通院・入院・手術をバランスよく補償するトータル補償型は、ペット保険の中でも一番オーソドックスなタイプです。
その中でも、80%~100%という高補償に絞って比較しました。比較した過程も詳しく紹介しています!

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さて、これまでは「ペットの治療費について漠然とした不安があるけど、どれを選んだらいいか分からない」という人のために、治療費をまんべんなく補償するペット保険の中でも、50%補償の場合70%補償の場合についておすすめを紹介しました。
今回は、そのタイプの中でも80%~100%補償の場合について書いていきます。

補償割合80%~100%というのは、「保険料は多く払ってもいいから、ペットの治療費の大部分を保険でカバーしたい」という人向けの商品です。

ご自身が病院に行ったときに診療明細に●点とか書いてあるのを見たことがあるかもしれませんが、人間の医療の場合は、診療報酬点数という制度が整っていて、どこで治療を受けても同じ費用で済みます。
でもペットの医療現場は自由診療でまだ制度が整っておらず、過去に高額な治療費を請求されたことがある人もいるのかもしれません。ぶっちゃけ、言い値の世界なのです。

このページを見ているあなたは「過去に割に合わない高額な請求をされたことがあって不安だ」とか「自分のペットを徹底的にケアしたい!」と思われているのだと思います。
実際、保険料が安い50%補償に比べるとこの補償割合の加入者は少ないのですが、高額治療費の実態を考えると、これで万全と言える80%以上の保険を選ぶ方も一定数はいるようです。

そんなあなたのために、私が過去にペット保険を調査した結果をもとに、80%~100%補償に絞った場合でおすすめの商品を紹介します。

と言っても、100%補償に加入して「コレでバッチリ!」と思っていても、いろんな支払い制限にかかって思わぬ自己負担を支払うことがある場合もあります。
あなたがそんな落とし穴に落ちないために、このページで私がしっかり解説していきますね!

それでは、ご覧ください!

【補償割合80%以上限定!】トータル補償型のペット保険おすすめランキング

補償割合80%で絞った場合のトータル補償型のペット保険のおすすめは以下のとおりです。

第1位ガーデン プラチナ90%プラン
ガーデンのプラチナ90%プラン

「プラチナ90%プラン」は通院・入院・手術を90%補償し、請求の日額制限がないので年間限度額の90万円を超えるまで補償を受けられます。
プラチナプランの中でも一番人気のある商品です。

第2位PS保険の100%補償プラン
PS保険の100%補償プラン

PS保険が用意している「50%補償プラン」「70%補償プラン」「100%補償プラン」のプランの中で、最も補償が充実しているのは「100%補償プラン」です。保険料の受け取りの速さは業界の中でもトップクラスなのも好評です。

ランキングについて徹底検証!おすすめの理由はコレだ!

補償割合50%のトータル補償型のペット保険の徹底比較と同様に、以下のステップで保険を絞っていきましょう。

STEP1:まずは整理!補償割合80%以上のトータル補償型のペット保険ってどれ?

補償割合80%以上に限定すると、トータル補償型のペット保険は以下のとおりです。

保険会社名商品名補償割合
PS保険100%補償プラン100%
ガーデンプラチナ90%プラン90%
ペットライフジャパンスタンダードプラン100%
ペットライフジャパンスペシャルプラン100%
アニマル倶楽部オレンジプランⅡ100%
アニマル倶楽部プレミアムオレンジプランⅡ100%
アニマル倶楽部グリーンプランⅡ100%

STEP2:安さで比較!同じ補償割合でも生涯保険料はこんなに違う!

該当するペット保険について、生涯保険料を見ていきましょう。小型犬の場合で安い順に並べた結果は以下のとおりです。
(参考)ペット保険は一生涯の保険料でチェックしよう

会社名商品名補償割合生涯保険料(小型犬・15歳まで)生涯保険料(中型犬・15歳まで)生涯保険料(大型犬・15歳まで)生涯保険料(猫・15歳まで)
ペットライフジャパンスタンダードプラン100%349,600 円349,600 円349,600 円349,600 円
アニマル倶楽部オレンジプランⅡ100%474,900 円605,550 円692,760 円343,330 円
アニマル倶楽部プレミアムオレンジプランⅡ100%520,950 円667,350 円766,320 円367,120 円
アニマル倶楽部グリーンプランⅡ100%600,300 円761,250 円917,640 円422,760 円
ペットライフジャパンスペシャルプラン100%607,200 円607,200 円607,200 円607,200 円
PS保険100%補償プラン100%732,240 円826,320 円895,000 円647,620 円
ガーデンプラチナ90%プラン90%819,040 円898,750 円1,034,710 円709,800 円

※表は横にスクロールできます。

この表を見たときに、「ペットライフジャパンやアニマル倶楽部って安い!」って思われた方もいらっしゃるかと思います。
実はこの点は、補償内容に裏があるために、上記のような安さになっています。
この点に関しては、以下のSTEP3の補償内容の比較で説明します。

STEP3:生涯保険料が安くても補償内容が手厚い保険はどれ?

