上品な見た目のシャムは、活発で明るく、運動量がたくさん必要になる描種です。シャム特有の病気もあるので、しっかりと対処できるようにピッタリなペット保険を選びましょう!

シャム

シャム(サイアミーズ)は活発でいたずら好きな猫種

シャムの性格

貴族に愛されていたシャムは、上品な見た目とは反して活発で遊び好きな猫です。加えて好奇心旺盛な性格なので、いたずら好きでもあります。

また、シャムは飼い主に対して深い愛情を示します。一見、人に興味がないようなマイペースな猫のように思えますが、おもちゃを使って遊んであげるなどすることで、シャムは飼い主に対して愛情を示し、甘える姿を見せてきます。

ただ、愛情深い反面で家族と認めない者に対して強い警戒心を見せることがあります。
近年のシャムは改良を重ねて、比較的飼いやすい猫種となりましたが、以前のシャムは人に懐くことがなかったと言われています。
その名残なのか、来客が来ても知らんぷりをしたり、隠れたりしてしまうようです。

飼い方の注意点

活発でいたずら好きなシャムは、何よりも運動量が重要視されます。
そのため、シャムが運動できるスペースを確保する必要があります。背の高いキャットタワーはもちろんのことですが、飼い主自身がボールなどのおもちゃを使って遊んであげるようにしましょう。

シャムは貴族に愛されてきた猫というだけあり、大変繊細な猫種です。
そのため、ストレスが溜まりやすく、美しい被毛が脱毛したり、攻撃的になったりと、あらゆる問題が発生することがあります。

シャムを飼うために気をつけることは、適度なコミュニケーションと適度な遊び、そしてシャムにとって充分な活動スペースです。
まずはストレスが溜まらないように、しっかりとシャムにとって快適な生活をさせられるようにしましょう。

かかりやすい病気とその治療費を知っておこう

活発で元気なシャムには気を付けなければならない病気がいくつかあります。
ここでは、シャムがかかりやすいといわれる「慢性腎不全」「先天性難聴」「進行性網膜萎縮症」「糖尿病」「尿結石」についてご紹介します。

慢性腎不全

慢性腎不全は緩やかに年数をかけてじっくりと腎臓の機能が破壊されていきます。
おしっこの回数が増加、水をよく飲む、体重減少、食欲低下、口臭などの症状が見られますが、慢性腎不全は腎臓が7割以上破壊されてからようやくこうした症状が出てくる場合があると言われているので、気づいた頃には病状が更に悪化していたということがあるようです。

また、末期の状態になると尿毒症という血中内に老廃物が溜まってしまう状態になります。
尿毒症は、最悪の場合死に至る危険性があるので、末期に至るまでに早期発見、治療に取り掛かることが重要となるでしょう。

慢性腎不全はどの猫も加齢と共に発症率が上がり、これといった予防策はなく、6歳ごろは特に気を付けなければなりません。

【治療費について】
破壊された腎臓はもとに戻すことができませんが、主に投薬治療と食事療法で症状を遅らせ、症状を緩和していきます。
食事内容は低たんぱく、低ナトリウムの食事内容となりますが、現在では腎臓疾患がある猫のための処方食があるので、そちらを利用してみると良いでしょう。

通院
治療費3,000 ~ 1万円/回

慢性腎不全は進行性の病気で、基本的には完治することはありません。
一生投薬治療を続ける必要があったりフードを療法食に変更したりと、継続的な治療を長期間行うので、治療費はかさんでいきます。
そのため、長期的な通院や万が一の手術を補償してくれるペット保険を選ぶことがポイントです。

先天性難聴

猫は基本的に気まぐれで自由奔放な性格であるため、飼い主が呼びかけても知らんぷりすることがありますが、中には本当に飼い主の声が耳に届いていない可能性あります。

白い被毛、青い瞳のような色素が薄い猫は、生まれつき難聴であることが多く、特にシャムにこの先天性難聴が見られるので、あまりにも反応が悪い場合は手を叩いて音を出すなどしてみましょう。

また、難聴になることで中には高いところに登れなくなってしまうシャムもいるようです。このような異常が見られた際は動物病院で診てもらってください。

【治療費について】
先天性難聴の場合、治療法はありません。後天性で発症した可能性もゼロとは言い切れないので、一度病院で診察してもらいましょう。

猫は聴覚だけでなく、嗅覚や視覚で補うことができるので生活にあまり支障がみられないでしょうが、シャムにストレスがかかりやすくなっていることは間違いないので注意が必要です。

通院
治療費1万 ~ 4万円/回

先天性難聴は治療法がないので継続的な通院が必要です。一度の受診でかかる治療費が1万~4万円もかかるので治療費はかさんでいきます。
そのため、通院補償をしっかりと補償してくれるペット保険がおすすめです。

進行性網膜萎縮症

眼球を覆う膜のうち、最も内側にある膜である網膜が縮み、変性することで起こる目の病気です。
暗いところでものが見えづらそうにする、歩くとき壁や物にぶつかったり、つまずいたりする、動くものを目で追わない、などの症状からはじまり、次第に日中や明るいところでも目が見えなくなり、やがて失明します。

