院・入院・手術の中で、生涯で支払う金額が一番高いものは何だと思いますか?
やはり一度の費用が高くかかってしまう、手術だと思いますよね。

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※アニコム調べ

1年間で通院・入院・手術のそれぞれにどれくらい治療費がかかったかの調査結果では、動物病院でかかる治療費の割合はこのようになりました。

先ほど紹介した1日にかかる平均治療費を見ると、一見入院と手術が高くなると思えますが、年間で見ると通院での請求が9割を占めています。
これは、1度の受診にかかる治療費は少額ですが、通院での利用頻度が多いことが原因です。

これを見ると、手術のみではなく通院にもしっかり備えることが重要だということがわかりますね。

年齢別の動物病院の利用頻度

年齢別利用頻度

動物病院の利用頻度を犬・猫の年齢別でアンケートを取りました。
さすがに週に1回以上も動物病院を利用している方は少ないようですが、多くの方は月に1回~年に1回程度は動物病院を利用しているようです。

このグラフを見ると、犬も猫も13歳以上の高齢になると動物病院を利用する頻度が高くなっています。
高齢犬は年間で平均10回、高齢猫は9回受診するという結果も出ています。

やはり人間も動物も高齢になると病院の利用頻度が増えるのは、同じのようです。
高齢になると免疫力や体力が低くなり、ウイルスなどに抵抗できなくなってしまうのですね。
ある程度の年齢ならそれほどひどくならない病気でも、高齢になると抵抗力が弱まるため重症化し、通院が長くなり治療費がかなり高額になることもあります。

年齢が若いときは元気でも、高齢になると動物病院を利用することが増えるということを考えて、将来のために若いうちから備えておく必要がありますね。

かかりやすい病気、ケガの割合や年間の件数

動物病院の利用頻度を紹介してきましたが、どういった症状で受診していると思いますか?
アンケートで動物病院を受診した理由を質問したところ、犬や猫がかかりやすい傷病が何なのか見えてきました。

傷病全体に占める割合

動物病院に受診した症状の上位10種をまとめてみました。

このグラフを見ると、皮膚炎が一番多く割合を占めています。
「皮膚炎」は一度かかってしまうと治りづらい病気です。
発生頻度も高く、治療も長引くことが多い病気ですので、ペットが身体をかゆがるしぐさを見せたら、早めに通院するようにしましょう。

また、ケガの中で事故件数が多いのが「異物誤飲」です。
特に子犬・子猫の頃は色んなものに興味があるため、机に置いていたチョコレートやゴミを間違って食べてしまったという話をよく聞きます。
実際、私の愛犬も子犬の頃にティッシュを誤って食べてしまい、動物病院で催吐処置をしてもらったことがあります。
胃の洗浄や内視鏡のほか、場合によっては手術が必要になり、高額な治療費がかかることもあります。
誤飲したままにしておくと腸閉塞を引き起こしてしまったり、重度になると亡くなってしまうこともあるので気を付けてください。

死亡原因ランキング

考えたくはないですが、いつか訪れる大切なペットとの別れ。最後に犬と猫の死亡原因のトップ5を紹介します。

順位
1位ガン(54%)ガン(38%)
2位心臓病(17%)腎不全(22%)
3位腎不全(7%)猫伝染性腹膜炎(10%)
4位てんかん発作(5%)心臓病(7%)
5位肝臓疾患(5%)肝臓病(6%)

日本アニマル倶楽部の調査によると、犬と猫どちらも「ガン」が死亡原因のトップとなるようです。特に犬の場合は半数以上も占めています。

ガンを発症する原因の一つは肥満やストレスといわれています。
室内で飼う機会が増えたことで、運動不足やおやつの与えすぎなどが要因になり肥満になってしまいます。
日ごろから食事内容や適度な運動を気を付けることで、ガンのほかに心臓病や腎不全などのそのほかの病気になりづらい体にすることもペットを飼ううえで大切です。

こういった肥満やストレスなどの生活習慣病は長期間治療することが多いので、結果的に治療費が高額になってしまいます。

特に治療が長く続く病気に対しては、ペット保険で備えておくと安心です。

まとめ

ここまで、犬と猫にかかる治療費や動物病院の利用頻度などを紹介してきました。

調査結果から意外にも治療費が高額になることに驚かれたと思います。

以下にポイントをまとめました。
ペットの治療費への備えをどうするか、真剣に考えるきっかけにしていただければと思います。

  • 今までにかかった最大の治療費は5万円以上が全体の約半分を占める
  • 1日あたりの平均金額以上の治療費がかかる場合がある
  • 動物病院でかかる治療費の割合は通院が7割を占める
  • 犬も猫も13歳以上になると動物病院を利用する頻度が高くなる
  • 病気では「皮膚炎」、事故では「異物誤飲」が多い
  • 死亡原因のトップは「ガン」

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