美しい毛並みとエメラルドグリーンの目が特徴のアビシニアン。病気になりにくい品種とも言われていますが、気を付けなければならない病気はあります。
ここでは、アビシニアンがかかりやすい病気をチェックしながら、おすすめのペット保険をご紹介します!

アビシニアンはクールな見た目と人懐こい性格が魅力の猫

アビシニアンの魅力

しなやかで筋肉質な体に、すらりと長い首や手足、小さな顔に大きな耳とアーモンド型の大きな瞳。エキゾチックで、野生動物のような気高さを感じさせるアビシニアンは、日本のみならず世界中で人気があります。
原産国はエジプト、エチオピアなど諸説あり、もっとも古い猫種のひとつであるともいわれます。被毛は短く、絹のようになめらかな肌触りで、一本の毛に2~3色がまじりあい、独特な色合いをかもしています。毛色はもっともメジャーなルディ(赤褐色、一部に黒色)に、フォーン(クリーム)、ブルー(青みの灰)、レッドといった4色があります。

飼い猫らしからぬクールな風貌に似合わず、甘えん坊で犬のように人懐こい性格を持ちます。あまり鳴きませんが、声が美しい猫としても知られています。基本的にその愛嬌のある性格から非常に飼いやすい猫として親しまれております。

アビシニアンの飼い方の注意点

飼いやすい猫種とはいえ、好奇心旺盛で活発な事からいたずらが少々過ぎるところもあります。高いところから高いところへ行ったり、物を壊したり、カーテンを上手く使ってのぼったり、室内がアビシニアンの手によってボロボロにされる事もあります。
いたずら好きなアビシニアンですが、甘えてコミュニケーションをとる姿は他の猫種には見られない魅力です。賢さもあって、物を持ってくる姿も見られるので、いたずら好きなところさえ目を瞑れば、非常に魅力的な猫と言えるでしょう。

また、甘え上手で猫らしくない性格ではあるのですが、やはり根本的には猫である為、しつこくされる事を嫌います。もともと性格が良いアビシニアンですが、しつこくしたりしつけを適当にしたりしてしまうと、凶暴な性格になってしまう事もあるので注意しましょう。

かかりやすい病気とその治療費を知っておこう

アビシニアンはいくつかの遺伝的な病気を持っている可能性があります。
ここでは、アビシニアンがかかりやすい「拡張型心筋症」「甲状腺機能障害」「網膜変性症」についてご紹介します。

拡張型心筋症

心筋症は肥大型心筋症、拘束型心筋症、拡張型心筋症の3つに分類されますが、アビシニアンは、遺伝的に拡張型にかかりやすい傾向があります。
心臓を取り巻く筋肉が薄くなることで、心臓が肥大化する病気で、呼吸困難や咳などの症状が起こります。
根本的な治療方法はなく、血管拡張剤や強心剤などを用いて症状の進行を防ぎます。
タウリンの不足が原因のひとつともいわれていますが、なぜこの病気になるのかはよくわかっていません。早期に発見し、治療を開始することが重要です。

【治療費について】
心筋症は進行性の病気で、根本的な治療法がないため、症状をやわらげることが治療の目的となります。血栓を防ぐ薬や、水分を体外に排出する利尿剤、肥大を抑制する薬などを投与します。

通院
治療費2,000~1万円/回

長期の通院と投薬が必要になることがポイントです。そのため、通院回数に制限がない、あるいは回数が多めに(20日以上~)設定してあるペット保険を選ぶことがポイントです。

甲状腺機能障害

猫に発症することはまれと言いますが、アビシニアンは遺伝的にかかりやすい要素を持っている可能性があり、注意が必要です。喉にある甲状腺から分泌されるホルモンの量が異常になることで、元気の喪失、食欲不振、脱毛といった症状が起こります。
早期発見、早期治療が重要な病気で、治療は一般的に甲状腺ホルモン薬の投与を行います。
なお、先天的にこの病気を持っていると、子猫の頃に体毛や歯が生えそろわないといった発達の遅れがみられる場合があります。年齢にかかわらず発症する恐れがあるため、少しでも異常を感じたら早急に病院で検査をすることが重要です。

【治療費について】
甲状腺ホルモン薬の投与のために、通院、検査が必要になります。適切な薬の量は猫によって異なるため、薬の量が定まるまで何度か検査が必要になります。

通院
治療費5,000~1万円/回

継続的な投薬治療のために通院する必要があるため、通院をしっかり補償してくれるペット保険を選びましょう。

網膜変性症

網膜変性症は網膜の変質が起こり、結果的に失明に至る目の病気です。先天性の場合は、進行を止める方法や、根本的な治療方法もありません。一方、後天的に起こる場合は、栄養(タウリン)不足によるもの、ほかの目の病気により引き起こされる後天的な原因によるものがあります。
暗いところでものが見えづらそうにする、瞳孔(黒目)が開いたままになっている、歩くとき壁や物にぶつかったり、つまずいたりする、動くものを目で追わない、などの症状が現れる可能性があります。変性した網膜は元に戻らないため、後天的な原因であれば、早めに対策する必要があります。

