美しい毛並みとエメラルドグリーンの目が特徴のロシアンブルー。病気になりにくい品種とも言われていますが、気を付けなければならない病気はあります。
ここでは、ロシアンブルーがかかりやすい病気をチェックしながら、おすすめのペット保険をご紹介します!

ロシアンブルーは主人に忠実で飼いやすい猫

高貴でクールな見た目が親しまれているロシアンブルーは、一見、気が強くて気難しい性格のように思いませんか?でも実は、猫種の中でも比較的飼いやすい性格と言われているんです。
ロシアンブルーは猫には珍しく主人に忠実な子が多く、「大人しい小型犬のような性格」と称されることがあります。猫といえば、自由奔放で言う事を聞かないので接し方に悩まされるという方が多いですが、ロシアンブルーに至ってはそのような心配はあまりないと言えるでしょう。

また、鳴き声が小さい猫なので、ペット可のマンションのような集合住宅でも飼いやすく、初心者向けの猫種でもあります。
ただ、主人には一心の愛情を注ぐ一方で、他人との接触は苦手です。自分のテリトリー(家)に多くの人が出入りするような環境は、ロシアンブルーにとって非常にストレスを感じやすくなるので注意してください。

大人しい性格の一方で、とても遊び好きな一面もあります。必ず家の中に、ロシアンブルーが充分に動けるスペースを確保しましょう。少し高めのキャットタワーを部屋の隅に置くだけでも変わります。遊び好きで飼い主さんに愛情を注ぐロシアンブルーは、飼い主さんと遊ぶ事で、一人で遊ぶよりも更に何倍もの楽しさを感じます。猫じゃらしやボールなどで一緒に遊ぶ時間を作ってあげると良いでしょう。

また、ロシアンブルーの被毛は非常に短いアンダーコートが全身に生えている為、寒さに強く、逆に暑さには非常に弱いです。その為、夏場の温度管理には充分注意をしなくてはなりません。夏場クーラーをつけずに一人で留守番させてしまった事により、脱水症や熱中症により命を落としてしまうロシアンブルーもいるので、気温が高い日には絶対にクーラーをつけてあげましょう。

かかりやすい病気とその治療費を知っておこう

一般的にロシアンブルーは丈夫な体をしていると言われていますが、それでも病気には気を付けなければいけません。
ここでは、ロシアンブルーがかかりやすい「尿石症」「糖尿病」「関節疾患」についてご紹介します。

尿石症

若い猫に多く見られ、できた尿石の大きさによって、血尿や尿が出にくい、あるいは出ないという排尿障害が見られます。
尿の中に含まれる成分が固まってしまった尿石(尿結石)と言われるものが、尿の通り道である膀胱、尿道、腎臓、尿管にできてしまうことで症状が現れます。特にロシアンブルーは尿道と膀胱に尿石ができやすいとされています。
成分がどのようにして尿石となるかというメカニズムは明確ではありませんが、水の摂取不足、偏った栄養バランスによる食生活が主な原因と言われているので、比較的対策はしやすいと言えるでしょう。

【治療費について】
主に抗生剤で体内に出来た尿石を溶かして排出する治療方法がとられます。ただし、尿石の成分や大きさによっては外科手術を行う場合もあります。
このとき、処置が遅れてしまうと膀胱炎となり、尿道閉塞を起こします。最悪の場合、腎不全により死に至ってしまう可能性もあるので、油断はできない病気でしょう。

通院(通算3~10回)手術・入院(3~5日)
治療費2,000~1万円/回5万~15万円

尿石症は完治までに時間がかかる場合があります。動物病院への受診頻度や治療方法にもよりますが、通院のみの場合は1~10万円、手術になると5~15万円もかかってしまいます。
そのため、長期的な通院やある程度手術を補償してくれるペット保険を選ぶことがポイントです。

【獣医が解説】犬・猫の尿石症の症状・原因・予防・対策・治療方法と治療費まとめ

糖尿病

ロシアンブルーは肥満になりやすい猫種です。肥満になることでさまざまな病気のリスクが高まりますが、特に糖尿病は非常に危険な病気と言われています。
糖尿病そのものも内臓に障害をきたす病気ではありますが、更に恐ろしいのは、腎不全、肝硬変、急性膵炎、糖尿病性ケトアシドーシスという命を脅かす重篤な病気を併発する可能性があることです。
特に去勢を施したオスに多いと言われており、水を飲む量、食べる量が増える、体重減少、腹部が膨らむといった特徴が見られます。

【治療費について】
糖尿病になると、インスリンというホルモンが正常に機能しなくなり、必要なブドウ糖を細胞内に取り込む事ができなくなってしまいます。そのため、治療の際は毎日インスリン投与と食事療法をする必要があります。

