優雅な見た目と穏やかな性格で人気のキャバリア。そんなキャバリアには遺伝的にかかりやすい病気があります。キャバリアがなりやすい病気やケガをチェックして、ぴったりなペット保険を選びましょう。

キャバリア

キャバリアは穏やかで寂しがり屋な犬種

キャバリアの性格

キャバリアは優雅な見た目通り、穏やかな性格で社交性の高い愛嬌のある犬種です。
キャバリアという名前は「騎士」の意味を持ちますが、実際にはキャバリアは争いことを嫌い、見知らぬ人や犬でも友好的に接します。そのため、多頭飼いに非常に向いた犬種として有名です。

一つ欠点を上げるとすれば、寂しがり屋の傾向が強いところでしょう。愛情深いキャバリアは飼い主に依存してしまいがちで、また、飼い主もべったりとついてくるキャバリアに対してついつい甘やかしてしまいます。
そのため、分離不安などといった問題行動を起こしやすく、穏やかな性格ではありますが、飼い主さんの留守中にいたずらをしてしまうということも見られるようです。

飼い方の注意点

キャバリアは比較的初心者向けの犬種と言えます。愛情深く飼い主と触れ合うことを好むので、しつけの仕方はスキンシップをしながらたくさん褒めて接すると良いでしょう。
でも、寂しがり屋な性格なので、極度な甘やかしは厳禁です。悪いことをしたときは教えてしつけ、良いことをしたときは大げさなくらいに褒めるといった気持ちで接してみてください。

また、非常に毛が絡みやすく、抜け毛が多いので、日ごろからブラッシングをしてあげましょう。人とスキンシップを取ることが大好きな犬種なので、仔犬の頃からスキンシップをしながらブラッシングをする習慣をつければ、ブラッシング好きになります。

散歩の際も、近所を散歩するだけでなく、近所の人や犬が集まるような場所でコミュニケーションの場を設けてみてください。人や犬とのふれあいを好むキャバリアは、こうした些細なコミュニケーションでもうれしく感じます。

かかりやすい病気とその治療費を知っておこう

キャバリアにも気を付けなければならない病気がいくつかあります。
ここでは、キャバリアがかかりやすいといわれる「僧帽弁閉鎖不全症」「外耳炎」「糖尿病」についてご紹介します。

僧帽弁閉鎖不全症

実はキャバリアは心臓病になりやすい犬種として有名です。僧帽弁閉鎖不全は、キャバリアがなりやすい病気の一つで、全犬種合わせてもワースト1の発症率とされています。

僧帽弁閉鎖不全は、心臓の弁が変形して正常に血液が流れなくなり、その血液が逆流してしまう恐ろしい病気です。その結果、肺水腫という酸素と二酸化炭素の流れが正常に行われない状態になり、呼吸困難になってしまいます。
初期はあまり大きな症状が見られないので気づきませんが、徐々に進行していくにつれ、食欲低下、乾いた咳、チアノーゼ、失神などといった症状を起こします。

この病気自体は、加齢と共に、大体6歳過ぎた頃から発症率が上昇すると言われていますが、キャバリアに関しては早くて4歳頃から発症する傾向があります。加齢が進むと、症状も進行していくので、最悪の場合心不全を起こすこともあるでしょう。

【治療費について】
重症化を防ぐためには早期発見が重要です。早いうちに内服薬の服用、運動の制限をすることで改善していかなければなりません。完治することは困難なので、一生付き合っていかなければならない病気です。

通院
治療費3,000 ~ 2万円/回

僧帽弁閉鎖不全症は、通院を一生続けなくてはなりません。そのため、通院回数に制限がない、あるいは回数が多めに(30日以上~)設定してあるペット保険を選ぶことがポイントです。

外耳炎

キャバリアは長く垂れた耳をしているのが特徴的です。垂れ耳は常に耳の穴をふさいでいる状態なので、耳の中は常に雑菌が多く、非常に繁殖しやすい環境になっています。

外耳炎になってしまうと、耳の中に大量の汚れた耳垢がこびりつき、見た目だけでなく悪臭を漂わせます。汚れによる炎症で、耳を掻く行為がよく見られ、悪化すると中耳炎などを引き起こしてしまいます。

