人気犬種ランキングでいつも上位のチワワは、他の犬種と比べて体が細く弱いので実は病気やケガをしがちなんです。
チワワにピッタリなペット保険はどこなのか、かかりやすい傷病を確認しながらおすすめのペット保険をご紹介します!

chihuahua

チワワはこの病気に気を付けて!

室内で飼育することがほとんどのチワワですが、好奇心旺盛で活発な性格から、家庭内で引き起こしてしまう病気があります。
ここでは、チワワがなってしまいやすい「膝蓋骨脱臼」や「気管虚脱」、「水頭症」について紹介します!

膝蓋骨脱臼

「膝蓋骨脱臼」は、ワンちゃんの膝蓋骨(後ろ足の膝のお皿)が脱臼してしまう病気です。遺伝的に膝蓋骨に異常が生じている場合を先天性、ケガや不慮の事故などによって発症した場合を後天性と呼びますが、チワワのような小型犬は膝蓋骨脱臼を引き起こしやすいといわれています。

家庭でできる膝蓋骨脱臼の予防は、肥満にならないことと生活環境を整えることです。とくにチワワは骨や関節が弱いので、ご飯の食べ過ぎや、フローリングなどの滑りやすい床には十分に気を配らないといけません。

気管虚脱

気管がつぶれて、空気の流れがよくない状態を「気管虚脱」といいます。よだれをたらしたり、ゼーゼーという咳が頻繁に出るようになったり、口の中の粘膜が紫色に変色する「チアノーゼ」があらわれます。

発症の原因は、遺伝的なものや他の病気から引き起こされるもの、肥満などで、チワワは遺伝的に気管の軟骨が弱いこともあって、発症しやすいので気を付けましょう。

水頭症

「水頭症」は、頭の中に脳脊髄液が溜まって脳を圧迫する病気です。とくにチワワの頭は、「アップルドーム」と呼ばれるりんごのような丸みのある形をしていて、頭の中の「泉門」という部分が大きいので、水頭症を発症しやすいようです。

原因は主に遺伝ですが、頭のケガやウイルス感染などによって後天的に発症することもあります。チワワは体が弱い犬種なので、とくに頭部に衝撃を与えないよう、普段の生活やお散歩のときなどは注意して接してあげてくださいね。

治療費ってどれくらいかかるの?

チワワがかかりやすい「膝蓋骨脱臼」や「気管虚脱」、「水頭症」は、実際にどれくらい治療費がかかるのでしょうか?
治療方法と一緒にチェックしてみましょう。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼は、4段階のグレードによって治療方法が違います。
鎮痛剤やレーザー療法などによって症状の緩和を目的とした内科治療や、膝蓋骨を正常な位置に戻す外科治療が行われます。

膝蓋骨脱臼の治療費例

内科治療(投薬治療)外科治療・入院(4日)
治療費2,000 ~ 5,000円/月10 ~ 30万円

このように、手術となると治療費は高額になってしまいます。
ペット保険によっては膝蓋骨脱臼が補償対象外項目になっているものもあるので気を付けましょう。

気管虚脱

気管が虚脱している程度によって4段階のグレードに分類され、グレードによって治療方法が変わってきます。
空気の流れをよくするために気管を広げる薬や咳止めの投薬をしますが、改善がみられない場合や症状が重度の場合(グレード2以上)は、外科手術を行います。

気管虚脱の治療費例

内科治療(投薬治療)外科治療・入院(5日)
治療費2,000 ~ 5,000円/月10 ~ 50万円

気管虚脱のグレードによって手術や入院の費用は異なりますが、高額になると考えられます。
高額な治療費に備えてペット保険への加入を考える方が多いかと思いますが、気管虚脱が補償対象外項目になっているものもあるので注意してください。

水頭症

脳の圧迫を和らげて、症状の進行を抑えるためにステロイド薬を投与する内科治療を行い、改善がみられない場合や症状が重度の場合は外科手術を行います。
水頭症で手術をする場合、費用は高額になる可能性があります。完治することができない病気なので、治療のリスクや治療期間など、獣医さんと十分に話し合ってくださいね。

水頭症の治療費例

内科治療(投薬治療)外科治療・入院(7日)
治療費2,000 ~ 5,000円/月20 ~ 35万円

チワワがなりやすい病気は手術を伴う場合があります。高額な手術費が必要になってくるので、治療に専念するためにも補償割合が高く、手術にしっかりと備えられるペット保険に加入することをおすすめします!

