コーニッシュレックスは、イギリスで誕生した巻き毛の猫種です。名前の由来は、出身地イギリス・コーンウォール州を意味する「コーニッシュ」と遺伝的な巻き毛を意味する「レックス」から。コーニッシュレックスは、遺伝的な問題やアレルギーが原因で、皮膚疾患にかかりやすい猫種です。そんなコーニッシュレックスは、どんな保険に入ればいいのでしょうか?

コーニッシュレックスは甘えん坊で人懐こく好奇心旺盛

コーニッシュレックスの性格

コーニッシュレックスはもともと突然変異的に発生したといわれる猫種で、シャムやロシアンブルー、アメリカンショートヘアなどと交配を繰り返し、現在の形に落ち着きました。

最大の特徴は、頭のてっぺんから尻尾の先まで、全身を覆うさざ波のような短い巻き毛で、
髭までカールしています。とても触り心地が良く、絹のように柔らかな手触りをしています。

その外見的特徴から、「シングルコートの巻き毛」「ローマンノーズ」「バットイヤー」などの呼び名を持つコーニッシュレックス。スリムな見た目でありながらも筋肉はしっかりついていて、スラリと長い四肢を使った見事なジャンプ力を見せることもあります。

とても賢く人懐こい猫なので、しつけやすく飼育に困ることはないでしょう。性格は甘えん坊で繊細な面があり、構ってあげないとストレスを感じてしまうところがあります。他の猫と同居するのが苦手なタイプなので、多頭飼いには不向きです。

飼い方の注意点

コーニッシュレックスは、アンダーコートがほとんどないので、寒さには弱いです。特に子猫のうちは、温度管理に注意しましょう。室温は25~28度がベストですが、エアコンの風が直接当たり続ける場所だと体調を崩す原因になるので、寝床は風の当たらない場所に作ってあげましょう。

また、運動が好きで良く動き回ります。後肢には筋肉がしっかりつき、高く飛び上がることができる運動能力の高い猫種です。ですがその半面、発育途上は細い前肢に負担がかかりがちです。高いところから飛び降りるときなどは、着地する前肢に大きな衝撃が加わるので、なるべく負荷がかからないような足場を用意してあげてください。

かかりやすい病気とその治療費を知っておこう

コーニッシュレックスは、比較的健康な猫種ですが、皮膚が弱い点は注意が必要です。また、全体的に寒さに弱い猫の中でも特に寒さが苦手なため、冬場は室温の調整に気を使いましょう。
今回はコーニッシュレックスが注意したい、「皮膚炎」「肥大型心筋症」「慢性腎不全」についてご紹介します!

皮膚炎

コーニッシュレックスは、遺伝的なものやアレルギーなど、様々な原因により皮膚疾患にかかることが多い猫種です。被毛が少ないため、皮膚が敏感なので、シャンプーやブラッシングなど、皮膚に直接触れる場合は注意が必要です。

【治療費について】
皮膚炎の治療は原因に合わせた対応が必要ですが、主に痒みを抑える抗炎症剤や抗生物質による投薬治療が基本になります。皮膚が乾燥すると皮膚炎のリスクが高くなるので、加湿器を用いたり、シャンプー後に保湿剤を塗ってあげたりすることで乾燥を防ぐといいでしょう。

通院
治療費 3,000~5,000円/回

皮膚炎は完治に時間がかかるため、継続的な通院が必要になります。1回の治療費は数千円と少額でも、総額で1万~5万円かかる可能性があります。
コーニッシュレクスの保険を選ぶなら、長期の通院を補償してくれる、免責金額が設定されていないペット保険を選ぶといいでしょう。

猫の皮膚炎について、もっと詳しく知りたいという方は、こちらのページも参考にしてみてください。
【獣医が解説】犬・猫の皮膚炎の症状・原因・予防・対策・治療方法と治療費まとめ

肥大型心筋症

心臓の壁が厚く肥大化してしまう病気です。心臓内の空間(心室)が狭くなり、血液を送る機能が低下します。すべてのコーニッシュレックスがリスクを抱えているわけではありませんが、一部は遺伝的に肥大型心筋症になりやすいので注意が必要です。