通院(通算10~20回)
治療費5,000~2万円/回

糖尿病は、長く付き合っていかなければならない病気です。数十回と継続的に通院を行うので、最終的に5~40万円もかかってしまいます。
そのため、通院補償をしっかりと備えてくれるペット保険を選びましょう。

変形性関節症

肥満になりやすいロシアンブルーが発症しやすい病気で関節炎が挙げられます。その中でも代表的な病気が「変形性関節症」です。
骨と骨が結合している関節を滑らかに動かす役割がある軟骨がすり減ることで、骨と骨がぶつかり変形してしまう病気です。原因は肥満のほかに激しい運動や老化などのほか、膝蓋骨脱臼などの基礎疾患から起こる場合もあります。痛みがあるので足を引きずったり、関節部分をなめたりしている様子が見られるのが特徴です。

【治療費について】
変形した関節は元には戻らないので、対症療法で症状の進行を遅らせます。非ステロイド性抗炎症剤などで痛みを緩和させるほか、運動制限や体重制限を行います。基礎疾患が原因の場合はその治療も行います。

通院(通算3~10回)手術・入院(2~5日)
治療費2,000~1万円/回15万~30万円

対症療法を取られる場合は1~10万円ほど通院費がかかります。膝蓋骨脱臼などの基礎疾患の治療のために手術を行う場合は15~30万円と高額になります。
そのため、長期的な通院やある程度手術を補償してくれるペット保険を選ぶといいでしょう。

ロシアンブルーにおすすめのペット保険選びのポイントは3つ

病気になってしまったら意外に治療費がかかってしまうので、もしものときの急な出費に備えてペット保険に加入することをおすすめします。
ロシアンブルーに合ったペット保険を選ぶポイントをまとめたので参考にしてみてください!

ポイント1:保険料が抑えられていること

ペット保険選びで気がかりなのは保険料ですよね。保険料が高過ぎてしまうと継続して保険に加入することが難しくなってしまいます。ただ、安さを求めるあまり、補償が手薄になってしまっては意味がありません。
ペット保険にはさまざまな補償割合がありますが、保険料が安く抑えられて十分な補償が受けられる50%補償で、年間に支払うことができる保険金の限度額(年間補償上限金額)が最低でも50万円以上ある商品をおすすめします。

ポイント2:通院の限度日数・限度額が十分なこと

ペット保険の中には1年間で補償の対象となる日数(支払限度日数)や1日当たりに支払われる保険金の金額(支払限度額)が決められているものがあります。その場合、制限を超えてしまうと保険適用外になって補償が受けられません。
ロシアンブルーがかかりやすい病気で紹介した尿石症や糖尿病、変形性関節症は通院が多くなりがちです。しっかりと補償を受けるためには、限度日数が最低でも20日以上・限度額が通院の平均治療費8,000円/日を超えるペット保険を選ぶと良いでしょう。

ポイント3:手術をある程度補償すること

かかりやすい病気で紹介した尿石症や変形性関節症は手術をする可能性があります。手術費は症状や動物病院で違ってきますが、一度で数十万かかることもあり家計の負担になってしまいます。
そんなもしものときの高額な手術費に備えるためには、手術もある程度補償してくれるペット保険への加入がおすすめです。支払限度額が決まっているペット保険の場合は、最低でも手術の平均治療費の10万円/回を超えるものを選びましょう。

ロシアンブルーに適したペット保険の補償内容と保険料

では実際に3つのポイントでロシアンブルーにピッタリなペット保険を見つけてみましょう!
3つのポイントをまとめると、ロシアンブルーにおすすめのペット保険は「通院・入院・手術を50%補償するペット保険」です。
15歳までに支払う生涯保険料の安い順に並べたので、まずはどんなものがあるかチェックしてみてください。

会社名商品名補償割合生涯保険料(猫・15歳まで)年間補償上限額通院入院手術
SBIいきいき少短プラン50スタンダード50%341,750 円50万円制限なし制限なし制限なし
FPCフリーペットほけん50%375,050 円85万円12,500円/日
年間30日まで
125,000円/入院
年間3入院まで
100,000円/回
年間1回まで
ペティーナまとめてプラン50%380,600 円20万円100,000 円/請求100,000 円/請求100,000 円/請求
PS保険50%補償プラン50%383,050 円100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
ガーデンプラチナ50%プラン50%394,370 円50万円制限なし制限なし制限なし
イーペットe-ペット5050%419,440 円60万円制限なし制限なし制限なし
アクサ損保ねこのきもち保険プラン5050%433,810 円50万円制限なし制限なし制限なし
ペット&ファミリーげんきナンバーわんプラン5050%490,180 円50万円制限なし制限なし制限なし
アニコム損保ふぁみりぃ50%プラン50%528,590 円60万円10,000円/日
年間20日まで
10,000円/日
年間20日まで
100,000円/回
年間2回まで
au損保通院ありタイプ50%コース50%328,360 円50万円制限なし制限なし制限なし
アイペット損保うちの子50%プラン50%792,220 円73万円12,000円/日
年間22日まで
12,000円/日
年間22日まで
100,000円/回
年間2回まで