外耳炎は、キャバリアのような垂れ耳の子に多く見られますが、基本的には毎日耳のチェックをし、汚れていたら耳掃除をすることで充分予防になります。また、じめじめした梅雨時などは、耳を上にめくって風通しをよくしてあげるなどといった工夫が必要です。

【治療費について】
まず耳の中を掃除して、点耳薬を投与します。細菌感染が原因の場合は抗菌薬や駆除薬を使用し、アトピーやほこりなどのアレルギーの場合は環境中からアレルゲンを取り除いてあげます。

通院(通算2~5回)
治療費3,000 ~ 5,000円/回

通院をする場合、1万~3万円程度かかりますが、症状が悪化している場合は、長期的な投薬治療が必要となってしまいます。何度も通院をすることになるので、通院補償が手厚いプランを選びましょう。

【獣医が解説】犬・猫の外耳炎の症状・原因・予防・対策・治療方法と治療費まとめ

糖尿病

糖尿病は全犬種に発症する可能性がありますが、キャバリアは特に糖尿病を発症しやすい犬種と言われています。

糖尿病になると、インスリンというホルモンが正常に機能しなくなり、必要なブドウ糖を細胞内に取り込むことができなくなってしまいます。結果として、全身にあらゆる障害が現れ、最悪の場合糖尿病性ケトアシドーシスという死に至る合併症を引き起こします。

糖尿病の主な症状は水を飲む量、食べる量が増えるにも関わらず体重が減少していくことが挙げられます。また、腹部が膨らむのも身体的特徴の一つなので、何か違和感を抱いたらすぐに病院へ行きましょう。

【治療費について】
治療法は毎日のインスリン注射ですが、糖尿病は完治する病気ではないので、症状を抑え、合併症を起こさせないために治療します。そのため、長期間糖尿病と闘わなければなりません。徹底した食事管理、運動をして余分な血糖を消費させることがポイントです。

通院(通算10~20回)
治療費5,000 ~ 2万円/回

糖尿病は、長く付き合っていかなければならない病気です。数十回と継続的に通院を行うので、最終的に5万~40万円もかかってしまいます。
そのため、通院補償をしっかりと補償してくれるペット保険がおすすめです。

【獣医が解説】犬・猫の糖尿病の症状・原因・予防・対策・治療方法と治療費まとめ

キャバリアにおすすめのペット保険を選ぶポイントは3つ

かかりやすい病気をチェックすると、何に備えればいいか見えてきませんか?
かかりやすい病気から分かった、キャバリアのペット保険選びに大切なポイントをまとめてみました。

ポイント1:通院を重点的に補償すること

長期の通院をする病気になりやすいキャバリアには、通院のみ補償する通院重視型のペット保険がおすすめです。手術や入院が不安という方もいると思いますが、補償を通院のみに絞ることで保険料を抑えられるので、回数が多い通院は保険で、万が一の手術・入院は貯金からとするのも一つの方法です。

ポイント2:通院の日額・日数制限が十分なこと

通院重視型のペット保険を選んでも、補償が不十分だと意味がありません。
ペット保険には1日に支払われる保険金の限度額や1年に補償できる限度回数といった制限が設定されているプランがあります。
調査の結果、通院の1日にかかる平均治療費は8,000円ということがわかっています。通院にしっかり備えられるようにするために、限度額は平均治療費の8,000円以上、限度回数は30日以上あるペット保険がいいでしょう。

ポイント3:免責金額が設定されていないこと

ペット保険はプランによって免責金額が設定されているものがあります。免責金額があると、設定されている金額を超えないと補償を受けられません。
例えば、免責金額が5,000円で、1回の治療が3,000円なら一切補償が受けられないということになります。
通院治療は比較的少額な治療費が長く続きます。通院治療が多くなることが予想されるキャバリアは、免責金額が設定されていないペット保険を選ぶようにしましょう。

ここは必ずチェック!ペット保険にある「免責」って何?

