特徴的な水玉模様が美しいダルメシアン。格好良いたたずまいに憧れ、目を引かれる方も多いのではないでしょうか。ここでは、ダルメシアンのかかりやすい病気を確認しながら、適切なペット保険を選んでいこうと思います!

ダルメシアンは人懐っこく愛情深い犬

ダルメシアンの魅力

映画「101匹わんちゃん」でおなじみのダルメシアン。
ダルメシアンは白と黒の水玉模様が特徴的ですが、実は生後2週間までは模様がなく純白で、成長するにしたがって黒の斑点が出始めます。個体によって模様が違うのも、ダルメシアンの魅力の一つですね。

性格は人懐っこく温和で、飼い主や他の犬、オモチャなど、何事にも愛情が深い性格をしています。昔は牧畜犬や猟犬、番犬、馬車犬などさまざまな分野で活躍していたので、頭がよく、運動神経が抜群で、縄張り意識が高い犬種です。

飼い方の注意点

運動神経が良く体力・持久力ともに豊富なため、十分な運動量を確保してあげることは必須です。運動不足はストレスとなるだけでなく肥満や病気にもつながるので、毎日の散歩にはしっかりと時間を取るようにしましょう。

頭がよく飼い主に従順なためしつけやすい犬種ですが、叱りすぎると反発してしまいます。記憶力も良いので一度飼い主に対する不信感を持つとしつけ直すのが大変です。厳しく叱りつけるよりは褒めて伸ばすようなしつけをするようにしましょう。

かかりやすい病気とその治療費を知っておこう

体力があり、運動神経が抜群なダルメシアンですが、実は遺伝的にかかりやすい病気があります。
ここでは、かかりやすいといわれる「尿結石」「皮膚病」「てんかん」についてご紹介します。

尿結石

尿の通り道である膀胱や尿道、尿管などに結石ができてしまった状態を尿結石といいます。発症すると尿の量が減ったり、血尿が出たり、あるいは尿自体が出なくなったりする場合もあります。排尿のポーズをしているのに尿が出てこない場合は、尿結石を疑ってください。
発症の原因として細菌感染や排尿の我慢、食事によるミネラルの過剰な摂取、水分摂取の減少などが挙げられますが、ダルメシアンは遺伝的に尿酸を分解しにくいため、尿結石を発症しやすいといわれています。
症状が悪化すると尿毒症や急性腎不全を併発することがあるので、異変を感じたらすぐに動物病院で診てもらいましょう。

【治療費について】
発生した結石の大きさや種類によって治療方法を決めます。結石が小さい場合は、抗生剤で結石を溶かす方法や、水を飲ませて排尿量を増やして排出を促す方法、カテーテルで洗い流す方法などがとられます。結石が大きい場合は、外科手術によって除去しなければなりません。

通院(通算3~10回)手術・入院(3~5日)
治療費2,000~1万円/回5~15万円

通院での治療の場合は1~10万円、手術をする場合は入院費も含めて5~15万円程度かかってしまいます。
完治までに通院が必要となる病気なので、手術だけでなく、長期的な通院を補償してくれるペット保険がおすすめです。

皮膚病

皮膚病は皮膚の免疫力の低下やアレルギーによって、皮膚に炎症が起きた状態をいいます。皮膚が乾燥して痒みを伴うので、その部分を舐めたり、ひっかいたりして症状が悪化してしまう場合があります。
ダルメシアンはアレルギーにかかりやすい犬種で、特にダニやノミなどの細菌やアトピーなど、皮膚に関するものが多いといわれています。室内飼いの増加により、家の中のダニやほこりが原因で発症してしまうケースが多いようです。

【治療費について】
まず、発症の原因を特定します。細菌感染が原因の場合は駆除剤を投与し、皮膚の炎症を抑えます。また皮膚の乾燥を和らげる保湿剤や、シャンプーをすることも効果的です。

通院(通算5~10回)
治療費3,000~5,000円/回

数回の通院が必要となり、1~5万円かかると考えられます。また症状が悪化すると、投薬治療は長期になってしまいます。
そのため、通院補償がしっかり備わっているプランを選びましょう。

