人懐こく利口なラガマフィンは身体が大きく、その分抜け毛が多い描種です。
抜け毛が原因で発症する病気もあるので、かかりやすい病気を把握して、もしものときに備えられるようペット保険を選んでみようと思います!

ラガマフィン

ラガマフィンは従順で優しい猫

ラガマフィンの性格

ラガマフィンは人懐こく非常に頭が良い子が多いと言われています。

好奇心が旺盛、遊ぶことが大好きなラガマフィンは、いたずらをよくする傾向が見られますが、従順でしつけもしやすいので飼いやすい猫種です。

体型はどっしりと大きく、性格は大人しく温厚です。環境適応能力が高いので、他の猫や、犬対しても臆することがなく順応できます。そのため、どんな家庭でも飼いやすいと言っても良いでしょう。

そこまで日本国内では有名ではない猫種ですが、大きささえ気にしなければ非常に飼いやすい猫種のひとつです。

ラガマフィンの飼い方

身体が大きい分、運動量も食事量も必然的に多くなります。
ラガマフィンのような大型の猫は、成長期が他の猫よりも長く続きます。
その大きな身体を健康的に維持するためには、バランスが良い食事と運動が重要です。

ラガマフィンがしっかりと運動ができるように活動スペースを用意し、大きめのキャットタワーのほか、飼い主がおもちゃなどでたくさん遊んでスキンシップをとるようにしましょう。
甘えん坊な性格なので、遊んであげるととても喜びます。

また、ラガマフィンは非常に抜け毛が多い猫種です。くわえて、身体が大きい分余計にブラッシングの手間がかかるでしょう。
特に、換毛期いつも以上に抜け毛が多く出るので注意が必要です。

かかりやすい病気とその治療費を知っておこう

運動好きなラガマフィンにはかかりやすい病気がいくつか挙げられます。
ここでは、その中で「肥大型心筋症」「毛球症」「尿石症」についてご紹介します。

肥大型心筋症

ラガマフィンのもとであるラグドールが発症しやすいと言われており、他の猫種と交配して生まれたラガマフィンは、ラグドールよりは発症のリスクは低いものの、それでも発症する可能性はあるので油断はできません。

肥大型心筋症は、心臓にある「左心室」という全身に血液を送り込むポンプのような役割を持つ場所が、心臓の筋肉肥大化により機能しなくなってしまう病気です。

心臓の筋肉がどんどん厚くなっていくことで左心室が狭くなってしまうため、血液が身体全体に充分に循環しなくなります。血液が全身に循環しなくなると、血栓ができてしまい、身体の中で血液が詰まってしまいます。

症状としては、元気消失や歩行異常、呼吸困難が挙げられ、進行が進むと脚に麻痺を起こすようになります。麻痺状態が起きることで、3日後にショック状態を起こして命を落とすことがあるので早急に病院へ連れて適切な処置を受けなければなりません。

【治療費について】
完治することはできませんが、血栓を除去するために投薬を続けることで症状を緩和させていきます。
症状の進行具合によっては外科手術を要する場合があるので、その際は獣医師としっかり相談のもと、治療方針をかためていきましょう。

通院
治療費2,000 ~ 1万円/回

一生投薬治療を続ける必要があるので、治療費はかさんでいきます。手術をする可能性も考えると、長期的な通院や万が一の手術を補償してくれるペット保険を選ぶことがポイントです。

毛球症

綺麗で柔らかい被毛を持つラグドールをもとにして、ペルシャやヒマラヤンなどの長毛種を掛け合わせて生まれたラガマフィンは、やはり同じように毛球症になりやすいでしょう。

毛球症は、全身を舐めて毛づくろいする際に飲み込む毛を、吐き戻すことも排便で出すことができなくなってしまうことで体内に毛が残ってしまう病気です。

もつれて固まった毛の塊が胃粘膜を刺激し、小腸への出口をふさいでしまうことで吐けない、食欲不振、便秘、最悪の場合には腸閉塞を起こしてしまい、次第に元気がなくなっていきます。
こまめなブラッシングや植物繊維が多く含まれた食事、猫草を食べさせるだけでも予防することができるので、いろいろな方法を取り入れて予防するようにしましょう。

【治療費について】
治療法として、大抵は毛球を排出させるための毛玉除去剤を使用しますが、腸閉塞を起こしているような重症の場合は、開腹手術をして毛を取り除きます。
緊急を要するため、少しでも異常を感じたら病院へ行くようにしましょう。