【治療費について】
後天的な要因により発症した場合は、原因となったほかの目の病気があればそちらを治療し、栄養不足が原因であれば、タウリンを補うためのキャットフードなどを与えるなどの措置がとられます。

通院
治療費5,000~3万円/回

後天的な要因による網膜変性症は根本的な治療はできなくても、早めの対処が必要です。

アビシニアンにおすすめのペット保険選びのポイントは3つ

かかりやすい病気をチェックすると、何に備えればいいか見えてきませんか?
かかりやすい病気から分かった、アビシニアンのペット保険選びに大切なポイントをまとめてみました。

ポイント1:通院の日額・日数制限が十分なこと

アビシニアンがかかりやすい病気を見ると、通院治療が中心のものが多いことがわかります。一度の治療費は少額でも繰り返し通院が必要だったり、一度に複数の検査を行ったりすることで一回の請求が数万円に及ぶことも考えられます。

通院治療で1日にかかる平均治療費は8,000円と言われています。通院の補償上限額は最低でも8,000円以上、日数制限は30日以上あるペット保険がいいでしょう。

ポイント2:免責金額が設定されていないこと

通院の1日にかかる平均治療費は8,000円といっても、それ以下の金額になることも十分ありえます。その時に、請求額が安いと補償されない免責金額の設定があると、請求できない、という事態になってしまいます。
例えば、免責金額が5,000円と設定されている保険の場合、1回の治療が3,000円なら一切補償が受けられません。通院による治療が多くなりそうなアビシニアンは、一回の請求額が少なくても補償してくれる保険がおすすめです。

(参考)ここは必ずチェック!ペット保険にある「免責」って何?

ポイント3:保険料が抑えられていること

アビシニアンがかかりやすい病気には長期の通院を要するものが多いため、通院補償が中心の保険を選ぶのが良いかもしれません。補償を通院のみに絞ることで保険料を抑えられるため、回数が多い通院は保険で、万が一の手術・入院は貯金からと使い分ける、という選択です。だからこそ、保険料はより安いものを選びたいところです。

アビシニアンに適したペット保険の補償内容と保険料

「アビシニアンにおすすめのペット保険を選ぶポイント」3点から、通院重視型のペット保険をピックアップしました。通院重視型を選んだポイントは、「手術、入院の補償がないこと」その分「保険料が安く設定されていること」です。
その結果、ガーデンとアニマル倶楽部の4種類の商品がみつかりました。
なお、アニマル俱楽部のブループランⅡは12歳までの保険なので、合わせるためにガーデンの各プランも12歳までの保険料で表記しています。

会社名商品名補償割合生涯保険料(猫・15歳まで)年間補償上限額通院入院手術免責保険料備考
ガーデンゴールド50%プラン50%241,050 円50万円制限なしなし
ガーデンゴールド70%プラン70%337,370 円70万円制限なしなし
ガーデンゴールド90%プラン90%433,760 円90万円制限なしなし
アニマル倶楽部ブループランⅡ100%266,370 円39万円5,000円/日
年間30日まで
8,000円/日
年間20日まで
なし※12歳までの保険料

※表は横にスクロールできます。

アニマル俱楽部は、通院が日額5,000円とされており、ポイント1の「日額8,000円以上、年間30日以上」に該当しないので除外します。
ちなみに、ポイント2の「少ない金額でも補償されること(免責金額が設定されていない)」はすべての商品が満たしていました。
ガーデンの補償割合50%、70%、90%から選ぶなら、保険料が最も安く、補償上限額も50万円と保険料の割に充実している、50%補償タイプがおすすめです。

通院だけでなく、手術や入院も備えたい方にはトータル補償型のペット保険がおすすめです。
トータル補償型を検討される方に向けた、こちらの比較ページも参考にしてください。
(参考)【初心者のための徹底比較】トータル補償型のおすすめペット保険ランキング

アビシニアンにおすすめ!「ガーデンのゴールド50%プラン」の特徴

アビシニアンのおすすめのペット保険として選んだ「ガーデンのゴールド50%プラン」はどういった特徴があるのでしょうか?

ガーデンのゴールド50%プラン

まとめ

古い歴史を持つ猫・アビシニアンは日本のみならず世界中で愛されています。遺伝的にかかりやすい病気もある程度わかっているものの、有効な治療法がないものが多く、飼い主さんにとっては心配ではないでしょうか。タウリン不足を防ぐことと、少しでも気になることがあれば動物病院にすぐに連れていくことが重要です。
気軽に動物病院に行けるよう、心理的なハードルを下げるためにも、ペット保険への加入をおすすめします。

そのため、アビシニアンの保険選びは

  • 通院の日額・日数制限が十分なこと
  • 免責金額が設定されていないこと
  • 保険料が抑えられていること

当サイトではほかの犬種・猫種におすすめのペット保険についても紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。