まずはじめに、補償内容の精査を行います。補償割合が90%・100%の場合、補償内容が手厚いかどうかは以下のポイントで判断します。
ここで、STEP2で出てきた、アニマル倶楽部とペットライフジャパンの保険料の安さの裏事情が見えてきます。

ペットライフジャパン・アニマル倶楽部の商品は実質的には100%補償ではない

当編集部で独自で調査したところ、通院、入院、手術のそれぞれ1回(日)あたりの平均的な費用は以下のような結果となりました。

1日にかかる平均治療費
通院8,000 円
入院12,000 円
手術100,000 円

それに対して、アニマル倶楽部・ペットライフジャパンのペット保険は、通院・入院・手術の補償がこれらの平均治療費以下の補償上限金額に設定されているものが散見されます。

平均治療費以下であるということは、その補償上限を超えた分は自己負担となるため、実質的には100%補償ではなくなってしまいます。

たとえば、アニマル倶楽部のオレンジプランⅡの場合では、平均値通りの通院8000円と手術10万円がかかると、
 通院の補償割合=1日の補償上限5,000円÷8,000=63%
 手術の補償割合=1日の補償上限30,000円÷100,000=30%

となり、残りは自己負担となってしまいます。

補償割合100%を選びたい消費者の方は、「自分で負担したくない」という気持ちがあって加入を検討されているでしょうから、これではその気持ちに応えられるだけの補償内容にはなっていないと言えるでしょう。

ですので、以下ではアニマル倶楽部・ペットライフジャパンを除いたPS保険とガーデンの保険を吟味していきましょう。

会社名商品名補償割合生涯保険料(小型犬・15歳まで)生涯保険料(中型犬・15歳まで)生涯保険料(大型犬・15歳まで)生涯保険料(猫・15歳まで)年間補償上限額通院入院手術免責保険料備考
PS保険100%補償プラン100%732,240 円826,320 円895,000 円647,620 円100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
なし
ガーデンプラチナ90%プラン90%819,040 円898,750 円1,034,710 円709,800 円90万円制限なし制限なし制限なしなし
アニマル倶楽部オレンジプランⅡ100%474,900 円605,550 円692,760 円343,330 円63万円5,000円/日
年間60日まで
10,000円/日
年間30日まで
30,000円/回
年間2回まで
なし※14歳までの保険料大型犬は11歳まで猫は12歳まで
アニマル倶楽部プレミアムオレンジプランⅡ100%520,950 円667,350 円766,320 円367,120 円72万円5,000円/日
年間60日まで
10,000円/日
年間30日まで
60,000円/回
年間2回まで
なし※14歳までの保険料大型犬は11歳まで猫は12歳まで
アニマル倶楽部グリーンプランⅡ100%600,300 円761,250 円917,640 円422,760 円126万円6,000円/日
年間60日まで
12,000円/日
年間60日まで
90,000円/回
年間2回まで
なし※14歳までの保険料大型犬は11歳まで猫は12歳まで
ペットライフジャパンスタンダードプラン100%349,600 円349,600 円349,600 円349,600 円27万円2,000円/日
年間30日まで
5,000円/日
年間30日まで
30,000円/回
年間2回まで
なし
ペットライフジャパンスペシャルプラン100%607,200 円607,200 円607,200 円607,200 円40.5万円3,000円/日
年間30日まで
7,500円/日
年間30日まで
45,000円/回
年間2回まで
なし

※表は横にスクロールできます。

STEP4:選ばれたペット保険の落とし穴は?

