ヒョウのような見た目が特徴的なベンガルは、水を嫌がらない描種としても有名です。他の描よりストレスに弱いところもあるので、もしものときの病気に備えられるよう、ベンガルに合ったペット保険を選んでみようと思います!

ベンガル

ベンガルは甘えん坊で社交的な猫

ベンガルの性格

野生のヤマネコと家庭で飼われているイエネコを交配させたことによって、ベンガルという猫種が生まれました。
イエネコとの改良を重ね続けた結果、ベンガルは野生的で気性の荒い猫から穏やかで社交的な猫へとなりました。

ベンガルが人気の理由は、見た目はもちろんのこと、甘えん坊な性格もあるでしょう。
一見怖そうに見えますが、遊びだしたら止まらない、陽気で愛嬌のあるかわいらしさは大きな魅力です。

また、もう一つの魅力は「水を怖がらない」というところではないでしょうか。
本来、猫は水に濡れることを嫌がる動物なのですが、ベンガルは水を嫌がりません。
そのため、シャンプーはもちろん、水遊びといった、他の描種とは違う一面を見られるでしょう。

飼い方の注意点

社交的で愛嬌のあるベンガルは、通常生活する上では問題行動に悩まされることもないでしょう。

でも、野生のヤマネコをかけあわせたこともあり、ベンガルの運動量は多いので、充分な高さがあるキャットタワーが必要です。
ストレスに弱い猫種でもあるので、ストレスを溜めないためにも、広く高さがある環境での運動をさせてあげましょう。

また、人が好きなベンガルは一緒に遊んであげると喜びます。
知能も高いので、ゲームを交えての遊びを取り入れたり、水遊びを取り入れたりしてみるのも良いかもしれません。

かかりやすい病気とその治療費を知っておこう

皮膚の病気などベンガルにはかかりやすい病気がいくつか挙げられます。ここでは、その中で「角膜炎」「皮膚炎」「ピルビン酸キナーゼ欠損症」についてご紹介します。

角膜炎

黒目部分にある角膜が炎症を起こすことで激しい痛み、流涙、まばたきが増える、目をかこうとするなどの症状が出ます。
角膜に炎症を起こした瞳は少し濁るので、行動はもちろんのこと、見た目でもはっきりと分かります。

万が一、処置が遅れてしまうと角膜潰瘍、角膜穿孔といった状態にまで発展します。
角膜潰瘍は進行すればするほど角膜がただれていき、最終的には角膜穿孔といった穴が開くような状態になります。
そうなると目がつぶれてしまい、失明してしまうでしょう。

角膜炎は外部からの刺激やウイルスの感染などが原因と言われています。
物が当たらないようにするといった予防など、よく動きまわるベンガルは特に注意が必要です。

【治療費について】
角膜潰瘍が起きていない段階ならば点眼薬の治療、抗生剤などで症状を改善していきます。
進行していると外科手術を施すので、なるべく負担をかけさせないためにも早めに気づいてあげましょう。

治療には一週間から一か月ほどかかります。治療中はある程度の運動制限を強いられるので、ストレスが溜まらないよう心のケアをしてあげるのも重要です。

通院(3~6回)
治療費2,000 ~ 1万円/回

症状が軽ければ複数回の通院で治すことができます。一回の治療費は2,000円~と、比較的少額ですが、原因によっては通院回数が多くなる可能性はあります。
また、重症の場合は手術を伴うこともあるため、通院を手厚く、念のための手術にも備える保険に加入できれば安心です。

皮膚炎

野生の血を多く引いているので、特にこれといった病気がないベンガルですが、現代病とも言われている皮膚疾患にはよくなりやすいと言われています。

原因として添加物が多く含まれたキャットフードによるアレルギー、エアコンなどの機械から排出されるハウスダストといったものが特に多く、ベンガルを飼育する上では環境の管理に配慮しなければなりません。