原因不明の遺伝性の病気で、治療法も予防法もないのが現状です。
シャムはこの病気にかかる可能性が比較的高い描種です。
生後数か月でかかる場合もあれば、大人になってからかかる場合もあります。

【治療費について】
萎縮した網膜は元に戻らないため、根本的な治療法はありませんが、この病気にかかると、白内障や緑内障を発症する恐れがあるため、定期的な通院や検査が必要になります。

通院
治療費5,000 ~ 1万円/回

進行性網膜萎縮は定期的な通院が長期間続く可能性があります。
そのため、通院回数に制限がない、あるいは回数が多めに(20日以上~)設定してあるペット保険を選ぶことがポイントです。

【獣医が解説】犬・猫の進行性網膜萎縮症の症状・原因・予防・対策・治療方法と治療費まとめ

糖尿病

人間の病気でもよく聞く糖尿病は、シャムがかかりやすい病気のひとつです。
糖尿病そのものも内臓に障害をきたす病気ではありますが、更に恐ろしいのは、腎不全、肝硬変、急性膵炎、糖尿病性ケトアシドーシスという命を脅かす重篤な病気を併発する可能性があることです。

特に去勢を施したオスに多いと言われており、水を飲む量、食べる量が増える、体重減少、腹部が膨らむといった特徴が見られます。

【治療費について】
糖尿病になると、インスリンというホルモンが正常に機能しなくなり、必要なブドウ糖を細胞内に取り込むことができなくなってしまいます。
そのため、治療の際は毎日インスリン投与と食事療法をする必要があります。

通院(通算10~20回)
治療費5,000 ~ 2万円/回

糖尿病は、長く付き合っていかなければならない病気です。数十回と継続的に通院を行うので、最終的に5万~40万円もかかってしまいます。
そのため、通院補償をしっかりと備えてくれるペット保険を選びましょう。

【獣医が解説】犬・猫の糖尿病の症状・原因・予防・対策・治療方法と治療費まとめ

尿結石

シャムは比較的に尿結石も発症しやすく、特に年齢が若いころに多く見られます。
できた尿石の大きさによって、血尿や尿が出にくい、あるいは出ないという排尿障害が見られます。

尿の中に含まれる成分が固まってしまった尿石(尿結石)と言われるものが、尿の通り道である膀胱、尿道、腎臓、尿管にできてしまうことで症状が現れます。

成分がどのようにして尿石となるかというメカニズムは明確ではありませんが、水の摂取不足、偏った栄養バランスによる食生活が主な原因と言われているので、比較的対策はしやすいと言えるでしょう。

【治療費について】
主に抗生剤で体内にできた尿石を溶かして排出する治療方法がとられます。ただし、尿石の成分や大きさによっては外科手術を行う場合もあります。
このとき、処置が遅れてしまうと膀胱炎となり、尿道閉塞を起こします。最悪の場合、腎不全により死に至ってしまう可能性もあるので、油断はできない病気でしょう。

通院(通算3~10回)手術・入院(3~5日)
治療費2,000 ~ 1万円/回5万 ~ 15万円

尿石症は完治までに時間がかかる場合があります。動物病院への受診頻度や治療方法にもよりますが、通院のみの場合は1万~10万円、手術になると5万~15万円もかかってしまいます。
そのため、長期的な通院やある程度手術を補償してくれるペット保険を選ぶことがポイントです。

シャムに(サイアミーズ)におすすめのペット保険を選ぶポイントは3つ

かかりやすい病気をチェックすると、何に備えればいいか見えてきませんか?
かかりやすい病気から分かった、シャムのペット保険選びに大切なポイントをまとめてみました。

ポイント1:通院を重点的に補償すること

長期の通院をする病気になりやすいシャムには、通院を重点的に補償する通院重視型のペット保険がおすすめです。
今回紹介した尿結石は手術や入院が必要になる場合もあるので、もしものときに不安という方もいると思いますが、補償を通院のみに絞ることで保険料を抑えられるので、回数が多い通院は保険で、万が一の手術・入院は貯金からとするのも一つの方法です。

ポイント2:通院の日額・日数制限が十分なこと

通院を重点的に補償するペット保険を選んでも、補償が不十分だと意味がありません。
ペット保険には1日に支払われる保険金の限度額や1年に補償できる限度回数といった制限が設定されているプランがあります。

1日にかかる平均治療費
通院8,000 円
入院12,000 円
手術100,000 円

調査の結果、通院の1日にかかる平均治療費は8,000円ということがわかっています。
通院にしっかり備えられるようにするために、限度額は平均治療費の8,000円以上、限度回数は30日以上あるペット保険だと安心でしょう。

ポイント3:免責金額が設定されていないこと

ペット保険はプランによって免責金額が設定されているものがあります。免責金額があると、設定されている金額を超えないと補償を受けられません。

例えば、免責金額が5,000円で、1回の治療が3,000円なら一切補償が受けられないということになります。
通院治療は比較的少額な治療費が長く続きます。通院治療が多くなることが予想されるシャムは、免責金額が設定されていないペット保険を選ぶようにしましょう。

(参考)ここは必ずチェック!ペット保険にある「免責」って何?