【治療費について】
初期段階で気づくことが難しい病気なので、気づいたときには病状がかなり進行している場合もあります。心筋症は進行性の病気で、一度発症してしまうと基本的に完治することはありません。そのため、通院を続け対症療法で進行を遅らせながら生活していくことになるでしょう。
また、進行状況によっては、血栓除去の外科手術を行うことがあります。外科手術は大きな負担になるので、年に1回程度でみいいので定期な健康診断を受け、早いうちに病気に気づけるようにしましょう。

通院 手術・入院
治療費 2,000~1万円/回 10万~25万円

投薬による治療が中心となるため、保険選びの際は通院補償が重要になります。場合によっては、一回の治療費が一万円と高額になることもあるので、通院の限度額や日数制限が多いペット保険に加入するといいでしょう。

猫の心筋症の中でも、特になりやすいのが肥大型心筋症です。もっと情報が欲しいという方は、こちらのページがおすすめです。
【獣医が解説】犬・猫の肥大型心筋症の症状・原因・予防・対策・治療方法と治療費まとめ

慢性腎不全

猫の全体でも死因として多い慢性腎不全ですが、コーニッシュレックスは特にかかりやすい猫種といわれています。腎臓の機能が少しずつ失われていく慢性腎不全は、重篤になってからようやく症状が現れるので、早期発見が難しく完治がほぼ見込めない病気です。

【治療費について】
腎不全は進行性の病気で、一度壊れた腎機能は元に戻ることはないので、投薬治療と食事療法で症状を遅らせ、症状を緩和していきます。できるだけ腎臓への負担を減らすため、低たんぱく・低ナトリウムの食事に切り替えますが、現在は腎臓疾患の猫用に作られた療法食があるので、それを利用するのもいいでしょう。

通院
治療費 3,000~1万円/回

慢性腎不全は、完治が難しい病気なので、生涯投薬治療を続けることなり、治療費はかなり高額になるでしょう。治療のために通院を繰り返すことになるので、通院の補償が手厚い保険がおすすめです。

猫全体がなりやすいといわれている腎不全について、もっと詳しい情報が欲しいという方は、こちらのページをご覧ください。
【獣医が解説】犬・猫の腎不全の症状・原因・予防・対策・治療方法と治療費まとめ

コーニッシュレックスにおすすめのペット保険選び3つのポイント

ここまで、コーニッシュレックスを買う際に注意したい病気を紹介してきました。気を付けるポイントがわかれば対策も講じやすいですね。ここからは、なりやすい病気に備えて、どんな保険に加入すればいいのか、必要な補償を3つのポイントでまとめました。

ポイント1:通院を重点的に補償している

長期の通院をする病気になりやすいコーニッシュレックスには、通院を重点的に補償する通院重視型のペット保険がおすすめです。
今回紹介した肥大型心筋症は、手術や入院が必要になる場合もあるので、重篤化した場合は不安かもしれません。しかし、補償を通院のみに絞ることで保険料を抑えられるので、回数が多い通院は保険で、万が一の手術・入院は貯金からとするのも一つの手といえるでしょう。

通院を重視している保険

会社名 商品名 補償割合 生涯保険料
(猫・12歳まで)
年間補償限度額 通院 入院 手術 免責
日本ペットプラス
(ガーデン)
ゴールド50%プラン 50% 175,670円 50万円 制限なし なし
日本ペットプラス
(ガーデン)
ゴールド70%プラン 70% 245,900円 70万円 制限なし なし
日本ペットプラス
(ガーデン)
ゴールド90%プラン 90% 316,160円 90万円 制限なし なし
アニマル倶楽部 ブループランⅡ 100% 266,370円 39万円 5,000円/日
年間30日まで
8,000円/日
年間20日まで
なし

※表は横にスクロールできます。

ポイント2:通院補償の日額・日数制限の手厚さ

コーニッシュレックスのペット保険選びに関しては、長期的な通院を補償してくれることがポイントです。通院補償の日額や日数が不十分だと、満足な補償が受けられずペット保険に加入する意味がなくなってしまいます。

