ペット保険の比較・選び方

【小型犬版】トータル補償型のペット保険ランキング

ここでは、通院・入院・手術をトータルで補償するペット保険を比較してランキングにしています。トータル補償型のペット保険は「50%補償」、「70%補償」、「80%以上の補償」と3つに分けられますが、補償割合帯を1つにまとめ、その中でおすすめトップ3を紹介していきます。

トータル補償型のペット保険のおすすめは「FPCのフリーペットほけん」

通院・入院・手術をトータルで補償するペット保険は、ペット保険の中でも一番オーソドックスな補償タイプです。その中でも、保険料が安く、補償が手厚い保険を選びたいですよね。

ここでは、当サイトで導き出した補償割合ごとの1位の保険を比較し、その中でランキングを決めていきます。各補償割合の1位の商品なのでどれも優れていますが、その中でも「小型犬におすすめのトータル補償型のペット保険はどこなのか」を以下の項目で検討し、ランキング化してみたいと思います。

  • 生涯保険料と補償内容の違い
  • 各ペット保険の特徴
  • 補償割合1%あたりのコスパの良さ
  • 生涯に一番かかる治療費に対する補償

以上の項目を見比べたところ、このようなランキングになりました。

1位
FPCのフリーペットほけん
2位
アニマル倶楽部のオレンジプランⅡ
3位
PS保険の70%補償プラン

※補償割合別のおすすめのペット保険を探されている方は、以下の記事を参考にしてください。
【小型犬版】トータル補償型の補償割合50%のペット保険ランキング
【小型犬版】トータル補償型の補償割合70%のペット保険ランキング
【小型犬版】トータル補償型の補償割合80%以上のペット保険ランキング

ランクイン理由を徹底解説します

おすすめのペット保険を選ぶために、以下のようなポイントで比較していきます。

  • 各補償割合で1位を獲得した3つのペット保険
  • 3つのペット保険の特徴
  • アニマル倶楽部は実質的に100%の補償を受けられない!?
  • 補償割合1%あたりのコスパはそれほど変わらない
  • 一番費用がかかる通院を手厚く補償する「FPCのフリーペットほけん」がおすすめ!

各補償割合で1位を獲得した3つのペット保険

トータル補償型のペット保険は主に、一番メジャーな「50%補償」、次に商品数の多い「70%補償」、高補償帯の「80%以上の補償」の3つの補償割合帯があります。
それぞれ補償割合別で比較を行い、各補償割合で1位を獲得したペット保険は以下の通りです。

●50%補償

FPCのフリーペットほけん

参考:【小型犬版】トータル補償型の補償割合50%のペット保険ランキング

●70%補償

PS保険の70%補償プラン

参考:【小型犬版】トータル補償型の補償割合70%のペット保険ランキング

●80%以上の補償

アニマル倶楽部のオレンジプランⅡ

参考:【小型犬版】トータル補償型の補償割合80%以上のペット保険ランキング

これら3つのペット保険について、0歳から14歳までに加入した場合の「生涯保険料」や「年間の補償上限」、「補償内容」などをまとめたものが以下の表になります。

会社名商品名割合14歳まで保険料備考年間補償上限通院入院手術
FPCフリーペットほけん50%360,000円85万円12,500円/日(年間30日まで)125,000円/入院(年間3入院まで)100,000円/手術(年間1回まで)
PS保険70%補償プラン70%512,520円100万円10,000円/日(年間20日まで)20,000円/入院(年間30日まで)100,000円/手術(年間2回まで)
アニマル倶楽部オレンジプランⅡ100%474,900円63万円5,000円/日(年間60日まで)10,000円/入院(年間30日まで)30,000円/手術(年間2回まで)

※表は横にスクロールできます。

生涯保険料のほかに、補償上限金額・上限回数が比較のポイントになってきそうですね。
それではこの表をもとに、各ペット保険を比べていきましょう。

3つのペット保険の特徴

「FPCのフリーペットほけん」「PS保険の70%補償プラン」「アニマル倶楽部のオレンジプランⅡ」の表から分かるポイントや、調べて分かったそれぞれの特徴を確認してみましょう。

FPCのフリーペットほけん
  • 保険料の値上がりが少ないフラット制を導入し、補償割合は50%のみというシンプルで分かりやすいプラン
  • 口コミでは「保険金が振り込まれたときの連絡がない」「問い合わせの対応が丁寧」などが見受けられる
  • 通院を手厚く補償する反面、手術は1度しか補償されない
PS保険の70%補償プラン
アニマル倶楽部のオレンジプランⅡ
  • 犬や猫のほか、ウサギや鳥も加入することができる
  • インターネット契約割引や多頭割引など割引制度がある
  • 「膝蓋骨脱臼などの特定のケガや病気が補償されない」という制約がある
  • 通院・入院・手術の補償上限金額が低い

以上のことから、通院・入院・手術の中でどれをより手厚く補償するのか、それぞれの商品が定めている補償上限金額・上限回数で違ってくることが分かりますね。
「PS保険」と「アニマル倶楽部」のように、商品によっては制約が設けられているものもあるので注意しましょう。

アニマル倶楽部は実質的に100%の補償を受けられない!?

