独特なつぶれ顔がかわいらしいエキゾチックショートヘア。その愛嬌のある見た目が人気ですが、かかりやすい病気がいくつかあるので気を付けなければいけません。
エキゾチックショートヘアがかかりやすい病気をチェックしながら、おすすめのペット保険をご紹介します!

エキゾチックショートヘアは大人しくて人が好きな猫

つぶれた鼻に離れた目といった愛嬌のある見た目をしているエキゾチックショートヘアは、大人しく心が広い性格をしています。本来、猫は抱っこされることを嫌がるものですが、エキゾチックショートヘアはあまり嫌がりません。滅多に怒らない猫種なので、爪切りやシャンプー、耳掃除をしても、よほど乱暴なやり方でない限りは受け入れてくれます。
また、飼い主様に甘える性格でもあるので、どこへ行ってもついていこうとする仕草が見られます。人が大好きで、人との触れ合いを大事にする非常に飼いやすい猫種と言えるでしょう。

かかりやすい病気とその治療費を知っておこう

つぶれた顔をした愛嬌たっぷりのエキゾチックショートヘアはどんな病気にかかりやすいのでしょうか?かかりやすい病気を知っておくことも飼う上で大切です。
ここでは、エキゾチックショートヘアがかかりやすい「尿結石」「流涙症」「肥大型心筋症」についてご紹介します。

尿結石

尿の中に含まれる成分が固まってしまった尿石(尿結石)が、尿の通り道である膀胱、尿道、腎臓、尿管にできてしまうことで症状が現れます。できた尿石の大きさによって、血尿や尿が出にくい、あるいは出ないといった排尿障害が見られます。
猫はあまり水を飲まないので尿石症にかかりやすいと言われており、エキゾチックショートヘアも同様に発症しやすい品種です。
水の摂取不足、偏った栄養バランスによる食生活が主な原因と言われているので、比較的対策はしやすいでしょう。

【治療費について】
主に抗生剤で体内にできた尿石を溶かして排出する治療方法がとられます。ただ、尿石の成分や大きさによっては外科手術を行う場合もあります。
このとき、処置が遅れてしまうと膀胱炎となり、尿道閉塞を起こします。最悪の場合、腎不全により死に至ってしまう可能性もあるので油断はできません。

通院(通算3~10回)手術・入院(3~5日)
治療費2,000~1万円/回5万~15万円

尿石症は完治までに時間がかかる場合があります。動物病院への受診頻度や治療方法にもよりますが、通院のみの場合は1~10万円、手術になると5~15万円もかかってしまいます。
そのため、長期的な通院やある程度手術を補償してくれるペット保険を選ぶことがポイントです。

流涙症

エキゾチックショートヘアの顔の構造上、鼻涙管という涙を排出する気管が常に押しつぶされている状態なので、涙が溜まりやすくなり流涙症を発症しやすくなっています。
流涙症になると目ヤニや涙が流れるという症状が起こるほか、涙やけという症状も起こします。涙やけはバクテリアを繁殖させやすくする環境を作ってしまうので、眼の周りが常に不衛生な状態になってしまい、ほかの眼病を発症する場合があります。

【治療費について】
抗生物質を含んだ点眼薬を投与します。そのほか、鼻涙管を拡張する手術をしたり、涙小管を洗浄したりして詰まりを改善させます。
また、涙やけにならないようにこまめに眼の周りを拭くことも心掛けましょう。

通院(通算3~5回)手術・入院(1~3日)
治療費2,000~5,000円/回3万~10万円

動物病院への受診頻度や治療方法にもよりますが、通院のみの場合は1~3万円、手術になると3~10万円もかかってしまいます。
そのため、ある程度通院や手術を補償してくれるペット保険を選ぶことが大切です。

肥大型心筋症

心臓の筋肉がどんどん厚くなっていくことで左心室が狭くなり、血液が身体全体に十分に循環しなくなってしまう病気です。エキゾチックショートヘアは、この病気を遺伝的に発症しやすい傾向があるので、気を付けなければなりません。
発症すると、少しの運動で息を荒げたり、歩行異常を起こしたりという症状が見られますが、もともとあまり活発でないエキゾチックショートヘアに関しては、発見が遅れることもしばしばあります。
心臓の動きが悪くなり、血液が全身に循環しなくなると、肺に水がたまる肺水腫や心臓や血管の中で血が固まる血栓が見られるようになります。この状態が長く続くと乾いた咳を頻繁に繰り返したり、呼吸困難を起こしたりするようになります。

【治療費について】
初期段階ではなかなか気づかないことが多いので、気づいたときには病気がかなり進行している場合もあります。
肥大型心筋症を根本的に治す方法は残念ながらなく、対症療法になります。血栓を防ぐ薬や水分を体外に排出する薬、肥大を抑制する薬などの投与を続けることで進行を遅らせる対処をします。また、進行状況によっては、血栓除去の外科手術を行うこともあります。