チワワにおすすめのペット保険を選ぶポイント

一言でペット保険と言ってもいろんな種類があります。その中でどの商品がチワワ向きなのでしょうか?
なりやすい病気から、チワワに合う商品を選ぶポイントをまとめてみました!

ポイント1:手術の日額制限・限度回数が十分なこと!

手術が必要になる病気になりやすいので、手術補償の「日額制限」と「限度回数」が手厚いペット保険がおすすめです!
手術費は病院や症状で差はありますが、10~50万円と高額になります。その費用を保険でカバーするには1日に支払ってもらえる日額制限の金額が高くないといけません。

それに、もしかしたら1年に数回手術をするかもしれないことを考えると、1年に支払える限度回数が1回だけだと心細いですよね。
最低でも手術の日額制限が20万円以上、限度回数が2回以上の補償がある商品にした方が良さそうです。

ポイント2:膝蓋骨脱臼と気管虚脱を補償すること!

ペット保険でやっかいになってくるのは補償対象外項目が決まっていることです。もしこの補償対象外項目になっている傷病になった場合は治療費が補償されず、すべて自己負担になってしまいます。

チワワがなりやすい膝蓋骨脱臼と気管虚脱ですが、なんと4つの保険会社が対象外となっていました!
必ず発症するというわけではないですが、万が一に備えてこれらの保険は選ばない方がいいでしょう。


<膝蓋骨脱臼と気管虚脱を補償対象外にしている保険会社>

  • ペット&ファミリー(げんきナンバーわん)・・・膝蓋骨脱臼対象外
  • あんしんペット・・・膝蓋骨脱臼&気管虚脱対象外
  • ガーデン・・・膝蓋骨脱臼&気管虚脱対象外
  • アニマル俱楽部・・・膝蓋骨脱臼&気管虚脱対象外

ポイント3:補償割合が高く保険料が安いこと!

高額な手術費に備えたいなら補償率が高くないと意味がありません!例えば手術に40万円かかったとしたら50%補償なら保険が適用されても20万円は自腹になりますが、100%補償なら0円です。

ただ、高い補償割合を求めすぎてしまうと保険料が高くなるもの…。そこで、補償内容を手術のみにして保険料を抑えるやり方をおすすめします!
こうすることで高い補償割合でも通院・入院・手術を全て補償するペット保険より保険料を下げられます。
高額な手術は保険で、ちょっとした通院はお財布からとしたらいいかもしれませんね!

チワワに適したペット保険を補償内容と保険料から選ぶ!

ここからは3つのポイントでチワワにおすすめのペット保険を選んでいってみたいと思います!
ポイント3の「補償割合が高く保険料が安いこと!」から、補償割合80%以上で手術を重点的に補償する手術重視型のペット保険を探してみたところ、候補が7種類に絞られました!

会社名商品名補償割合生涯保険料年間補償上限額通院入院手術免責保険料備考
あんしんペットずっといっしょS80%222,710 円100万円500,000円/回
年間2回まで
14,000円
ペッツベストアクシデントプラン80%259,040 円50万円250,000円/回250,000円/回250,000円/回7,500円
アニマル倶楽部ホワイトプランⅡ100%327,150 円75万円15,000円/日
年間30日まで
150,000円/回
年間2回まで
なし※14歳までの保険料大型犬は11歳まで猫は12歳まで
ペッツベストベーシックプラン80%426,080 円50万円250,000円/回250,000円/回250,000円/回20,000円
アイペット損保うちの子light90%557,990 円100万円500,000円/回
年間2回まで
30,000円
ペッツベストファーストプラン80%726,000 円100万円500,000円/回500,000円/回500,000円/回7,500円

※表は横にスクロールできます。

ポイント2の「膝蓋骨脱臼と気管虚脱を補償すること!」にひっかかるあんしんペットとアニマル俱楽部を除くとさらに候補が絞られます。
また、手術重視型のペット保険なので、ポイント1の「手術の日額制限・限度回数が十分なこと!」はどれもクリアしています。

ただ、それぞれに設定されている免責金額は気になりますよね。
免責金額があると、設定されている金額を超えないと補償を受けられません。
でも心配無用です!手術費は平均10万円かかります。ということは、免責金額をはるかに上回る費用がかかると予想できますよね。

なので、免責金額はそれほど意識しなくても大丈夫ですよ。
※免責金額について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
まずは必ずチェック!ペット保険にある「免責」って何?

