どっしりとした大きな体と優しい表情が特徴のセント・バーナード。「アルプスの少女ハイジ」に登場するヨーゼフのモデルとなったことでも有名です。セント・バーナードの性格やかかりやすい病気からおすすめのペット保険を ご紹介します。

セント・バーナード

温和で優しいセント・バーナード

セント・バーナードの特徴・性格

スイスが原産国のセント・バーナード。
どっしりとした体格と愛らしい垂れ耳、威厳のある風貌が特徴です。
成犬になると体重50㎏~90㎏にもなる大型犬です。
静かで落ち着いており、愛情が深いといわれています。また、温和で警戒心が強く、優しい性格をしています。

古くからアルプスの山で救助犬・捜索犬として活躍していたこともあり、賢く、飼い主の言うことをよく聞きます。
我慢強いところがあるので、小さい子どもの面倒もよく見てくれるでしょう。

セント・バーナードは短毛のスムース・ヘアと長毛のラフ・ヘアの2種類がいます。
ロングヘアタイプは、ウェーブか直毛かは個体によって分かれます。
毛色は、ホワイトにレッドブランやイエローブラウンの斑点があるものが多くみられます。

飼い方の注意点

セント・バーナードは成長すると体高60cm~70cmにもなる大型犬なので、飼うときは広いスペースとたっぷりの運動量が必要です。
1時間程度の散歩を1日に2回、毎日行ってあげましょう。
散歩に行くときは、体が大きい分ひっぱる力も強いので、周囲の人に迷惑をかけないようにしっかりとハンドリングしましょう。
賢い犬種なのでしつけはしやすいのですが、超大型犬で興奮すると手に負えなくなってしまうので、幼少期から飼い主の言うことをきちんと聞くようにしっかりしつけをすることが重要です。

また、セント・バーナードはもともと寒冷地の犬であることもあり、暑さが苦手です。
寒いところには耐性があるのですが、日本では夏の蒸し暑さにばててしまう可能性もあります。
真夏は冷房機器を使用して室内の気温を快適な温度に保ってあげましょう。

大型犬は体が大きい分、たっぷりのエサが必要です。
ただ、肥満になりやすく、太りすぎると関節に負担をかけることになってしまうので注意してください。
カロリーや脂肪分を控えめにして健康的な食事をとらせるようにしましょう。

また毛が抜けやすいので、こまめにブラッシングをしてください。
抜け毛を除去することで、下に落ちる抜け毛の量を減らせるでしょう。

セント・バーナードの飼い主さんはよだれの多さにびっくりするかもしれません。
よだれが常に出ているので、気になるときは犬用のよだれかけをつけてあげてください。

かかりやすい病気とその治療費を知っておこう

飼いやすい犬種であるセント・バーナードですが、大型犬ならではの発症しやすい病気もあります。
ここでは、セント・バーナードがかかりやすいといわれる「てんかん」「股関節形成不全」「眼瞼内反症」についてご紹介します。

てんかん

てんかんは突発的な発作で、けいれんや失神、横転、泡を吹くなどの症状がでることもあれば、四肢をつっぱり、体を震わせることもあります。多くの場合、数十秒ほどで通常の状態に戻りますが、けいれんが長く続くようであれば命の危険も考えられるので、注意が必要な病気です。

てんかんは遺伝的な要素が強いといわれていますが、そのほかにも脳の腫瘍や奇形、損害、ストレス、低血糖、低酸素などが原因になるともいわれています。

てんかんの症状が起きたときは、その様子を動画に撮影したり、いつ、どんなときに、どんな症状が出たのかをメモしたりするようにして、状況を正確に獣医に伝えましょう。

【治療費について】
てんかんの治療では、まずは原因の特定を行います。
原因となる病気がある場合はそちらの治療が優先されますが、そうでない場合は主に抗てんかん薬の投与を行います。
抗てんかん薬を用いることで、発症頻度を抑えたり、重症化したりすることを予防する狙いがあります。

通院
治療費5,000~1万円/回

てんかんの症状が出た場合、投薬治療は一生継続する必要があります。
1回の治療費は少額であったとしても、通院を重ねていけば治療費は高額になります。

セント・バーナードを飼う人は、長期的な通院を補償してくれるペット保険を選びましょう。
また、ペット保険会社によってはてんかんを補償対象外にしているところもあるので、必ず確認してください。

股関節形成不全

股関節形成不全は、先天的に股関節に異常がある状態です。
大腿骨頭が骨盤のくぼみに正常におさまらず、炎症や脱臼などをひき起こします。
股関節形成不全を発症した子犬は、生後4~6か月くらいから歩行に乱れが見られるようになり、運動障害が出はじめます。