基本的に原因が幅広い皮膚疾患は、はっきりと原因を特定することが難しいため、完治するのに時間がかかってしまうことが多いので、早期発見が重要となります。

激しいかゆみと痛みがあるため、しきりに同じ個所を気にしているようでしたら皮膚疾患を疑ってみましょう。

【治療費について】
細菌感染が原因の場合は、抗生物質を含む内服薬や塗り薬を与え、痒みが強い場合は抗炎症剤を投与します。アレルギーが原因の場合は、アレルゲンを特定する検査も行われます。

暖房器具は綺麗に掃除をし、加湿器などで乾燥を対策してください。

通院(通算5~10回)
治療費3,000 ~ 5,000円/回

完治するまで、定期的に通院が必要になり、最終的に1万~5万円の治療費が必要になります。
免責金額がなく長期の通院を補償してくれるペット保険を選ぶと、家計の負担も抑えられるでしょう。

【獣医が解説】犬・猫の皮膚炎の症状・原因・予防・対策・治療方法と治療費まとめ

ピルビン酸キナーゼ欠損症

赤血球を作り出す機能を維持するピルビン酸キナーゼという酵素が欠損することによって、赤血球の破壊が起こり全身に十分な酸素がいきわたらず、結果としてさまざまな症状が現れます。

これは「溶血性貧血」とも呼び、簡単に言うと「貧血」です。貧血と聞くとあまり緊急性を要しない病気に思えますが、重症化してしまうと食欲低下、元気がなくなる、呼吸困難などの症状が見られます。

【治療費について】
遺伝性疾患であるこの病気は、はっきりとした予防法も完治する方法もありません。
貧血症状がある場合は輸血や、赤血球が破壊されにくくするために脾臓の摘出手術を行うこともあります。
重症化してしまう前に、少しでも様子に異変を感じたらすぐに病院へ連れていきましょう。

通院手術・入院治療(1~5日)
治療費5,000 ~ 1万円/回8万 ~ 20万円

継続的な輸血や投薬が必要になるため通院の場合は受診するたびに費用がかさんでいきます。手術となると8万~20万円と治療費は高額になります。
そのため、長期の通院を備え、年間補償上限金額が高いペット保険を選ぶことが大切です。

ベンガルにおすすめのペット保険を選ぶポイントは3つ

ペット保険にはいろいろ補償タイプがあるので、その中からかかりやすい病気に備えられるものを見つけることが大切です。
ここでは、ベンガルにおすすめのペット保険を選ぶポイントをまとめてみました!

ポイント1:免責金額が設定されていないこと

まず、気を付けなければいけないのは免責金額です。免責金額があると、設定されている金額を超えないと補償を受けられません。
例えば、免責金額が5,000円で、1回の治療が3,000円なら一切補償が受けられないということになります。そんなことになるとペット保険に入っている意味がないですよね。

1日にかかる平均治療費
通院8,000 円
入院12,000 円
手術100,000 円

通院の1日にかかる平均治療費は8,000円といわれていますが、通院は診察と処置のみなどの場合1,000~4,000円になることもあります。しっかりと補償を受けるためにも免責金額がないペット保険を選びましょう。

ポイント2:長期の通院・ある程度の手術を補償すること

ペット保険の補償内容には1日につき●円まで・1年に▲回までと限度額・限度回数が決められているものがあります。その金額があまりにも低いと、せっかくペット保険に入っているのに十分な補償を受けられなくなってしまいます。

補償内容に制限がある場合は、通院の限度額は平均治療費の8,000円以上、限度回数は20日以上あるのが望ましいでしょう。

また、手術の補償もある程度必要です。1度の手術でかかる平均治療費は10万円なので、手術補償に限度額が決まっている場合は、最低でも10万円以上補償するペット保険を選ぶといいと思います。

ポイント3:年間補償上限金額が高いこと

年間補償上限金額とは、年間で支払われる保険金の上限金額のことです。基本的にこの金額が高いほど補償内容が充実しているといえるので、補償の手厚さを知るためにチェックは欠かせません。
また、通院・入院・手術の各補償内容に制限がない場合は、この年間補償上限金額に達するまで補償が受けられます。
年間補償上限金額は補償割合が50%の場合は最低でも50万円以上、70%の場合は70万円以上あると安心でしょう。

ベンガルに適したペット保険の補償内容と保険料

それでは実際に、先ほど紹介した3つのポイントでベンガルにピッタリなペット保険を選んでみましょう!