通院(通算2~5回)手術・入院(2~3日)
治療費2,000~1万円/回10~25万円

毛球症は日頃のケアで予防ができる病気ですが、換毛期などは気づかずたくさんの毛を飲み込んでしまうこともあるでしょう。
軽度で通院のみで治療できる場合でも5,000~5万円、重度で手術になると10~25万円もかかってしまいます。
そのため、通院と手術をバランスよく補償してくれるペット保険を選ぶことがポイントです。

尿石症

猫は泌尿器系の病気にかかりやすいとされており、腎臓病などに次いでこの尿石症もよく見られる病気です。

尿の中に含まれる成分が固まってできた尿石(尿結石)と呼ばれる石が、尿の通り道である膀胱、尿道、腎臓、尿管にできてしまうことで症状が現れます。
発症すると、その石の大きさやできた個所にもよりますが、排尿障害を起こすほかに水の飲む量が増える、排尿の際に鳴くなどの様子が見られます。

尿石ができるメカニズムは明確ではありませんが、水の摂取不足、偏った栄養バランスによる食生活が主な原因と言われているため、比較的予防はしやすい病気です。

【治療費について】
治療法は、主に抗生剤で体内にできた尿石を溶かして排出する方法ですが、できた尿石の成分、大きさによっては外科手術を行う場合もあります。

処置が遅れてしまうと膀胱炎となり、尿道閉塞を起こします。尿を排出することができず、腎不全により死に至ってしまう可能性もあるので、ただの排尿障害と思わず、病院でしっかりと治療を受けましょう。

通院(通算3~10回)手術・入院(3~5日)
治療費2,000~1万円/回5~15万円

尿石症は完治までに時間がかかる場合があります。動物病院への受診頻度や治療方法にもよりますが、通院のみの場合は1~10万円、手術になると5~15万円もかかってしまいます。
そのため、長期的な通院やある程度手術を補償してくれるペット保険を選びましょう。

ラガマフィンにおすすめのペット保険選びのポイントは3つ

ペット保険にはいろいろ補償タイプがあるので、その中からかかりやすい病気に備えられるものを見つけることが大切です。
ここでは、ラガマフィンにおすすめのペット保険を選ぶポイントをまとめてみました!

ポイント1:長期の通院に対応できること

ラガマフィンがかかりやすい病気で紹介した肥大型心筋症は、治療には長期的な通院が必要になります。

 1日にかかる平均治療費
通院¥8,000
入院¥12,000
手術¥100,000

調べたところによると、1度の通院でかかる平均治療費は8000円です。
手術に比べて1回の治療費はそれほど高くないですが、何度も通院するとなると最終的に高額になってしまいます。
例えば、1回8000円の通院費でも、15回通院すると12万円もかかることになります。そう考えると、通院費も侮れません。

長期の通院にも対応できるよう、補償内容に制限が設けられている場合は、最低でも通院の日額制限が8000円以上、限度日数が20日を超えるペット保険を選ぶようにしましょう。

また、ペット保険はプランによって免責金額が設定されているものがあります。免責金額があることで保険料は安くなりますが、設定されている金額を超えないと補償を受けられません。しっかりと補償を受けるためにも免責金額がないペット保険を検討してください。

ポイント2:手術をある程度補償すること

ペット保険の補償に必要なのは通院だけではありません。ラガマフィンの場合、毛球症や尿石症は症状によって手術を行うことがあります。
そのため、手術もある程度補償するペット保険がおすすめです。

調査によると1度の手術でかかる平均治療費は10万円なので、手術補償に限度額が決まっている場合は、最低でも10万円以上補償するペット保険を選んでください。

ポイント3:年間補償限度額が高いこと

年間補償限度額とは、年間で支払われる保険金の上限金額のことで、基本的にこの金額が高いほど補償内容が充実しているといえます。
そのため、補償の手厚さを知るためには年間補償限度額のチェックは欠かせません。

また、通院・入院・手術の各補償内容に制限がない場合は、この年間補償限度額に達するまで補償が受けられるのも特徴です。
年間補償限度額の最低ラインは補償割合で異なりますが、50%補償の場合は50万円以上あると安心でしょう。

ラガマフィンに適したペット保険の補償内容と保険料

それでは実際に、3つのポイントでラガマフィンに最適なペット保険を選んでみましょう。

ラガマフィンは通院・入院・手術をする病気になりがちなので、すべてを幅広く補償するペット保険で免責金額が設定されていないプランがおすすめです。
今回はペット保険で一般的な補償割合50%で比較していきます。