シャム(サイアミーズ)に適したペット保険の補償内容と保険料

ペット保険にはいろいろなプランがありますが、ポイント1の「通院を重点的に補償するペット保険」で絞ると4種類のみしかありません。

なお、アニマル俱楽部のブループランⅡは12歳まで更新可能で、それ以降はシニア専用プランに切り替わる保険です。それに合わせてガーデンの各プランも12歳までの保険料を合計し比較しています。

会社名商品名補償割合生涯保険料(猫・12歳まで)年間補償上限金額通院入院手術免責
日本ペットプラス(ガーデン)ゴールド50%プラン50%175,670 円50万円制限なしなし
日本ペットプラス(ガーデン)ゴールド70%プラン70%245,900 円70万円制限なしなし
日本ペットプラス(ガーデン)ゴールド90%プラン90%316,160 円90万円制限なしなし
アニマル倶楽部ブループランⅡ100%266,370 円39万円5,000円/日
年間30日まで
8,000円/日
年間20日まで
なし

※表は横にスクロールできます。

ポイント2の「限度額8,000円以上、限度日数30日以上」を見ると、アニマル俱楽部は通院が日額5,000円までしか補償しないので、候補から外せます。
ポイント3の「免責金額の有無」はどの保険も免責金額は設定されていませんでした。

そう考えると、ガーデンのプランの中から選んだ方が良さそうですよね。50%・70%・90%と補償割合が3種類用意されていますが、どれがいいのでしょうか?

補償割合が違うペット保険を比較する際には、単純に保険料の安さだけで選ぶのではなく、価格と補償内容のバランスが取れた商品を選びましょう。価格の割に補償割合が高い商品を選ぶための指標のひとつにコストパフォーマンス(コスパ)があります。
コスパの求め方は生涯保険料を補償割合で割った数字(補償割合1%あたりの生涯保険料)で算出しています。この金額が小さいほど、よりコスパがよいということになります。

同じ補償内容ならできるだけ保険料が安く、コスパがいい商品を選びたいところです。
以下の表で、ガーデンの各プランのコストパフォーマンスを確認してみましょう。

会社名商品名補償割合生涯保険料(猫・12歳まで)年間補償上限金額コスパ(補償割合1%あたりの保険料)
日本ペットプラス(ガーデン)ゴールド50%プラン50%175,670 円50万円3,513円
日本ペットプラス(ガーデン)ゴールド70%プラン70%245,900 円70万円3,513円
日本ペットプラス(ガーデン)ゴールド90%プラン90%316,160 円90万円3,513円

※表は横にスクロールできます。

それぞれのコスパを比べてみると、どれもほとんど同じということが分かりました。
つまり、どの補償割合を選んでも補償に対する保険料のコスパに変わりはありません。

コスパが変わらないのなら、生涯保険料が安く家計の負担にならない「ゴールド50%プラン」がいいでしょう。
もちろん、より高い補償割合を求める場合には、予算に合わせて70%や90%のプランも検討してみてください。

しかし、やはり尿結石を発症したとき通院だけでは不安だから手術や入院にも備えたい…という方には、通院・手術・入院すべてを補償してくれるペット保険がおすすめです!

例えば、通院・手術・入院すべてを補償するペット保険のランキングで1位のFPCの50%補償プランとガーデンの「ゴールド50%プラン」を比較すると、

FPC の「フリーペットほけん」の0~12歳までの生涯保険料291,200円
ガーデンの「ゴールド50%プラン」の0~12歳までの生涯保険料175,670円

となり、この2つのプランの保険料の差は、13年間で115,530円です。
つまり、月々平均741円を足すだけで、手術や入院の補償も追加することができます。

通院だけでなく手術や入院にも備えたいという方は、こちらの比較ページも参考にしてみてください。
(参考)【数字で徹底比較】通院・入院・手術を補償するペット保険ランキング

シャム(サイアミーズ)におすすめ!「日本ペットプラス(ガーデン)のゴールド50%プラン」の特徴

シャムのおすすめのペット保険として選んだ「ガーデンのゴールド50%プラン」はどういった特徴があるのでしょうか?最後に確認しておきましょう!

日本ペットプラス(ガーデン)のゴールド50%プラン

  • 日額制限・回数制限がなく、年間補償限度額の50万円まで補償が受けられる
  • インターネット割引や無事故割引など多彩な割引がある
  • ペット賠償責任特約を付けられる
  • 膝蓋骨脱臼などの特定のケガや病気が補償されないという制約がある

まとめ

かかりやすい病気の治療方法に合わせてペット保険を選ぶのも一つの方法です。シャムのペット保険選びのポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!

  • 通院を重点的に補償すること
  • 通院の限度額・限度回数が十分なこと
  • 免責金額が設定されていないこと
  • スフィンクスにおすすめのペット保険は「日本ペットプラス(ガーデン)のゴールド50%プラン」

当サイトではほかの犬種・猫種におすすめのペット保険についても紹介しています。
よろしければ以下のページも参考にしてみてください。