それぞれの特徴に加えて、アニマル倶楽部には気になるポイントがあります。アニマル倶楽部のブループランⅡは、実質的に100%も補償されない可能性があるという点です。

アニマル倶楽部には1日の支払い限度額(通院:5,000円/日、入院:8,000円/日、手術:30,000円/日)が設けられています。その限度額内でカバーできるのか、当編集部で独自に調査した「1日にかかる平均治療費」の表を確認してみましょう。

1日にかかる平均治療費
通院¥8,000
入院¥12,000
手術¥100,000

このように、1日にかかる平均治療費はアニマル倶楽部が定めている1日の支払い限度額以上の金額がかかります。
つまり、補償割合100%ですが、1日の支払い限度額を超えた治療費は補償範囲外になり、自分で支払うことになってしまいます。

では、アニマル倶楽部の補償割合100%は実質的にはどれくらいの補償割合になるのか算出してみましょう。

例:1度通院した場合の支払いイメージ
    8000円(治療費)-5000円(補償対象)=3000円(実費)

以上のように、実質的には約70%の割合で補償される場合があるということを理解しておかなければいけません。

補償割合1%あたりのコスパはそれほど変わりはない

商品によって制約が設けられているなどのペット保険にも注意しなければならないポイントがありますが、「結局どれが一番、コスパがいいの?」という点も気になりませんか?
そこで、ここでは補償割合1%あたりの保険料を紹介します。この数字が安いほど、コストパフォーマンスに優れていると言えます。
なお、アニマル倶楽部は補償割合100%ですが、実質的には約70%で補償される可能性が高いことから70%で算出しています。

会社名商品名割合14歳まで保険料備考年間補償上限補償割合1%あたりの保険料
FPCフリーペットほけん50%360,000円85万円7,200円
PS保険70%補償プラン70%512,520円100万円7,322円
アニマル倶楽部オレンジプランⅡ100%474,900円63万円6,784円

※表は横にスクロールできます。

補償割合1%あたりの保険料を算出したところ、一番コストパフォーマンスが良い商品はアニマル倶楽部のオレンジプランⅡとなりました。
ではアニマル倶楽部がより優れている商品なのでしょうか?
他のペット保険との差額が気になりますよね。

他のペット保険との差額は500円程度のみです。そのため、そこまで1%あたりのコストパフォーマンスを気にしなくてもいいでしょう。

一番費用がかかる通院を手厚く補償する「FPCのフリーペットほけん」がおすすめ!

どれも決め手に欠けて順位付けに悩みますが、次は「治療費の実態」と「各保険商品の補償内容」を照らし合わせて検討してみましょう。
当編集部が調査したところによると、医療区分を通院・入院・手術で分けると動物病院でかかる治療費の割合は以下のような実態となっています。

動物病院でかかる治療費の割合

このグラフから、以下の事が言えます。

  • 入院の費用が一番かからない
  • まず、意外ですがあまり入院に費用がかかりません。1日あたりの入院費は1万2000円ほどかかってきますが、そこまで頻度がないため割合が低くなっています。

  • 手術の費用もそれほどかからない
  • 手術についても1回あたり10万円と費用が高いので不安になる飼い主の方も多いと思います。しかし、それほど頻度が多くないことが実情です。

  • 一番対策をしないといけないのは「通院」
  • 一年間に一番費用がかかってくるものは、実は「通院」です。1回あたりの費用は8000円と安いのですが、頻度が多く結果的に高額になることを頭に入れておきましょう。

これらの結果を踏まえ、改めて3つの商品を確認してみましょう。
3商品の通院・入院・手術の年間の補償上限はどのようになっているのでしょうか?

会社名商品名割合14歳まで保険料備考年間補償上限通院入院手術
FPCフリーペットほけん50%360,000円85万円37.5万円まで37.5万円まで10万円まで
PS保険70%補償プラン70%512,520円100万円20万円まで60万円まで20万円まで
アニマル倶楽部オレンジプランⅡ100%474,900円63万円30万円まで30万円まで6万円まで

※表は横にスクロールできます。

一年間に一番費用がかかってくるものは「通院」なので、トータル補償型のペット保険の場合、通院を重視しつつ、入院や手術に備えることが重要になります。
その理想に一番近い補償内容の商品は、通院を37.5万円まで補償し入院や手術にも備えられる「FPCのフリーペットほけん」と言えるでしょう。
一方、PS保険の70%補償プランは、年間の補償上限が高いように見えますが、主に入院を補償する内容になっています。
そのため、次点は実質的に補償割合が70%になりますが、生涯保険料がPS保険より安く、PS保険が通院を20万までしか補償しないのに対して通院を30万円まで補償する「アニマル倶楽部のオレンジプランⅡ」になるでしょう。

まとめ

これまでの検討から以下のことが分かりました。

  • PS保険とアニマル倶楽部には制約が設けられている
  • アニマル倶楽部のオレンジプランⅡは、実質的には100%の補償が受けられない可能性がある
  • アニマル倶楽部、FPC、PS保険の順で補償割合1%あたりのコスパが良いがそれほど差はない
  • ペットにかかる医療費の実態に一番マッチしている補償内容を備えている商品は「FPC」

以上見てきたように、どれも優れた商品であり補償割合も異なりますが、通院に思った以上にお金がかかるという医療の実態から、小型犬に一番おすすめの商品は50%補償の「FPCのフリーペットほけん」と言えるのではないでしょうか。
もしかすると、50%補償という補償割合に不安を覚える方もいるかもしれません。しかし、人間が健康保険で70%を国から補償されていることを考えると、妥当な補償割合ではないかと思います。
補償割合を高くするよりも、保険料が負担に感じることなく、適切な保険料と補償内容のペット保険を選ぶことを重視しましょう。

1位
FPCのフリーペットほけん
2位
アニマル倶楽部のオレンジプランⅡ
3位
PS保険の70%補償プラン