ミニチュアダックスフンドは胴長短足という見た目も魅力の一つですが、実はそれが原因で引き起こしてしまう病気もあります。
もしものときにしっかり備えられるよう、ミニチュアダックスフンドにピッタリなペット保険を選びましょう!

miniature-dachshund

お手入れのポイントを知ろう!

ワンちゃんと一緒に暮らす上でかかせないのが、お手入れです。汚れを落として見た目をスッキリさせるだけでなく、ワンちゃんとコミュニケーションを取りながら体の異変にもすぐに気づくことができるので病気の予防にもなります。
飼い主さんができるお手入れはいくつかありますが、中でもミニチュアダックスフンドに欠かせないお手入れは「耳掃除」「爪切り」です。

耳掃除

大きく垂れた耳の中は、実は風通しが悪く蒸れてしまいます。「外耳炎」などの病気を発症しやすくなるので、定期的に耳掃除をするようにしてください!

爪切り

室内で飼育することがほとんどなので、爪が削れることがなく折れてケガをする可能性があります。
足や腰にも大きな負担となって「椎間板ヘルニア」などの骨の病気を引き起こしかねないので、定期的に爪を切ってあげましょう。

かかりやすい病気とその治療費を知っておこう

短い足と長い胴体、大きく垂れた耳を持つミニチュアダックスフンドですが、それゆえにかかりやすい病気もあるようです。

ミニチュアダックスフンドのかかりやすい病気の割合

調べてみると、「皮膚疾患」「消化器疾患」「耳疾患」「神経・筋疾患」の病気になりやすいことが分かりました!
ここでは、皮膚疾患・耳疾患の「外耳炎」や消化器疾患の「出血性胃腸炎」、神経疾患の「椎間板ヘルニア」、また比較的発症しやすいホルモン疾患の「甲状腺機能低下症」についてご紹介します!

外耳炎

耳の中にある「外耳」という部分に炎症が起こることを「外耳炎」といいます。
全身性の皮膚炎から引き起こされることもあり、とくにミニチュアダックスフンドのような耳が大きく垂れた犬種は、耳の中に細菌の感染や湿気がたまりやすく発症しやすいようです。
耳に痛みや痒み、耳垢が出るので、耳をひっかいたり頭を振る仕草を見たときは耳をチェックしてみてください。

【治療費について】
まず耳の中をキレイに掃除して点耳薬で投薬治療を進めますが、細菌の感染が原因の場合は駆除薬を投与します。

内科治療(投薬治療)
治療費2,000 ~ 5,000円/月

症状が進行すると、長期的な投薬治療が必要となってしまいます。そのため、通院補償がしっかり備わっているペット保険を選ぶことが大切です。

(参考)【獣医が解説】犬の外耳炎の症状・原因・予防・対策・治療方法と治療費まとめ

出血性胃腸炎

胃や腸の炎症が出血するまでに重症化した状態を「出血性胃腸炎」といいます。急に元気がなくなることが特徴で、食欲がなくなったり、食べても吐いてしまったり、赤黒い血便がでます。
原因は解明されていませんが、ミニチュアダックスフンドのような小型犬は発症しやすいといわれています。

【治療費について】
原因が不明なことが多いので、症状の緩和を目的とした内科治療を行います。抗生物質を飲ませたり、輸液をすることがあります。

内科治療(投薬治療)
治療費2,000 ~ 5,000円/月

出血性胃腸炎は通院が必要な病気です。1回の治療費は数千円なので、免責金額が設定されていないペット保険を選びましょう。

椎間板ヘルニア

背骨にある小さな骨と骨の間にある椎間板が飛び出してしまった状態を「椎間板ヘルニア」といいます。
発症の原因は、ケガなどの後天性によるものや肥満、老化などですが、ミニチュアダックスフンドのような胴長で短足の犬種は、椎間板ヘルニアになりやすいと言われています。
発症すると足の痛みや麻痺で、歩き方がおかしくなったり、散歩を嫌がるようになります。

