最近では猫の寿命が長くなるにつれて医療費も高額になっています。高額な治療費に備えてペット保険に加入しましょう。ここでは猫に多い病気や治療費から、猫におすすめのペット保険をランキング形式でご紹介します!

猫におすすめのペット保険ランキング!

猫の平均寿命は15.04歳と、犬の平均寿命の14.36歳より少し長生きです(平成28年度/ペットフード協会調べ)。ペット保険は犬だけでなく猫のプランも豊富に揃っています。猫の飼い主様の中にはペット保険は気になっているものの、どれを選べばいいか迷われている方もいるのではないでしょうか。
そこで、ここではペット保険の中でも猫におすすめのペット保険ランキングを作成しました!

1位
FPCのフリーペット保険
2位
PS保険の50%補償プラン
3位
SBIいきいき損保のプラン50スタンダード

さっそくランキングの詳細を見る

気づいた時には重症化!?猫の病気によっては高額な治療費が必要になることも…

猫は犬に比べて病気にかかりにくく、丈夫な生き物と言われています。世界には38歳まで長生きした猫もいるそうです。飼っている愛猫もそのぐらい長生きしてくれたら嬉しいですよね。
それでも高齢になると腎不全や膀胱炎などの病気を発症しやすくなってしまいます。また、猫の性質的に他の猫とケンカをしてケガをしたり、異物を誤って飲み込んでしまったりすることも多くあります。

猫は病気やケガをしていても、それを隠すと言われていることは知っていますか?
野生のころの名残で、猫は体調が悪くても元気なフリをするそうです。そのため、病気やケガを発見したときには、すでに症状がかなり重症化している場合があります。
病気の進行度合いでかなり高額の治療費が必要になることもあるようです。心筋症で通院が続き、総額85万円もかかったケースもあるのだとか。

(例)猫の心筋症の治療費の総額
通院(8回)…22万円
入院(7日)…63万円
合計85万円

万が一の高額な治療費に備えるために、猫もペット保険に加入することをおすすめします!

猫がなりやすい病気は?治療費はどのくらいかかるの?

猫がかかりやすい病気やケガにはどんなものがあるのか、あらかじめ知っておくことも大切です。
犬・猫のかかりやすい傷病ランキングと診療明細まとめ」では、猫に多い特徴的な傷病は、「猫風邪」「膀胱炎」「結膜炎」「腎不全」「心筋症」「異物誤飲」ということがわかりました。
これら6つの傷病に加えて、特に外飼い猫の場合に気を付けなければならない「FIV(猫エイズ)」に関して、原因や症状、治療についてご紹介します。

猫風邪

猫風邪は、猫ヘルペスウイルス感染症・猫カリシウイルス感染症・猫クラミジア感染症の3つの総称です。
クラミジアや猫カリシウイルスなどのウイルスに感染することで発症します。
猫風邪の症状としては、くしゃみや鼻水、目やにが現れます。猫風邪を発症している猫が感染源となり、直接触れ合うことで他の猫にもうつるので多頭飼いの場合は特に気を付けてください。
ウイルスの中には混合ワクチンで予防することができる種類もあるので、定期的にワクチン接種を行って発症を未然に防ぎましょう。

【治療について】
抗ウイルス剤や抗生剤などの投薬や、免疫力を上げるインターフェロン(ウイルスの増殖を抑えるためのタンパク質の一種)を投与することもあります。また、目やにがひどい場合は点眼薬をしたり、栄養不足の場合は点滴をしたりと症状に合わせて治療を行います。
特に子猫や高齢の猫は免疫力が低いので重症化することもあります。症状が見られたらできるだけ早めに動物病院で治療を受けましょう。