1日にかかる平均治療費
通院 8,000円
入院 12,000円
手術 100,000円

当研究所の調べによれば、1日にかかる通院の平均治療費は8,000円。そのため、1日の限度額は8,000円以上のものを選びましょう。また年間30日以上通院を補償してくれるペット保険を選ぶと安心です。

ポイント3:免責金額が設定されていない

ペット保険には、免責金額が定められている場合があります。これがある保険だと、免責金額を超えた分しか補償が受けられません。たとえば、免責金額が5,000円に設定されていた場合、治療が3,000円ならその治療費は補償されません。

通院治療は、1日の治療費は少額であることが多いため、免責金額が設定されているペット険を選んでしまうと、「考えていたような補償が受けられない」ということになりかねません。注意しましょう。

免責事項にはさまざまな種類があります。興味がある方は、主な内容を紹介しているこちらのページにお進みください。
ここは必ずチェック!ペット保険にある「免責」って何?

コーニッシュレックスに適したペット保険の補償内容と保険料

それでは、ここまでみてきた3つのポイントをもとに、コーニッシュレックスに最適なペット保険を探していきましょう!

コーニッシュレックスがかかりやすい病気とその治療方法を見ると、「①通院を重点的に保障」してくれて「②限度額8,000円以上、限度日数30日以上」「③免責金額が設定されていない」保険になります。
その上で、保険料が安く補償内容が十分なものであれば文句なしです。

「①通院を重点的に補償するペット保険」は現在4種類あり、その4種類のうち「③免責金額が設定されていない」はすべてありませんでした。さらに「②限度額8,000円以上、限度日数30日以上」を満たすのは、以下の3種類です。

会社名 商品名 補償割合 生涯保険料
(猫・12歳まで)
年間補償限度額 補償割合1%あたりの保険料
(コスパ)
日本ペットプラス
(ガーデン)
ゴールド50%プラン 50% 175,670円 50万円 3,513円
ゴールド70%プラン 70% 245,900円 70万円 3,513円
ゴールド90%プラン 90% 316,160円 90万円 3,513円

こうして比較してみると、補償割合1%あたりの保険料(コスパ)に違いはありません。
それなら、生涯保険料が安い「ゴールド50%プラン」がいいでしょう。とはいえ、より高い年間補償限度額が欲しいという人は、保険料と相談して70%や90%のプランも検討してください。

また、通院だけでなく手術や入院にも備えたいという方は、こちらの比較ページも参考にしてみてください。
【数字で徹底比較】通院・入院・手術を補償するペット保険ランキング

コーニッシュレックスにおすすめ!「日本ペットプラス(ガーデン)のゴールド50%プラン」の特徴

コーニッシュレックスを飼う際におすすめのペット保険として、「日本ペットプラス(ガーデン)のゴールド50%プラン」を選びました。

日本ペットプラス(ガーデン)のゴールド50%プラン

  • 日額制限・回数制限がなく、年間補償限度額の50万円まで補償が受けられる
  • インターネット割引や無事故割引など多彩な割引がある
  • ペット賠償責任特約を付けられる
  • 膝蓋骨脱臼などの特定のケガや病気が補償されないという制約がある

まとめ

ペット保険を選ぶ際は、飼っている猫がかかりやすい病気の治療方法も重要です。
かかりやすい病気やケガをもとにした、おすすめのペット保険選びのポイントはこちらになります。

通院を重点的に補償すること

通院の限度額・限度回数が十分なこと

免責金額が設定されていないこと

コーニッシュレックスにおすすめのペット保険は「日本ペットプラス(ガーデン)のゴールド50%プラン」

この保険なら、コーニッシュレックスのような、長期の通院治療が必要となる猫種も安心できるでしょう。早いうちから病気やケガに備えておくことで負担を抑え、万が一のときは十分な治療を受けさせてあげられるようにしましょう。

当サイトではほかの犬種・猫種におすすめのペット保険についても紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。

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