【治療費について】
ヘルニアの症状が軽い場合は痛みを和らげるために抗炎症剤などを投薬し、悪化しないよう運動制限や、肥満の場合は適度なダイエットを行います。
症状が重い場合は、飛び出した椎間板を取り除く外科手術を行います。再発の可能性があるので、手術のリスクや治療期間など、獣医さんと十分に話し合ってくださいね。

内科治療(投薬治療)外科治療・入院(5日)
治療費2,000 ~ 5,000円/月10 ~ 30万円

椎間板ヘルニアの治療は、症状の程度によって高額になる場合があります。
手術も補償してくれ、年間補償上限金額が高いプランを選ぶことをおすすめします。

【獣医が解説】犬・猫の椎間板ヘルニアの症状・原因・予防・対策・治療方法と治療費まとめ

甲状腺機能低下症

「甲状腺機能低下症」は、内分泌器官から分泌される甲状腺ホルモンが減少することで発症します。
甲状腺ホルモンは体の代謝を促進する働きをもっているので、発症することで元気がなくなったり、肥満や脱毛など、分かりやすい症状があらわれます。
ミニチュアダックスフンドの場合は、甲状腺が萎縮してホルモンの機能が低下することで発症することが多いようです。

【治療費について】
減少してしまった甲状腺ホルモンを補うために、人工の甲状腺ホルモンを投与します。少しずつ表情や運動機能が回復して、皮膚の状態も良くなっていきます。
ワンちゃんの異変に気付くことができるよう、普段からワンちゃんの様子を観察することがとても大切ですね。

内科治療(投薬治療)
治療費4,000 ~ 1万円/月

甲状腺機能低下症の投薬治療は、一生続けなければなりません。
そうなると治療費は高額になってしまうので、通院補償がしっかりされているプランを選ぶようにしましょう。

ミニチュアダックスフンドにおすすめのペット保険を選ぶポイントは3つ

ペット保険を選ぶうえで、かかりやすい病気やケガを知っておくことは大切です。ミニチュアダックスフンドは椎間板ヘルニアや外耳炎、甲状腺機能低下症などになりやすいとなると、手術にも通院にも備えないといけません。
動物病院でかかった治療費に備える方法の一つがペット保険です!かかりやすい病気からミニチュアダックスフンドにおすすめのペット保険選びに大切なポイントを考えてみました。

ポイント1:通院の日額制限・限度回数が多いこと!

かかりやすい病気で紹介した外耳炎や甲状腺機能低下症は何度も通院が必要になる病気です。
「手術と比べるとかかる治療費は高くないからそんなに気にしなくてもいいんじゃ…」と思う方もいるかもしれませんが、実は意外にも通院は費用がかかるんです!

1日にかかる平均治療費
通院8,000 円
入院12,000 円
手術100,000 円

私が調べたところ、通院の1日にかかる平均治療費は8,000円です。もちろん、毎回この金額ではないですが、検査だけで5,000円くらいかかるので通院を甘く見てはいけません。
特にミニチュアダックスフンドは通院が多くなりがちなので、通院にしっかり備えられるペット保険がおすすめです。

補償内容に制限がある場合は、日額制限は平均治療費の8,000円以上、限度回数は30日以上あるのが望ましいです。
ちなみに手術をする頻度はそれほど高くないので、1回の平均治療費である10万円以上の補償が年に1回以上あるもので十分でしょう。

ポイント2:免責金額がないこと!

通院が多くなりやすいミニチュアダックスフンドは免責金額も気を付ける必要があります。
免責金額があると、設定されている金額を超えないと補償を受けられません。例えば、免責金額が5,000円で、1回の治療が3,000円なら一切補償が受けられないということです。そんなことになるとペット保険に入っている意味がないですよね。
通院の平均治療費は8,000円ですが、診察と処置だけだと1,000~4,000円になることもあるので、免責金額がないペット保険をおすすめします。

ポイント3:年間補償上限金額が高いこと!

