日本犬である柴犬は、他のワンちゃんと比べて健康的で、体が丈夫な子が多いといわれています。
でも病気やケガにかからないとは言い切れません。かかりやすい病気やケガをチェックして、おすすめのペット保険を選びましょう!

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柴犬の特徴や飼い方のポイント

特徴

日本犬は6種類(柴、秋田、甲斐、紀州、四国、北海道)に分かれることは知っていますか?
その中でも柴犬は一番古い犬種らしく、山岳地帯で鳥や小動物を狩る猟犬として飼育されていたそうです。
そのため骨格がしっかりとしていますし、性格は勇敢で警戒心が強く、冷静なので番犬としても活躍していました。

一方で飼い主には忠実で、愛情深いという性格も持ち合わせています。最近ではツンデレの部分も魅力に感じている方も多いのだとか。
毛色は茶、赤、黒、胡麻などさまざま。意外と種類があるのも特徴ですね。

飼い方

柴犬は番犬として活躍していただけあってしつけが難しく、飼い主様以外は警戒心が強い子がいます。
幼い頃から人や他のワンちゃんとたくさんコミュニケーションをとっていると、誰にでもフレンドリーになってくれますよ。

そして、柴犬は毎日の運動が欠かせない犬種です。ストレスや肥満にならないように長く散歩をしたり、ドッグランで十分な運動をさせてあげてくださいね。

体が丈夫な柴犬でもなりやすい病気やケガって?

柴犬は健康的で体が丈夫といわれていますが、室内飼育の増加などいろんな原因で病気にかかりやすくなっているようです。
ここでは、柴犬が発症しやすい「アトピー性皮膚炎」や「白内障」、「膝蓋骨脱臼」について紹介します!

アトピー性皮膚炎

柴犬は皮膚が弱いので、アトピー性皮膚炎になりやすいといわれています。ハウスダストやダニなどのアレルゲンに過剰に反応して皮膚に炎症を引き起こす病気で、1~3歳のころに多く発症します。

また、柴犬は遺伝的にも発症しやすい犬種で、とくに親犬がアトピー体質だった場合は気を付けなければいけません。柴犬の毛質はしっかりとしていて、密に生えているので日常的にブラッシングをすることも大切です!

【治療費について】
検査でアトピー性皮膚炎のアレルゲンを特定して、痒みを抑えるための抗ヒスタミン剤の投与や自宅での薬用シャンプーで治療をします。
一度の治療費は2,000~5,000円程度ですが、完治するには長期的な通院が必要となるので、結果的に高額になってしまう可能性があります。

白内障

眼球内の水晶体が白く濁り、視力が低下する病気で、7歳を過ぎた高齢のワンちゃんに発症が多くみられます。
遺伝的なものや有害物質の吸引、他の病気か引き起こされる場合など原因はさまざまですが、柴犬の場合、発症の多くは遺伝によるものだといわれています。

【治療費について】
視力がまだ残っている状態の場合は、内服薬と点眼薬を投与することによって進行を抑えることができます。一度の治療で2,000~5,000円程度ですが、長期的に投与し続けなければなりません。
失明している場合は、人工の眼内レンズを付ける外科手術を行います。手術費と入院費など合わせて20~25万円と高額になるので家計の負担になってしまいます。

膝蓋骨脱臼

「膝蓋骨脱臼」は、ワンちゃんの膝蓋骨(人間でいうと膝のお皿の部分)が正常な位置から脱臼してしまった状態をいいます。
遺伝的に膝蓋骨の周りの筋肉や骨に異常がある先天性と、ケガなどで発症した後天性がありますが、柴犬の場合、発症の多くは遺伝によるものです。
柴犬は日本犬の中で体が一番小さく、活動的な犬種なので、後天性な理由でも膝蓋骨脱臼になることもあるようです。

