オールド・イングリッシュ・シープドッグ

オールド・イングリッシュ・シープドッグは、ぬいぐるみのようなふわふわの被毛が特徴的です。
ここでは、そんなオールド・イングリッシュ・シープドッグがかかりやすい病気をチェックして、適切なペット保険を選んでいきます。

オールド・イングリッシュ・シープドッグは賢く面倒見がいい犬

オールド・イングリッシュ・シープドッグの性格

ふわふわの被毛でぬいぐるみのような姿が愛らしいオールド・イングリッシュ・シープドッグは、映画やテレビなどで活躍する犬種です。
有名なミュージカル「アニー」にサンディとしても登場しているので知っている方は多いのではないでしょうか。

オールド・イングリッシュ・シープドッグはもともと、イギリスで家畜を誘導する牧畜犬として活躍していました。そのため、賢く面倒見がいい性格をしています。
穏やかで社交的な一面もあるので、家族に対して愛情深く接します。その温和な性格からアメリカでは子守犬としても人気があるようです。

しかし、穏やかな性格と言っても牧畜犬の名残から攻撃的になる場合もあるのでしつけはしっかり行いましょう。

飼い方の注意点

オールド・イングリッシュ・シープドッグは牧畜犬として活躍していたので運動量が多く必要な犬種です。
ただ散歩するだけではなく、広い場所で自由に遊ばせてあげるとストレスが軽減されます。
牧畜犬のときの本能から収集することを好むので、おもちゃなどを使って遊ぶと喜ぶかもしれません。
太りやすい傾向がある犬種なので、運動は欠かさないようにしましょう。

また、特徴でもあるふわふわのダブルコートの被毛は毛玉ができやすく、皮膚炎の原因になる場合があります。毎日ブラッシングを行い、定期的にシャンプーもしましょう。
被毛の量は多く硬い毛質をしており暑さにも弱いので、エアコンなどで温度管理をすることも大切です。
さらに、眼に被毛が刺激を与えている場合は眼疾患を発症する場合があるので、カットもしくはリボンなどでとめると良いでしょう。

かかりやすい病気とその治療費を知っておこう

オールド・イングリッシュ・シープドッグはかかりやすい病気がいくつかあります。
ここでは、オールド・イングリッシュ・シープドッグがかかりやすいといわれる「股関節形成不全」「外耳炎」「白内障」「皮膚炎」についてご紹介します。

股関節形成不全

太ももの骨と骨盤をつなぐ股関節に異常が起きた状態を「股関節形成不全」といいます。
健康な犬は成長とともに骨盤も大きくなりますが、発症している犬は骨が不完全で、太ももの骨とうまく連結できないために起こります。
股関節形成不全は大型犬に多く、オールド・イングリッシュ・シープドッグも注意しなければなりません。毎日運動し筋肉量を増やしたり、肥満による股関節への負担をかけないように食事の管理をしたり気を付けましょう。運動を嫌がる、スキップのような特徴的な歩き方をしている場合は動物病院を受診してください。

【治療費について】
骨が発達していない成長期の段階や、症状が軽度の場合は、股関節の正常な成長や悪化の防止のため安静療法をとります。
症状が進み、痛みが生じている場合は、鎮痛剤や抗炎症剤などの投薬治療を行います。さらに症状が進行している場合は、外科手術が必要になることもあります。

通院(通算5~10日)手術・入院(2~5日)
治療費2,000~5,000円/回10~55万円

内服薬の投与や症状の緩和には時間がかかるため、通院の場合は1~5万円の治療費が必要となります。また手術を行う場合の治療費は、手術内容によって異なりますが、入院費を含めて10~55万円と高額になる可能性があります。
治療に専念するためにも、手術にしっかり備えることができ、補償割合が高いプランを選びましょう。