ベンガルは通院・入院・手術をする病気になりがちなので、すべてを補償してくれるペット保険がおすすめです。
今回はペット保険で一般的な補償割合50%と70%で比較していきます。

まずはポイント1の「免責金額が設定されていないペット保険」を選び、生涯保険料が安い順に並べてみました。

50%補償するペット保険

会社名商品名補償割合生涯保険料(猫・15歳まで)年間補償上限金額通院入院手術
SBIいきいき少短プラン50スタンダード50%341,750 円50万円制限なし制限なし制限なし
FPCフリーペットほけん50%375,050 円85万円12,500円/日
年間30日まで
125,000円/入院
年間3入院まで
100,000円/回
年間1回まで
ペティーナまとめてプラン50%380,600 円20万円100,000 円/請求100,000 円/請求100,000 円/請求
PS保険50%補償プラン50%383,050 円100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
日本ペットプラス(ガーデン)プラチナ50%プラン50%394,190 円50万円制限なし制限なし制限なし
イーペットe-ペット5050%419,440 円60万円制限なし制限なし制限なし
アクサ損保ねこのきもち保険プラン5050%433,810 円50万円制限なし制限なし制限なし
ペット&ファミリーげんきナンバーわんプラン5050%490,180 円50万円制限なし制限なし制限なし
アニコム損保ふぁみりぃ50%プラン50%520,510 円60万円10,000円/日
年間20日まで
10,000円/日
年間20日まで
100,000円/回
年間2回まで
au損保通院ありタイプ50%コース50%328,360 円50万円制限なし制限なし制限なし
アイペット損保うちの子50%プラン50%792,220 円73万円12,000円/日
年間22日まで
12,000円/日
年間22日まで
100,000円/回
年間2回まで

※表は横にスクロールできます。
※au損保の「通院ありタイプ50%コース」は10歳までの保険料しか公開されていなかったため、0歳から10歳までの年間保険料の合計を表示しています。11歳から15歳までのおおよその年間保険料を加えた位置にしています。

70%補償するペット保険

会社名商品名補償割合生涯保険料(猫・15歳まで)年間補償上限金額通院入院手術
あんしんペットずっといっしょL70%443,870 円70万円制限なし制限なし制限なし
SBIいきいき少短プラン70スタンダード70%478,450 円70万円制限なし制限なし制限なし
PS保険70%補償プラン70%488,190 円100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
イーペットe-ペット7070%531,140 円60万円制限なし制限なし制限なし
日本ペットプラス(ガーデン)プラチナ70%プラン70%552,020 円70万円制限なし制限なし制限なし
au損保通院ありタイプ70%コース50%429,240 円70万円制限なし制限なし制限なし
アクサ損保ねこのきもち保険プラン7070%556,140 円70万円制限なし制限なし制限なし
ペット&ファミリーげんきナンバーわんプラン7070%584,210 円70万円制限なし制限なし制限なし
ペティーナゆとりプラン70%497,200 円30万円100,000 円/請求100,000 円/請求100,000 円/請求
ペットライフジャパンプレミアム7070%691,725 円115万円15,000円/日
年間37.5万円まで
15,000円/日
年間37.5万円まで
200,000円/回
年間40万円まで
アニコム損保ふぁみりぃ70%プラン70%725,190 円84万円14,000円/日
年間20日まで
14,000円/日
年間20日まで
140,000円/回
年間2回まで
アイペット損保うちの子70%プラン70%1,038,970 円122万円12,000円/日
年間22日まで
30,000円/日
年間22日まで
150,000円/回
年間2回まで

※表は横にスクロールできます。
※ペティーナの「ゆとりプラン」は11歳まで、au損保の「通院ありタイプ70%コース」は10歳までの保険料しか公開されていなかったため、把握できる範囲の年間保険料の合計を表示し、15歳までのおおよその年間保険料を加えた位置にしています。

