高額な費用がかかってしまう手術を重点的にカバーするタイプが手術重視型です。その中でも、一番人気のある50%の補償割合に絞って比較しました。
比較した過程も詳しく紹介しているので、ぜひペット保険選びにお役立てください!

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これまでは「ペットの手術代が高いことは知っている。そのお金を自費で負担するのは正直キツイ」という人に向けて、手術を重点的に補償するペット保険の中でも、70%補償の場合80%~100%補償の場合についておすすめを紹介しました。
今回は、そのタイプの中でも一番補償割合が低い50%の場合について書いていきます。

補償割合は高くなるほど支払う保険料も高くなるので、この50%補償というのは、「手術で高額な治療がかかるのは確かに不安。でも、手術が必要になるかも分からないし、一応保険には入るけど保険料は安い方がいい。」という人向けの商品です。

手術の治療費は高額になることが多いので、50%補償よりも70%以上を補償してくれる商品の方が人気があったりします。
実際にこの手術を重点的に補償する50%補償の商品は2つだけです。
しかも後で紹介しますが、結構1択で絞れますので、気になる人はぜひ読み進めてください!

ペット保険を選ぶ上で、見るべきポイントは以下の3つです!

ペット保険選びのポイント

① 保険料が安いこと

保険料は、補償の手厚さに応じて上がっていくのが一般的ですが、その補償の手厚さと保険料のバランスが取れているかをチェックします。
保険料が高すぎて家計を圧迫しないように要注意!

② 補償内容が手厚いこと

動物病院での治療について、しっかりと補償してもらえるものでないと意味がありません。
まずは、ペットの治療費をしっかりとカバーできる補償内容かどうかをチェックします。

③ 思わぬ落とし穴がないこと

保険商品は、表向きには金額が安く、補償内容が手厚くなっていても、思わぬ落とし穴がある商品もあります。
そういった落とし穴がないかどうかをチェックして不測の事態に備えましょう。

これらのポイントを踏まえて、すべてのペット保険会社の商品を見比べて、おすすめのペット保険をランキング形式で紹介しました。

ペット保険選びの参考にしてください!

第1位ペット&ファミリー げんきナンバーわんスリム プラン50
ペット&ファミリー

小型犬が発症しやすい膝蓋骨脱臼を補償してくれます。ほとんどの保険が対象外になる休日・夜間などの時間外診療も補償するのもうれしいポイントです。
10歳以上の保険料は変わらないので安心して終身継続できます。

第2位au損保 通院なしタイプ 50%コース
au損保

ニッセイ同和損保とKDDIが手掛ける保険会社で、「通院ありタイプ」と「通院なしタイプ」の2つのタイプを用意しています。
「通院なしタイプ」は、生後30日~10歳まで申し込みでき、24時間365日ペット専門の獣医師に無料で相談できるのも魅力です。

なお、このランキングはペット保険でよく見る「小型犬」「中型犬」「大型犬」「猫」という区分を問わず、
全てのペットのサイズで同じ結果となっています。

ランキングについて徹底検証!おすすめの理由はコレだ!

それでは、以下のステップで補償割合50%の手術重視型のペット保険のランキングを決めていきましょう。

STEP1:まずは整理!補償割合50%のトータル補償型のペット保険ってどれ?

補償割合50%の手術重視型のペット保険は、実は2商品しかありません。この2つの商品について、保険料や補償内容を見比べていきましょう。

保険会社名商品名補償割合
ペット&ファミリーげんきナンバーわんスリムプラン5050%
au損保通院なしタイプ50%コース50%

STEP2:安さで比較!同じ補償割合でも生涯保険料はこんなに違う!

該当するペット保険について、生涯保険料を見ていきましょう。小型犬の場合で安い順に並べた結果は以下のとおりです。
(参考)ペット保険は一生涯にかかる保険料でチェックしよう

会社名商品名補償割合生涯保険料(小型犬・15歳まで)生涯保険料(中型犬・15歳まで)生涯保険料(大型犬・15歳まで)生涯保険料(猫・15歳まで)
ペット&ファミリーげんきナンバーわんスリムプラン5050%385,970 円462,690 円561,740 円307,290 円
au損保通院なしタイプ50%コース50%458,880 円458,880 円913,130 円409,060 円

※表は横にスクロールできます。

STEP3:生涯保険料が安くても補償内容が手厚い保険はどれ?

続いて、補償内容を見ていきましょう。補償割合70%の手術重視型のペット保険の補償内容は以下のとおりです。

会社名商品名補償割合生涯保険料(小型犬・15歳まで)生涯保険料(中型犬・15歳まで)生涯保険料(大型犬・15歳まで)生涯保険料(猫・15歳まで)年間補償上限額通院入院手術免責
ペット&ファミリーげんきナンバーわんスリムプラン5050%385,970 円462,690 円561,740 円307,290 円50万円制限なし制限なし制限なし3,000 円
au損保通院なしタイプ50%コース50%458,880 円458,880 円913,130 円409,060 円50万円制限なし制限なし

※表は横にスクロールできます。

補償内容としては、どちらも手術・入院の治療費を50%補償し、年間の補償上限も50万円と同額です。

違いは、ペット&ファミリーの方が通院も合わせて補償するのと、免責が3,000 円で設定されていることです。

なお、ペット&ファミリーに免責金額が設定されていますが、手術費は平均10万円のため免責金額をはるかに上回る治療費がかかることが予想できます。
そのため、それぞれの免責金額はそれほど意識しなくても良いでしょう。
※「免責」について気になった方は下記をご参考ください。
ここは必ずチェック!ペット保険にある「免責」って何?