ここまで選ばれただけでも十分良い保険なのですが、保険には落とし穴が付きものです。
選ばれた保険会社の落とし穴を見ていきましょう。

PS保険の100%補償プラン

  • 「同一原因による手術は、2回目以降は補償の対象外」
  • 「生涯にわたって継続的に行っていく慢性疾患の治療の場合は、最大でも一生涯20日まで補償」

(参考)PS保険(ペットメディカルサポート)の手術補償の落とし穴
(参考)PS保険(ペットメディカルサポート)の通院・入院補償の落とし穴

これらは、当初想定していた補償内容を十分に受けられないという落とし穴につながります。
PS保険に加入を検討する方は、この2つをキチンと理解した上で加入するようにしましょう。

ガーデンのプラチナ90%プラン

  • 「特定のケガや病気が補償されない」という制約がある

【対象外項目例】

膝蓋骨脱臼、股関節形成不全、レッグペルテス、てんかん、チェリーアイ、気管虚脱、涙やけ など

膝蓋骨脱臼は特に小型犬がよく引き起こる傷病です。ここが補償されないと、いざという時に必要な治療が受けられないリスクがあります。
ガーデンに加入を検討する方は、この点をきちんと理解して加入するようにしましょう。

STEP5:総合的に判断してランキング付け!

ここまで見てきたことを振り返って、総合的にランキング付けていきます!

保険料の安さ

保険料の安さでは、PS保険の方が安いという結果でした。

落とし穴の有無

双方に注意しておくべき点があるので、加入する際は注意するようにしましょう。

補償内容の手厚さ

ここで注目したいのは、補償内容についてです。PS保険とガーデンでは、どちらの補償内容の方が手厚いといえるかを見ていきたいと思います。

大きな違いとしては、PS保険は通院・入院・手術でそれぞれ日額・日数制限がありますが、ガーデンにはそれがないという点が挙げられます。
補償割合が100%の場合は、この日額・日数制限が響いてきます。

特に手術などは顕著で、先ほど手術の平均が10万円と紹介しましたが、PS保険の手術の限度額はその10万円ちょうどとなっています。あくまで平均が10万円であ
って、手術の場合は20万円、30万円と掛かってくるケースもざらにあります。

その場合、PS保険は10万円までしか補償にしないのに対し、ガーデンは制限がないので手術額を(補償上限までなら)全額補償してくれます。
これは、通院・入院でも同じことが言える話です。

そう考えると、補償割合が80%を超える高補償の商品としては、日額・日数制限がないガーデンの方が補償内容は手厚いと言えると考えられます。

保険料だけを見ると、ガーデンの方がどのサイズにおいても6万円~10万円ほど高額です。

しかし、この補償割合が80%以上という条件でペット保険を検討されている方は、保険料の金額よりも手厚さを重視している方が多いと思いますので、補償割合のトータル補償型のペット保険は以下のようなランキング結果としています。

会社名商品名補償割合生涯保険料(小型犬・15歳まで)生涯保険料(中型犬・15歳まで)生涯保険料(大型犬・15歳まで)生涯保険料(猫・15歳まで)年間補償上限額通院入院手術免責
ガーデンプラチナ90%プラン90%819,040 円898,750 円1,034,710 円709,800 円90万円制限なし制限なし制限なしなし
PS保険100%補償プラン100%732,240 円826,320 円895,000 円647,620 円100万円10,000円/日
年間20日まで
20,000円/日
年間30日まで
100,000円/回
年間2回まで
なし

※表は横にスクロールできます。

まとめ

補償割合80%以上で絞った場合のトータル補償型のペット保険のおすすめは以下のとおりです。

第1位ガーデンのプラチナ90%プラン
ガーデンのプラチナ90%プラン

「プラチナ90%プラン」は通院・入院・手術を90%補償し、請求の日額制限がないので年間限度額の90万円を超えるまで補償を受けられます。
プラチナプランの中でも一番人気のある商品です。

第2位PS保険の100%補償プラン
PS保険の100%補償プラン

PS保険が用意している「50%補償プラン」「70%補償プラン」「100%補償プラン」のプランの中で、最も補償が充実しているのは「100%補償プラン」です。保険料の受け取りの速さは業界の中でもトップクラスなのも好評です。

上位の保険会社の特徴まとめ

第1位ガーデンプラチナ90%プラン
  • 保険料は二番目に安い
  • 年間補償上限額のみを定義し、通院・入院・手術の制限がなく、偏った補償にも対応できる
  • 膝蓋骨脱臼が補償されないため、小型犬などには不向きな一面も。落とし穴になる可能性あり
第2位PS保険 100%補償プラン
  • 保険料が一番安い
  • 年間補償上限額が100万円という高水準の手厚さを誇る
  • 通院と手術の補償に関して独特なカウント方法をするため、落とし穴になる可能性がある