通院(通算2~5回)
平均治療費5,000~1万円/回

猫風邪は軽度であれば完治までに2週間程度、重症化すると数か月かかります。動物病院への受診頻度にもよりますが、治療費は総額で1万~5万円ほど必要になるでしょう。

膀胱炎

膀胱の中にできた尿結晶や尿結石、ブドウ球菌や大腸菌などの細菌への感染が原因で発症します。
膀胱炎の症状は血尿や頻尿、排尿時の痛みなど人間の膀胱炎と同様の症状が挙げられます。血尿など目に見える変化があれば気づきやすいのですが、なかなか症状に気づくことができずに症状が悪化し、急性腎不全になることもあるので気を付けましょう。
猫の変化で一番分かりやすいのが排尿状態なので、排尿時に痛そうにうめいたり、陰部をしきりに舐めたりといった行動がないか注意して観察するようにしましょう。

【治療について】
まず、原因を特定するために尿検査やエコーなどの検査を行います。原因によって治療方法は異なり、尿結晶や尿結石が原因の場合は膀胱洗浄や食事管理、場合によっては結石の除去手術を行うこともあります。細菌が原因の場合は抗生物質を投与して治療します。症状が悪化しているとカテーテルを使って排尿をさせる方法も取られます。

通院(通算5~10回)手術・入院(7日)
平均治療費2,000~1万円/回10~25万円

膀胱炎は完治までに時間がかかります。動物病院への受診頻度や治療方法にもよりますが、通院のみの場合は1~10万円、手術になると10~25万円もかかることがあります。

結膜炎

異物(ほこり・シャンプー・毛など)、ウイルスや細菌(猫ヘルペスウイルス・猫カリシウイルスなど)、基礎疾患(角膜炎・ドライアイなど)といった、さまざまなことが原因で、まぶたの裏にある結膜に炎症を起こすことで発症します。
結膜炎を発症すると充血や目やになどの症状が現れます。痒みもあるので目をこするようになり、目を傷つけて失明をしてしまう可能性もあるので注意しましょう。

【治療について】
抗炎症作用のある点眼薬で結膜の炎症を抑えます。ウイルスや細菌が原因の場合は、抗ウイルス薬の点眼薬を使用します。目の中に異物が入っている場合は目の洗浄を行い、異物を除去します。
また、目をこすってしまわないようにエリザベスカラーを付けて、目を保護する対応が取られる場合もあります。

通院(通算3回)
平均治療費3,000~1万円/回

結膜炎は完治までに1~3週間程度かかります。動物病院への受診頻度にもよりますが、治療費は総額で1万~3万円ほど必要になるでしょう。

腎不全

腎不全は突発的に発症する「急性腎不全(急性腎臓病)」と、高齢の猫に多い「慢性腎不全(慢性腎臓病)」に分けられます。

  • 急性腎不全(急性腎臓病)

結石などで尿道を塞いでしまい、尿が腎臓に戻ってきてしまうことで発症します。また、腎臓が細菌に感染してしまったり、玉ねぎなどを摂取し中毒になったりすることも腎臓に負担がかかるので急性腎不全の原因となります。
症状としては元気や食欲の低下、尿量の減少、頻繁な嘔吐などです。急性腎不全は早く治療をしないと手遅れになることもあるので、お家の猫ちゃんに変化が見られたらすぐに動物病院を受診してくだい。

  • 慢性腎不全(慢性腎臓病)

加齢によって機能が低下し発症する場合や、急性腎不全が回復しきらずに慢性化する場合があります。慢性腎不全を発症すると多飲多尿や食欲不振、嘔吐などの症状が現れます。基本的にゆっくりと進行していくので、健康状態をきちんと観察して悪化する前に気づくようにしましょう。

【治療について】
急性・慢性によって治療方法は異なります。
急性の場合は症状を引き起こしている原因の除去を行います。原因が毒物のときは点滴で血流を良くし、体内から毒物を排出します。原因が結石のときは尿道を洗浄または手術で尿を排出できるようにします。
慢性の場合は完治を目指すのではなく対症療法になります。療養食で腎臓への負担を減らし、投薬で症状の進行を遅らせます。

