毛のない身体とトサカのようなたてがみが特徴的なチャイニーズ・クレステッド・ドッグ。
ここでは、そんなチャイニーズ・クレステッド・ドッグがかかりやすい病気をチェックして、適切なペット保険を選んでいきます。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグは明るくて感受性がある犬

チャイニーズ・クレステッド・ドッグの魅力

チャイニーズ・クレステッド・ドッグの起源ははっきりと分かっておらず、アフリカ原産のアフリカン・サンド・ドッグが中国に渡り交配によって作られたと考えられています。
トサカのような独特なたてがみが満州の髪型「辮髪(クレスト)」に似ていることから名付けられたと言われています。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグは愛情深く明るい性格をしています。
遊び好きでもあるので、飼い主様と喜んで遊びます。
一方で感受性が強く内向的な一面も見られます。恥ずかしがって攻撃するより内にこもることが多いでしょう。
社交性も兼ね備えていますが、神経質な部分から吠えてしまうことがあるのでしつけも必要です。

飼い方の注意点

チャイニーズ・クレステッド・ドッグといえば毛がないヘアレスドッグというイメージですが、実は被毛のタイプは2種類あります。
・ヘアレスタイプ…頭と足、尾の先のみ被毛がある。犬には基本的にない汗腺を持つ
・パウダーパフタイプ…絹のような柔らかな長い被毛で覆われている

ヘアレスタイプは被毛がないため、寒さに弱い傾向があります。冬は服を着させてあげてください。夏も直射日光は避けましょう。
パウダーパフタイプは被毛が絡みやすいため、定期的なブラッシングやトリミングが必要です。
また、ヘアレスタイプ同士の繁殖は流産や死産の可能性があるため避けるようになっています。

また、チャイニーズ・クレステッド・ドッグの運動量はそれほど多くありません。1日に20分程度でいいでしょう。

かかりやすい病気とその治療費を知っておこう

チャイニーズ・クレステッド・ドッグはかかりやすい病気がいくつかあります。
ここでは、チャイニーズ・クレステッド・ドッグがかかりやすいといわれる「皮膚炎」「レッグペルテス病」「骨折」についてご紹介します。

皮膚炎

チャイニーズ・クレステッド・ドッグは皮膚疾患が起こりやすいと言われています。
原因として添加物が多く含まれたドッグフードによるアレルギー、エアコンなどの機械から排出されるハウスダストといったものが特に多く、飼育する上では環境の管理に配慮しなければなりません。
激しいかゆみと痛みがあるため、しきりに同じ個所を気にしているようでしたら皮膚疾患を疑ってみましょう。
基本的に原因が幅広い皮膚疾患は、はっきりと原因を特定することが難しく完治に時間がかかることが多いので、早期発見が重要となります。
毎日手入れをすることで皮膚を清潔に保てるほか、早期発見にもつながります。ストレスでも発症する場合があるので、しっかりとケアを心がけましょう。

【治療費について】
細菌感染が原因の場合は、抗生物質を含む内服薬や塗り薬を与え、痒みが強い場合は抗炎症剤を投与します。
アレルギーが原因の場合は、アレルゲンを特定する検査も行われます。
暖房器具は綺麗に掃除をし、加湿器などで乾燥を対策してください。

通院(通算5~10回)
治療費3,000~5,000円/回

完治するまで、定期的に通院が必要になり、最終的に1~5万円の治療費が必要になります。
免責金額がなく長期の通院を補償してくれるペット保険を選ぶと、家計の負担も抑えられるでしょう。

レッグペルテス病

レッグペルテス病は日本語で言うと「大腿骨骨頭壊死」と言い、血行障害が原因で、太ももの骨である大腿骨への血流が滞り、壊死してしまう病気です。
1歳未満の小型犬に多く見られ、チャイニーズ・クレステッド・ドッグも例外ではありません。この年代の子犬が足を引きずるなど、歩き方に異常が見られたり、動きたがらない様子が見られたりしたら、この病気を疑いましょう。長く放置するほど治療が難しくなる可能性があります。

【治療費について】
壊死した大腿骨頭を切除するための外科手術を行います。術後は数か月におよぶリハビリが必要になります。

通院(通算3~10回)手術・入院(1~5日)
治療費2,000~1万円/回1~5万円

自然と治る病気ではないため、できるだけ早く手術を行うことが大切です。
手術では5万~30万円、通院で1万~10万円と高額になるため、入院・手術の補償がしっかり備わっているプランを選びましょう。
また、レッグペルテス病を対象外項目に指定しているペット保険があるので注意しましょう。