ペット保険には通院・入院・手術の各補償の限度額のほかに、それぞれを合わせた年間で補償できる年間補償上限金額が決まっています。
特に日額制限がない商品は、この年間補償上限金額まで補償を受けられるので確認を忘れないようにしてくださいね。
年間補償上限金額が高いとその分、補償を多く受けられるので50万以上の設定になっているペット保険を選ぶようにしましょう。

ミニチュアダックスフンドに適したペット保険を補償内容と保険料から選ぶ!

ペット保険にはいろいろ種類があるので、さっき紹介した3つのポイントでミニチュアダックスフンドに最適なものを見つけ出してみましょう。
まずはポイント1の「通院の日額制限・限度回数が多いこと!」で絞ったペット保険を、飼い主様がよく選ばれている補償割合50%と70%で選んでみました!

50%補償するペット保険

会社名商品名補償割合生涯保険料年間補償上限額通院入院手術免責保険料備考
FPCフリーペットほけん50%392,250 円85万円12,500円/日
年間30日まで
125,000円/入院
年間3入院まで
100,000円/回
年間1回まで
なし
ペティーナまとめてプラン50%451,000 円20万円100,000円/請求100,000円/請求100,000円/請求なし
ガーデンプラチナ50%プラン50%455,150 円50万円制限なし制限なし制限なしなし
ペットライフジャパンサポート5555%508,323 円90万円10,000円/日
年間20万円まで
10,000円/日
年間20万円まで
100,000円/回
通算20万円まで
なし
ペット&ファミリーげんきナンバーわんプラン5050%584,660 円50万円制限なし制限なし制限なしなし
イーペットe-ペット5050%563,290 円60万円制限なし制限なし制限なしなし
アクサ損保いぬのきもち保険プラン5050%619,260 円50万円制限なし制限なし制限なしなし
au損保通院ありタイプ50%コース50%412,810 円50万円制限なし制限なし制限なしなし※10歳までの保険料

※表は横にスクロールできます。
※au損保の「通院ありタイプ50%コース」は10歳までの保険料しか公開されていなかったため、0歳から10歳までの年間保険料の合計を表示しています。11歳から15歳までのおおよその年間保険料を加えた位置にしています。

70%補償するペット保険

会社名商品名補償割合生涯保険料年間補償上限額通院入院手術免責保険料備考
ペティーナまとめてプラン70%429,000 円30万円100,000円/請求100,000円/請求100,000円/請求なし
ペット&ファミリーげんきナンバーわんプラン7070%740,550 円70万円制限なし制限なし制限なしなし
あんしんペットずっといっしょL70%635,260 円70万円制限なし制限なし制限なしなし
ガーデンプラチナ70%プラン70%637,040 円70万円制限なし制限なし制限なしなし
イーペットe-ペット7070%760,140 円60万円制限なし制限なし制限なしなし
アクサ損保いぬのきもち保険プラン7070%815,770 円50万円制限なし制限なし制限なしなし
au損保通院ありタイプ70%コース70%547,520 円70万円制限なし制限なし制限なしなし※10歳までの保険料
ペットライフジャパンプレミアム7070%911,950 円115万円15,000円/日
年間37.5万円まで
15,000円/日
年間37.5万円まで
200,000円/回
年間40万円まで
なし

※表は横にスクロールできます。
※au損保の「通院ありタイプ70%コース」は10歳までの保険料しか公開されていなかったため、0歳から10歳までの年間保険料の合計を表示しています。11歳から15歳までのおおよその年間保険料を加えた位置にしています。

ポイント1で見ると、通院補償の多くが年間20日までとなっていたので、各補償割合で10種類ずつの候補を絞ることができました。
さらに、これらすべて免責金額がないのでポイント2の「免責金額がないこと!」はクリア、ポイント3の「年間補償上限金額が高いこと!」もペティーナ以外クリアしていました。

3つのポイントをチェックし終えて、あと確認したいところといえば「保険料」です。
保険料が高いと家計の負担になって、終身で継続するのが大変になってしまいます。
同じ補償割合でも30万円くらい違ってくるので、それなら安い保険料を選びたいですよね。

50%補償部門では、「FPCのフリーペットほけん」がダントツで一番保険料が安いです!
通院の補償は一日12,500円、年間30日までと高補償で、手術も1回10万円、年間1回まで補償してくれます。
保険料が安いのに、ここまで補償しれくれる保険はなかなかないと思いますよ!