※表は横にスクロールできます。
※au損保の「通院ありタイプ50%コース」は10歳までの保険料しか公開されていなかったため、0歳から10歳までの年間保険料の合計を表示しています。11歳から15歳までのおおよその年間保険料を加えた位置にしています。

通院・入院・手術を補償割合50%で補償するペット保険は11種類です。
その中でポイント1の「年間補償上限金額が50万円以上」、ポイント2の「通院を20日以上・1日当たり8,000円以上」、ポイント3の「手術を10万円以上」を見ると、ペティーナ以外の商品が条件を満たしていました。
どのペット保険も最低限の補償は用意しているということですね。

そうなると、この中で比べるとするならポイント1の「保険料の安さ」ということになります。
同じ補償割合だからと言って保険料も同じというわけではありません。
例えば、一番安いSBIいきいき少短と一番高いアイペットを比べてみると、45万円以上もの差があります。

11種類の中で一番生涯保険料が安いペット保険は「SBIいきいき少短のプラン50スタンダード」です。限度日数・限度額に制限はなく、年間補償上限金額の50万円になるまで自由に請求できます。
ただ、この50万円は年間補償上限金額の最低限のラインなので、少し心もとないかもしれません。

SBIいきいき少短より生涯保険料が3~4万円ほど高くはなりますが、年間補償上限金額が85万円の「FPCのフリーペットほけん」、100万円の「PS保険の50%補償プラン」もあります。何を重視したいかは飼い主様それぞれで違うと思いますので、この2商品もペット保険選びの候補に入れても良いでしょう。

これまでの見解をまとめると3つのペット保険に絞れます。その中から何を重視したいかよく考えて選んでみてください!

とにかく保険料を抑えたい方:SBIいきいき少短のプラン50スタンダード
少し保険料を上乗せして補償を強化させたい方:FPCのフリーペットほけんPS保険の50%補償プラン

ロシアンブルーにおすすめ!「SBIいきいき少短のプラン50スタンダード」「FPCのフリーペットほけん」「PS保険の50%補償プラン」の特徴

ロシアンブルーにおすすめのペット保険として選ばれた3商品ですが、どんな特徴があるのでしょうか?
最後に3つのペット保険についてチェックしてみましょう。

SBIいきいき少短のプラン50スタンダード

  • 保険料が一番安く、気軽に加入しやすい
  • 回数や金額を気にせず自由に請求できるが、年間補償上限金額は50万円と低めの設定
  • 膝蓋骨脱臼、椎間板ヘルニア、猫エイズは補償対象外項目に指定されている
  • 病気の場合は補償開始日から1ヶ月の待機期間がある
    (参考)ペット保険には補償までの待機期間がある?

FPCのフリーペットほけん

  • 高齢になっても上がりにくい料金設計になっているので継続しやすい
  • 年間30日までと通院を手厚く補償する。入院と手術もカバーするが、手術補償は年間1度のみ
  • 年間補償上限金額が85万円と高額に設定してある
  • カスタマーサービスにも定評がある

PS保険の50%補償プラン

※PS保険は「同一原因による手術は、2回目以降は補償の対象外」「生涯にわたって継続的に行っていく慢性疾患(心臓病など)の治療の場合は、最大でも一生涯20日まで補償」という制約があります。病気が完治したと判断された場合には日数がリセットされるようですが、根本的な治療方法のない心臓病や腎臓病などを発症した場合には十分な補償が受けられないことがありますので、それを理解したうえで選んだ方が良さそうですね。

まとめ

ペット保険が気になっていても種類がたくさんあってどれにすればいいか悩まれている方も多いと思います。ロシアンブルーに合ったペット保険を選ぶポイントをまとめたので、ペット保険選びの参考にしてみてください!

  • 保険料が抑えられていること
  • 通院の限度日数・限度額が十分なこと
  • 手術をある程度補償すること
  • ロシアンブルーにおすすめのペット保険は「SBIいきいき少短のプラン50スタンダード」「FPCのフリーペットほけん」「PS保険の50%補償プラン」

当サイトではほかの犬種・猫種におすすめのペット保険についても紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。