遺伝的要因によるものといわれており、セント・バーナードなどの大型犬に発症する病気です。
症状は徐々にあらわれるので、運動を嫌がったり、スキップのような特徴的な歩き方をしていたりした場合は、動物病院を受診したほうがよいでしょう。

【治療費について】
治療は症状の程度によって変わります。
症状が軽度の場合は、急激な体重の増加がないように注意しながら安静療法をとります。
股関節形成不全により痛みが生じている場合は、鎮痛剤や抗炎症剤などの投薬治療を行います。
さらに症状が進行している場合は、外科手術が必要になることもあります。ときには人工関節を入れることもあります。

通院(通算5~10回)手術・入院(2~5回)
治療費2,000 ~ 5,000円/回10万 ~ 55万円

投薬治療になると、継続的な通院が必要になります。
また重症化している場合は、手術が必要になるため、内容によっては入院費も含めて50万円ほどと高額になる可能性もあります。
入院・通院・手術、すべてを高い割合で補償してくれるペット保険を選ぶとよいでしょう。
股関節形成不全を補償対象外にしているペット保険会社もあるため、加入前に、ペット保険会社が股関節形成不全を補償しているかどうかを確認しておきましょう。

眼瞼内反症

眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)は、まぶたが内側にめくれる状態のことをいいます。
まつげが眼球に当たりやすく角膜炎や結膜炎などの症状を起こしやすくなります。
目が赤くなったり、目やにや涙が増えたりします。

目を掻いたり、顔をものにこすりつけたりするようなしぐさを頻繁にみるようであれば動物病院を受診したほうがよいでしょう。

【治療費について】
刺激の原因になっているまつげを抜き、炎症がみられる場合は抗炎症剤や点眼薬を投与して炎症を抑えます。
症状が重度の場合はまぶたを正常な状態に戻すため、外科手術を行います。

通院(通算1~5回)手術入院(1~2日)
治療費3,000~1万円/月2万~4万円5万 ~ 10万円

投薬治療の場合は継続的な通院が必要ですし、手術をする場合は入院費も含めて7万~14万円程度かかってしまいます。
通院・入院・手術すべてをしっかりと補償してくれるペット保険に加入しましょう。

セント・バーナードにおすすめのペット保険を選ぶポイントは3つ

かかりやすい病気を見てみるとセント・バーナードにどんなペット保険が合っているのか見えてきますね。
そこで、ペット保険を選ぶポイントを3つにまとめてみました!

ポイント1:通院・入院・手術を高い割合で補償すること

セント・バーナードがかかりやすい病気を見てみると、通院・入院・手術をいずれもカバーするペット保険が必要になることがわかります。

ペット保険のプランには、手術のみを補償するもの、入院のみを補償するものなどがありますが、できれば通院・入院・手術を幅広く補償するプランを選びましょう。

股関節形成不全など高額な手術費が必要になる病気もあるので、70%以上の高い補償割合のプランを選びましょう。

ポイント2:股関節形成不全・てんかんを補償すること

ペット保険には、もともと補償されない病気を設定しているものがあります。
もしセント・バーナードのかかりやすい病気が補償対象外項目に指定されていると、その治療費は支払われません。

股関節形成不全やてんかんは、いくつかのペット保険で補償対象外になっています。
発症する可能性を考えると、これらのペット保険は選ばないほうが良いでしょう。

<股関節形成不全を補償対象外にしている保険会社>

  • 楽天少短
  • 日本ペットプラス(ガーデン)
  • アニマル俱楽部

<てんかんを補償対象外にしている保険会社>

  • 楽天少短
  • 日本ペットプラス(ガーデン)
  • アニマル俱楽部

ポイント3:手術の補償が充実していること

股関節形成不全は、手術をすることになると高額な治療費が必要になる可能性があります。
そのため、手術の補償が充実しているペット保険を選ぶべきです。

ペット保険には、1年に支払う保険金の限度額が決まっているものがあり、これを年間補償限度額といいます。
手術費は数十万円もの高額な費用がかかってくるので、年間補償限度額が低いと十分に補償してもらえません。