外耳炎

外耳炎は耳垢がたまってしまうことで風通しが悪くなり、体調が悪いときなどに一気に悪化してしまう耳の病気です。
耳垢などの汚れによる不潔、ダニ、アレルギーなどが原因とされており、特にオールド・イングリッシュ・シープドッグのようにたれ耳で毛が多い犬種は、耳の中の風通しが悪くなり外耳炎を引き起こしやすい傾向があります。
大抵は耳垢が溜まったままでいたり、耳の中に水が入ったまま放置したりして、菌が繁殖した結果、外耳炎となるパターンが多いのできちんと耳の中を清潔にするように心がけてください。
外耳炎による耳垢は、黒く、悪臭を発するため、すぐに気づくことができます。
汚れが耳にこびりついてしまっているため、激しいかゆみが起き、床に耳をこすりつける、耳を触るのを嫌がる、しきりに頭を振るなどといった行動をとるようになります。

【治療費について】
耳掃除をしても一日で汚れる場合は、外耳炎を発症しているので早急に病院へ行き、内服薬や専用の薬で洗浄してもらいましょう。
外耳炎は進行してしまうと内部まで炎症してしまい、中耳炎を起こします。
中耳炎は初期の状態ならば点耳薬で治療をしますが、中耳炎も悪化してしまうと、鼓膜を切るなどといった手術をしなければなりません。
また、炎症により鼓膜が破れることもありますので早期治療を心がけましょう。

通院(通算2~5回)
治療費3,000~5,000円/回

通院をする場合、1万~3万円程度かかりますが、症状が悪化している場合は、長期的な投薬治療が必要となってしまいます。
何度も通院をすることになるので、通院補償が手厚いプランを選びましょう。

白内障

目の水晶体が白く濁り、視力が低下してしまう病気を「白内障」といいます。症状が軽度の場合は白濁の状態を確認でき、歩くことを嫌がったり、周りのものにぶつかったりと、視覚障害があらわれます。
白内障には先天性と後天性があり、後天性の白内障は外傷や糖尿病などが原因になる場合がありますが、加齢性のものが多い傾向にあります。先天性の場合は生まれつき水晶体の濁りがあり、若年性の場合は遺伝の影響が強く生後数か月~数年で水晶体が白濁してしまう場合があります。オールド・イングリッシュ・シープドッグは白内障にかかりやすい傾向があるので、眼に異常がないか常にチェックするようにしましょう。

【治療費について】
症状が軽度でまだ視力が残っている場合は、内服薬と点眼薬の投与によって進行を抑えます。視力がほとんど失われてしまった場合は、視力を取り戻す外科手術を行うことがあり、手術後の合併症やケアなど、獣医師とよく相談することが大切です。

通院手術・入院(2~5日)
治療費3,000~5,000円/回8~15万円

内服薬の投与は一度で3,000~5,000円程度ですが、通院は一生続けなければなりません。手術をする場合は、入院費など含めて10~20万円と高額になってしまいます。
手術だけでなく、通院も補償してくれるプランを選ぶことが、大切になります。

皮膚炎

オールド・イングリッシュ・シープドッグは被毛の量が多いため、皮膚疾患が起こりやすい傾向があります。
皮膚炎の原因は被毛のほかに、添加物が多く含まれたドッグフードによるアレルギー、エアコンなどの機械から排出されるハウスダストといったものがあり、飼育する上では環境の管理に配慮しなければなりません。
激しいかゆみと痛みがあるため、しきりに同じ個所を気にしているようでしたら皮膚疾患を疑ってみましょう。
基本的に原因が幅広い皮膚疾患は、はっきりと原因を特定することが難しいため、完治するのに時間がかかってしまうことが多いので、早期発見が重要となります。
毎日ブラッシングなどの手入れをすることで皮膚を清潔に保てるほか、早期発見にもつながります。ストレスでも発症する場合があるので、しっかりとケアを心がけましょう。

【治療費について】
細菌感染が原因の場合は、抗生物質を含む内服薬や塗り薬を与え、痒みが強い場合は抗炎症剤を投与します。
アレルギーが原因の場合は、アレルゲンを特定する検査も行われます。
暖房器具は綺麗に掃除をし、加湿器などで乾燥を対策してください。

通院(通算5~10回)
治療費3,000~5,000円/回

完治するまで、定期的に通院が必要になり、最終的に1~5万円の治療費が必要になります。
免責金額がなく長期の通院を補償してくれるペット保険を選ぶと、家計の負担も抑えられるでしょう。

オールド・イングリッシュ・シープドッグにおすすめのペット保険を選びのポイントは3つ

かかりやすい病気を見てみるとオールド・イングリッシュ・シープドッグにどんなペット保険が合っているのか見えてきますね。
そこで、ペット保険を選ぶポイントを3つにまとめてみました!