【治療費について】
膝蓋骨脱臼は、重症度によって4段階のグレードに分類され、グレードによって治療方法が異なります。
鎮痛剤やレーザー療法などによって症状の緩和を目的とした内科治療や、膝蓋骨を正常な位置に戻す外科治療が行われます。
内科治療は長期的な通院が必要になり、手術をする場合は10万円以上かかってくるので前もって費用を準備しておく方がいいでしょう。

柴犬におすすめのペット保険を選ぶポイント

いくら気を付けていても、いつ病気やケガをしてしまうか分かりません。先ほど紹介したアトピー性皮膚炎は長期的な治療が必要になりますし、膝蓋骨脱臼は高額な治療費がかかります。
そんなもしものときに助けてくれるのがペット保険です。以下のポイントで柴犬にピッタリなペット保険を選んでみましょう!

ポイント1:長期の通院に対応できること!

柴犬はアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患になりやすい犬種です。皮膚関連の病気は完治までに何度も通院が必要になってきます。
ペット保険の中には限度日数を設定してある商品は少なくありません。もし通院の限度日数が少なかったら、保険が適用できる日数が足らなくなって「治療の後半から全額自腹になって大変…これじゃ保険に入った意味がない!」となってしまいます。
そうならないためにも限度日数が決まっている場合は、最低でも20日以上の補償がある商品を選ぶようにしましょう。

ポイント2:手術は1日の限度額が高いこと!

手術にかかる費用は動物病院によって異なりますが、意外に高額になることがあります。柴犬がかかりやすい膝蓋骨脱臼では30万円かかったケースもあり、こういった万が一の高額な出費に備えるためにペット保険に加入しておくと安心ですよね。

手術補償にも1日の限度額が決まっている商品が多くあります。この限度額を超えた治療費は補償の対象外になってしまうので、高額な治療費にも対応できるように最低でも1日の支払い限度額が10万円以上、年間補償上限が50万円以上あると安心です。

ポイント3:膝蓋骨脱臼を補償すること!

ペット保険には補償対象外項目を設けているものがあります。それぞれの商品の約款を確認したところ、柴犬がなりやすい膝蓋骨脱臼が対象外項目になっている保険会社を見つけました!


<膝蓋骨脱臼を補償対象外にしている保険会社>

  • ペット&ファミリー(げんきナンバーわん)
  • あんしんペット
  • ガーデン
  • アニマル俱楽部

膝蓋骨脱臼が補償対象外に指定されている場合、たとえ保険に入っていても膝蓋骨脱臼にかかった治療費は残念ながら補償されません…。
なりやすい傷病が補償対象外に入っている商品は選ばない方が良さそうです。

柴犬に適したペット保険を補償内容と保険料から選ぶ!

それでは、ここからは紹介した3つのポイントをチェックして柴犬におすすめのペット保険を選んでいきましょう!
今回はポイント3の膝蓋骨脱臼を補償対象外にしている保険会社以外の商品をピックアップしてみました。
その中で一番種類が多く選ばれている50%補償のペット保険に絞り、15歳までに支払う生涯保険料の安い順に並べています。
通院と手術の補償内容はどうなっているのでしょうか?

会社名商品名割合生涯保険料年間補償上限金額通院入院手術免責保険料備考
FPCフリーペットほけん50%435,950 円85万円12,500円/日
年間30日まで
125,000円/入院
年間3入院まで
100,000円/回
年間1回まで
なし
ペティーナまとめてプラン50%451,000 円20万円100,000円/請求100,000円/請求100,000円/請求なし
ペットライフジャパンサポート5555%508,323 円90万円10,000円/日
年間20万円まで
10,000円/日
年間20万円まで
100,000円/回
通算20万円まで
なし
PS保険50%補償プラン50%494,910 円100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
なし
イーペットe-ペット5050%563,290 円60万円制限なし制限なし制限なしなし
アクサ損保いぬのきもち保険プラン5050%661,340 円50万円制限なし制限なし制限なしなし
au損保通院ありタイプ50%コース50%412,810 円50万円制限なし制限なし制限なしなし※10歳までの保険料
アニコム損保ふぁみりぃ50%プラン50%699,140 円60万円10,000円/日
年間20日まで
10,000円/日
年間20日まで
100,000円/回
年間2回まで
なし
アイペット損保うちの子50%プラン50%905,540 円72.8万円12,000円/日
年間22日まで
12,000円/日
年間22日まで
100,000円/回
年間2回まで
なし