ポイント2・3をまとめると「通院は限度額が8000円以上、限度日数が20日以上、手術は1回10万円以上、年間補償上限金額は50%の場合は50万円以上、70%の場合は70万円以上」です。
この条件で見ると、ペティーナは候補から外すことができます。

3つのポイントだけでは絞り切れないので、ペット保険で生涯保険料(0~15歳までの保険料の合計)も比べてみましょう。
50%補償では40万円以下・70%補償では50万円以下のものが比較的リーズナブルで継続しやすい商品と言えます。
比較的保険料が安い保険は、50%補償ではFPC、SBI、PS、70%補償ではあんしんペット、SBI、PSという結果になりました。

ただし、PS保険のペット保険は「生涯にわたって継続的に行っていく慢性疾患(心臓病など)の治療の場合は、最大でも一生涯20日まで補償」というデメリットがあります。

病気が完治したと判断された場合には日数がリセットされるようですが、ベンガルはピルビン酸キナーゼ欠損症など根本的な治療方法のない慢性疾患にかかりやすいので、発症した場合には十分な補償が受けられないことがあります。たとえ生涯保険料が安くても選ばない方が良さそうです。
(参考)PS保険の補償の落とし穴

残りのFPC、SBI、あんしんペットについては、ベンガルがかかりやすい病気で紹介した病気も補償してくれそうなのでおすすめです。

補償割合については、スタンダードな50%か、より補償の手厚い70%か、予算も考慮しながらお好きな方を選んでみてください。

50%補償:SBIいきいき少短のプラン50スタンダード、FPCのフリーペットほけん
70%補償:あんしんペットのずっといっしょL、SBIいきいき少短のプラン70スタンダード

ベンガルにおすすめ!「SBIのいきいき少短のプラン50スタンダード」「FPCのフリーペットほけん」「あんしんペットのずっといっしょL」「SBIのいきいき少短のプラン70スタンダード」の特徴

では最後に、ベンガルにおすすめのペット保険に選ばれた「SBIのいきいき少短のプラン50スタンダード」「FPCのフリーペットほけん」と「あんしんペットのずっといっしょL」「SBIのいきいき少短のプラン70スタンダード」の特徴を確認してみましょう。
こちらも検討の際に参考にしてみてください!

SBIいきいき少短のプラン50スタンダード・プラン70スタンダード

  • 保険料が安く、気軽に加入しやすい
  • 回数や金額を気にせず自由に請求できるが、年間補償上限金額は最低ラインの50万円に設定してある
  • 膝蓋骨脱臼、椎間板ヘルニアは補償対象外項目に指定されている
  • 病気の場合は補償開始日から1ヶ月の待機期間がある
    (参考)ペット保険には補償までの待機期間がある?

FPCのフリーペットほけん

  • 高齢になっても上がりにくい料金設計になっているので継続しやすい
  • 通院を手厚く補償する。入院と手術もカバーするが、手術補償は年間1度のみ
  • 年間補償上限金額が85万円と高額に設定してある
  • 約款にもデメリットになるような項目はなく、カスタマーサービスにも定評がある

あんしんペットのずっといっしょL

  • 保険料は3歳までは値下がりするが、4歳以降から値上がりする
  • 膝蓋骨脱臼や涙やけ、股関節形成不全、てんかん、チェリーアイ、気管虚脱などが補償されない
  • 低価格でペット賠償責任特約を付けることができる
    (参考)ペット保険の特約って必要?

まとめ

ペット保険の種類が多くて悩まれている方はかかりやすい病気に合わせてペット保険を選ぶのも一つの手です。以下のポイントを参考にしてベンガルに合ったペット保険を見つけてみましょう!

  • 免責金額が設定されていないこと
  • 長期の通院・ある程度の手術を補償すること
  • 年間補償上限金額が高いこと
  • ベンガルにおすすめのペット保険は「SBIのいきいき少短のプラン50スタンダード」「FPCのフリーペットほけん」「あんしんペットのずっといっしょL」「SBIのいきいき少短のプラン70スタンダード」

当サイトではほかの犬種・猫種におすすめのペット保険についても紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。