では、ポイントを1つずつ確認してみましょう。
まず、ポイント1の「通院の限度額が8000円以上、限度回数が20回以上」、「手術の限度額が10万円以上」、ポイント3の「年間補償限度額が50%補償の場合は50万円以上」については、すべてのペット保険がクリアしていました。

生涯保険料の安い順に並べたものが以下の表になります。

保険会社名商品名補償割合生涯保険料(猫・15歳まで)年間補償限度額通院入院手術
SBIいきいき少短プラン50スタンダード50%341,750 円50万円制限なし制限なし制限なし
FPCフリーペットほけん50%375,050 円85万円12500円/日
年間30日まで
125,000円/入院
年間3入院まで
100,000円/回
年間1回まで
PS保険50%補償プラン50%383,050 円100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
日本ペットプラス(ガーデン)プラチナ50%プラン50%394,190 円50万円制限なし制限なし制限なし
イーペットe-ペット5050%419,440 円60万円制限なし制限なし制限なし
アクサ損保ねこのきもち保険プラン5050%433,810 円50万円制限なし制限なし制限なし
ペット&ファミリーげんきナンバーわんプラン5050%490,180 円50万円制限なし制限なし制限なし
アニコム損保ふぁみりぃ50%プラン50%520,510 円60万円10,000円/日
年間20日まで
10,000円/日
年間20日まで
100,000円/回
年間2回まで
au損保通院ありタイプ50%コース50%713,900円50万円制限なし制限なし制限なし
アイペット損保うちの子50%プラン50%792,220 円73万円12,000円/日
年間22日まで
12,000円/日
年間22日まで
100,000円/回
年間2回まで

※表は横にスクロールできます。

3つのポイントでチェックしても絞り切ることができないので、比較のポイントとなる生涯保険料(0~15歳までの保険料の合計)でも比べてみましょう。
上の表を見ると、15歳までの生涯保険料が40万円以下のものが比較的リーズナブルで継続しやすい商品と言えます。

そうすると比較的保険料が安い保険は、FPC、SBI、PS保険という結果になります。

ただし、PS保険のペット保険は「生涯にわたって継続的に行っていく慢性疾患(心臓病など)の治療の場合は、最大でも一生涯20日まで補償」というデメリットがあります。
病気が完治したと判断された場合には日数がリセットされるようですが、ラガマフィンは肥大型心筋症といった根本的な治療方法のない慢性疾患にかかりやすいので、発症した場合には十分な補償が受けられないことがあります。
たとえ生涯保険料が安くても選ばない方が良さそうです。
(参考)PS保険の補償の落とし穴

一方で残りのFPC、SBIについては、ラガマフィンがかかりやすい病気で紹介した病気も補償してくれそうなのでおすすめです。

ラガマフィンにおすすめ!「SBIのいきいき少短のプラン50スタンダード」「FPCのフリーペットほけん」の特徴

では最後に、ラガマフィンにおすすめのペット保険に選ばれた「SBIのいきいき少短のプラン50スタンダード」「FPCのフリーペットほけん」の特徴を確認してみましょう。
こちらも検討の際に参考にしてみてください!

SBIいきいき少短のプラン50スタンダード

SBIいきいき

  • 保険料が安く、気軽に加入しやすい。
  • 回数や金額を気にせず自由に請求できるが、年間補償限度額は最低ラインの50万円に設定してある。
  • 膝蓋骨脱臼、椎間板ヘルニア、猫エイズなどが補償されない。
  • 病気の場合は補償開始日から1ヶ月の待機期間がある。

(参考)ペット保険には補償までの待機期間がある?

FPCのフリーペットほけん

  • 高齢になっても上がりにくい料金設計になっているので継続しやすい
  • 通院を手厚く補償する。入院と手術もカバーするが、手術補償は年間1度のみ
  • 年間補償限度額が85万円と高額に設定してある
  • 約款にもデメリットになるような項目はなく、カスタマーサービスにも定評がある

なお、SBIのデメリットとして、「猫エイズが補償されない」という点があります。
今回なりやすい病気としてご紹介した3種類には入っていませんが、外飼い猫や元野良猫の場合には気を付けたい病気です。
その場合には、特に補償対象外の傷病が設けられていないFPCがおすすめです。
(参考)ペット保険のトラブルを避けるには?保険がおりない、更新できないことも!?

まとめ

ペット保険の種類が多くて悩まれている方はかかりやすい病気に合わせてペット保険を選ぶのも一つの手です。以下のポイントを参考にしてラガマフィンに合ったペット保険を見つけてみましょう!

当サイトではほかの犬種・猫種におすすめのペット保険についても紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。