通院
治療費2,000~1万円/回

心筋症は進行性の病気で、基本的には完治することはありません。一生投薬治療を続ける必要があったりフードを療法食に変更したりと、継続的な治療を一生行うので、治療費はかさんでいきます。
そのため、長期的な通院や万が一の手術を補償してくれるペット保険を選ぶことがポイントです。

エキゾチックショートヘアにおすすめのペット保険選びのポイントは3つ

かかりやすい病気を見ると意外にも治療費がかかってしまうことが分かりますね。もしものときのことを考えて、ペット保険に入っておくことをおすすめします。
エキゾチックショートヘアに合ったペット保険はどこなのか、選ぶポイントをまとめたので参考にしてみてください!

ポイント1:保険料が安く年間補償上限金額が十分であること

ペット保険によって保険料もさまざまですが、あまりにも高過ぎてしまうと継続して保険に加入することが難しくなってしまいますよね。ただ、安さを求めるあまり、補償が手薄になってしまっては意味がありません。
一般的に補償割合が高くなると保険料も上がります。保険料が安く抑えられて十分な補償が受ける割合にするなら50%がおすすめでしょう。また、その中でも年間に支払うことができる保険金の限度額(年間補償上限金額)が最低でも50万円以上ある商品を選ぶとより安心です。

ポイント2:長期の通院・ある程度の手術を補償すること

ペット保険の補償内容には保険金を支払う限度日数が決められているものがあります。その限度日数を超えてしまうと保険適用外になって補償が受けられません。
例えば、通院の限度日数が20日の場合、通院20日目までの保険金は受け取れますが、21日目以降は全額自己負担になります。
エキゾチックショートヘアがかかりやすい病気は、肥大型心筋症のように何度も通院が必要になることもあります。しっかりと補償を受けるためには、限度日数が最低でも20日以上はあるペット保険を選ぶと良いでしょう。

また、ペット保険によって保険金を1日に支払える限度額が決められているものもあります。その限度額を超えた分の金額は補償されません。
例えば、50%補償で通院の限度額が5,000円の場合、2万円(治療費)×50%補償=1万円のうち5,000円まで保険金を受け取れます。
限度額があまりにも低いと自己負担額が高くなってしまいます。エキゾチックショートヘアは通院のほか、尿石症や流涙症は手術をする可能性があるので、高額な手術に備えるためにも、ある程度の補償内容が必要です。
最低でも通院の場合は1日の支払い限度額が8,000円以上、手術の場合は10万円以上あるものを選びましょう。

ポイント3:流涙症(涙やけ)を補償すること

ペット保険にはもともと補償されない病気(補償対象外項目)を設定しているものがあります。もし、かかりやすい病気がその補償対象外項目に指定されていると、受診しても保険金は補償されません。
今回紹介したエキゾチックショートヘアがかかりやすい病気が補償対象外項目に指定されていないか確認してみたところ、流涙症で症状として現れる「涙やけ」がガーデンのペット保険では補償対象外になっていることがわかりました。涙やけで受診する可能性を考えるとこのペット保険は選ばない方が良さそうです。

(参考)ペット保険のトラブルを避けるには?保険がおりない、更新できないことも!?

エキゾチックショートヘアに適したペット保険の補償内容と保険料

では実際に3つのポイントでエキゾチックショートヘアにピッタリなペット保険を見つけてみたいと思います!
まずはポイント1から50%補償の通院・入院・手術を補償するトータル補償型の商品をピックアップしてみました。
15歳までに支払う生涯保険料の安い順に並べたので、まずはどんなものがあるかチェックしてみましょう。

会社名商品名補償割合生涯保険料(猫・15歳まで)年間補償上限額通院入院手術
SBIいきいき少短プラン50スタンダード50%341,750 円50万円制限なし制限なし制限なし
FPCフリーペットほけん50%375,050 円85万円12,500円/日
年間30日まで
125,000円/入院
年間3入院まで
100,000円/回
年間1回まで
ペティーナまとめてプラン50%380,600 円20万円100,000 円/請求100,000 円/請求100,000 円/請求
PS保険50%補償プラン50%383,050 円100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
ガーデンプラチナ50%プラン50%394,190 円50万円制限なし制限なし制限なし
イーペットe-ペット5050%419,440 円60万円制限なし制限なし制限なし
アクサ損保ねこのきもち保険プラン5050%433,810 円50万円制限なし制限なし制限なし
ペット&ファミリーげんきナンバーわんプラン5050%490,180 円50万円制限なし制限なし制限なし
アニコム損保ふぁみりぃ50%プラン50%520,510 円60万円10,000円/日
年間20日まで
10,000円/日
年間20日まで
100,000円/回
年間2回まで
au損保通院ありタイプ50%コース50%328,360 円50万円制限なし制限なし制限なし
アイペット損保うちの子50%プラン50%792,220 円73万円12,000円/日
年間22日まで
12,000円/日
年間22日まで
100,000円/回
年間2回まで