急性腎不全の治療費

通院(通算1~3回)手術・入院(通算4日)
平均治療費5,000~15,000円/回15万~20万円

慢性腎不全の治療費

通院
平均治療費5,000~15,000円/回

急性腎不全は症状によって治療方法が分かれます。通院のみの場合は5,000~5万円、手術になると15~20万円ほど必要になります。
また、慢性腎不全については進行性の病気で、基本的には完治することはありません。一生投薬治療を続けたりフードを療法食に変更したりと、継続的な治療を行う必要があるので治療費はかさんでいきます。

心筋症

心臓の筋肉が厚くなる「肥大型心筋症」と薄くなる「拡張型心筋症」、心臓の繊維質の膜が厚くなる「拘束型心筋症」があり、特に猫は肥大型心筋症が多く見られます。心筋症の原因の多くは不明ですが、拡張型心筋症の原因はタウリンという物質の不足が関わっています。
心筋症を発症してもほとんど症状は見られず、進行することで呼吸困難や元気・食欲の低下といった症状が出るようになります。そのままにしてしまうと死亡する可能性もあるので、特に高齢の猫は気を付けるようにしましょう。

【治療について】
根本的に治す方法は残念ながらなく、対症療法になります。肺に水が溜まると利尿剤を投与したり、循環不全になると血管拡張薬を用いて対処したりと、病状に合わせて薬を使用します。元気が回復しても安静にさせてください。

通院
平均治療費5,000~1万円/回

心筋症は進行性の病気で、基本的には完治することはありません。一生投薬治療を続ける必要があったりフードを療法食に変更したりと、継続的な治療を一生行うので、治療費はかさんでいきます。

異物誤飲

猫は好奇心から異物を飲み込んでしまうことが多くあります。誤飲したものをそのままにしておくと、気道を圧迫したり、胃の粘膜を傷つけたり、腸閉塞を引き起こしたりと体に悪影響を及ぼしてしまいます。
誤飲しがちなものは、主に布やティッシュ、おもちゃ、ビニール袋、輪ゴムなどです。食欲不振や嘔吐などの症状がある場合は誤飲も疑ってみてください。
また、異物誤飲をしないためにも、猫の行動範囲内には誤飲の危険が高いものはなるべく置かないようにしましょう。

【治療について】
異物誤飲が疑われる場合は、レントゲンや内視鏡で診断を受けます。誤飲物を見つけると催吐処置や内視鏡での摘出、取り出しにくい場所にあると開腹手術を行うこともあります。

通院(通算1日)手術・入院(1~3日)
平均治療費5,000~2万円/回5万~20万円/回

異物を取り除く処置がとられるので、簡単に取り出せた場合は1日で治療を終えることができるので、治療費は5,000~2万円で済みます。しかし、手術が必要になった場合は5万~20万円と高額になります。

FIV(猫エイズ)

猫エイズウイルスに感染することで発症する病気です。唾液にもウイルスが多く含まれているので、感染している猫に咬まれることで感染します。そのほか、交尾や感染している母猫から生まれた子猫も感染する場合もあります。
猫エイズウイルスに感染すると発熱や下痢などの風邪のような初期症状が数カ月続きます。その後、症状が何も出ない潜伏期間が4~10年ほど続きます。猫によっては発症しないまま寿命を終える場合もありますが、潜伏期間を終えるとリンパ筋の腫れや発熱、口内炎などの症状が現れます。
猫エイズの感染原因の多くは、猫エイズに感染している野良猫とのケンカです。予防のためにも、猫は必ず室内で飼うようにしましょう。また、ワクチンを接種することも効果的です。

【治療について】
猫エイズには有効的な治療はなく、対症療法になります。そのため、口内炎などの症状が出た場合、抗生物質や抗炎症剤の投与を行い、症状を和らげる方法がとられます。

通院
平均治療費1万~2万円/回

猫エイズは有効な治療法がないので、継続的な治療を一生行わなければなりません。受診するたびに治療費はかさんでいきます。

猫のペット保険選びは5つのポイントをしっかりチェック

猫がかかりやすい病気やケガの治療には、意外とお金がかかります。
もしものときに備えてペット保険に入っておけば、治療費の負担が軽減されるので安心ですね。

では、猫に合った補償のペット保険はどうやって選べばいいのでしょうか?選び方のポイントは5つです。

では、実際にこのポイントに沿って、猫におすすめのペット保険を選んでいきましょう!