てんかん

脳にできた腫瘍や脳炎、脳の奇形などによって脳の神経細胞(ニューロン)に異常が起き、体のコントロールがとれなくなってしまう病気です。脳以外の病気(腎臓や肝臓など)によって併発する場合がありますが、検査で脳に異常がみられず原因が不明な場合も、突発的に発症することがあります。ダルメシアンは、遺伝的にてんかんを発症しやすいといわれています。
てんかんは頻繁に起き、嘔吐やよだれ、痙攣、意識を失う場合もあります。発作が治まると何事もなかったかのような仕草をすることも特徴的です。

【治療費について】
てんかんの治療は、主に抗てんかん薬の投与です。この投薬治療は、症状の程度の軽減や発症の頻度の減少などの改善を目的とします。脳以外の病気によって併発した場合は、その治療を行います。

通院
治療費5,000~1万円/回

てんかんの投薬治療は、一生続けなければなりません。一度の治療費が少なくても、受診の回数を重ねると治療費は高額になってしまいます。
そのため、長期的な通院を補償してくれるペット保険を選ぶことが大切になります。

ダルメシアンにおすすめのペット保険選びのポイントは3つ

かかりやすい病気を見てみるとダルメシアンにどんなペット保険が合っているのか見えてきますね。
ペット保険を選ぶポイントを3つにまとめてみました!

ポイント1:通院補償が充実していること

かかりやすい病気で紹介した皮膚病やてんかんは何度も通院が必要になる病気です。尿結石は手術をする場合もありますが、通院が多くなりがちでもあります。そのため、どちらかというと通院補償が充実しているペット保険を選ぶといいでしょう。
補償内容が充実しているかどうかを見極めるには、限度額と限度回数を確認する必要があります。

1日にかかる平均治療費
通院8,000 円
入院12,000 円
手術100,000 円

ペット保険の補償内容には1日につき●円まで・1年に▲回までと限度額・限度回数が決められているものがあります。その場合は、目安として通院の限度額は平均治療費の8,000円以上、何度も通院することを考えて限度回数は20日以上あるといいでしょう。
また、尿結石では手術をすることがあるので、手術補償は最低でも1回につき10万円以上補償するペット保険を選ぶことをおすすめします。

ポイント2:年間補償上限金額が高いこと

ペット保険には年間で支払われる保険金の上限金額「年間補償上限金額」があります。限度額や限度日数が制限されていない商品は、この年間補償上限金額まで補償を受けることができます。
基本的にこの金額が高いほど補償内容が充実しているといえるので、補償の手厚さを知るためにもチェックは欠かせません。最低でも50万円以上の設定になっているペット保険を選ぶといいでしょう。

ポイント3:てんかんを補償すること

ペット保険にはもともと補償されない病気(補償対象外項目)を設定しているものがあります。もし、かかりやすい病気がその補償対象外項目に指定されていると、受診しても保険金は補償されません。
今回紹介したダルメシアンがかかりやすい病気が補償対象外項目に指定されていないか確認してみたところ、「てんかん」がガーデンのペット保険では補償対象外になっていることがわかりました。てんかんで受診する可能性を考えるとこのペット保険は選ばない方が良さそうです。

(参考)ペット保険のトラブルを避けるには?保険がおりない、更新できないことも!?

ダルメシアンに適したペット保険の補償内容と保険料

では早速、3つのポイントでダルメシアンに合うペット保険を探してみましょう!

ダルメシアンがかかりやすい病気の治療方法を見てみると、通院や手術での治療を行われます。そのため、通院のみや手術のみといった補償を一つに絞らず、通院・入院・手術を幅広く補償するトータル補償型の商品を選ぶのがおすすめです。
その中でも今回は保険料が安く抑えられて十分な補償が受けられる50%補償の商品を見てみましょう。

15歳までに支払う生涯保険料の安い順に並べた一覧がこちらです!

ポイント1の「通院は限度額が8,000円以上、限度日数が20日以上、手術は1回10万円以上」は全ての商品が条件を満たしています。
ポイント2の「年間補償上限金額が50万円以上」では、ペティーナの年間補償上限金額が20万円なので候補から外せます。
ポイント3の「てんかんを補償する」では、てんかんを補償対象外項目に指定しているガーデンは除外できます。