※表は横にスクロールできます。
※au損保の「通院ありタイプ50%コース」は10歳までの保険料しか公開されていなかったため、0歳から10歳までの年間保険料の合計を表示しています。11歳から15歳までのおおよその年間保険料を加えた位置にしています。
※ペティーナの「ゆとりプラン」は11歳までの保険料しか公開されていなかったため、0歳から11歳までの年間保険料の合計を表示しています。12歳から15歳までのおおよその年間保険料を加えた位置にしています。

「通院を20日以上、手術を10万円以上、年間補償上限金額は50万円以上」というポイントでチェックしたところ、なんとピックアップしたほとんどの商品がクリアしていました!
どの商品も飼い主様が求めていることをくみ取った補償内容にしているようです。

ポイントで絞ってもたくさんの種類があるので迷いますね。では、3つのポイントのほかに着目するところは何があると思いますか?
そう、「保険料」です。
保険料は生涯を通して関わってくることになので比較には外せませんね。

保険料の安さで見ると「FPCのフリーペットほけん」が一番安い商品になっています。
通院を年間30日までしっかり補償してくれるので十分と言えるでしょう。
ただ、手術は10万円まで補償してくれますが、年に1回までしか対応できません。
そんなに手術をする頻度が少ないとは言っても、手術にもっと備えたい方にとっては少し不安かもしれませんね。

そんな方には「PS保険の50%補償プラン」がおすすめです!
保険料は少し上がりますが通院は年間20日、手術は年間2回と心強い補償になっています。
※「ペットライフジャパンのサポート55」は2番目に保険料が安いですが、手術補償が加入期間中で通算2回しか補償しないので今回は選んでいません。

以上をまとめると…

どちらかというと通院を重視したい方:FPCのフリーペットほけん
どちらかというと手術を重視したい方:PS保険の50%補償プラン

このようにおすすめできます!
何を重視したいのか考えて、どちらかを選んでみるのもいいかもしれませんよ!

柴犬におすすめ!「FPCのフリーペットほけん」「PS保険の50%補償プラン」の特徴

では最後に、柴犬におすすめのペット保険として選んだ2つの商品の特徴をおさらいしてみましょう!

FPCのフリーペットほけん

  • 保険料が安く、高齢になっても上がりにくい料金設計になっているので継続しやすい。
  • 通院を手厚く補償する。入院と手術もカバーするが、手術補償は年間1度のみ。
  • 年間補償上限金額が85万円と高額に設定してある。
  • 約款にも落とし穴になるような項目はなく、カスタマーサービスにも定評がある。

PS保険の50%補償プラン

※PS保険は「同一原因による手術は、2回目以降は補償の対象外」「生涯にわたって継続的に行っていく慢性疾患(皮膚炎など)の治療の場合は、最大でも一生涯20日まで補償」という制約があるので、それを理解したうえで選んだ方が良さそうですね。

まとめ

日本の代表的な犬種でもある柴犬。体が丈夫な犬種と言われていても病気やケガに備えたいですよね。
柴犬に合ったペット保険を選びやすくするために、ポイントを以下にまとめてみました!

  • 長期の通院に対応できること
  • 手術は1日の限度額が高いこと
  • 膝蓋骨脱臼を補償すること
  • 柴犬におすすめのペット保険は「FPCのフリーペットほけん」「PS保険の50%補償プラン」

当サイトではほかの犬種・猫種におすすめのペット保険についても紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。

参考リンク