70%補償部門では、「ペット&ファミリーのげんきナンバーわんプラン70」「あんしんペットのずっといっしょL」「ガーデンのプラチナ70%プラン」が、補償内容は制限なし、年間補償上限金額が70万円までと内容が全く一緒で、保険料にもあまり差がありません。


この70%補償についてはそれぞれの特徴を見てから、一番おすすめの商品を判断した方が良さそうですね。
では、それぞれの特徴をまとめたので比べてみましょう!

ペット&ファミリーのげんきナンバーわんプラン70

  • 最短で申し込み手続きが完了した翌日より保険が開始される。
  • 飼育方法などを相談できる『ワンニャン相談室』というサービスがある。
  • 窓口精算ができるが、対応病院は少ない。
  • 膝蓋骨脱臼が補償されない(交通事故が原因になった場合は対象)。

あんしんペットのずっといっしょL

  • 保険料は3歳までは値下がりするが、4歳以降から値上がりする。
  • 低価格でペット賠償責任特約を付けることができる。
  • 膝蓋骨脱臼や涙やけ、股関節形成不全、てんかん、チェリーアイ、気管虚脱などが補償されない。

ガーデンのプラチナ70%プラン

  • 保険料は3歳までは値下がりするが、4歳以降から値上がりする。
  • 多頭割引やインターネット割引など割引制度が豊富。
  • 低価格でペット賠償責任特約を付けることができる。
  • 満20歳までしか継続できない。
  • 膝蓋骨脱臼、股関節形成不全、てんかん、チェリーアイ、気管虚脱などが補償されない。

こう見ると、「あんしんペットのずっといっしょL」と「ガーデンのプラチナ70%」は似ているような気がしませんか?
どちらも対象外項目の病気が多く、しかも小型犬がなりやすい病気を対象外にしています。
一方で、「ペット&ファミリーのげんきナンバーわんプラン70」は目立った対象外項目は膝蓋骨脱臼で、しかも交通事故によるものは対象になります。

そう考えると、補償割合70%では「ペット&ファミリーのげんきナンバーわんプラン70」がおすすめのペット保険になるでしょう!

ミニチュアダックスフンドにおすすめ!「FPCのフリーペットほけん」と「ペット&ファミリーのげんきナンバーわんプラン70」の特徴

ミニチュアダックスフンドにおすすめのペット保険を50%と70%で選びました。
ここではそれぞれの特徴を改めてまとめたので、比較の参考にしてみてください!

FPCのフリーペットほけん

  • 保険料が安く、高齢になっても上がりにくい料金設計になっているので継続しやすい。
  • 通院を手厚く補償する。入院と手術もカバーするが、手術補償は年間1度のみ。
  • 年間補償上限金額が85万円と高額に設定してある。
  • 約款にも落とし穴になるような項目はなく、カスタマーサービスにも定評がある。

ペット&ファミリーのげんきナンバーわんプラン70

  • 最短で申し込み手続きが完了した翌日より保険が開始される。
  • 飼育方法などを相談できる『ワンニャン相談室』というサービスがある。
  • 窓口精算ができるが、対応病院は少ない。
  • 膝蓋骨脱臼が補償されない(交通事故が原因になった場合は対象)。

まとめ

ペット保険選びで大切なのは、品種がかかりやすい病気やケガを把握してもしものときに備えることができるものを見極めることです。
胴が長く足が短い体型がかわいらしいミニチュアダックスフンドにピッタリな商品を選ぶためにポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!

  • 通院の日額制限・限度回数が多いこと!
  • 免責金額がないこと
  • 年間補償上限金額が高いこと
  • ミニチュアダックスフンドにおすすめのペット保険は「FPCのフリーペットほけん」「ペット&ファミリーのげんきナンバーわんプラン70」

当サイトではほかの犬種・猫種におすすめのペット保険についても紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。