① 通院・入院・手術を補償するトータル補償型を選ぶ

猫がかかりやすい傷病の治療方法を見てみると、通院・手術どちらもリスクが高いことが分かります。
どんな治療にも備えられるように免責金額の設定がなく、通院・入院・手術をトータルで補償するペット保険を選ぶことをおすすめします。

(参考)ペット保険の補償タイプって?自分にはどれが合ってる?

今回はペット保険の中でも保険料が安く抑えられて十分な補償が受けられる50%補償の商品に絞って比較していきます。
50%補償で通院・入院・手術をトータルで補償するペット保険は以下の11種類です。

会社名商品名補償割合
アイペット損保うちの子50%プラン50%
PS保険50%補償プラン
ガーデンプラチナ50%プラン
ペット&ファミリーげんきナンバーわん プラン50
アニコム損保ふぁみりぃ50%プラン
アクサ損保いぬのきもち保険 プラン50
FPCフリーペットほけん
イーペットe-ペット50
ペティーナまとめてプラン
au損保通院ありタイプ 50%コース
SBIいきいき少短プラン50スタンダード

② 生涯を通してかかる保険料が安く、終身で継続可能な保険を選ぶ

基本的にペット保険の保険料は年齢が若いときは安く設定してあり、3~5歳以降になると値上がりするようになっています。保険会社によって保険料の値上がり幅が違い、「こんなに高くなるとは思わなかった…」「これだけ値上がりするなら継続できない!」となる飼い主様も少なくありません。
また、猫は基本的に長生きで、20歳以上の猫も多いことを考えると、若いころだけではなく生涯を通して保険料が安く、終身で継続できる商品はどれかを比較することが大切です。

(参考)ペット保険は一生涯にかかる保険料でチェックしよう
(参考)高齢犬、高齢猫でもペット保険に入れる?高齢ペットにおすすめの保険

では、先ほど選んだ11種類のペット保険の生涯保険料はどのようになっているのでしょうか?

会社名商品名生涯保険料(猫・15歳まで)更新
SBIいきいき少額プラン50スタンダード341,750 円終身
FPCフリーペットほけん375,050 円終身
ペティーナまとめてプラン380,600 円終身
PS保険50%補償プラン383,050 円終身
ガーデンプラチナ50%プラン394,190 円満20歳まで
アクサ損保ねこのきもち保険プラン50433,810 円終身
ペット&ファミリーげんきナンバーわんプラン50490,180 円終身
イーペットe-ペット50419,440 円終身
アニコム損保ふぁみりぃ50%プラン520,510 円終身
au損保通院ありタイプ50%コース328,360 円終身
アイペット損保うちの子50%プラン792,220 円終身

※au損保の「通院ありタイプ50%コース」は10歳までの保険料しか公開されていなかったため、0歳から10歳までの年間保険料の合計を表示しています。11歳から15歳までのおおよその年間保険料を加えた位置にしています。

補償内容が同じ50%補償で内容が似ているなら保険料も似たようなものだと思うかもしれませんが、例えば、一番高いアイペットと一番安いSBIの生涯保険料を比較してみると、アイペットの方が45万円以上も高くなることが分かります。

以上の表を見てみると、生涯保険料が40万円以下のペット保険が「保険料が安い保険」と言えそうです。
この基準をクリアする保険は、保険料の部分を赤字で記しています。
  
また、ほとんどの保険が終身で継続可能なのに対し、「ガーデンのプラチナ50%プラン」は20歳までしか継続ができません。猫の場合は、20歳以上になることも多いので、生涯保険料は比較的安いのですが候補から外しました。

それでは次に、保険料が安く、終身継続ができる4つの保険の補償の手厚さについて比較していきましょう。

③ 年間に支払われる保険金の限度額「年間補償上限金額」で補償の手厚さを比較する

補償の手厚さを比較する際、年間に支払うことができる保険金の限度額「年間補償上限金額」を比較することが重要です。
年間補償上限金額が高いとその分補償を多く受けられるので、年間補償上限金額があまり低すぎるペット保険には注意が必要です。

では、生涯保険料の安さで選んだ4つの保険の年間補償上限金額はどのようになっているのでしょうか?