ポイント1:通院・入院・手術を高い割合で補償すること

オールド・イングリッシュ・シープドッグがかかりやすい病気の治療方法を見てみると、通院や手術での治療が行われます。
そのため、通院のみや手術のみといった補償を一つに絞らず、通院・入院・手術を幅広く補償するペット保険を選ぶのがおすすめです。

その中でも、オールド・イングリッシュ・シープドッグは股関節形成不全や白内障といった手術が必要になる病気にかかりやすいので、もしものときの高額な治療費をカバーできるよう高い補償割合のプランを選んだ方がいいでしょう。

ただし、補償割合が高過ぎると支払う保険金も高額になってしまいます。外耳炎や皮膚炎で継続的な治療が必要になることも考えると70%の補償割合がおすすめです。

ポイント2:高額な手術・長期の通院にしっかり備えられること

1日にかかる平均治療費を調査したところ、このような結果になりました。

 1日にかかる平均治療費
通院¥8,000
入院¥12,000
手術¥100,000

ペット保険の補償内容には1日に支払える限度額と1年に補償できる限度回数が決められているものがあります。
オールド・イングリッシュ・シープドッグは股関節形成不全や白内障で手術をすることを考えて、手術補償は最低でも1回につき10万円以上を補償するペット保険がおすすめです。
また、外耳炎や皮膚炎で通院をすることも考えると、通院の場合の限度額は平均治療費の8,000円以上、何度も通院することを考えて限度回数は20日以上あるといいでしょう。

さらに、年間で支払われる保険金の上限金額「年間補償限度額」のチェックも欠かせません。
限度額・限度回数に制限がないペット保険の場合は、年間補償限度額まで補償を受けることができるうえ、基本的に年間補償限度額が高いほど補償が手厚いといえるので、最低でも70%補償の場合は70万円以上の設定になっているペット保険を選びましょう。

ポイント3:股関節形成不全を補償すること

ペット保険にはもともと補償されない病気(補償対象外項目)を設定しているものがあります。もし、かかりやすい病気がその補償対象外項目に指定されていると、受診しても保険金は補償されません。

今回紹介したオールド・イングリッシュ・シープドッグがかかりやすい病気が補償対象外項目に指定されていないか確認してみたところ、「股関節形成不全」がいくつかのペット保険で補償対象外になっていることがわかりました。受診する可能性を考えるとこのペット保険は選ばない方が良さそうです。

<股関節形成不全を補償対象外にしている保険会社>

  • あんしんペット
  • 日本ペットプラス(ガーデン)
  • アニマル俱楽部

(参考)ペット保険のトラブルを避けるには?保険がおりない、更新できないことも!?

オールド・イングリッシュ・シープドッグに適したペット保険の補償内容と保険料

紹介した3つのポイントでオールド・イングリッシュ・シープドッグに合うペット保険を選んでみましょう。
まず、ポイント1の「通院・入院・手術を70%以上で補償するペット保険」は13種類ありました。0~15歳までに支払う保険料の合計金額が安い順に一覧にしています。

そこから残りのポイントで絞っていきます。
ポイント2の「手術の限度額が10万円以上、通院の限度額が8000円以上・限度回数20日以上、年間補償上限金額が70万円以上」ではイーペットが候補から外せます。