年間補償限度額は最低でも80万円以上に設定されているものを選びましょう。

セント・バーナードに適したペット保険を補償内容と保険料から選ぶ

上記の3つのポイントから、セント・バーナードのペット保険を選んでみましょう。

まずポイント1から「通院・入院・手術を70%以上で補償するペット保険」ということで、70%補償プランと80%補償プランのものを抜き出しました。

70%補償するペット保険

会社名商品名生涯保険料(大型犬・15歳まで)年間補償限度額通院入院手術
FPCフリーペットほけん70%補償プラン568,900 円85万円12,000円/日
年間30日まで
125,000円/入院
年間3入院まで
100,000 円/回
年間1回まで
PS保険70%補償プラン685,890円100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
日本ペットプラス(ガーデン)プラチナ70%プラン804,710円70万円制限なし制限なし制限なし
楽天少短あんしんペットL840,910円70万円制限なし制限なし制限なし
アクサ損保いぬのきもち保険プラン70894,050円70万円制限なし制限なし制限なし
SBIいきいき少短プラン70スタンダード987,070円70万円制限なし制限なし制限なし
イーペットe-ペット701,073,750円60万円制限なし制限なし制限なし
ペット&ファミリーげんきナンバーわんプラン701,089,130円70万円制限なし制限なし制限なし
アニコム損保ふぁみりぃ70%プラン1,322,010円84万円14,000円/日
年間20日まで
14,000円/日
年間20日まで
140,000円/回
年間2回まで
au損保通院ありタイプ70%コース1,028,980円70万円制限なし制限なし制限なし
アイペット損保うちの子70%プラン2,132,870円122万円12,000円/日
年間22日まで
30,000円/日
年間22日まで
150,000円/回
年間2回まで

※表は横にスクロールできます。
※アニマル俱楽部の各プランは11歳までの保険でその後別プランに移行されるため、0歳から11歳までの年間保険料の合計を表示しています。12歳から15歳までのおおよその年間保険料を加えた位置にしています。

80%以上補償するペット保険

会社名商品名補償割合生涯保険料(大型犬・15歳まで)年間補償限度額通院入院手術
PS保険100%補償プラン100%895,000 円100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
日本ペットプラス(ガーデン)プラチナ90%プラン90%1,034,710 円90万円制限なし制限なし制限なし
アニマル倶楽部オレンジプランⅡ100%692,760 円63万円5,000円/日
年間20日まで
10,000円/日
年間30日まで
30,000円/回
年間2回まで
アニマル倶楽部プレミアムオレンジプランⅡ100%766,320 円72万円5,000円/日
年間60日まで
10,000円/日
年間30日まで
60,000円/回
年間2回まで
アニマル倶楽部グリーンプランⅡ100%917,640 円126万円6,000円/日
年間60日まで
12,000円/日
年間60日まで
90,000円/回
年間2回まで

※表は横にスクロールできます。

これらのうち、ポイント2から「年間補償限度額が80万円以上」のものを絞り込み、ポイント3から股関節形成不全とてんかんを補償対象外とするペット保険を除外します。

絞り込んだ結果、以下の3つの保険が残りました。

会社名商品名生涯保険料(大型犬・15歳まで)年間補償限度額通院入院手術
FPCフリーペットほけん70%補償プラン568,900 円85万円12,000円/日
年間30日まで
125,000円/入院
年間3入院まで
100,000 円/回
年間1回まで
アニコム損保ふぁみりぃ70%プラン1,322,010円84万円14,000円/日
年間20日まで
14,000円/日
年間20日まで
140,000円/回
年間2回まで
アイペット損保うちの子70%プラン2,132,870円122万円12,000円/日
年間22日まで
30,000円/日
年間22日まで
150,000円/回
年間2回まで

※表は横にスクロールできます。

これら3つのプランを比べるとFPCのフリーペットほけんがダントツで保険料が安いことがわかります。しかも年間補償限度額は85万円と十分な補償があります。

手術補償をみてみると、アニコムは年間2回まで14万円、アイペットは年間2回まで15万円です。
一方でFPCは1回10万円で年間1回までしか補償されません。

しかし、手術を年間2回以上行う可能性はそこまで高くないと考えれば、FPCの保険の条件は悪くありません。

保険料の圧倒的な安さと補償の充実度を考えれば、セント・バーナードのペット保険にはFPCがぴったりだといえます。

セント・バーナードにおすすめ!「FPCのフリーペットほけん70%補償プラン」の特徴

最後に、セント・バーナードにおすすめのペット保険「FPCのフリーペットほけん」の特長を確認してみましょう。

FPCのフリーペットほけん

  • 生涯保険料が安く抑えられている
  • 通院・入院・手術をすべてカバーするが、手術補償は年間1度のみ
  • 年間補償限度額が85万円と高額に設定してある
  • 約款にもデメリットになるような項目はない

まとめ

かかりやすい病気に合わせてペット保険を選ぶと納得のできる商品を見つけやすくなります。以下のポイントを参考に、セント・バーナードに合ったペット保険を探してみてください!

  • ポイント1:通院・入院・手術を高い割合で補償すること
  • ポイント2:股関節形成不全・てんかんを補償すること
  • ポイント3:手術の補償が充実していること
  • セント・バーナードにおすすめのペット保険は「FPCのフリーペットほけん70%補償プラン

当サイトではほかの犬種・猫種におすすめのペット保険についても紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。