骨折

チャイニーズ・クレステッド・ドッグは全体的に細く華奢な体つきで、些細な刺激でも骨折することがあります。例えばフローリングの床で滑った、ソファから飛びおりたなどという日常的なことがきっかけでもなってしまいます。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグにとってはとても身近な怪我なので、骨折をしないように日ごろから気を付けて生活をしなければなりません。骨折をしないように、フローリングにマットを敷くなどして、生活に工夫を取り入れる必要があります。

【治療費について】
治療法はギプスで固定する方法と、手術で内側から固定するようにプレートを入れる方法があります。普通、完治するまでの期間は、骨折した個所にもよりますが、3ヶ月ほどと言われています。

通院(通算3~6回)手術・入院(1~5日)
治療費2,000~1万円/回10~25万円

通院では1~6万円程度、手術では10~25万円と多くの費用がかかります。サルーキは長期間治療がかかる可能性を考えると、通院や手術にしっかり備えられるペット保険に入っておくと安心です。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグにおすすめのペット保険を選びのポイントは3つ

かかりやすい病気を見てみるとチャイニーズ・クレステッド・ドッグにどんなペット保険が合っているのか見えてきますね。
そこで、ペット保険を選ぶポイントを3つにまとめてみました!

ポイント1:高額な手術・長期の通院にしっかり備えられること

チャイニーズ・クレステッド・ドッグがかかりやすい病気の治療方法を見てみると、通院も手術も行う可能性が高いことがわかります。
そのため、通院のみや手術のみといった補償を一つに絞らず、通院・入院・手術すべてを幅広く補償するプランを選ぶのがおすすめです。
その中から補償内容が充実しているかどうかを見極めるには、限度額と限度回数を確認する必要があります。

 1日にかかる平均治療費
通院¥8,000
入院¥12,000
手術¥100,000

ペット保険の補償内容には1日に支払える限度額と1年に補償できる限度回数が決められているものがあります。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグはレッグペルテス病や骨折で手術をすることを考えると、手術補償は最低でも1回につき10万円以上を補償するペット保険がおすすめです。
また、皮膚炎で通院をすることも考えると、通院の場合の限度額は平均治療費の8,000円以上、何度も通院することを考えて限度回数は20日以上あるといいでしょう。

ポイント2:補償が手厚く、年間補償限度額が高いこと

ペット保険には年間で支払われる保険金の上限金額「年間補償限度額」があります。
限度額や限度日数が制限されていないプランの場合は、この年間補償限度額まで補償を受けることができるので必ず確認するようにしてください。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグがかかりやすいとして紹介したレッグペルテス病や骨折は高額になる手術を行う可能性があります。
そのため、一度の手術で補償の上限を超えてしまっては、その後の通院などが自己負担になってしまいます。

また、ペット保険の補償割合は50%から100%までさまざまです。
補償割合が高いほど保険料も高額になりがちですが、小型犬の保険料は中・大型犬に比べて少額なため、50%補償に入るよりは少し補償割合が高く、補償と保険料のバランスのよい70%補償のものを選ぶと安心でしょう。
また、70%補償タイプであれば、補償限度額は最低70万円あれば補償が手厚いといえそうです。

ポイント3:レッグペルテス病を補償すること

ペット保険にはもともと補償されない病気(補償対象外項目)を設定しているものがあります。
もし、かかりやすい病気がその補償対象外項目に指定されていると、受診しても保険金は補償されません。
そこで、チャイニーズ・クレステッド・ドッグがかかりやすい病気が補償対象外項目に指定されていないか確認してみました。
すると「レッグペルテス病」がいくつかのペット保険で補償対象外になっていることが分かりました。
レッグペルテス病で受診する可能性を考えるとこれらのペット保険は選ばない方が良さそうです。

<レッグペルテス病を補償対象外にしている保険会社>

  • 楽天少短(あんしんペット)
  • 日本ペットプラス(ガーデン)
  • アニマル俱楽部

(参考)ペット保険のトラブルを避けるには?保険がおりない、更新できないことも!?

チャイニーズ・クレステッド・ドッグに適したペット保険の補償内容と保険料

紹介した3つのポイントでチャイニーズ・クレステッド・ドッグに合うペット保険を選んでみましょう。
ポイント1とポイント2の「通院・入院・手術すべてを幅広く補償する70%補償のペット保険」は13種類ありました。0~15歳までに支払う保険料の合計金額が安い順に一覧にしています。