※表は横にスクロールできます。
※au損保の「通院ありタイプ50%コース」は10歳までの保険料しか公開されていなかったため、0歳から10歳までの年間保険料の合計を表示しています。11歳から15歳までのおおよその年間保険料を加えた位置にしています。

通院・入院・手術を補償割合50%で補償するペット保険は11種類あります。
保険料を見ると、同じ補償割合なのに一番安いSBIと一番高いアイペットでは45万円以上も違うのでビックリしますよね。
この表で比較すると、生涯保険料が40万以下のものを選べば比較的保険料が安く済みそうだということがわかります。
また、補償の手厚さを考えると「年間補償上限金額が最低でも50万円以上」の商品がおすすめなので、年間補償上限金額が20万円のペティーナは候補から外すことができます。

ポイント2の「通院:限度日数は20日以上、限度額は8,000円以上」「手術:限度額は10万円以上」をチェックしてみると全ての商品が条件を満たしていますね。
ポイント3の「流涙症(涙やけ)を補償する」では涙やけを補償対象外項目に指定しているガーデンは除外できます。

以上3つのポイントでチェックすると、SBI、FPC、PSがエキゾチックショートヘアにおすすめのペット保険となります。

3つの中でどのペット保険を選ぶかは、保険選びで何を特に重視するかで決めると良いと思います。

生涯保険料が一番安い「SBIいきいき少短のプラン50スタンダード」は、限度日数・限度額に制限がないことが魅力ですが、年間補償上限金額の50万円というのは比較的低めの設定になっているので、補償の手厚さという面で見ると少し心もとないかもしれません。

補償の手厚さを求める方には、SBIより生涯保険料が3~4万円ほど高くはなりますが、年間補償上限金額が85万円の「FPCのフリーペットほけん」、100万円の「PS保険の50%補償プラン」もおすすめです。
FPCは特に通院に手厚い補償内容になっており、通院を年間30日までとしっかり補償してくれます。
一方でPS保険は手術の補償が手厚くなっており、手術を年間2回まで補償してくれるので、手術をより手厚く補償したい方におすすめの補償内容と言えるでしょう。

ペット保険に何を一番求めているかは飼い主様によってそれぞれです。
より重視したいものは何かを考えて、選んでみるといいでしょう。

とにかく保険料を抑えたい方:SBIいきいき少短のプラン50スタンダード
少し保険料を上乗せして通院を重視したい方:FPCのフリーペットほけん
少し保険料を上乗せして手術を重視したい方:PS保険の50%補償プラン

エキゾチックショートヘアにおすすめ!「SBIのいきいき少短のプラン50スタンダード」「FPCのフリーペットほけん」「PS保険の50%補償プラン」の特徴

エキゾチックショートヘアにおすすめの保険として選ばれた3商品ですが、どんな特徴があるのでしょうか?
最後にそれぞれのペット保険についてチェックするので、こちらもペット保険選びの参考にしてください。

SBIいきいき少短のプラン50スタンダード

FPCのフリーペットほけん

  • 高齢になっても上がりにくい料金設計になっているので継続しやすい
  • 通院を手厚く補償する。入院と手術もカバーするが、手術補償は年間1度のみ
  • 年間補償上限金額が85万円と高額に設定してある
  • カスタマーサービスにも定評がある

PS保険の50%補償プラン

※PS保険は「同一原因による手術は、2回目以降は補償の対象外」「生涯にわたって継続的に行っていく慢性疾患(心臓病など)の治療の場合は、最大でも一生涯20日まで補償」という制約があります。病気が完治したと判断された場合には日数がリセットされるようですが、根本的な治療方法のない心臓病や腎臓病や再発しやすい外耳炎や皮膚病などを発症した場合には十分な補償が受けられないことがありますので、それを理解したうえで選んだ方が良さそうですね。

まとめ

ペット保険選びはまず愛猫のかかりやすい病気とその治療方法を知ることが大切です。エキゾチックショートヘアに合ったペット保険を選ぶポイントをまとめたので、もしものときに備えるために加入を検討してみてください!

  • 保険料が安く年間補償上限金額が十分であること
  • 長期の通院・ある程度の手術を補償すること
  • 流涙症(涙やけ)を補償すること
  • エキゾチックショートヘアにおすすめのペット保険は「SBIいきいき少短のプラン50スタンダード」「FPCのフリーペットほけん」「PS保険の50%補償プラン」

当サイトではほかの犬種・猫種におすすめのペット保険についても紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。