会社名商品名年間補償上限額通院入院手術生涯保険料(猫・15歳まで)
PS保険50%補償プラン100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
383,050 円
FPCフリーペットほけん85万円12,500円/日
年間30日まで
125,000円/入院
年間3入院まで
100,000円/回
年間1回まで
375,050 円
SBIいきいき少額プラン50スタンダード50万円制限なし制限なし制限なし341,750 円
ペティーナまとめてプラン20万円100,000 円/請求100,000 円/請求100,000 円/請求380,600 円

※表は横にスクロールできます。

ペティーナの「まとめてプラン」は他のペット保険の年間補償上限が50万円~100万円で設定されているのに対し、年間補償上限額が20万円と低いので比較から外しました。

その他の3社を比較すると、「FPCのフリーペットほけん」「PS保険の50%補償プラン」がより手厚く、「SBIいきいき少短のプラン50スタンダード」は一般的なプランということになります。

なお、「FPCのフリーペットほけん」「PS保険の50%補償プラン」のような支払限度額(1日当たりに支払われる保険金の限度額)、支払限度日数(年間で補償の対象となる日数)が通院・入院・手術のそれぞれの補償に制限があるペット保険の場合は、1日にかかる平均治療費以上の補償内容になっている商品がおすすめです。

支払限度額や支払限度日数の制限があまりにも低いと、通院・入院・手術をトータルで補償すると言っても意味がありません。

1日にかかる平均治療費
通院8,000 円
入院12,000 円
手術100,000 円

1日にかかる平均治療費を調査したところ、このような結果になりました。
診察内容によっては算出した平均治療費を上回ることもありますが、補償に制限がある場合は目安としてこの1日にかかる平均治療費以上の支払限度額を設定しているペット保険を選ぶと良いでしょう。
また、支払限度日数は皮膚炎などの何度も通院が必要になる場合を考えて通院は最低でも20日以上あると安心です。

「FPCのフリーペットほけん」「PS保険の50%補償プラン」は支払限度額も支払限度日数もクリアしていますね。

④ 補償されない傷病があるのか確認する

保険には思わぬ落とし穴が付きものですが、ペット保険の場合は補償対象外項目をチェックすることが大切です。補償対象外項目はパンフレットやホームページなどで大々的に表記していない商品も多く、約款を隅々まで確認して補償対象外項目がないか確認する必要があります。
申し込む前に猫がなりやすい傷病がこの項目に入っていないか確認しておきましょう。

FPCPS保険SBIいきいき少額
猫風邪
膀胱炎
結膜炎
腎不全
心筋症
異物誤飲
FIV(猫エイズ)×

※○→対象外と明記なし、×→対象外と明記

ただし、補償対象外項目に記載がなくても、審査によって保険金が支払いされない場合もあるのでご注意ください。

(参考)ペット保険のトラブルを避けるには?保険がおりない、更新できないことも!?

SBIいきいき少短には対象外項目があり、一方FPCとPS保険には対象と明記された項目はありませんでした。
SBIいきいき少短に加入を検討する方は、この点をきちんと理解して加入するようにしましょう。

⑤ それぞれの保険会社のデメリットを確認する

最後に選び抜いたペット保険のあまり知られていないデメリットを確認してみましょう。

FPCのフリーペット保険

  • 手術が年間1回までしか補償されない

1年に2回も手術をするケースは稀だとは思いますが、手術では1回あたりにかかる医療費が高額になりがちなので、年間1回までしか補償がされないのは欠点といえるでしょう。

PS保険の50%補償プラン

  • 同一原因による手術は、2回目以降は補償の対象外になる

例えば、腫瘍など同じ原因で2回目の手術が必要になった場合には、例え年度をまたいでいたとしても補償されません。ガンなど転移・再発する病気の場合については、同一原因かどうかの審査によりますが補償されない可能性が高いでしょう。
(参考)PS保険(ペットメディカルサポート)の手術補償の落とし穴