会社名商品名補償割合生涯保険料(大型犬・15歳まで)年間補償上限額通院入院手術
ペティーナまとめてプラン50%451,000 円20万円100,000 円/請求100,000 円/請求100,000 円/請求
FPCフリーペットほけん50%455,400 円85万円12,500円/日
年間30日まで
125,000円/入院
年間3入院まで
100,000円/回
年間1回まで
PS保険50%補償プラン50%537,190 円100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
ガーデンプラチナ50%プラン50%575,010 円50万円制限なし制限なし制限なし
アクサ損保いぬのきもち保険プラン5050%675,160 円50万円制限なし制限なし制限なし
SBIいきいき少額プラン50スタンダード50%705,050 円50万円制限なし制限なし制限なし
イーペットe-ペット5050%774,430 円60万円制限なし制限なし制限なし
ペット&ファミリーげんきナンバーわんプラン5050%815,830 円50万円制限なし制限なし制限なし
アニコム損保ふぁみりぃ50%プラン50%904,520 円60万円10,000円/日
年間20日まで
10,000円/日
年間20日まで
100,000円/回
年間2回まで
au損保通院ありタイプ50%コース50%756,720 円50万円制限なし制限なし制限なし
アイペット損保うちの子50%プラン50%1,577,340 円73万円12,000円/日
年間22日まで
12,000円/日
年間22日まで
100,000円/回
年間2回まで

※表は横にスクロールできます。
※au損保の「通院ありタイプ50%コース」は10歳までの保険料しか公開されていなかったため、0歳から10歳までの年間保険料の合計を表示しています。11歳から15歳までのおおよその年間保険料を加えた位置にしています。

ペット保険選びの3つのポイントで考えると、9種類の候補が残りました。
補償内容を数字で見るとすべて十分な内容であるといえるので、もう一つ重要なポイント「保険料」で比較していきましょう。

ペット保険の保険料は、若いときは安く高齢になるほど高くなります。そのためペット保険の保険料を比較する際には一生涯にかかる保険料で比較することが重要です。
それぞれの生涯保険料(0~15歳までの保険料の合計)を比べてみると、60万円以下のものが比較的リーズナブルで継続しやすい商品と言えます。

生涯保険料が60万円以下のペット保険は下の表の2つになります。

会社名商品名補償割合生涯保険料(大型犬・15歳まで)年間補償上限額通院入院手術
FPCフリーペットほけん50%455,400 円85万円12,500円/日
年間30日まで
125,000円/入院
年間3入院まで
100,000円/回
年間1回まで
PS保険50%補償プラン50%537,190 円100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで

※表は横にスクロールできます。

補償内容・保険料ではおすすめの2つのペット保険ですが、PS保険については気になるデメリットがあります。

PS保険の50%補償プラン

PS保険のデメリットは「生涯にわたって継続的に行っていく慢性疾患(心臓病や皮膚病など)の治療の場合は、最大でも一生涯20日まで補償」というものです。
病気が完治したと判断された場合には日数がリセットされるようですが、同一原因による皮膚病などの再発については、審査内容によっては20日を超えた分の通院補償がされない可能性があります。
ダルメシアンは皮膚病やてんかんといった通院が多くなりがちな病気にかかりやすいので、これらを発症した場合には十分な補償が受けられないことがあります。たとえ生涯保険料が安くても選ばない方が良さそうです。

(参考)PS保険(ペットメディカルサポート)の通院・入院補償の落とし穴

このようにあまり目立っていないデメリットが隠されている場合があるので、それぞれの特徴をよく確認したうえでペット保険を選ぶ必要があります。
なおFPCについては、ダルメシアンがかかりやすい病気で紹介した病気も補償してくれそうなのでおすすめです!

ダルメシアンにおすすめ!「FPCのフリーペットほけん」の特徴

では、ダルメシアンにおすすめのペット保険として選ばれた「FPCのフリーペットほけん」はどんなものなのでしょうか?
特徴をまとめたので保険選びの参考にしてみてください!

FPCのフリーペットほけん

  • 高齢になっても上がりにくい料金設計になっているので継続しやすい
  • 通院を手厚く補償する。入院と手術もカバーするが、手術補償は年間1度のみ
  • 年間補償上限金額が85万円と高額に設定してある
  • カスタマーサービスにも定評がある

まとめ

ペット保険の中にはかかりやすい病気にかかる費用を十分に補償できないものもあります。以下のポイントを参考に、ダルメシアンに合った商品を探してみてください!

  • 通院補償が充実していること
  • 年間補償上限金額が高いこと
  • てんかんを補償すること
  • ダルメシアンにおすすめのペット保険は「FPCのフリーペットほけん」

当サイトではほかの犬種・猫種におすすめのペット保険についても紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。