補償内容はどちらもほぼ同じであることを考えると、生涯保険料が安い保険のほうがおすすめできます。
よって、「ペット&ファミリー げんきナンバーわんスリム プラン50」、「au損保の通院なしタイプ50%コース」の順におすすめと言えます。

STEP4:選ばれたペット保険の落とし穴は?

ここまでで選ばれた3つの保険の各保険会社のホームページから見て取れる事実としては、以下の点が落とし穴になりそうです。

ペット&ファミリー げんきナンバーわんスリム プラン50

  • げんきナンバーわんスリム商品では、目立った落とし穴はありませんでした

au損保の通院なしタイプ50%コース

  • 歯科治療の手術は補償対象外となります

これらのペット保険に加入される方は、上記の点を理解した上で加入するようにしましょう。
念のため、このページで取り上げた保険会社で、よくある手術に対する補償の可否を記載しておきますので参考にしてください。

会社名腫瘍歯周病異物誤飲膝蓋骨脱臼骨折子宮蓄膿症椎間板ヘルニア尿石症前十字靭帯断裂大腿骨頭壊死症
ガーデン◯対象外と明記なし△乳歯及び歯牙に関する処置、歯石取りは対象外◯対象外と明記なし✕対象外と明記◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし
あんしんペット◯対象外と明記なし△乳歯及び歯牙に関する処置、歯石取りは対象外%◯対象外と明記なし✕対象外と明記◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし
アニマル倶楽部◯対象外と明記なし✕対象外と明記◯対象外と明記なし✕対象外と明記◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし
ペッツベスト◯対象外と明記なし△歯周病に関わる歯肉炎・歯槽膿漏・抜歯・根尖膿漏・歯槽骨膜炎・顎骨炎などは対象外。ただし、歯周病異常の歯肉の病気とケガ、および歯牙破折は対象△支払う保険金の限度額が設定される◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし×7歳以上の未避妊・未去勢の犬で新規にご加入の場合は対象外◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし
アイペット損保◯対象外と明記なし〇歯周病の明記はないが、歯石取り・歯削りは対象外◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし
ペット&ファミリー(げんきナンバーわんスリム)◯対象外と明記なし〇歯周病の明記はないが、歯石除去は対象外◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし
au損保◯対象外と明記なし✕歯科治療費用が対象外と明記◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし◯対象外と明記なし

※表は横にスクロールできます。

STEP5:総合的に判断してランキング付け!

ここまで見てきたことを振り返って、総合的にランキングを付けていきます。

保険料の安さ

保険料の安さでは、全てのペットのサイズにおいて、「ペット&ファミリー げんきナンバーわんスリム プラン50」の方が数万円~30万円程度安いという結果でした。

落とし穴の有無

落とし穴の有無としては、ペット&ファミリーには見られず、au損保では歯科治療は補償対象外という結果でした。

補償内容の手厚さ

補償内容としては、どちらも手術・入院の治療費を50%補償し、年間の補償上限も50万円と同額です。
違いは、ペット&ファミリーの方が通院も合わせて補償するのと、免責が3000円で設定されていることです。
手術の平均治療費が約10万円であることを考えると、免責はほぼ気にしなくても問題ありません。

そうすると、保険料が安い商品のほうが良いので、50%補償の手術重視のペット保険は以下のランキングにしています。

会社名商品名補償割合生涯保険料(小型犬・15歳まで)生涯保険料(中型犬・15歳まで)生涯保険料(大型犬・15歳まで)生涯保険料(猫・15歳まで)年間補償上限額通院入院手術免責
ペット&ファミリーげんきナンバーわんスリムプラン5050%385,970 円462,690 円561,740 円307,290 円50万円制限なし制限なし制限なし3,000 円
au損保通院なしタイプ50%コース50%458,880 円458,880 円913,130 円409,060 円50万円制限なし制限なし

※表は横にスクロールできます。

まとめ

これまで小型犬・中型犬・大型犬・猫という分類別に保険料を算出して検証してきましたが、
結局はサイズに関係なく、以下の3つの商品がおすすめという結果になりました。

第1位ペット&ファミリー げんきナンバーわんスリム プラン50
第2位au損保 通院なしタイプ 50%コース

上位2社の特徴まとめ

第1位ペット&ファミリー げんきナンバーわんスリム プラン50
  • 保険料のコスパがいい
  • 免責が3,000円設定されているがはるかに上回る治療費がかかることが予想できるため意識しなくてもいい
  • 目立った落とし穴がない
第2位au損保 通院なしタイプ 50%コース
  • au損保の方が保険料が安い
  • 免責金額がなく、手術と入院のみ補償する
  • 歯科治療は補償対象外なので、落とし穴になる可能性あり