さて、候補は5つに絞られましたが、その中で1つ選ぶとしたらどんなことを重視して選びますか?
やっぱり保険料の比較は欠かせませんよね。
ここからは保険料の安い順に、「これは!」と思える商品に当たるまで詳しく見ていってみようと思います!

まずは、5つの中で一番保険料が安い「ペッツベストのアクシデントプラン」です。
詳細を確認してみると、このプランは突然のケガに備える保険でした。
つまり、病気には対応していません。なので、これは候補から外した方が良さそうです。

二番目に安い「ペッツベストのベーシックプラン」はどうでしょうか?
このプランは病気もケガも補償してくれます。
なかなか良さそうですが、2つ気になるところを見つけました。

終身まで継続できない

ペッツベストのプランに加入できるのは16歳11カ月までです。最近ペットも長生きになってきているので、終身まで加入できないとなると少し不安ですね。

1回の傷病に対する支払限度額が決まっている

通院も補償するベーシックプランは1回の傷病に対する支払限度額が決まっているので、もし慢性疾患などの何度も通院が必要になる病気になってしまうと対象外になる場合があります。でも、これはもともと備えたかった手術にはあまり関係ないので気を付けておくだけでいいでしょう。
ペッツベストの「1回の事故(傷病)に対する支払限度額」の落とし穴

ついでに三番目に保険料が安い「アイペットのうちの子light」もチェックしてみました。
補償割合90%で1回あたりの手術を50万円まで補償するという、まさに手術に特化した商品です。
さらに、手術を含んだ連続する入院も10日まで補償します。
少し保険料は高くなりますが、「とにかく大きな手術に備えたい!」という方はこちらの方がいいかもしれません。

こう見ると…
保険料が抑えられ、終身まで継続できなくてもいいなら「ペッツベストのベーシックプラン
保険料は少し高くなってもしっかりと手術に備えたい方は「アイペットのうちの子light

がおすすめになるでしょう。
何を重視するか人それぞれなので、いろんな視点から見て私はこの2つの商品をおすすめします!

チワワにおすすめ!「ペッツベストのベーシックプラン」「アイペットのうちの子light」の特徴

チワワにおすすめの2つの保険を、さらに掘り下げて特徴をまとめてみました。
こちらも比較の参考にしてみてください!

ペッツベストのベーシックプラン

  • 保険料がゆるやかに上がるのでそれほど負担にならない。
  • 手術だけでなく、通院と入院も補償してくれる。
  • 回数・日額制限がないが、1回の事故(傷病)に対する支払限度額が決まっている。
  • 16歳11ヵ月まで保険に新規加入できるが、終身まで継続できない。

アイペットのうちの子light

  • 1回あたりの手術は50万円までと高補償。手術を含んだ連続する入院も10日まで補償する。
  • インターネット割引や多頭割引など割引制度が豊富。
  • 3歳以降の保険料の値上がりが大きく、他社と比べて保険料が高い。
  • アイペットは通常窓口精算ができるが、うちの子lightは後日精算になる。

まとめ

ワンちゃんには人間のように国の保険がないので、治療でかかった費用は全額自己負担です。チワワは手術が必要になる病気になりやすいので、ペット保険に入って突然の出費に備えておくことをおすすめします。

ペット保険は種類がたくさんあるので、以下のポイントを参考にチワワに合ったペット保険を選んでみてください!

  • 手術の日額制限・限度回数が十分なこと
  • 膝蓋骨脱臼と気管虚脱を補償すること
  • 補償割合が高く保険料が安いこと
  • チワワにおすすめのペット保険は「ペッツベストのベーシックプラン」「アイペットのうちの子light」

当サイトではほかの犬種・猫種におすすめのペット保険についても紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。

参考リンク