ポイント3の「股関節形成不全を補償する」では、あんしんペットと日本ペットプラスが補償対象外項目に指定しているので除外できます。

保険会社名商品名割合生涯保険料(大型犬・15歳まで)年間補償限度額通院入院手術
FPCフリーペットほけん70%補償プラン70568,900 円85万円12,000円/日
年間30日まで
125,000円/入院
年間3入院まで
100,000 円/回
年間1回まで
PS保険70%補償プラン70685,890円100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
日本ペットプラス(ガーデン)プラチナ70%プラン70804,710円70万円制限なし制限なし制限なし
あんしんペットL70840,910円70万円制限なし制限なし制限なし
アクサ損保プラン7070894,050円70万円制限なし制限なし制限なし
SBIいきいき少短プラン70スタンダード70987,070円70万円制限なし制限なし制限なし
イーペットe-ペット70701,073,750円60万円制限なし制限なし制限なし
ペット&ファミリーげんきナンバーわんプラン70701,089,130円70万円制限なし制限なし制限なし
アニコム損保ふぁみりぃ70%プラン701,322,010円84万円14,000円/日
年間20日まで
14,000円/日
年間20日まで
140,000円/回
年間2回まで
アイペット損保うちの子70%プラン702,132,870円122万円12,000円/日
年間22日まで
30,000円/日
年間22日まで
150,000円/回
年間2回まで
au損保通院ありタイプ70%コース702,312,570円70万円制限なし制限なし制限なし

※表は横にスクロールできます。

3つのポイントで絞った結果、8種類の候補が残りました。
これらは補償内容を数字で見るとすべて十分な内容であるといえるので、もう一つ重要なポイント「保険料」で比較していきましょう。

ペット保険の保険料は、若いときは安く高齢になるほど高くなります。
そのためペット保険の保険料を比較する際には一生涯にかかる保険料で比較することが重要です。
それぞれの生涯保険料(0~15歳までの保険料の合計)を比べてみると、70万円以下のものが比較的リーズナブルで継続しやすいペット保険と言えます。
その金額で比較すると、比較的保険料が安い保険はFPC、PS保険という結果になります。

ただし、PS保険のペット保険は「生涯にわたって継続的に行っていく慢性疾患(心臓病など)の治療の場合は、最大でも一生涯20日まで補償」というデメリットがあります。
病気が完治したと判断された場合には日数がリセットされるようですが、オールド・イングリッシュ・シープドッグは継続的な治療が必要になる外耳炎や皮膚炎などの慢性疾患にかかりやすいので、発症した場合には十分な補償が受けられないことがあります。たとえ生涯保険料が安くても選ばない方が良さそうです。
(参考)PS保険(ペットメディカルサポート)の通院・入院補償の落とし穴

このように、ペット保険にはあまり目立っていないデメリットが隠されている場合があるので、それぞれの特徴をよく確認したうえでペット保険を選ぶ必要があります。
なおFPCについては、オールド・イングリッシュ・シープドッグがかかりやすい病気で紹介した病気も補償してくれそうなのでおすすめです。

オールド・イングリッシュ・シープドッグにおすすめ!「FPCのフリーペットほけん70%補償プラン」の特徴

最後に、オールド・イングリッシュ・シープドッグにおすすめのペット保険に選ばれた「FPCのフリーペットほけん」の特徴を確認してみましょう。
こちらも検討の際に参考にしてみてください!

FPCのフリーペットほけん 70%補償プラン

  • 高齢になっても上がりにくい料金設計になっているので継続しやすい。
  • 通院を手厚く補償する。手術補償は年間1度のみ。
  • 年間補償限度額が85万円と高額に設定してある。
  • カスタマーサービスにも定評がある。

まとめ

かかりやすい病気に合わせてペット保険を選ぶと納得のできるプランを見つけやすくなります。以下のポイントを参考に、オールド・イングリッシュ・シープドッグに合った商品を探してみてください!

通院・入院・手術を高い割合で補償すること

高額な手術・長期の通院にしっかり備えられること

股関節形成不全を補償すること

オールド・イングリッシュ・シープドッグにおすすめのペット保険は「FPCのフリーペットほけん70%補償プラン

当サイトではほかの犬種・猫種におすすめのペット保険についても紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。