ポイント2の「年間補償限度額が70万円以上」では、イーペットの年間補償限度額が60万円なので候補から外せます。

ポイント3の「レッグペルテス病を補償する」では、椎間板ヘルニアを補償対象外項目に指定しているあんしんペットと日本ペットプラス(ガーデン)が除外できます。

保険会社名商品名割合生涯保険料(小型犬・15歳まで)年間補償限度額通院入院手術
FPCフリーペットほけん70%補償プラン70490,700 円8512,000円/日
年間30日まで
125,000円/入院
年間3入院まで
100,000 円/回
年間1回まで
PS保険70%補償プラン70555,250 円10010,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
あんしんペットL70635,260 円70制限なし制限なし制限なし
日本ペットプラス(ガーデン)プラチナ70%プラン70637,040 円 70制限なし制限なし制限なし
SBIいきいき少短プラン70スタンダード70619,360 円70制限なし制限なし制限なし
ペット&ファミリーげんきナンバーわんプラン7070740,550 円70制限なし制限なし制限なし
イーペットe-ペット7070760,140 円60制限なし制限なし制限なし
アクサ損保プラン7070815,770 円70制限なし制限なし制限なし
アニコム損保ふぁみりぃ70%プラン70964,770円8414,000円/日
年間20日まで
14,000円/日
年間20日まで
140,000円/回
年間2回まで
アイペット損保うちの子70%プラン701,192,240円12212,000円/日
年間22日まで
30,000円/日
年間22日まで
150,000円/回
年間2回まで
au損保通院ありタイプ70%コース701,243,960円70制限なし制限なし制限なし

※表は横にスクロールできます。

3つのポイントで絞った結果、8種類の候補が残りました。
これらは補償内容を数字で見るとすべて十分な内容であるといえるので、もう一つ重要なポイント「保険料」で比較していきましょう。

ペット保険の保険料は、若いときは安く高齢になるほど高くなります。
そのためペット保険の保険料を比較する際には一生涯にかかる保険料で比較することが重要です。
それぞれの生涯保険料(0~15歳までの保険料の合計)を比べてみると、70万円以下のものが比較的リーズナブルで継続しやすいペット保険と言えます。
その金額で比較すると、比較的保険料が安い保険はFPC、PS保険、SBIという結果になります。

補償内容・保険料で見るとおすすめのペット保険ですが、PS保険、SBIには気になるデメリットがあります。

PS保険

PS保険のデメリットは「生涯にわたって継続的に行っていく慢性疾患(心臓病や皮膚病など)の治療の場合は、最大でも一生涯20日まで補償」というものです。
病気が完治したと判断された場合には日数がリセットされるようですが、同一原因による外耳炎などの再発については、審査内容によっては20日を超えた分の通院補償がされない可能性があります。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグがかかりやすい皮膚炎は、長期の通院が続くことが多い病気のため、これらを発症した場合には十分な補償が受けられないことがあります。たとえ生涯保険料が安くても選ばない方が良さそうです。

(参考)PS保険(ペットメディカルサポート)の通院・入院補償の落とし穴

SBI

SBIでは膝蓋骨脱臼や椎間板ヘルニアなどが補償対象外項目として指定されています。
今回かかりやすい病気で紹介した傷病は補償対象外項目に該当していませんが、チャイニーズ・クレステッド・ドッグも膝蓋骨脱臼なども気を付けなければならない病気の一つです。
膝蓋骨脱臼などを発症する可能性を考えると、補償対象外項目が多いSBIもあまりおすすめできません。

このように、ペット保険にはあまり目立っていないデメリットが隠されている場合があるので、それぞれの特徴をよく確認したうえでペット保険を選ぶ必要があります。
なおFPCについては、チャイニーズ・クレステッド・ドッグがかかりやすい病気で紹介した病気も補償してくれそうなのでおすすめです。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグにおすすめ!「FPCのフリーペットほけん70%補償プラン」の特徴

最後に、チャイニーズ・クレステッド・ドッグにおすすめのペット保険に選ばれた「FPCのフリーペットほけん」の特徴を確認してみましょう。
こちらも検討の際に参考にしてみてください!

FPCのフリーペットほけん 70%補償プラン

  • 高齢になっても上がりにくい料金設計になっているので継続しやすい。
  • 通院を手厚く補償する。入院と手術もカバーするが、手術補償は年間1度のみ。
  • 年間補償限度額が85万円と高額に設定してある。
  • カスタマーサービスにも定評がある。

まとめ

かかりやすい病気に合わせてペット保険を選ぶと納得のできるプランを見つけやすくなります。以下のポイントを参考に、チャイニーズ・クレステッド・ドッグに合ったペット保険を探してみてください!

通院・入院・手術すべてを補償すること

補償が手厚く、年間補償限度額が高いこと

レッグペルテス病を補償すること

チャイニーズ・クレステッド・ドッグにおすすめのペット保険は「FPCのフリーペットほけん70%補償プラン」

当サイトではほかの犬種・猫種におすすめのペット保険についても紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。