  • 同一原因による通院治療は、一生涯に20日までしか補償されない

例えば、心臓病などの生涯にわたって継続的に治療を行う必要がある病気を発症した場合、例え年度をまたいでいたとしても20日までしか補償されません。病気が完治したと判断された場合には日数がリセットされるようですが、根本的な治療方法のない心臓病や腎臓病などを発症した場合には十分な補償が受けられないことがありますので、注意しましょう。
(参考)PS保険(ペットメディカルサポート)の通院・入院補償の落とし穴

SBIいきいき少額

  • 病気については補償開始日から1ヶ月の待機期間がある

補償が開始されてから1ヶ月以内に発症した病気の治療費の保険金は支払われません。また、この待機期間中に発症した病気は、完治するまで補償の対象外となります。なお、ケガの場合には待機期間はありません。
(参考)ペット保険には補償までの待機期間がある?

ペット保険にはこういったデメリットがつきものです。しかしその内容によっては補償を十分に受けられなくなってしまいます。
それぞれのペット保険のデメリットをきちんと理解した上で加入するようにしましょう。

ランキング1位はFPC、2位はPS保険

選び方のポイントに沿ってペット保険を比較してみると、何が一番おすすめなのか見えてきました。

SBIいきいき少短は年間補償上限金額が低く補償対象外項目もあることを考えると、FPCとPS保険のどちらかが一番おすすめのペット保険になりそうです。

それでは、FPCとPS保険ではどちらの方が補償内容は手厚いのでしょうか?
通院・入院・手術それぞれに対する補償内容を比較していきます。

1日にかかる平均治療費
通院8,000 円
入院12,000 円
手術100,000 円

※アニコム調べ

1日にかかる平均治療費を見ると一見、入院と手術が高く思えますが、治療費の割合を見ると通院での請求が9割を占めています。1度の受診にかかる治療費は少額でも、生涯で支払う金額を考えると「通院」が一番高額になると言えるでしょう。

それに対して、FPCとPS保険の補償内容はどうでしょうか?

注目すべきは、一番治療費がかかる通院において、FPCの方が手厚い補償内容となっている点です。
PS保険は、一番治療費がかからない入院に年間60万円の補償としている一方で、一番治療費がかかる通院の上限は年間20万円までです。年間の補償上限額が100万円と一見手厚そうに見えますが、治療費の実態とはかけ離れた補償内容となっているので注意が必要です。

では、これまで見てきた点を整理して、ランキングを決めてみましょう。

  • SBIいきいき少短は生涯保険料が一番安いが、年間補償上限金額が低く補償の手厚さでは劣る。またFIV(猫エイズ)が対象外
  • PS保険は年間補償上限金額が一番高く補償が手厚いが、同一原因の病気の補償回数に関して重大なデメリットがある
  • FPCは生涯保険料と年間補償上限金額のバランスが良い。手術が年間1回までしか補償されないというデメリットがある
  • FPCとPS保険を比べると、支払限度額や支払限度日数の制限が治療費の実態にあっているのはFPC

これらのポイントで総合的に考えると、1位がFPC、2位がPS保険、3位がSBIいきいき少短となります

1位
FPCのフリーペット保険
2位
PS保険の50%補償プラン
3位
SBIいきいき損保のプラン50スタンダード

まとめ

大切なペットと長く寄り添うからこそ、高齢になると必要になる高額な治療費。もしもの病気やケガのときにしっかり治療ができるよう、保険料や補償内容を比較してお家の猫ちゃんに合ったペット保険を選ぶようにしましょう。

  • 猫は丈夫な体だとしても、いざというときの治療費が高額になることがある
  • 猫がかかりやすい傷病を把握しておく
  • 選び方のポイントを理解してペット保険を比較する
  • 「FPCのフリーペットほけん」「PS保険の50%補償プラン」「SBIのいきいき少短」の順でおすすめ

当サイトではさまざまな視点でペット保険について紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。