キャバリアに適したペット保険の補償内容と保険料

ペット保険には商品がいろいろありますが、ポイント1の「通院重視型のペット保険」で絞ると4種類のみ用意されています。

なお、アニマル俱楽部のブループランⅡは14歳まで更新可能で、それ以降はシニア専用プランに切り替わる保険です。それに合わせてガーデンの各プランも14歳までの保険料を合計し比較しています。

会社名商品名補償割合生涯保険料(小型犬・14歳まで)年間補償上限金額通院入院手術免責
ガーデンゴールド50%プラン50%280,260 円50万円制限なしなし
ガーデンゴールド70%プラン70%392,260 円70万円制限なしなし
ガーデンゴールド90%プラン90%504,310 円90万円制限なしなし
アニマル倶楽部ブループランⅡ100%357,900 円39万円5,000円/日
年間30日まで
8,000円/日
年間20日まで
なし

※表は横にスクロールできます。

ポイント2の「限度額8,000円以上、限度日数30日以上」を見ると、アニマル俱楽部は通院が日額5,000円までしか補償しないので、候補から外せます。
ポイント3の「免責金額の有無」はどの商品も免責金額は設定されていませんでした。

そう考えると、ガーデンのプランの中から選んだ方が良さそうですよね。50%・70%・90%と補償割合が3種類用意されていますが、どれがいいのでしょうか?

補償割合が違うペット保険を比較する際には、単純に保険料の安さだけで選ぶのではなく、価格と補償内容のバランスが取れた商品を選びましょう。価格の割に補償割合が高い商品を選ぶための指標のひとつにコストパフォーマンス(コスパ)があります。
コスパの求め方は生涯保険料を補償割合で割った数字(補償割合1%あたりの生涯保険料)で算出しています。この金額が小さいほど、よりコスパがよいということになります。

同じ補償内容ならできるだけ保険料が安く、コスパがいい商品を選びたいところです。
以下の表で、ガーデンの各プランのコストパフォーマンスを確認してみましょう。

会社名商品名補償割合生涯保険料(小型犬・14歳まで)年間補償上限金額コスパ(補償割合1%あたりの保険料)
ガーデンゴールド50%プラン50%280,260 円50万円5,605 円
ガーデンゴールド70%プラン70%392,260 円70万円5,604 円
ガーデンゴールド90%プラン90%504,310 円90万円5,603 円

※表は横にスクロールできます。

それぞれのコスパを比べてみると、どれもほとんど同じということが分かりました!
つまり、どの補償割合を選んでも補償に対する保険料のコスパに変わりはありません。

コスパが変わらないのなら、家計の負担にならない生涯保険料が安い「ゴールド50%プラン」がいいでしょう。
もちろん、より高い補償割合を求める場合には、予算に合わせて70%や90%のプランも検討してみてください。

しかし、やはり通院だけでは不安だから手術や入院にも備えたい…という方には、通院・手術・入院を幅広く補償するトータル補償型のペット保険がおすすめです!

例えば、トータル補償型ランキングで1位のFPCの50%補償プランとガーデンの「ゴールド50%プラン」を比較すると、

FPC の「フリーペットほけん」の0~14歳までの生涯保険料360,000円
ガーデンの「ゴールド50%プラン」の0~14歳までの生涯保険料280,260円

となり、この2つのプランの保険料の差は、15年間で79,740円です。
つまり、月々平均443円を足すだけで、手術や入院の補償も追加することができます。

通院だけでなく手術や入院にも備えたいという方は、こちらの比較ページも参考にしてみてください。
(参考)【初心者のための徹底比較】トータル補償型のおすすめペット保険ランキング

キャバリアにおすすめ!「ガーデンのゴールド50%プラン」の特徴

キャバリアのおすすめのペット保険として選んだ「ガーデンのゴールド50%プラン」はどういった特徴があるのでしょうか?最後に確認しておきましょう!

ガーデンのゴールド50%プラン

  • 日額制限・回数制限がなく、年間補償限度額の50万円まで補償が受けられる
  • インターネット割引や無事故割引など多彩な割引がある
  • ペット賠償責任特約を付けられる
  • 膝蓋骨脱臼などの特定のケガや病気が補償されないという制約がある

まとめ

かかりやすい病気の治療方法に合わせてペット保険を選ぶのも一つの方法です。キャバリアのペット保険選びのポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!

  • 通院を重点的に補償すること
  • 通院の限度額・限度回数が十分なこと
  • 免責金額が設定されていないこと
  • キャバリアにおすすめのペット保険は「ガーデンのゴールド50%プラン」

当サイトではほかの犬種・猫種におすすめのペット保険についても紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。